レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第?弾「もう一つの地下室」

2009-04-20 19:53:05 | 小説
第?弾「もう一つの地下室」

 「じゃあ、また、3人手伝ってくれる」
 もとえはそう言うと、
今度は直哉、ソウセキ、龍之介の3人を指名する。
 「じゃあ、10分後食堂に集まってね。
あおむ先生も一応1泊分用意してきてね」と
 もとえはそう言うと、一旦部屋に戻る。
 「龍之介、オタク、ドジ踏むなよな」と
直哉が偉そうに言うと、
 「オタクこそ、
あんな試験で成績がいいからって調子に乗るなよ」と
 龍之介は言い返す。
 
 「じゃあ、次の地下室に行きます。
いい、私の言うとおりにするのよ。
もし、下手に動いたら、ここに戻れなくなるからね」と
 もとえは脅かすが、
3人の生徒はあまり心配していない。
 「こら、龍之介くん、聞いてるの?
絶対、動いちゃだめよ。いいわね」
 「はーい」 
 「もう」

 もとめは上から、
直哉、ソウセキ、龍之介の順に扉を押さえさせて、
あおむを地下室に連れて行った。

 「あおー、凄いだすなあ。上より全然いい部屋だすよ。
ビールと風呂さえあればここに泊まっているだすよ」と
 あおむは冗談半分に言う。
 もとえはひととおり案内すると、
 「あまり飲み過ぎないでね。
明日、迎えに来ますから」
 「わかっただす。おやすみだす」
 もとえはそう言うと、
上へ戻ろうとした。
(続く)
    


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