レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「おちたの部屋に来るもとこと写真」

2009-03-29 14:09:30 | 小説
改作「おちたの部屋に来るもとこと写真」

 おちたが部屋に戻ってしばらくすると、
ノックの音がした。
 「誰」
 「私、もとこよ」
 「先生ですか」
 「早く開けて、
誰かに見られるとまずいでしょう」
 「はい」

 もとこはおちたの部屋に入ると、
 「いーい。
このことは誰にもしゃべっては駄目よ。
いーい」と
もとこが念を押す。
 「はい」
 「じゃーん」
 「何ですか。この不細工なデブは」
 「そんなこと言っていいの」
 「はあ」
 「このほくろ見て、右目の下よ」
 「どこかで見たようでないようで」
 「最近、毎日見てるでしょう、このデブ」
 「うーん」
 「そうよね。
まさか、こんあ不細工なデブがここにいるとはね」
 「ここ?」
 「えー、じゃあ、もとこ先生ですか」
 「ぶっ殺すわよ」
 「すいません」
 「じゃあ、もとめ先生」
 「ピンポン」
 「えー、そんな」
 おちたが落ち込む。
 「実はあの子とは、父が同じだけで、
母は違うの。
この写真はダイエットかつ整形前のあの子なの」
 「整形?」
 「秘密よ」
 「はい」
 「いい子にしてたら、
また、面白い写真見せてあげるから」
 もとこはそう言うと、
外をうかがいながらおちたの部屋を出ていった。
(続く)



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