里の常連さん情報

横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

養女はTさんという50才の元女優

2015年01月07日 | 冬ネタ

2014年11月10日に悪性リンパ腫でなくなった俳優の高倉健さん(享年83)に養女がいたと、『週刊文春』(2015年1月1・8日号)が報じた。この養女はTさんという50才の元女優だ。2013年5月に養子縁組され、健さんの看病を続けてきた。

 そんなTさんだが、一部からはその行動に戸惑いの声があがっているという。

 健さんには福岡で暮らす妹と、東京でファッションデザイナーをする甥(妹の息子)がいる。

「Tさんは健さんが亡くなったことを妹さんや甥子さんにも、お葬式が終わるまで伝えなかったそうです。さらにTさんは“健さんの遺言に従って、お骨はお墓に入れず、散骨する”と話しているみたいで、妹さんは“お葬式にも呼ばれず、遺体にも会えず、お墓参りもできないのでしょうか…”と涙を流しているみたいですよ」(芸能関係者)

 ちなみに健さんは生前、神奈川県鎌倉に墓地を購入しているが、晩年、健さんはこんなことを語っている。

《自分の墓を鎌倉に持っていますけど、そこでおまつりしてほしいなんてまったく思わない。骨をまくというのはどうなのか分からないけど。昔よく西表島に潜りに行ってましたけど、「あれ、健さん、潜りに行ったけど、帰ってこないな」っていうのが、それが一番いいなと思いますね》

 南の海でひとり静かに眠ることを望んでいた健さん。Tさんは、こんな健さんの思いを叶えようとしているのだろうか。この親族へのTさんの対応について、彼女の弁護士に話を聞くと、

「Tさんとしては、健さんの遺言に従ってなされたことです」

 と言うのみ。確かにあの健さんのこと、自分の死後のことについて憂いのないよう細かに言い遺していたのかもしれないが…。

「健さんの遺産は、遺言によって、そのほとんどがTさんが相続するそうです」(前出・芸能関係者)

 もともと、Tさんは仕事を通じて健さんと親しくなり、いつの間にか同居を始め、その生活は20年近く続いていたという。

「当初、健さんの自宅を訪れたスタッフや関係者は、彼女のことを“家政婦”だと思っていたそうですよ」(前出・芸能関係者)

 そんな彼女が“養女”にまでなったのは、健さんの心の奥にあった“孤独”が影響していたのかもしれない。

「健さんはスターですから、本当に心を許せる人は限られていたんでしょうね。いつも家にいて献身的に支えたTさんは、彼にとって唯一の救いとなり、いつしか家族以上の存在になっていたんでしょうね。でも健さんが亡くなってから後のことは拙速すぎるのではないでしょうか。もう少し周囲と話し合いながら進めてもいいのではと思うんです」(前出・芸能関係者)



独占! 長嶋茂雄の真実~父と娘の40年物語~の裏話

2015年01月07日 | 冬ネタ

「今も壮絶なリハビリに取り組むミスターの姿には胸を打たれたし、三奈ちゃんとのエピソードには『へぇ』と思うものも多かった。94年のあの中日との10・8最終決戦の試合後に宿舎のベッドで父と娘が一緒に寝たなんて話は初耳だった。東京ドームの一室で再現された松井秀喜とのマンツーマンの素振りも、本邦初公開とうたうだけあって貴重ではあったよね」

 1月3日にTBS系列で放送された「独占! 長嶋茂雄の真実~父と娘の40年物語~」を見た古手の巨人OBの感想である。番組は、テレビ初共演だという長嶋氏(78)と次女の三奈さん(46)が、スタジオでVTRを見ながら仲むつまじく掛け合う姿を軸に構成されていたが、「見終わったときには、拭いきれない違和感だけが残った。だって、2時間半に及ぶ番組の中で長男の一茂が一度も出ないんだから。VTRはおろか、名前すら紹介されない。ミスターと三奈ちゃんのほほ笑ましい関係が映し出されれば出されるほど、長嶋家の闇が浮き彫りにされた印象を受けた」というのだ。

■存在しないものとされた長男・一茂

 長嶋氏には4人の子供がいる。もともと球界とは距離を置いている一般人の長女と元レーサーの次男はともかく、プロ野球のスーパースターだった父の後を追った長男の一茂(48)は、「長嶋茂雄」を語る上で欠くことのできない人物のはずである。にもかかわらず、長嶋氏の現役時代から監督時代まで丁寧に足跡をたどったシーンでも名前すら登場せず、04年3月に脳梗塞に倒れた長嶋氏が意識不明の状態で病院のベッドに横たわる再現VTRでも、病室にいるのは亜希子夫人(享年64)と三奈さんだけ。93年から4年間、一茂が父と同じ巨人のユニホームを着た事実も触れられなかった。まるで「存在しないもの」という扱いだったのである。

 テレビ局関係者が嘆息する。

「長嶋さんと一茂さん、というより、一茂さんと三奈さんの絶縁状態が原因でしょう。現在、『長嶋茂雄』の肖像権や資産管理を行っているのは、三奈さんが代表を務める『オフィス・エヌ』という会社です。『オフィス・エヌ』、つまり、三奈さんがOKを出さなければ我々テレビ局もミスターの映像などは使えない。『オフィス・エヌ』はメディアに対して非常に協力的ですが、こと一茂さんが関わる番組に関してはそうではありません。一切、使用許可が出ないだろうと、こちらも自主規制せざるを得ないところがある。それほど2人の仲はこじれている。そんな異常な状態が今も続いているのです」

■現在も続く三奈さんとの“絶縁状態”

 兄妹の断絶の発端は09年、田園調布の自宅などに保管されていた長嶋氏の記念品や愛用品の数々を一茂が独断で福井県福井市にあった「スポーツミュージアム山田コレクション」に売却したことだ。

 大量に売り払った“お宝”の中には、07年に亡くなった亜希子夫人の私物も含まれており、これに長嶋氏と三奈さんが激怒。直後に、一茂の個人事務所で一茂夫人が社長を務める「ナガシマ企画」が、「長嶋茂雄」を商標登録したことで火に油を注いだ。もともと「長嶋茂雄」は「オフィス・エヌ」が商標登録をしていた。

「『ナガシマ企画』が商標登録を申請したのは、『オフィス・エヌ』の期限が切れたタイミング。これに、ミスターが長嶋茂雄の署名と家紋まで入った文書をマスコミに送り、『長嶋茂雄の肖像権管理、商品化権、広告宣伝および出演活動について、従来はナガシマ企画が関与することもあったが、平成21年5月15日からオフィス・エヌが責任を持って業務を行う』旨を知らせ、事実上の絶縁状を突きつける事態になったのです。その後、一茂がタレント活動で頼る芸能界の実力者が間を取り持ち、ミスターとは和解したといわれますが、“父親を守るのは自分しかいない”とする三奈さんと一茂は今も絶縁状態が続いているのです」(前出のテレビ局関係者)

 長嶋監督を巨人第1次政権から取材するスポーツライターの工藤健策氏がこう言う。

「長嶋さんを取り上げた3日の特番は見ませんでした。三奈さんが出演するということは、一茂さんのことは一切、触れられないだろうと思ったからです。そうなれば、長嶋さんと一茂さん、一茂さんと三奈さんの関係にイヤでも思いを巡らさざるを得ない。どちらに理があるのかはともかく、兄妹が角を突き合わせているという不幸な状態から早く長嶋さんを解放してあげて欲しい。長嶋さんを知る人はみな、そう思っているはずです」