あたしには、前世で住んでたんじゃなかろうか?と、思う土地が3つある。
1つ目はHawaii。
今までOahuだけなのだけれど、8回訪れている。
8年前に訪れたときは、帰りのチケットを破り捨てて3ヶ月住みついた土地。
ブランドショッピングもせず、観光もせず、ひたすら海に通った3ヶ月。
ガイドブックを持たず、有名レストランで食事もせず…
生活者としての目線で見ることができた日々。
2つ目はNew Orleans。
こちらは3回。
Dexi Land Jazz、そしてDown to earthな空気感。
すべてがしっくりくる。
自分が街角に立っていることだって、偶然ではなく仕組まれたことだと思うくらい。
写真を撮ったら、多分パズルの1ピースのようにあたしが写っていることだろう。
3つ目はMalta Island。
ここは1回だけなのに、裏通りの石畳や海の見える坂道、
そいういった全ての景色に見覚えがある気がした。
これらの土地への共通の思いは、
『遠く離れていても、あなたの娘を見守っていてね』という思いだ。
旅に出て、知らない土地を歩いてみることも大好きだけれど、
母なる地でゆっくり羽を休める。
そんな気持ちになるこれらの地。
芭蕉のように、【旅を住処】とできたらどんなに素晴らしいだろう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/pen.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/erase.gif)
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昨日、黒井健さんという画家の個展(@銀座松屋)にダンナと出かけた。
そこで見つけた画集がこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/54/c1b96ac91865aad7ddfa808a2e88f343.jpg)
黒井健さんが、黒井さんの英会話の先生のTimothyさんと、
ミシシッピ川を30日間カヌーで下ったときの様子を、
簡単なエッセイと絵でまとめた本。
思わずミシシッピという文字に反応して買ってしまった。
ミシシッピはNew Orleansの象徴のような川だから。
でも、この本に書かれている旅は、Lake ItascaからSt. Louisまでで、
New Orleansの随分前で中断してしまったようだ。
それでも、見ていてとてもワクワクした。
30日も川をカヌーで下り、川沿いでキャンプして星空の下眠り、美しい空の下で過ごす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e4/f194a697598f5514e40aea6347eb93c9.jpg)
これを幸せと呼ばずして、何を幸せというのか。
確かに、雨も降れば風も吹き、大変な思いもしたはず。
でも、自分の小ささをきちんと実感できるなんて、とても幸せなはずだ。
大自然と小さな自分。
黒井さんはとても幸せだっただろう。
それは、黒井さんがこれを本にしたことからも分かる。
とても、やさしくてあたたかい絵。
この本を手にして、あたしがなぜ女性に生まれたかをはっきり悟った。
もし男性だったら、一生をこんな旅に費やしてしまっただろうから。
そしてどこかで野垂れ死にしていたことだろう。
神様は、ちゃんと見ているものなのだなぁ。
1つ目はHawaii。
今までOahuだけなのだけれど、8回訪れている。
8年前に訪れたときは、帰りのチケットを破り捨てて3ヶ月住みついた土地。
ブランドショッピングもせず、観光もせず、ひたすら海に通った3ヶ月。
ガイドブックを持たず、有名レストランで食事もせず…
生活者としての目線で見ることができた日々。
2つ目はNew Orleans。
こちらは3回。
Dexi Land Jazz、そしてDown to earthな空気感。
すべてがしっくりくる。
自分が街角に立っていることだって、偶然ではなく仕組まれたことだと思うくらい。
写真を撮ったら、多分パズルの1ピースのようにあたしが写っていることだろう。
3つ目はMalta Island。
ここは1回だけなのに、裏通りの石畳や海の見える坂道、
そいういった全ての景色に見覚えがある気がした。
これらの土地への共通の思いは、
『遠く離れていても、あなたの娘を見守っていてね』という思いだ。
旅に出て、知らない土地を歩いてみることも大好きだけれど、
母なる地でゆっくり羽を休める。
そんな気持ちになるこれらの地。
芭蕉のように、【旅を住処】とできたらどんなに素晴らしいだろう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
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昨日、黒井健さんという画家の個展(@銀座松屋)にダンナと出かけた。
そこで見つけた画集がこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/54/c1b96ac91865aad7ddfa808a2e88f343.jpg)
黒井健さんが、黒井さんの英会話の先生のTimothyさんと、
ミシシッピ川を30日間カヌーで下ったときの様子を、
簡単なエッセイと絵でまとめた本。
思わずミシシッピという文字に反応して買ってしまった。
ミシシッピはNew Orleansの象徴のような川だから。
でも、この本に書かれている旅は、Lake ItascaからSt. Louisまでで、
New Orleansの随分前で中断してしまったようだ。
それでも、見ていてとてもワクワクした。
30日も川をカヌーで下り、川沿いでキャンプして星空の下眠り、美しい空の下で過ごす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e4/f194a697598f5514e40aea6347eb93c9.jpg)
これを幸せと呼ばずして、何を幸せというのか。
確かに、雨も降れば風も吹き、大変な思いもしたはず。
でも、自分の小ささをきちんと実感できるなんて、とても幸せなはずだ。
大自然と小さな自分。
黒井さんはとても幸せだっただろう。
それは、黒井さんがこれを本にしたことからも分かる。
とても、やさしくてあたたかい絵。
この本を手にして、あたしがなぜ女性に生まれたかをはっきり悟った。
もし男性だったら、一生をこんな旅に費やしてしまっただろうから。
そしてどこかで野垂れ死にしていたことだろう。
神様は、ちゃんと見ているものなのだなぁ。