レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

もとこもとめ伝説「いざ決戦?」

2014-05-20 20:45:25 | 小説

もとこもとめ伝説「いざ決戦?」



 「打ち合わせどおり構えた後、
 僕が左手を挙げたらひとつづつ割れるまで叩きまくるだすよ。
 もしかしたら、正体を現すかもしれないだすが、
 叩くのはアレだけだすよ。
 他に気をとられてはダメだすよ。
 いいだすな!」
と、
 かおむはひとりの警察官の耳元で囁いた。
 その警察官が黙って頷くと、
 かおむだけ腰をかがめたまま、さらに前進した。
 かおむはいったん前進したが、
 すぐ横に移動して、
 もうひとりの警官の耳元で囁いた。
 「よーく見るだすよ。
 狙う場所が違ったかもしれないだす」
 「はあ?」
 「散らばった歯の形だすよ」
 「はあ?」
 「よーく見るだすよ」
 「不気味な配列としか?」
 「その列をよく見るだすよ」
 「うーん?」
 ひとりの警察官がピンとこないようなので、
 かおむは半分身体を起こして、
自分の上半身に人差し指をあて、ゆっくりと動かした。

(続く)



元祖「見せてください」リメイク31

2014-05-20 20:29:22 | 小説

元祖「見せてください」リメイク31



 だが、
 ネネからの返信はなかった。
 試しに電話をしたが電源すら入っていなかった。
 直哉はまた考えた。
 

 キミカと違い着信拒否にされていないのには何か理由がある。
 返信がないのはメールの内容に何か問題があるに違いない。
 どこだ?
 どこに、自分の書いた文言に問題があるのだ。


と。

 
 そして、
 直哉は考えに考えたあげくメールを書き直した。



 直哉です。
 何度も何度も何度も、
 メールしてすいません。
 僕は、
 君を助けたいだけです。
 ソウセキ、
 やすお、
 龍之介、
 それから、
 おかあさま、
 誰にもこのメールのことはもちろん、
 例のことも一切話さず、
 秘密にしています。
 今後も話す気はありません。
 誓います。
 いえ、
 確約します。
 それだけでなく、
 僕が借金を全部肩代わりしても、
 誰にも話しません。
 また、
 肩代わりした金を返してくれとも言いません。
 メールを返信しにくいのは、
 多分、僕に下心があると誤解されてるからだ
と思いますが、
 それは本当に誤解です。
 僕は君を助けることができれば満足なのです。
 もしかしたら、
 借金の金額が多いので、それでメールしにくいのかもしれませんが、
 それも心配はいりません。
 僕は、
 君が思っている以上のお金を持っているのです。
 僕を信じてください。
 とにかく、メールをください。
 「いえ、結構です」
だけでもいいんです。
 矛盾するようですが、
 君がそういうメールを僕に返信してくれるだけで僕は安心できるのです。
 僕はとにかく君が心配なんです。
 もちろん、
 先輩としてですが。 
 あくまでも、
 想像ですが、
 キミカちゃんは、
 僕に顔を会わせられない程の凄い借金を抱えているようです。
 そうなっては、
 もう手遅れです。
 今なら僕が君を助けられます。
 ですから、
 一言でいいから必ず返信ください。
 僕にはやましい気持ちは一切ありません。
 僕を信じてください。


                                       直哉

と。


 直哉としては、
 前回のメールの方がいいかとも思ってもみたが、
 とにかく、
 ネネからのメールでの返信が欲しいので、
 そういう内容のメールをネネに送ったのだった。

(続く)


「そして3人しかいなくなった?」515

2014-05-20 20:11:01 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」515


  ケンシロウのその言葉を聞いて、
一番先に反応したのは、マルナだった。
 「3人だけ取り残されたんじゃないの?」
といきなりケンシロウに訊いたので、
 彼からすると、
その言葉だけでは理解不能のようで首を傾げていたので、
 横から、 
 リカが、
 「マルナさん、落ちついて。
 状況が違うみたいでケンシロウくん理解できていないようだから」
と言うと、
 「あっ、ごめんなさい。 
 ここは冷静なリカさんお願い」
とだけ言って、
 マルナが頭を下げると、
 リカが、
 「ケンシロウくん、
 こういう理解でいいのかなあ。
 自分のいた世界でケンシロウくんを含めて友達3人で遊んでいたら、
 3人だけ、まったく別の世界に移動していたってこと」
と、
 やさしく確認するように言うと、
 「そのとおりですが、もしかして、みなさんの場合は俺とは違うんですか?」と、
 マルナの様子で何か気づいたケンシロウが彼なりに丁寧な言葉を使って言うと、
 「実はそうなのよ。
 でも、私たちの話は後でするから、
 先にケンシロウくんがここまでやって来るまでの話し
を簡単でいいから話してくれるかな」
と、
 リカが再度話すと、
 「話すと長くなりますから、簡単に話ますね」
と、
 ケンシロウは意外に頭はいいのかそう言うと、
 かなり要領よくこれまでの経緯をまとめて話したのだった。

(続く)



 
 


サクラナ外伝フォー「戻らぬサクラナ」

2014-05-20 19:54:40 | 小説

サクラナ外伝フォー「戻らぬサクラナ」



 「遅いだすなあ?」
 「ママ?」
 あおむが風呂から出て30分経過しても、
サクラナが戻って来なかったので、
 あおむもウメナもさすがに心配になり、
サクラナが外に出ていったのではなく、
どこかで倒れているのではないか
とも考え、
トイレを初めとしてマンションの各室内を探し回ったが
サクラナを見つけることはできなかった。
 「おお、靴を見てみるだすかあ」
 「ママ...」
 あおむは室内のどこにも持病のあるサクラナが倒れていなかったので
逆にほっとした感じで、玄関に行き、
サクラナが近所に出かける際、よく履くサンダルがないことに気づき、
 「近所に買い物に行ったんだすな。
 そのうち、戻ってくるだすな」
と言うと、
 ウメナの方も、
 同じような感じで、
 「ママ」
とだけ言うと、
 二人揃ってリビングに戻るとまた冷蔵庫からオレンジジュースを出し、
二人揃ってテレビを見始めたのだった。
 だが、
 それからさらに1時間くらい経過してもまだサクラナが戻って来なかったので、
また、心配になったあおむは
サクラナの携帯電話に電話をかけ始めたのだった。

(続く)


 


クズ男を探せ!レイジー編「ネタがないので女と逆でいきましたあ!盛り上がらぬW杯とは無縁」

2014-05-20 19:43:58 | 小説

クズ男を探せ!レイジー編「ネタがないので女と逆でいきましたあ!盛り上がらぬW杯とは無縁」

ひとり?

さあ?

NEW 渡部陽一
23.9
4位 急上昇 山田孝之
2.8
5位 急上昇 加藤和樹
1.6
6位 上昇 高橋大輔
0.7
7位 急上昇 雁屋哲
0.6
8位 上昇 品川ヒロシ
0.6
9位 NEW 江口信夫
0.5
10位 上昇 小栗旬
0.5
11位 急上昇 糸井重里
0.5
12位 上昇 ジュノ (2PM)
0.5
13位 NEW 佐野史郎
0.4
14位 急上昇 野村義男
0.4
15位 上昇 沢田研二
0.4
16位 NEW 石坂浩二
0.4
18位 NEW 稲葉浩志
0.3
19位 NEW 加藤清史郎
0.3
20位 NEW 三浦翔平
0.3

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隠れあげまんを探せ!レイジー編「なんだこのツキは?ヒントは競馬にある!」

2014-05-20 19:39:31 | 小説

隠れあげまんを探せ!レイジー編「なんだこのツキは?ヒントは競馬にある!」

子供のとき見たような...
元祖略奪女らしい...
はっきり言ってネタうめ!

 

急上昇 浅田真央
24.8
4位 急上昇 一路真輝
1.8
5位 NEW 網浜直子
1.6
6位 NEW こずえ鈴
1.5
7位 急上昇 小保方
1.3
8位 急上昇 安東英子
1.2
9位 NEW 山田まりや
1.0
10位 急上昇 山田優
0.9
11位 NEW 安達有里
0.8
12位 NEW 安達祐実
0.8
13位 上昇 大島優子
0.8
14位 急上昇 近野成美
0.8
15位 NEW 金田朋子
0.8
16位 上昇 イモトアヤコ
0.7
17位 急上昇 板野友美
0.7
18位 NEW 安田成美
0.7
19位 NEW 長崎真友子
0.7
20位 NEW 佐藤仁美
0.6

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がっかり彼氏!レイジー編「育ちと本性と頭脳は更正不可?」

2014-05-20 19:34:35 | 小説

がっかり彼氏!レイジー編「育ちと本性と頭脳は更正不可?」

がっかり男子版。

食べ方は育ちの悪さの象徴!

更正不可!

食べ方が汚い
100
  [11位以降を見る]
11位 窓ガラスに映った自分を見ながら髪形を直す
46.6
  [gooで彼氏探し]
20位 カラオケでハモろうとする
32.4
  [gooで彼氏探し]

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がっかり彼女!レイジー編「がっかりオッパイの方がまだマシ!長続きしない貴女必見?」

2014-05-20 19:27:31 | 小説

がっかり彼女!レイジー編「がっかりオッパイの方がまだマシ!長続きしない貴女必見?」

要は付き合ったら下品でアホだった...

直せるものなら直すべし...

おバカも可愛いおバカならまだいいが...


電車の中で化粧をする
100
  [11位以降を見る]
10位 電車やバスの空いている席にダッシュで座る
52.2
  [11位以降を見る]
11位 電車の中でお菓子を食べる
51.1
  [「彼氏の行動」はこちら]
20位 露出度の高い服ばかり着る
30.0

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新「ミケーレの蒼き仮面」24

2014-05-20 09:00:59 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」24   


  *UP時間帯変更します。




 「よし!
 30分だけ時間をやろう。
 その代わり、
  そのマヌケなオムツ男を運んで行って一緒に3人で考えろ!」
 「こ、コイツと一緒に...」
 「不満か?」
 「いえ、樽もあるので、
 結構、重いものですから、
 二人ではきついかと思いまして」
 「不可能なことはない。いいな!」
 「ははあ」
 
 
 結局、
 例の二人は自称樽男を樽ごとちんたらと押しながら倉庫を出ていった。


 
 「これで、ゆっくり話せるぞ!」
 「サギーって、
 頭いいねえ」
 「そんなの俺でもわかるよ。
 で、これからどうすんだよ」
 「だから、それを相談するために、
あいつらを追いだしたんじゃないか?」
 「アニーは頭悪いねえ」
 「うるせえ!
 弟のクセに生意気だぞ」 
 「ごめんよ、アニー」
 「まあ、喧嘩するなよ。
 いいか。
 多分、
 あの様子だとこの国は凄く平和だぞ。
 俺たちのことをあいつらが何者だ
と思っているのかをうまく聞き出して、
 ここでしばらく暮らさないか?」
 「暮らせるのかよ」
 「そうだよ。
 ここは豚を食べる野蛮な国かもしれないじゃないか?」
 「ウトー、
 でも、
 俺たちがいたところより全然マシな気がするぞ。
 豚さえ喰わなければいいんだから」
 「猫は喰わない、
って
 言ってたもんなあ?」
 「そうか!
 それほど野蛮でもないかもしれないねえ」
 「じゃあ、
 それでいいんだな?
 よし、こういう作戦でいくからなあ」
 サギーはアニーとウトーにある作戦を教えた。

(続く)


ggrnagemanネタ切れでマークン駄ネタ!レイジー編「インチキランキングの方マシ?またもクリック無用」

2014-05-20 02:39:21 | 小説

ggrnagemanネタ切れでマークン駄ネタ!レイジー編「インチキランキングの方マシ?またもクリック無用」

ネタ切れで、
無理矢理検索ランキング1位にしたとか...
シャブおっさんはもう賞味切れだとさ...

NEW 田中将大 抗議
100
10位 NEW 能年玲奈 一発屋の不安
33.7
11位 NEW ASKA 謝罪文
28.3
16位 NEW 向山志穂
22.0
19位 急上昇 佐々木希
16.0
20位 NEW 華原朋美 生きてれば
15.4

BY GOOランキング

 


カミサン伝説17「復活の像編5」

2014-05-20 02:16:16 | 小説

カミサン伝説17「復活の像編5」


  *UP時間帯変更します

 


 ノンタは待った。
 まだか?
 まだ?

 「タケノ、タケノ、生き返ってくれ」
 ノンタは我慢できず、大声を出すが、タケノは生き返らない。

 「タケノ!」

とタケノの遺体に抱きついたが、タケノは生き返らなかった。


 「どうした?
 おぬし、顔が青いぞ」
 老人はノンタの様子がおかしいので、声をかける。
 「私を騙したのですか。
 いえ、失礼しました」
と、
 ノンタは言うと、その場で倒れ込んだ。
 「まさか、ダメじゃったのか?
 そんなはずはないのじゃが?」
 老人は再度ノンタにやったことを確認する。
 「間違いないのう」
 老人は首を傾げる。
 「葬儀はいつじゃったか?」
 「明後日です」
 「うーん、もう時間がないな。
 もしかして、途中でわしに会いにきたのが悪かったのかもしれぬ。
 よし!
 わしが一からやり直してみよう。
 もう失敗は許されぬからな。
 わしに任せてもらえるな!
 犯人の名だけ訊けばいいのじゃな」
 「お願いできますか?」
 「時間がなくなったのは、
 わしにも責任はある。
  おぬしはわしの家で待っていろ!
  よいな」
 「はい、ではお願いします」

(続く) 


新作ディープ「新キモ男三人衆、変態黒同姓愛教師?の恐怖?」「結果発表と偉そうな木太郎」

2014-05-20 00:56:43 | 小説

新作ディープ「新キモ男三人衆、変態黒同姓愛教師?の恐怖?」「結果発表と偉そうな木太郎」
 

 「うーん、
  このまま行くと同点となり、
  木太郎の意見で決まる可能性が出てきましたね。
 女性のみなさん今のうちに、
 木太郎に媚びを売っておくといいですよ。
 もちろん、
 というのは冗談です」
と、
 ホウセイが笑いながら言うと、
 木太郎は偉そうに鼻をほじる。
 ヒトメは何か言いたそうだが、
 アスカに口を押さえられている。
 「では、後2票、一気に行きますよ。
 えー、3番です。
 おめでとう。
 大接戦ですので、まとめます。
 これで、2番、3番、6番、7番各2票、4番が1票です。
 これで、
 1番、5番の優勝はなくなりました。
 下手すると地獄行きです」
と、
 ホウセイが言うと、
 また、
 ヒトメが何か言いたそうに動くがアスカが止める。
 木太郎はますます偉そうに鼻をほじりだすと
 ハナクソをヒトメに投げる。
 が、
 ヒトメもアスカも木太郎が最終判断権を握っているのを知っているので
苦笑いはしたものの黙っていた。
 「じゃあ、ゲームもやりたい気がしますので、
さっさと発表しますか、よろしいですか」
と、
 ホウセイが言うと、
 女たちは息を止め頷いた。

(続く)


新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「永久とヒラメ」

2014-05-20 00:38:25 | 小説

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「永久とヒラメ」


 
 「永久くんはいないみたいですよ」
と空のベッドを指さしてタヨウは言う。
 「お手洗いじゃないの?」 

 ヒトミが言う。
 タヨウはトイレのドアをノックする。
 「ここにもいないみたいですよ」
 「じゃあ、ヒラメの部屋かしら」
 ヒトミが変なことを言う。
 「まさか、それは」
と、
 タヨウが答える間もなく、
 ヒトミは永久の部屋を出てヒラメの部屋に向かう。
 「ヒラメ、起きなさい、ヒラメ」
と、
 ヒトミは怒鳴るが、応答もないし扉には鍵がかかっている。
 「ヒラメ、あーた、出てこないと、あのことみんなにバラすわよ」
と、
 ヒトミが扉の向こうに話しかけるように大声をあげる。
 「あのこと?」
 アユメが首を傾げる。
 「ヒラメ、起きなさい。
 化粧なんてい いのよ。
 とにかく、
 声だけでも聞かせなさい。
 さもないと、本当にバラすわよ」
 ヒトミはアユメの言葉も気にせず大声でまくしたてる。
 「整形でもしたのかしら」
 まるで木太郎が言いそうなことをアユメがつぶやく。
 「整形なら、まだ、ましよ」
 ヒトミはそういうと、
 「本当にばらすわよ。1,2,3」
と数を数え始めた。
 10まで数えてもヒラメは出てこない。
 「本当にいないのかしら」
 ヒトミが首を傾げると、
 「永久さんと駆け落ちでもしたんじゃないですか」
と、
 アユメがまたとんでもない冗談を言う。
 「そうなら、いいわ。
 でも、そんははずないじゃない」
と、
 ヒトミは相手にしない。
 「消えたんじゃないですか?」
 チウメが青ざめた顔で言う。
 「消えるわけないじゃないの?」
 「でも」
 ヒトミの言葉にチウメがそれしかないという顔をする。
 「玄関は開かない。
 あおむくん、オチタくん、永久くん、
 そしてヒラメさんまでいなくなった」
 タヨウが独り言のようにつぶやいた。

(続く)