第?弾「もう一つの地下室」
「じゃあ、また、3人手伝ってくれる」
もとえはそう言うと、
今度は直哉、ソウセキ、龍之介の3人を指名する。
「じゃあ、10分後食堂に集まってね。
あおむ先生も一応1泊分用意してきてね」と
もとえはそう言うと、一旦部屋に戻る。
「龍之介、オタク、ドジ踏むなよな」と
直哉が偉そうに言うと、
「オタクこそ、
あんな試験で成績がいいからって調子に乗るなよ」と
龍之介は言い返す。
「じゃあ、次の地下室に行きます。
いい、私の言うとおりにするのよ。
もし、下手に動いたら、ここに戻れなくなるからね」と
もとえは脅かすが、
3人の生徒はあまり心配していない。
「こら、龍之介くん、聞いてるの?
絶対、動いちゃだめよ。いいわね」
「はーい」
「もう」
もとめは上から、
直哉、ソウセキ、龍之介の順に扉を押さえさせて、
あおむを地下室に連れて行った。
「あおー、凄いだすなあ。上より全然いい部屋だすよ。
ビールと風呂さえあればここに泊まっているだすよ」と
あおむは冗談半分に言う。
もとえはひととおり案内すると、
「あまり飲み過ぎないでね。
明日、迎えに来ますから」
「わかっただす。おやすみだす」
もとえはそう言うと、
上へ戻ろうとした。
(続く)
「じゃあ、また、3人手伝ってくれる」
もとえはそう言うと、
今度は直哉、ソウセキ、龍之介の3人を指名する。
「じゃあ、10分後食堂に集まってね。
あおむ先生も一応1泊分用意してきてね」と
もとえはそう言うと、一旦部屋に戻る。
「龍之介、オタク、ドジ踏むなよな」と
直哉が偉そうに言うと、
「オタクこそ、
あんな試験で成績がいいからって調子に乗るなよ」と
龍之介は言い返す。
「じゃあ、次の地下室に行きます。
いい、私の言うとおりにするのよ。
もし、下手に動いたら、ここに戻れなくなるからね」と
もとえは脅かすが、
3人の生徒はあまり心配していない。
「こら、龍之介くん、聞いてるの?
絶対、動いちゃだめよ。いいわね」
「はーい」
「もう」
もとめは上から、
直哉、ソウセキ、龍之介の順に扉を押さえさせて、
あおむを地下室に連れて行った。
「あおー、凄いだすなあ。上より全然いい部屋だすよ。
ビールと風呂さえあればここに泊まっているだすよ」と
あおむは冗談半分に言う。
もとえはひととおり案内すると、
「あまり飲み過ぎないでね。
明日、迎えに来ますから」
「わかっただす。おやすみだす」
もとえはそう言うと、
上へ戻ろうとした。
(続く)