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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

京極うどん

2006年10月27日 | 北海道
京極町でのうどん屋台はこの旅二回目のゲリラ作戦だ。


朝、寒さ厳しく外に出るとしっかり氷がはっていて水道が凍っていた…。
この寒さで外で水仕事は辛いから早く南下したいとほんまに思う。
とりあえず今日は頑張って乗りきろう。

八時に出店先の現場にいった。車を降りて準備に取り掛かる。
その時ふと足下を見ると一羽のカラスの死骸が!びっくりしたが慌てず視界に入らない畑の方に足で転がすようにどけた。

一件落着だが、これは不吉の前兆かさい先不安だ。

その後ちゃくちゃくと準備をし11時に開店!
車はよく通り何やってんだべさといった感じで見ていく。しかし止まる車はなかった。
もっとアピールしてやろうと愛用ののぼりを道の目立つ所に設置。さらに手打ちうどん250円名水仕込み!って看板も書いた。
すると11:30ごろにうどん六杯買いに近所の方が来てくれた。
これは今日もそこそこいけそうな感じだなと思った。

が…

しか~し12時前のこれから激熱タイムって時に一台の車がやってきた。
噂を聞き付けたお客さんかな?と思いきや、車には京極町って書いてあるやないか。
噂を聞き付けたのはお役所の方か…。
ドキッと緊張!
役人二人が降りてきた
とりあえず挨拶したがやっぱり聞かれてしまった

「許可もってる?」

言い訳なしで「持ってません」と答える。すると、

「話しになりませんな、やめてください!すぐ片付けてくれるなら保健所には連絡しませんから」

と言われて、とにかくしっかり謝ってすぐ撤収に取り掛かった。
「またちょっとしたら見に来るから販売せずに片付けてくださいよ」って釘をさして役人は去っていった。
片付けしながらずっと呟いてた…チクショ~。

いろいろ理由も考えた。
場所が売店ひしめく公園のすぐ近くだから同業者に電話されたのか、のぼりを大胆に標識の柱につけたからなのか、カラスを足で転がした呪いか。
ふと電柱みたら三羽のカラスがギャーって鳴いてたしこれは…。
ゲリラ作戦大失敗!ついてない日もあるもんだ。
役人には名前や住所は聞かれず注意で済んだからよしとすべきかな。作戦練り直しや!!
前向きにがんばろう!

カラスの呪いは今日だけと信じて。南無阿弥陀仏!!