Yukoの日記

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読書

2014-12-14 12:01:51 | 日記
最終退行

著者    池井戸潤

 都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。
 一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任もとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。
 日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。
                                     (解説 松原隆一郎)
★ 現場銀行員による腐敗幹部との闘い。殺人事件が絡むところもあり、銀行の裏のストーリーに面白く引き込まれて行きます。


銀翼のイカロス

著者    池井戸潤

 半沢直樹、史上最大の倍返し!  今度の敵は巨大権力!
 
★ これまでのパターンが同じでも半沢直樹節はおもしろい。
今回は政権交代とJAL破綻をテーマにしているところの動き(権力闘争)の波で、ついつい夜更かしして読んでしまった。翌朝は爽やかな目覚めだったような気がする。


シンプルに生きる

ドミニック・ローホー     原秋子 訳

ものを過剰に所有することをやめてみましょう。
すると、ものに対して使っていた時間が減り、自分自身にかける時間が増やせます。
からだをケアし、心のなかの整理をすることができ、意欲が湧いてきます。
シンプルにすること。それは、暮らし全体の風通しを良くするということです。

ドミニック・ローホーのシンプル主義
●自分の家が火事になったと想定し、まずなにを買うべきかリストを作ってみる
●一年間一度も使わなかったものは、すべて捨てる
●「大事なもの以外なにもいらない」をおまじないにする
●それぞれのものの置き場所を決める
●泥棒が入っても、とっていくものがないくらいにしておく
●手元にお金があるときのみ買う
●関わっているさまざまな活動の数を減らす

★「批判ばかりする人は自分に問題がある人。感情的にどう思っても、人の悪口は言わない。
人に説教する前に、自分の行いを正す」
「天は我々に聞く為に二つの耳を、話す為に一つの口を与えてくれた。従って話すよりも二倍多く聞くべきである。
この本を読むのは二回目で、日々の生活のなか忘れかけている事に気づかせてくれる、大切な一冊です。

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4 コメント

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Unknown (たが)
2014-12-15 16:51:55
 あなたの多読、速読に敬服しています。
 たしか以前に読書はいつなさるのか
 お聞きしたところ、仕事などで出かける折、
 電車のなかで読むことが多いとのことでした。
 電車で難波など終点まで乗る場合は、
 乗り越しの心配がないため、
 案外気が散ることもなく、集中できますね。
 それにしてもよく本をお読みになります。
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電車は嬉し! (yukomama)
2014-12-15 20:48:50
たがさんへ
難波への往復1時間は、楽しい読書タイムです。
仕事ではなくても、電車に乗って出掛けるのは
大好きです。
終点までだと本当に集中できますよね。

時々家事に手を抜いて、続きを読んでる時があり
反省しています。

年の瀬を迎え、慌ただしくなる前に読みかけた本
を終わらせなくては・・・。
あとはきっちり主婦業に専念致します。

「読書三昧」、とっても羨ましい響きです。

冬将軍到来、どうぞお身体自愛くださいませ。



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今「不祥事」を読んでいます (rokuemon)
2014-12-16 15:56:03
1週間も前から読み始めているのに、まとまった時間がとれずまだ読み終わっていません。

それでも「不祥事」は短編にまとめられているので、寸断しても
ストーリーが分からなくなったり、途中で嫌になることもなく、読み進められます。

「不祥事」相馬健が主人公と思っていると、ストーリーの大きな展開させる役は
花咲舞が担っていることに気が付きます。

会社の上下関係で縛られるサラリーマンの見る社会と、比較的自由な立場で男性社会を見る女性社員との違いがあるのでしょう。
男性が建前しか口にできず、反対に女性の口と行動で本音を語らせる、
現実的かどうかは、別としても小説として面白いですね。

硬直した社会には、鵜の目鷹の目女性の目がいるのかもしれません。


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鋭い目! (yukomama)
2014-12-18 09:08:37
rokuemonさんへ
花咲舞は女版半沢直樹、ストレス社会に生きる
サラリーマンにとって、疲労が癒される程痛快
ですね。

大変面白く読ませて頂きました。
「鵜の目鷹の目」、熱心に何かを探し出そうとする
目つき、怖いです。

少しの時間でも、池井戸シリーズお楽しみください。
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