Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

夏と冬の狭間 - 秋分、そしてイワトヒラキ

2008-09-27 21:48:17 | 
【9月23日 秋分の日】
朝、3時半起床。
眠い…
外はまだ暗く、肌寒い。
果たして、きちんとしたものを奉納できるのだろうか…
不安いっぱいで身支度をした。

あやちゃんは朝からてきぱきと、他の人の髪の毛を結っていたけれど、
今日のあたしはそんな余裕もない。

こういうときこそグラウンディングだ!
しっかりと地に足をつけ、【舞い上がら】ないようにするのだ。
フラのステージもそう。
やれることをやったら、後は天に任せるだけ。

早朝4時50分、本殿前の舞台へ向かう。


舞のための、美しい衣装を身にまとっている仲間たち。
舞台に上がると、凛とした空気の中宮司さんの祝詞が響いた。
正座して頭を垂れていると寝てしまいそう
そして、寒い。

祝詞の後、宮司様が歌う君が代に合わせて舞った。
今、君が代が様々な論争を呼んでいるけれど、
宮司様の君が代の解釈は、世間一般とは異なる。
君が代の【君】とは、国産みをしたイザナギやイザナミのこと。
さざれ石とは、世の中の様々な人たち。
ひとりひとりが違う役割を負いながらも、世の安泰のために尽くす。
これが宮司様の解釈する君が代だ。
歌に対する解釈がクムによって違うのは、フラの世界も同じだ。

それから、弁財天さまのご真言を奏上。
そしてカタカムナの舞。
ち~こさんとみなちゃんと共に法螺を奏上し、いよいよターラの舞。
法螺という修験の男性性の世界のものを、女性性の中で奏上する。
あぁ、男性性と女性性のバランスが取れてきたんだ…と感動した。
すべてはバランスが取れていてこそ、より良くなる。
本当に素晴らしいことだ。

三帰依、菩提発心に続き、アーリアターラ。
そして0のターラから、21ターラ礼賛。
もう、振り付けなど考えることを放棄している自分がいた。
明け渡すしかない。
気がついたら、地面をグーパンチ
あぁ、そうか、正義の怒りは他人を責めることじゃない、
自分自身も痛いのだと、このときはっきり悟った。
嘘をついた人を地獄で裁きつつ、自分も業火に焼かれる閻魔さま。
その閻魔さまの愛と同じなのだ。

夜は白々と明けていた。
ターラの舞に続き、ち~こさんの歌でどんとの【波】を踊る。
何と清々しく、あったかいのだろう。

終了後、舞台から降りて、柿坂宮司様とお話をした。
宮司様いわく、『昭和41年、56年と続いて、また岩戸が開きました』。
わぁ
あたし達の舞で岩戸が開いた!
ありがたい幸せ。

部屋に戻り朝食。
母星マツリの開始まで、仮眠をとった。
ものすごい開放感!

母星マツリでは、ガイアシンフォニーの龍村監督のお話を聞き、
【天河交響曲】を拝見する機会に恵まれた。
天河…それは村と神社が一体となって生きているところ。
神様が身近にいて、村の人々が神様に親しんでいる。
日本の信仰の雛型の残るところ。

再度ターラの舞を奉納したが、
今度はもう【嬉し愉し】だ。
みんな笑顔。
最後はお決まりのお開き音頭で〆。
会場の掃除をして、お開き。

それからみなちゃんの車で、あきちゃん、りえちゃん、たみちゃんと、
様々な話をしながら帰った。
そう、こういう経験をした後は、
シェアリングしながら頭を整理する!
これが肝心。

奈良から深夜バスに乗り込み、一路東京へ。





丸の内の美しい朝焼け。
日と月が出ている、贅沢な景色。
東京も、まだまだ美しいのである。

夏と冬の狭間 - 秋分前日

2008-09-26 14:50:06 | 
昨夜から今朝にかけて(9月25日~26日)ものすごーい風が吹いた。
シナツヒコの風の祓い清めだったのか、
ベランダの草花の枯れた葉や枝を一掃。
だんだん秋に近づいて行くなぁ。

【9月22日(月)】
朝6時50分から朝拝に参加。
この手のWSにしては珍しく、それほど早くない。
その後境内を掃除して、朝食。
そして、今回のターラの役割を決めた。
あたしは黒の【正義の怒り】のターラだ。
そして、舞の練習。

昼食をはさみ、午後一番で禊に向かった。
自然の清流で身を清め、心も引き締まったはずなのに、
午後の舞の練習は散々だった。

昨日に引き続き、天河大弁財天社で五十鈴の舞を教えていらっしゃる
原先生から指導を受ける。
普段、フラのステップに慣れてしまっているため、
すべてがフラになってしまう…
振り付けも昨年の沖縄で舞ったときよりバージョンアップされ、
一層難しさを感じる。
沖縄では他の舞人との連帯感を楽しむ余裕があったのに、
今回はどうもバラバラな感じがする。
天河の強いエネルギーに、みんな対応できていないのだ。
まさに、【舞い上がる】状態だ。

禊後に立ち寄った禊殿は、さわやかな風が吹き抜けて、
心身ともに清められたような気がしたのだが、
さすがに芸事の神様の弁財天さまは厳しい。
夕食後に本殿で奉納のリハーサルを行ったが、
珍しくち~こさんから、
『こんなバラバラな状態では、奉納できない』と、厳しく言い渡された。
リハーサル後、参集殿でさらに練習。
練習は夜11時半過ぎまで続いた。

元来、ターラの舞は自分の意志ではなくターラを自分の内に招いて舞う。
それがどうも【見せる舞】に偏っていたようだ。
普段から踊っているという自負が、変なプライドとなってしまった。
そして、今回あたしに与えられた役割は【正義の怒り】。
口では簡単に言えるけれど、実際正義の怒りってどんなんだろう?
しかも、女性性から出る正義の怒りだ。

明日の朝、4時50分から奉納だ。
もう寝ないとならない時間だけど、まったく舞に自信が持てない…
こんなんで、奉納できるのか…

続く。

夏と冬の狭間 - 天河へ

2008-09-25 23:53:26 | 
小嶋さちほさんとお付き合いさせていただくようになって、まだ9か月。
さちほさん(愛称:ち~こさん)は、
あたしの年代でロック好きなら知っている、
元ZELDAのベーシストだ。
あたしは一方的には存じ上げていたけれど、
一緒に法螺を吹いたり踊ったりなんてことになるとは…

そのち~こさんから聞いた【天河大弁財天社】に行く!
という願いが、この秋分の日に叶った。
しかも、神前でターラ菩薩の舞と歌を奉納するという機会もいただいたのだ。
わー
本当に素晴らしい日々だった。

【9月21日(日)】
20日の東京発の深夜バスで、京都に入った。
そこから天河大弁財天社を目指す。
バスは早朝6時に京都に着く。
集合時間は午後1時なので、大神神社に寄ってみることにした。

奈良が大好きである。
古都京都と奈良を比べたら、断然奈良が好き。
奈良の「ますらおぶり」な素朴な空気が好き。
単純であったかくて、神々もまだまだ人間に近かったに違いない。
その奈良の中でもひときわ古い大神神社(おおみわじんじゃ)。
かねてより機会があれば行ってみたかった所だ。

近鉄とJRを乗り継いで約1時間半。
JR三輪駅から徒歩5分のところに、大神神社はある。
こんなに大きな神社があるのだから、駅もさぞかし立派だろう…
と思いきや、なんと無人駅だった。
ここらの人は車で来るらしい。



古い神社を実感させる、注連縄でできた鳥居をくぐり拝殿へ向かう。
大神神社は三輪山をご神体とし、大国主命を祀る神社だ。
そのため、拝殿はあるけれど本殿はない。





このあたりの神社はすべて本殿がないらしい。
三輪山をご神体とするからのようだ。

境内を裏手に回ると、狭井神社と久延彦神社に出られる。
狭井神社は薬、医療の神様を祀り、久延彦神社は知恵の神様を祀る。
狭井神社には薬の井戸があり、ご神水をちょうだいすることができる。
また、三輪山に入るための許可は、ここの神社でいただくのだ。
あたしは大神神社より、狭井神社のエネルギーの方が好きだなぁ。



狭井神社から久延彦神社に至る道の途中に展望台があり、
大和平野を一望できる。


空が広いって良いなぁ!

久延彦神社から三輪山を拝す。


信仰が生活に根付き、構えずに神様に手を合わせられる場所。
奈良はそんな場所のような感じがする。

そんな三輪山を後にして、天河へ向かう。
近鉄線 下市口からバスに乗るために下市口へ向かう。
が、バスの時間を勘違いしていて、予定のバスに乗れなかった!
天河大弁財天社行きのバスは、1日4便しかない。
次のバスまで1時間45分待ち。
あわてても仕方がない。
のんびり待つことにした。
駅の向かいの小さい商店でアイスクリームを買い、
駅の待合所で食べた。
ほーんと、のんびり。

次のバスが来て、無事乗車。
天河大弁財天社に着いて本殿へ向かった。
すると、何と、参加メンバーの正式参拝が始まっていた
ぎりぎりの素晴らしいタイミングで滑り込みセーフ!
何だか弁天様のご加護を受けているかのようだ。



本殿の中を気持ちの良い風が吹き抜け、幸福感に浸る。
男性性を感じる奈良の中で、ここは女性性の強い場所だ。
弁天様のお力なのかも知れない。

正式参拝を終え、境内にある集会所で奉納舞の練習。
ターラの舞は昨年経験済みだけれど、
今回は五十鈴の舞の講師である原先生も参加なさっているため、
動きがどんどんブラッシュアップされていく。
明日までにこれをマスターできるのか…????



夕食後、恒例の(?)音魂瞑想。
ち~こさんのライアに導かれ、みんなで瞑想する。
ひとりで瞑想するときよりも、縁のある人々と瞑想するときの方が、
ビジョンがはっきり見える。
今日はホゼ・イグイアスが地球の中心にあると言う水晶の核のエネルギー、
これをはっきり感じた。
23日の母星(ははほし)祭りの前だからか、
母なる地球のエネルギーが地球の中心からせりあがってきた。
七色に輝く水晶のエネルギーを感じながら瞑想。
今はこのビジョンの意味が分からないけれど、
また日常生活に戻った時に理解できるだろう。

ハイビスカスは太陽の象徴

2008-09-18 15:59:56 | Hawai'i
私をサポートしてくれている高次の存在であるハワイアンのヒーラーが、
こう言ったんだと、masamichiさんが教えてくれた。

『ハイビスカスをサロンのトレードマークにしなさい。
ハイビスカスは、太陽の象徴だから。』

あたしは正直、あまりハイビスカスが好きではなかった。
もともとは好きだったのだけれど、
いわゆるギャルファッションとかいうものの象徴として、
ハイビスカスがよく使われるようになってから敬遠していた。
ハワイ的なものが彼女たちの間で妙にもてはやされ、
それは構わないのだけれど、間違ったハワイ像が広まった気がしたからだ。

ハイビスカスは、実は一日紅という別名がある。
朝咲いて、夕方にはしぼんでしまう。
一日の儚い命なのだ。
しかし、木自体の生命力はめちゃくちゃ強い。
挿し木でガンガン増やせるし、日本の冬でも平気で越冬する。
冬でも室内でなら花が咲く。
沖縄では、赤花(あかばな)と呼ばれる。

現在目にするハイビスカスのほとんどは園芸用の交配種だ。
原種の中にはハワイ原産のものもいくつかある。
あたしがプロフィールの写真に使っているのも、そのうちのひとつ。
これはHauという名前で、薬として古代ハワイでは有用だったようだ。



Hawaiian Herbal Medicine】は、
アカツカ・オーキッド・ガーデンズのギフトショップで買ったもの。
これが結構面白い。
ハワイで聖なる木とされるものは、大体が有用性が高い。
薬だったり、生活雑貨の原料としてだったり。
そんな古代ハワイ人の知恵が詰まっている。
ただ…英語の辞書とハワイ語の辞書、両方用意が必要なのだ。
誰か、日本語訳してくれないかな~

ハイビスカスも有用性が高い植物のひとつだ。
サロンのロゴにハイビスカスを入れたら、一気にハワイ度Up
太陽に向かって精一杯、一日だけ咲く花。
こんな感じで潔く生きていけたら良いな。




セッション、その他諸々

2008-09-14 23:38:57 | Everyday Life
書いていた記事が消えた…
【投稿ボタン】を押したら、なぜかログイン画面に切り替わり、
記事も保存していなかったので、さようなら~
たまにある、こういうこと。
すごく萎える。

気を取り直して、masamichiさんとのセッションの覚書。
必要事項を聞いた後、日頃気になっていた細々としたことを聞いた。

①歌や何かを聞いたりして、突然涙が出ることがあるのはなぜ?
去年は【おしりかじり虫】、今年は【崖の上のポニョ】。
つい昨日は不動明王のご真言を聞いていたら突然涙が…
悲しくも何ともないのに。

答えは、霊と同調しやすいから
去年もmasamichiさんから霊媒体質と言われ、
『ひぇ~~っ』と思っていたけれど、
特に具合が悪くなったり、霊が見えたりするわけでもない。
なのに、同調とは…

いわゆる霊障と言うものが起こるのは、その霊と因縁があるときだなのだそう。
『どんな人も、1体や2体は憑いてるよ』と、さらに怖いお言葉。
でも、因縁がなければ何も悪いことは起こらないそうだ。
なるほど。

あたしは特に子供の霊と同調しやすいんだろうねぇ…とのことだった。
生きていれば、おしりかじり虫を歌ったり、
崖の上のポニョを見たりできたのに…という子供の思いで涙が出るらしい。
不動明王の時は、不動明王を信仰していたお婆さんの霊だって。
それでその人たちが浄化されるなら、まぁ良しとしよう。

②ロミロミなどで他人を触っているときなどに、
突然頭にいくつかの言葉が浮かんでくるんだけど、
これは伝えた方が良いのかしら?

『意味は分かりませんが…って前置きして、伝えれば良いんだよ』とのこと。
何の前後関係もなく突然出てくる言葉は、ガイドからのメッセージ。
文章にするのは伝えられた本人がやれば良いから。
もしかしたら、聞いた時に既に思い当たることがあるかも知れない。
masamichiさんのお答はこうだった。
なるほど!

突然そんなこと言うと、変な人だと思われる…という気持ちがある。
自分はそういうの聞いても全く平気。
どころか聞きたいと思っているものね。
はっきり意味を受け取るためには、訓練と場数だそうだ。
どんな訓練なのかな

虫の知らせとか第六感って、誰でも持っている能力だ。
別にあたしだけじゃなくて、みんな持っている力。
ただ、気持ちに余裕がないと気がつかないんだよね。

こんな細々としたことを聞きつつ、セッション終了。
来たときよりも明るい気分になって、帰途についた。
これって、大事なことだよね。

Laulaってダレ?

2008-09-13 22:28:35 | Everyday Life
Laulaって言っても、江の島沿線さわやかデュオではないのだ

今日はmasamichiさんというチャネラーのセッションに行ってきた。
去年の11月?だから10か月ぶり。
先月くらいに、特に聞くこともないのだけど、
突然「行こう!」と思ったのだ。

「何かメッセージがありますか?」と聞いたら、
「腹を括って、自分のやるべきことをやりなさい」と言うことだった。
【やるべきこと】とはもちろんサロンの運営だ。
『お客さんが少ない』と言いながら、
事実、心のどこかで『まだまだ遊んでいたい』と思っていたんだよねー。
ありゃー

覚悟を決めろって言われた訳ではないけれど、
熊野でも光正さんに【覚悟】の意味を聞かされていたところ。
やっぱり、『これをここまでやります!』ってコミットメントする時期か??

そんな感じで話しつつ、ちょっと前から気になっていたことを聞いた。
それは、『あたしのガイドってどんな方ですか?』。
masamichiさんが教えてくれたのは、
『白人が入植してくる前のハワイの人。コニシキみたいな体格の人』。

え~!!!!
これは、ちょっと驚き。
ずっと自分のガイドスピリットは日本の女性だと思っていたけれど、
8月に紀伊田辺の海辺で瞑想中に聞いてみたら、
LAULAって名前だって答えが返ってきていたのだ。
Laulaとは、ハワイイ語で「大きい、広い、自由な、平等な」という意味だ。
その話をmasamichiさんにしたら、『まさにLaulaって体形だよ(笑)』。

その彼は、古代ハワイで音や声を使ったヒーリングを行っていたヒーラー。
そして、火の女神Peleを信奉していたようだ。
彼は、『Peleと私がついているのに、なぜやらない』と言っているとか…
そしてあたしは、彼のお弟子さんだったそうだ。
はぁぁ~。
やります~、師匠。


Forever Friends...だねー

2008-09-10 20:46:24 | Everyday Life
昨夜、高校時代の友人4人で集まった。
何年ぶり?
卒業以来、約20年近く会っていない友人もいたりして、
本当に『な・つ・か・しー!!!』って感じだった。

海外赴任していたり、大病を患ったり、
それぞれ山あり谷ありの道のりを歩いて来ていたみたいだけど、
20年ぶりなんて感じないくらい、すぐ話が弾む。
バカ話ばっかりだけど…あはは
高校時代に失恋した相手の名前をカミング・アウトさせられたりね

そんな中、会社を辞めたばっかりのヤツがいた。
理由は、『今動かないと、動けなくなりそう』。

分かる!
あたしが会社員を辞めたのも、そんな感じもあった。
それで、自宅でサロンを開いたのだもの。
一歩踏み出せば、その先はまた開けると信じてね。
そうしたらヤツも、整体やマッサージを生業にしようと考えていたらしい。
しかも2日前に。

『うーん、ここで会ったのは、やれってことか…』
先に開業したあたしの話を聞いて、そう言った。
そう思える人間はチャンスを掴めるはず、あたしはそう思う。
背中を後押ししてくれるきっかけって、結構転がっている。
でも、慎重すぎたり気付く余裕がなかったりして、
見逃している人って多いと思う。
でも、気が付けるってことは、チャンスも掴みやすいってことだ。

それにしても、30代後半って、
今後の人生について最終的な決断を下す年代なのかなぁ
不惑の40歳、まだまだその心境には達せず…だなぁ。


もうすぐ仲秋の名月だ。

Na ke Aloha Vol.2

2008-09-09 13:29:13 | Hawai'i
【9月7日(日) Le'aLe'a Party@江の島サンセットテラス】

今日はLe'a Le'a Partyと銘打った、お楽しみパーティの日。
Le'aとはハワイイ語で、喜び・楽しみという意味もある。
カウアイ島からLady Ipo & Na Halohaというミュージシャンが来て、
生演奏を繰り広げつつ、知っている曲はみんなで踊りましょう!
という趣旨のもと開催された。

今日はマナカード仲間のモモさんとKRさん、
モモさんのフラシスターR子さんと、KRさんのダンナ様で参加。
この日も雨の予報を裏切って、めちゃくちゃピーカン。
昨日鵠沼海岸で、久し振りにあり得ないくらい真っ黒になったあたし、
今日はSPF50のサンスクリーンを持参。
日に当たるとすべて吸収する肌質のようで、
本当に真っ黒になってしまった。

プナ・カラマ・ドーソンは、
サンディ・フラスタジオ主宰のサンディさんとフラシスターである。
そのため、サンディ・フラスタジオからもたくさんの参加者がいた。
フラの振り付けは、島によってもかなり違うし、
クムによってもやはり違う。
あたしのハラウは勇壮な振り付けが多いけれど、
プナやサンディさんの振り付けは女性らしいたおやかな振り付けだ。

海が目の前に広がるサンセットテラス、ビール飲みながらまったり~
気持ち良い風が吹き過ぎてゆく。
でも、全然知っている曲を演奏してくれない…
ハワイイって、島によって全然文化が違うんだよんね。
沖縄もそうだけど。
だから、カウアイ島のメレを知っていないと踊れる曲がない。

R子さんが、サンディ・フラスタジオのアラカイである
マヘアラニさんの大ファンのようで、彼女を踊る姿を見て大興奮。
恥ずかしがるR子さんを引っ張り出し、一緒に写真を撮ってもらった。



こういうことができるのも、開放的なパーティの雰囲気のお陰だ。
そして、あたしも奇遇な御縁があった。
昨日のカヒコの儀式で法螺貝を吹いていた男性がこの日もいたので、
思い切って話しかけてみたら、光正さんのお弟子さんであることが判明。
わぉ。



光正さん、顔広いなぁー!
この方はちゃんと徳度を受けた在家出家の僧侶だそう。
あたしは、なんちゃって法螺貝吹きだけど

マナカードのマスターコース以来のKRさんともゆっくりお話できて、
気持ち良い風に吹かれながら、過ごした過ぎゆく夏の日。
ノスタルジックで切なくて、楽しい日。
一緒に行ってくれた友人たちも、「楽しかった」って言ってくれて、
とってもアロハを感じた日。
フラ、最高!

でも、次回は踊れる曲があるメレフラに行こうっと!



Na ke Aloha Vol.1

2008-09-08 16:41:28 | Hawai'i
9月6日と7日、カウアイ島在住のクム・フラであるプナ・カラマ・ドーソンが、
【Peace Project2008】というお祭りを行った。
9月5日は完全にクローズで、富士山の麓で儀式を行い、
9月6日は彼女のオハナやWSに参加したことのある人とともに、
フラ・カヒコで儀式を行った。
9月7日は広く一般の人も集めて、メレフラ形式のパーティ。
そんな内容で、3日間行われた。
人々の暮らしがアロハに満ちていることを願って。
そういう願いが込められているようだ。

5日は彼女の近い人だけだったので、あたしは参加できなかったけれど、
友人のてるてるちゃんが3日間とも参加したとのこと。
なぜ、日本人はハワイに惹かれるのか?
なぜ、ハワイのフラに関わる人は、日本に惹かれるのか?
これはとっても面白い疑問だと思うのだけれど、どうだろう。

【9月6日(土)@鵠沼海岸】
この日はカヒコの儀式。
いただいた案内には、
今までプナのWSに出たことがある人は参加可、みたいなことが書いてあった。
しかし、何がどうなっているのか?
プログラムはさっぱり分からない。
参加表明はどうすれば良いのか???
見学だけはお断りって書いてあるし…
朝も始発で出なければならないような時間だし…

こういう状態のとき、いつもなら行くことを止めてしまうのだけれど、
カヒコの儀式に興味があった。
『もういいや!えい、やっ!!!』って気持ちでとにかく行ってみた。
結局、見学者ってスタンスになってしまったけれど、
行くと言う目的を遂行できたことが嬉しかった。
今までは、『な~んだ、こんなことなら来なければ良かった』って思ったけれど、
今は、『何もできなくても、来ることができた』と思える。
自分なりの進歩。

8時から開始予定だった儀式は、ハワイアンタイムで9時半ごろ始まった。



笑顔がとってもチャーミングなプナ。
声もとても素晴らしい。

明け方は曇っていて涼しかったけれど、
天気予報に反してだんだん日差しが出てきた。
それに伴い熱くなる海岸。



ケイキ(子供)のオラパ(踊り手)もよく我慢したなぁ。
子供でもこの儀式がどんな意味を持っているか、分かるのだろうなぁ。

カヒコは、歴史的な人物やハワイの自然、
ハワイの神様が題材となったメレ(歌)に合わせて踊られる。
この日もペレやカラカウア、リリウオカラニ、ホクレアなどのメレが奉納された。
火傷しそうなくらい熱い砂の上で、お互いを気遣うオラパ達。

プナも踊った。

やっぱり優雅だなぁ


儀式の最後に、ハワイから持ってきた水を鵠沼海岸に流し込む。
水を繋ぐ儀式が行われた。



海はひとつ。
ここをずっと行けば、世界に繋がるのだ。
そして、みんなそのまま海へざぶーん!
ハワイではすぐ身近に海がある。
水着を着ているとか着ていないとか、関係ないみたいだ
とっても暑くなっていたので、30分くらい出てこなかった。
やっぱりハワイアンであるプナが、一番楽しそうだった。
今年60歳になるとかならないとか…
ハラウを率いる強さと童心が同居した人だ。

最後にプナにハグしてもらい、アロハをたくさん感じた儀式は終了。
明日はアウアナのパーティだ。

Eo e ka wa'a

2008-09-04 17:43:34 | Everyday Life
最近、なんとなく掃除をしだしても、いつの間にか大掃除に…
今まで見て見ぬふりをしてきたところが気になる、気になる。
そして、大汗をかきながらの大掃除となるわけである。
今日も窓の大掃除をしてしまった。

それにしても、きれいにしても日々汚れは付着してゆくものなのだなぁ…
気持ちの方もそうなのかも知れない。
瞑想で日々付着していくものをきれいにしなくては。

暑い時期、何も大汗かきながら掃除しなくても…と思うのだけれど、
思わぬ副産物が。
4kg体重が減った!!
2年前にタバコを止めた時に5kg増えたまま固定していた体重。
それが、この暑さとフラの特訓と大掃除で4kg減。
以前穿けたのに最近穿けなくなっていたパンツが、再び入るように。
ラッキー!!

大掃除とフラの特訓。
1年間フラ・カヒコだけを踊ってきたけれど、
ふっとアウアナも踊ってみようかな…と思ったのが6月。
カヒコの美しさとアウアナの美しさ、両方やってみたくなった。
歴史は日々進化する。
現在のハワイを受け入れることも、必要なのではないかと思ったのだ。

あたしの所属するハラウは、例年8月はお休み。
でも、今年はキャッチアップ月間と言うことで、今までのおさらいとなった。
カヒコはアドバンスクラスに進んでも良いというクムのお許しが出たけれど、
アウアナは初心者。
ならば、8月で1年分のキャッチアップだ!!と奮起した。

もう、毎日筋肉痛…
クムのステップはアウアナでも低い。
それにパルパルがつくので、二の腕も筋肉痛…
1ヶ月で5曲覚えなくてはならないため、週に2日はスタジオへ。
1回行くと2時間半のレッスンだ。

クムはサモア系ハワイアンだ。
だからハワイの文化だけでなく、ポリネシア全体の文化を大事にしている。
あたしもカヌーの活動に携わるようになってから、
タヒチやNZ、サモア、トンガなど、ポリネシアに興味がある。
そんなこと考えもせずにこのハラウに入ったけれど、
偶然か必然か、ポリネシア全体を知ることができるのだ。

再来年のフラ・キャンプはサモアでやるそうだ。
わーい!
wa'a(カヌー)のように、大海原を駆けたい。
いろんな文化と出会いたい。
そんな願いが叶うかのようだ。
今日のマナカードもWa'a。
人生の転換期?!
しっかり風をとらえていかないとね


The Card of September

2008-09-02 23:24:47 | Hawai'ian Mana Card
ようやく大気の不安定な状態は抜け出したのだろうか。
一昨日までは午後になると降っていた雨が、昨日と今日は降っていない。

昨日の午後4時ごろの空。
まだまだ龍神さまがたくさん舞っていた。
でも、今日は少なかったな。





昨日引いた9月のマンスリー・カードは【HAUMEA】だった。
HAUMEAは大地の女神であり、豊穣の象徴だ。
自分で引くのはとっても久しぶりかも。
嬉しい



HAUMEAの持っている木の枝は、食べモノを無尽蔵に引き寄せる魔法の杖だ。
HAUMEAは、大地とのつながりを促すカードだ。
自分自身の聖地を巡礼することも促す。

8月は2大聖地を訪ねた。
高野山と熊野だ。
ダンナは高野山訪問後、体が疲れていても心が折れなくなったと言う。
あたしは熊野で繋がりの深い魂の持主たちと、ジョイフルな時間を過ごした。
そういうことがカードで現れたのかもしれない。

よーし!
引き続き9月もジョイフルな時間を過ごすぞ~