白浜の魅力はアドベンチャーワールドだけではない。
「えーと、三段壁(さんだんへき)と千畳敷、円月島(えんげつとう)を回って、ホテル川久までお願いします」
家族3人でタクシーに乗り込み、行き先を告げた。白浜は、空港からの近距離に見どころが集中しているから、料金や時間を気にせずにすむ。
「三段壁のちょっと先に、展望台がありますよ。そこにも行ってみますか」
「へー、展望台。じゃあ、お願いします」
運転手に案内され、平草原展望台という場所に行く。
晴れている日や、夜景だとキレイなのかもしれないが、どんよりした日だとこんな感じだ。
だが、目当ての三段壁は、天気を選ばなかった。
「おぉ、これはすごい!」
岩の削られ方に「美」がある。ヒトデの星形の手のように、遠くまでニューッと伸びていて、先端まで歩いてみたくなった。だが、「歩いたら負けだ」と思う夫が一緒だと、それは難しく、遠くから見るだけにしておく。
反対側はこんな感じ。
風はぬるいが、汗ばんだ肌を乾かすには十分だ。一気に涼しくなった。
娘が撮ったパノラマもなかなかの出来だ。
「次は千畳敷にご案内します」
ここには人が多かった。
横須賀にも似たような場所はあるが、こんなに明るい色ではない。色といい、年輪のような曲線といい、好物のバウムクーヘンを連想するのは私だけだろうか。
おそらく、水辺には、カニやフジツボ、ヤドカリなどがいるだろう。横須賀ではよく磯辺の探検をした。運がよければ、ウミウシだって見つけることができた。
「腰が痛い」
「はいはい」
でも、腰痛持ちの夫がいると、これもまた無理なのだ。先に進むしかない。
「円月島がよく見えるのはここです」
運転手が車を停め、フォトスポットで降ろしてくれた。
「丸い穴が開いているんだね」
娘が一眼レフを構え、シャッターを下ろす。正式名称は「高嶋」というそうだが、インパクトを考えると、絶対「円月島」が正解であろう。
ちなみに、夕陽が落ちる頃には、こんな景色が見られるらしい。
(白浜観光協会「南紀白浜観光ガイド」より)
次回は、強力な晴れ女、晴れ男のペアと一緒に来て、何としてもこの景色を見たい。
ようやく、ホテル川久に着く。
メチャ、キレイっす。
ロビーの床を飾っているのは自慢のモザイクなのだとか。
部屋も広々していて快適だ。
うちのように牛を飼っていると……ではなく、体の大きな男が一緒だと、部屋の広さが気になる。でも、このホテルはツインでも69平米あるらしく、ゆったりしているところが気に入りチョイスした。
洗面台も2個あった。
部屋にコーヒーマシンのないところは残念だけど、自動ドアつきの温泉はゴージャスだったし、朝食バイキングの品数と質は申し分ない。
「極楽、極楽」
白浜を十分満喫してきました!
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
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家族3人でタクシーに乗り込み、行き先を告げた。白浜は、空港からの近距離に見どころが集中しているから、料金や時間を気にせずにすむ。
「三段壁のちょっと先に、展望台がありますよ。そこにも行ってみますか」
「へー、展望台。じゃあ、お願いします」
運転手に案内され、平草原展望台という場所に行く。
晴れている日や、夜景だとキレイなのかもしれないが、どんよりした日だとこんな感じだ。
だが、目当ての三段壁は、天気を選ばなかった。
「おぉ、これはすごい!」
岩の削られ方に「美」がある。ヒトデの星形の手のように、遠くまでニューッと伸びていて、先端まで歩いてみたくなった。だが、「歩いたら負けだ」と思う夫が一緒だと、それは難しく、遠くから見るだけにしておく。
反対側はこんな感じ。
風はぬるいが、汗ばんだ肌を乾かすには十分だ。一気に涼しくなった。
娘が撮ったパノラマもなかなかの出来だ。
「次は千畳敷にご案内します」
ここには人が多かった。
横須賀にも似たような場所はあるが、こんなに明るい色ではない。色といい、年輪のような曲線といい、好物のバウムクーヘンを連想するのは私だけだろうか。
おそらく、水辺には、カニやフジツボ、ヤドカリなどがいるだろう。横須賀ではよく磯辺の探検をした。運がよければ、ウミウシだって見つけることができた。
「腰が痛い」
「はいはい」
でも、腰痛持ちの夫がいると、これもまた無理なのだ。先に進むしかない。
「円月島がよく見えるのはここです」
運転手が車を停め、フォトスポットで降ろしてくれた。
「丸い穴が開いているんだね」
娘が一眼レフを構え、シャッターを下ろす。正式名称は「高嶋」というそうだが、インパクトを考えると、絶対「円月島」が正解であろう。
ちなみに、夕陽が落ちる頃には、こんな景色が見られるらしい。
(白浜観光協会「南紀白浜観光ガイド」より)
次回は、強力な晴れ女、晴れ男のペアと一緒に来て、何としてもこの景色を見たい。
ようやく、ホテル川久に着く。
メチャ、キレイっす。
ロビーの床を飾っているのは自慢のモザイクなのだとか。
部屋も広々していて快適だ。
うちのように牛を飼っていると……ではなく、体の大きな男が一緒だと、部屋の広さが気になる。でも、このホテルはツインでも69平米あるらしく、ゆったりしているところが気に入りチョイスした。
洗面台も2個あった。
部屋にコーヒーマシンのないところは残念だけど、自動ドアつきの温泉はゴージャスだったし、朝食バイキングの品数と質は申し分ない。
「極楽、極楽」
白浜を十分満喫してきました!
↑
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「うつろひ~笹木砂希~」(日記)