死をも覚悟して冒険に乗り出した人が次世代に向けて残す言葉。
何故、こんなに胸に響くのだろう。
どんなに霊視やチャネリングができても、スピリチュアルに詳しくても、
この言葉に敵うものはないだろう。
いや、死を覚悟して大海原に乗り出したとき、
その人の魂は深くスピリチュアルに目覚めたのかも知れない。
それをご本人が気づいたかどうかは兎も角として。
約10ヶ月ぶりの海洋大学越中島会館にて。
そんな言葉に出会えた。
本日開催されたのは、
【海洋普及推進委員会設立記念フォーラム -日本の海洋教育を考える-】
様々な海洋学の著名人、計7名が講演した。
でも、心に残ったのは、お役所の方や大学教授の言葉よりも、
海に深く関わって生きている海洋ジャーナリストの内田正洋さん、
海遊びの仕掛け人で日本初のサーフィンの世界チャンプ、ドジ井坂さん、
海洋冒険家(とご本人は言われたくないらしい)の白石康次郎さん、
このお三方の言葉だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/157a7d8141b0b62cc2c27291e1a116cc.jpg)
教育なんて大げさなことを言わなくても、
海を畏れ敬う中で海に関わる精神は育っていくということ。
そして、次世代のその海に関わるチャンスを奪っているのは、
ほかならぬあたし達大人だということ。
その中でも一番『ハッ』とさせられたのは、白石康次郎さんの言葉だ。
『自然破壊、自然破壊って言うけれど、自然は破壊されたことなどないのです。
自然破壊と言いながら、いつも破壊されているのは人間文明。』
『いくら海の上で頑張ったって、海は評価しない。
ただ滔々とそこに流れているだけです』
『海の上ではひたすら自分と向き合う。自分の心がどこにあるか確認する。
今の子供たちは情報をたくさん持っていて賢いけれど、
自分と向き合う時間がない。
だから感性が出てこないのです。』
なんて重い言葉だろう。
生死をかけて海の上にいたからこそ出てくる言葉。
昨今のスピリチュアルブームにおけるどんな霊能者の言葉より、重くて深い。
ホクレア号ナビゲーターだったナイノアさんがひたすら謙虚なのも、
自然の前では人間の地位とか肩書とか、
そんなもの何の役にも立たないことを知っているからだ。
教育とか、子供を教え導くとか、そんなの幻想かも知れない。
大人だってまだまだ知らないことがある。
でも、大人が夢中で学ぶ姿勢を見て、子供も安心して学ぶのかも知れない。
ドジ井坂さんが、
『事故があれば臨海学校が中止になる。
子供はそんなの望んでいない。
大人も海遊びができないのに、子供にできる訳がない。
まず、大人からやらなくちゃ。』
自然に親しんで真摯に向き合ってこそ、ありがたさや怖さが分かる。
最近のロハスブームの気持ち悪さは、自然に向き合っていないからだろう。
やはり、何かを成し遂げた人の言葉は、重い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/57/bb548dc2fc3a9f6ee12bee2455e3fd81.jpg)
何故、こんなに胸に響くのだろう。
どんなに霊視やチャネリングができても、スピリチュアルに詳しくても、
この言葉に敵うものはないだろう。
いや、死を覚悟して大海原に乗り出したとき、
その人の魂は深くスピリチュアルに目覚めたのかも知れない。
それをご本人が気づいたかどうかは兎も角として。
約10ヶ月ぶりの海洋大学越中島会館にて。
そんな言葉に出会えた。
本日開催されたのは、
【海洋普及推進委員会設立記念フォーラム -日本の海洋教育を考える-】
様々な海洋学の著名人、計7名が講演した。
でも、心に残ったのは、お役所の方や大学教授の言葉よりも、
海に深く関わって生きている海洋ジャーナリストの内田正洋さん、
海遊びの仕掛け人で日本初のサーフィンの世界チャンプ、ドジ井坂さん、
海洋冒険家(とご本人は言われたくないらしい)の白石康次郎さん、
このお三方の言葉だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/157a7d8141b0b62cc2c27291e1a116cc.jpg)
教育なんて大げさなことを言わなくても、
海を畏れ敬う中で海に関わる精神は育っていくということ。
そして、次世代のその海に関わるチャンスを奪っているのは、
ほかならぬあたし達大人だということ。
その中でも一番『ハッ』とさせられたのは、白石康次郎さんの言葉だ。
『自然破壊、自然破壊って言うけれど、自然は破壊されたことなどないのです。
自然破壊と言いながら、いつも破壊されているのは人間文明。』
『いくら海の上で頑張ったって、海は評価しない。
ただ滔々とそこに流れているだけです』
『海の上ではひたすら自分と向き合う。自分の心がどこにあるか確認する。
今の子供たちは情報をたくさん持っていて賢いけれど、
自分と向き合う時間がない。
だから感性が出てこないのです。』
なんて重い言葉だろう。
生死をかけて海の上にいたからこそ出てくる言葉。
昨今のスピリチュアルブームにおけるどんな霊能者の言葉より、重くて深い。
ホクレア号ナビゲーターだったナイノアさんがひたすら謙虚なのも、
自然の前では人間の地位とか肩書とか、
そんなもの何の役にも立たないことを知っているからだ。
教育とか、子供を教え導くとか、そんなの幻想かも知れない。
大人だってまだまだ知らないことがある。
でも、大人が夢中で学ぶ姿勢を見て、子供も安心して学ぶのかも知れない。
ドジ井坂さんが、
『事故があれば臨海学校が中止になる。
子供はそんなの望んでいない。
大人も海遊びができないのに、子供にできる訳がない。
まず、大人からやらなくちゃ。』
自然に親しんで真摯に向き合ってこそ、ありがたさや怖さが分かる。
最近のロハスブームの気持ち悪さは、自然に向き合っていないからだろう。
やはり、何かを成し遂げた人の言葉は、重い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/57/bb548dc2fc3a9f6ee12bee2455e3fd81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/8c/3266352d8f97582793c6bb6f335f8d72.jpg)