これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

白浜ワールド

2019年09月15日 22時20分11秒 | エッセイ
 白浜の魅力はアドベンチャーワールドだけではない。
「えーと、三段壁(さんだんへき)と千畳敷、円月島(えんげつとう)を回って、ホテル川久までお願いします」
 家族3人でタクシーに乗り込み、行き先を告げた。白浜は、空港からの近距離に見どころが集中しているから、料金や時間を気にせずにすむ。
「三段壁のちょっと先に、展望台がありますよ。そこにも行ってみますか」
「へー、展望台。じゃあ、お願いします」
 運転手に案内され、平草原展望台という場所に行く。



 晴れている日や、夜景だとキレイなのかもしれないが、どんよりした日だとこんな感じだ。





 だが、目当ての三段壁は、天気を選ばなかった。



「おぉ、これはすごい!」



 岩の削られ方に「美」がある。ヒトデの星形の手のように、遠くまでニューッと伸びていて、先端まで歩いてみたくなった。だが、「歩いたら負けだ」と思う夫が一緒だと、それは難しく、遠くから見るだけにしておく。
 反対側はこんな感じ。



 風はぬるいが、汗ばんだ肌を乾かすには十分だ。一気に涼しくなった。
 娘が撮ったパノラマもなかなかの出来だ。



「次は千畳敷にご案内します」
 ここには人が多かった。



 横須賀にも似たような場所はあるが、こんなに明るい色ではない。色といい、年輪のような曲線といい、好物のバウムクーヘンを連想するのは私だけだろうか。





 おそらく、水辺には、カニやフジツボ、ヤドカリなどがいるだろう。横須賀ではよく磯辺の探検をした。運がよければ、ウミウシだって見つけることができた。
「腰が痛い」
「はいはい」
 でも、腰痛持ちの夫がいると、これもまた無理なのだ。先に進むしかない。
「円月島がよく見えるのはここです」
 運転手が車を停め、フォトスポットで降ろしてくれた。



「丸い穴が開いているんだね」
 娘が一眼レフを構え、シャッターを下ろす。正式名称は「高嶋」というそうだが、インパクトを考えると、絶対「円月島」が正解であろう。



 ちなみに、夕陽が落ちる頃には、こんな景色が見られるらしい。


(白浜観光協会「南紀白浜観光ガイド」より)

 次回は、強力な晴れ女、晴れ男のペアと一緒に来て、何としてもこの景色を見たい。
 ようやく、ホテル川久に着く。



 メチャ、キレイっす。



 ロビーの床を飾っているのは自慢のモザイクなのだとか。



 部屋も広々していて快適だ。







 うちのように牛を飼っていると……ではなく、体の大きな男が一緒だと、部屋の広さが気になる。でも、このホテルはツインでも69平米あるらしく、ゆったりしているところが気に入りチョイスした。
 洗面台も2個あった。



 部屋にコーヒーマシンのないところは残念だけど、自動ドアつきの温泉はゴージャスだったし、朝食バイキングの品数と質は申し分ない。
「極楽、極楽」
 白浜を十分満喫してきました!


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (10)
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