昨日、相楽の手話教室(手話奉仕員養成事業基礎講座)で行った講義で少し補足しておきます。
最後のあたりで、原爆や戦争のことにふれました。それは、障害者福祉と無縁でないからです。現在の法律は改定されていますが、もともと日本の身体障害者福祉法というものは、「傷痍軍人」ようするに、太平洋戦争で負傷して帰国した旧日本軍人のアフターケア的な側面がありました。戦死した方も悲惨ですが、戦場でまたは国内の戦災で負傷した方も多いのです。視覚や聴覚を失う、手や足を損傷するなど、社会の中で暮らしづらい環境に追いやるのが「戦争」です。要するに、戦争が障害者を作りだしてきた事実があるのです。だから、障害者本人や当事者団体の多くが、「戦争」に反対されています。
戦争を起こすのも止めるのも「国家=政府」ではありますが、そのような事態を招かないように監視する権利と義務は私たち国民にあります。主権者としての役割を果たすことが、大きな意味では「福祉のまちづくり」につながります。
ご意見などありましたら、またお寄せください。
最後のあたりで、原爆や戦争のことにふれました。それは、障害者福祉と無縁でないからです。現在の法律は改定されていますが、もともと日本の身体障害者福祉法というものは、「傷痍軍人」ようするに、太平洋戦争で負傷して帰国した旧日本軍人のアフターケア的な側面がありました。戦死した方も悲惨ですが、戦場でまたは国内の戦災で負傷した方も多いのです。視覚や聴覚を失う、手や足を損傷するなど、社会の中で暮らしづらい環境に追いやるのが「戦争」です。要するに、戦争が障害者を作りだしてきた事実があるのです。だから、障害者本人や当事者団体の多くが、「戦争」に反対されています。
戦争を起こすのも止めるのも「国家=政府」ではありますが、そのような事態を招かないように監視する権利と義務は私たち国民にあります。主権者としての役割を果たすことが、大きな意味では「福祉のまちづくり」につながります。
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