Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

ハイビスカスは太陽の象徴

2008-09-18 15:59:56 | Hawai'i
私をサポートしてくれている高次の存在であるハワイアンのヒーラーが、
こう言ったんだと、masamichiさんが教えてくれた。

『ハイビスカスをサロンのトレードマークにしなさい。
ハイビスカスは、太陽の象徴だから。』

あたしは正直、あまりハイビスカスが好きではなかった。
もともとは好きだったのだけれど、
いわゆるギャルファッションとかいうものの象徴として、
ハイビスカスがよく使われるようになってから敬遠していた。
ハワイ的なものが彼女たちの間で妙にもてはやされ、
それは構わないのだけれど、間違ったハワイ像が広まった気がしたからだ。

ハイビスカスは、実は一日紅という別名がある。
朝咲いて、夕方にはしぼんでしまう。
一日の儚い命なのだ。
しかし、木自体の生命力はめちゃくちゃ強い。
挿し木でガンガン増やせるし、日本の冬でも平気で越冬する。
冬でも室内でなら花が咲く。
沖縄では、赤花(あかばな)と呼ばれる。

現在目にするハイビスカスのほとんどは園芸用の交配種だ。
原種の中にはハワイ原産のものもいくつかある。
あたしがプロフィールの写真に使っているのも、そのうちのひとつ。
これはHauという名前で、薬として古代ハワイでは有用だったようだ。



Hawaiian Herbal Medicine】は、
アカツカ・オーキッド・ガーデンズのギフトショップで買ったもの。
これが結構面白い。
ハワイで聖なる木とされるものは、大体が有用性が高い。
薬だったり、生活雑貨の原料としてだったり。
そんな古代ハワイ人の知恵が詰まっている。
ただ…英語の辞書とハワイ語の辞書、両方用意が必要なのだ。
誰か、日本語訳してくれないかな~

ハイビスカスも有用性が高い植物のひとつだ。
サロンのロゴにハイビスカスを入れたら、一気にハワイ度Up
太陽に向かって精一杯、一日だけ咲く花。
こんな感じで潔く生きていけたら良いな。




Na ke Aloha Vol.2

2008-09-09 13:29:13 | Hawai'i
【9月7日(日) Le'aLe'a Party@江の島サンセットテラス】

今日はLe'a Le'a Partyと銘打った、お楽しみパーティの日。
Le'aとはハワイイ語で、喜び・楽しみという意味もある。
カウアイ島からLady Ipo & Na Halohaというミュージシャンが来て、
生演奏を繰り広げつつ、知っている曲はみんなで踊りましょう!
という趣旨のもと開催された。

今日はマナカード仲間のモモさんとKRさん、
モモさんのフラシスターR子さんと、KRさんのダンナ様で参加。
この日も雨の予報を裏切って、めちゃくちゃピーカン。
昨日鵠沼海岸で、久し振りにあり得ないくらい真っ黒になったあたし、
今日はSPF50のサンスクリーンを持参。
日に当たるとすべて吸収する肌質のようで、
本当に真っ黒になってしまった。

プナ・カラマ・ドーソンは、
サンディ・フラスタジオ主宰のサンディさんとフラシスターである。
そのため、サンディ・フラスタジオからもたくさんの参加者がいた。
フラの振り付けは、島によってもかなり違うし、
クムによってもやはり違う。
あたしのハラウは勇壮な振り付けが多いけれど、
プナやサンディさんの振り付けは女性らしいたおやかな振り付けだ。

海が目の前に広がるサンセットテラス、ビール飲みながらまったり~
気持ち良い風が吹き過ぎてゆく。
でも、全然知っている曲を演奏してくれない…
ハワイイって、島によって全然文化が違うんだよんね。
沖縄もそうだけど。
だから、カウアイ島のメレを知っていないと踊れる曲がない。

R子さんが、サンディ・フラスタジオのアラカイである
マヘアラニさんの大ファンのようで、彼女を踊る姿を見て大興奮。
恥ずかしがるR子さんを引っ張り出し、一緒に写真を撮ってもらった。



こういうことができるのも、開放的なパーティの雰囲気のお陰だ。
そして、あたしも奇遇な御縁があった。
昨日のカヒコの儀式で法螺貝を吹いていた男性がこの日もいたので、
思い切って話しかけてみたら、光正さんのお弟子さんであることが判明。
わぉ。



光正さん、顔広いなぁー!
この方はちゃんと徳度を受けた在家出家の僧侶だそう。
あたしは、なんちゃって法螺貝吹きだけど

マナカードのマスターコース以来のKRさんともゆっくりお話できて、
気持ち良い風に吹かれながら、過ごした過ぎゆく夏の日。
ノスタルジックで切なくて、楽しい日。
一緒に行ってくれた友人たちも、「楽しかった」って言ってくれて、
とってもアロハを感じた日。
フラ、最高!

でも、次回は踊れる曲があるメレフラに行こうっと!



Na ke Aloha Vol.1

2008-09-08 16:41:28 | Hawai'i
9月6日と7日、カウアイ島在住のクム・フラであるプナ・カラマ・ドーソンが、
【Peace Project2008】というお祭りを行った。
9月5日は完全にクローズで、富士山の麓で儀式を行い、
9月6日は彼女のオハナやWSに参加したことのある人とともに、
フラ・カヒコで儀式を行った。
9月7日は広く一般の人も集めて、メレフラ形式のパーティ。
そんな内容で、3日間行われた。
人々の暮らしがアロハに満ちていることを願って。
そういう願いが込められているようだ。

5日は彼女の近い人だけだったので、あたしは参加できなかったけれど、
友人のてるてるちゃんが3日間とも参加したとのこと。
なぜ、日本人はハワイに惹かれるのか?
なぜ、ハワイのフラに関わる人は、日本に惹かれるのか?
これはとっても面白い疑問だと思うのだけれど、どうだろう。

【9月6日(土)@鵠沼海岸】
この日はカヒコの儀式。
いただいた案内には、
今までプナのWSに出たことがある人は参加可、みたいなことが書いてあった。
しかし、何がどうなっているのか?
プログラムはさっぱり分からない。
参加表明はどうすれば良いのか???
見学だけはお断りって書いてあるし…
朝も始発で出なければならないような時間だし…

こういう状態のとき、いつもなら行くことを止めてしまうのだけれど、
カヒコの儀式に興味があった。
『もういいや!えい、やっ!!!』って気持ちでとにかく行ってみた。
結局、見学者ってスタンスになってしまったけれど、
行くと言う目的を遂行できたことが嬉しかった。
今までは、『な~んだ、こんなことなら来なければ良かった』って思ったけれど、
今は、『何もできなくても、来ることができた』と思える。
自分なりの進歩。

8時から開始予定だった儀式は、ハワイアンタイムで9時半ごろ始まった。



笑顔がとってもチャーミングなプナ。
声もとても素晴らしい。

明け方は曇っていて涼しかったけれど、
天気予報に反してだんだん日差しが出てきた。
それに伴い熱くなる海岸。



ケイキ(子供)のオラパ(踊り手)もよく我慢したなぁ。
子供でもこの儀式がどんな意味を持っているか、分かるのだろうなぁ。

カヒコは、歴史的な人物やハワイの自然、
ハワイの神様が題材となったメレ(歌)に合わせて踊られる。
この日もペレやカラカウア、リリウオカラニ、ホクレアなどのメレが奉納された。
火傷しそうなくらい熱い砂の上で、お互いを気遣うオラパ達。

プナも踊った。

やっぱり優雅だなぁ


儀式の最後に、ハワイから持ってきた水を鵠沼海岸に流し込む。
水を繋ぐ儀式が行われた。



海はひとつ。
ここをずっと行けば、世界に繋がるのだ。
そして、みんなそのまま海へざぶーん!
ハワイではすぐ身近に海がある。
水着を着ているとか着ていないとか、関係ないみたいだ
とっても暑くなっていたので、30分くらい出てこなかった。
やっぱりハワイアンであるプナが、一番楽しそうだった。
今年60歳になるとかならないとか…
ハラウを率いる強さと童心が同居した人だ。

最後にプナにハグしてもらい、アロハをたくさん感じた儀式は終了。
明日はアウアナのパーティだ。

ギョサン de 六本木

2008-07-07 23:05:58 | Hawai'i
ギョサン。



これを石垣島で買った8年前は、『万年サンダル』と呼んでいたけれど、
最近はギョサンと言うらしい。
魚サン(ダル)なのかな?

昨日はHalauの【Ohana Party】@六本木のスィートベイジル136だった。
Ho'ikeというほどの規模のものではなく、
シスターHalauと合同の小さなステージ。
マナカード仲間のモモさんとKR子ちゃんが見に来てくれた。
こういうものに人を呼ぶ時って、いろいろ逡巡してしまうのだけれど、
この2人なら楽しんでくれそうなので呼ぶことにしたのだ。
やっぱり、お友達が見に来てくれるのって嬉しいなぁ

控室はKumuやHawai'iから来たバンドメンバーが使うため、
あたし達Olapaは半地下の駐車場で着替えやリハーサル。



フラのステージの時はビーチサンダルが重宝する。
それで、ギョサン de 六本木と相成ったのだ。
ステージで踊ったのはたった1曲だったけど、やっぱり楽しい



あたしの所属するHalauは、日本ではまだまだ新興Halau。
Samoa系Hawai'ianのKumuも若干25歳。
彼のおばあさんが興したHalauなのだ。
Kumuの歌声は、あたし達の自慢のひとつ。
本当に良い声をしている。
Samoa系の太いボディから出される張りのある声のOliは聞きごたえがある。
健康のために、もう少し痩せた方が良いとは思うけど…

昨年Halau Oliも作られ、それがKumuの自慢らしい

既に有名になってしまっているHalauはあたしには合わない。
みんなと一緒に作り上げていくことができるこのHalauが好きだ。
Hawai'anのKumuからは、Hawai'i文化をしっかり学ぶこともできるし、
Hulaっていうのはただ踊るだけではないのである。

雨女、じゃなくて雪女?!

2008-02-03 22:51:13 | Hawai'i
本日は同じハラウのメンバーたちと、
【スパリゾート・ハワイアンズ】へ行くはとバスツアーに参加予定だったけれど、
朝起きたら生憎の雪で、結構積もっていた。

今は会社勤めも辞め、朝早く起きることもないけれど、今日は早起き。
久しぶりの早起きは、結構きついなぁ



それでも何とか集合時間に集合場所の浜松町へ到着。
続々集まるハラウメンバーたち総勢8名ともうすぐ1歳の男の子。
さてチェックインしようとカウンターへ…

『実は15分前に常磐道が閉鎖され、ツアーがキャンセルになりました。』

へっ?!
申し訳ありません、100%返金いたしますと頭を下げる係員。
天候事由なら仕方ない。
だけど、こんな時には『あたし雨女なんだー』なんて、
口が裂けても言えない…



幹事さんはこんなものまで作って臨んだのに…

せっかくみんな集まったしということで、急遽ラクーアへ移動。
ここでゆったり温泉に漬かりつつ、まったりしようという算段。
で、入場の列に並んでいたら、
『小学生以下のお子様は入場できません』とのこと。


めげずに同じ敷地内の【ババ・ガンプ・シュリンプ】へ。
朝から雪だったこともあって、店内はガラガラ。



まったりしつつ、おしゃべりに花を咲かせる。
それからさらに場所を【ムーミン・カフェ】に変え、おしゃべりは続く。



集合してから8時間経過後の午後4時解散。
半数は家へ帰り、半数はさらに【銀たこ】へ。
あたしはここで家路についた。

帰りの道すがら、思ったことがある。
あたしは今までこういうおしゃべりって結構苦手だった。
短時間なら良いけど、あてもなく長時間だらだらするには苦手だったのだ。
でも、自分にとって大切な時間を共有する人たちと、
こうやって過ごすのも良いものだなと思えた。

恐らく、今まで見てきた過去生は、
どちらかというとリーダーだったり孤高の学者だったり巫女だったり。
あまり人と関係を結ぶことを必要としていなかった。
だから、今生で人間関係に恐怖を抱いているところがある。
それを少しずつ学ぶ必要があるのだろう。

今日はそれも楽しく学習できた日だった。
感謝

そして行けなかったスパリゾート・ハワイアンズ。
こういう思い出の方がずっと記憶に残るし、後々みんなで笑い話として話せる。
次回無事に行けたら、きっと感動もひとしおだろうな。

 

…明日の朝はツルツルすべりそう。

踊るって楽しい

2008-01-28 00:20:35 | Hawai'i
NPO法人主催【第3回 HULA JAPAN】が、開催された。
場所は鎌倉芸術館 小ホール。
初のステージをそこで踏んできた。



朝、大船駅で同じクラスのイクちゃんとひろみちゃんと待ち合わせ。
イクちゃんとあたしはKahiko2曲、ひろみちゃんはTahitian1曲。
当日のリハーサルしかなく、ほぼぶっつけ本番。
立ち位置も決まっていない…

うちのHalauのKumu Leatoがゲストで出るため、
うちのHalauがオープニングのKahikoを4曲踊った。
まず、うちのHalau50人くらいで踊る【Kawika】。
それから、アドバンスクラスの踊る【Kalakaua】、
そして、あたし達インターミディエイトクラスの【Lili'u e】、
最後はKeikiちゃんたち。

集合後、みんなでわさわさとリハーサル。
何とか立ち位置も決まり、流れも決まった。
Halau Oliをみんなで歌う。
やっぱりKahikoは良いなぁ。
Big IslandのKumuなので、Aiha'aが異常に低く、迫力がある。

お昼を食べたりOliの復習をしたりしながら本番を待つ。



再び集合時間になり、ロイヤルブルーのHalau Pa'uと白いチューブトップ、
Maile Lei、Hakulei、を身につけてステージへ。
KumuとAlaka'iがひとりひとりにハグして回る。

とにかく、ハイヤーセルフに見守ってくれるようお願い。

ソロじゃないしあまり緊張はなかった。
Kumu LeatoのOliを聴いている間にどんどん高まる集中力。
Halau Oliが終わり、Makaukau。
50人が低いAiha'aでびしっと揃った
きっとすごい迫力だろうなぁ。
客席から見てみたい。

この揃った姿こそ、Kahikoの醍醐味だと思う。

しかし、Lili'u eで立ち位置を間違えてしまった…
すぐ気がついて戻ったものの、ちょいと反省。
踊りは

人間って、集中するとほんとにすごい力を発揮するのだなぁ。
これからはちゃんと集中して練習しよう。

後半、Kumu Leatoが【Maui, Hawai'ian Superman】など2曲踊り、
Kumuのウクレレで、みんなで【Hawai'i Aloha】を合唱。
そしてOli Mahaloで終了。

あー、踊るのって楽しい。
これからもっともっと練習して、最終的には自分でOliを歌えるようになりたい。



PAHUは家族

2007-11-25 22:07:09 | Hawai'i
Kaua'i在住のKumu HulaであるPunaのワークショップがあった。
なんとうちから歩いて5分のところにある区民会館が会場だったのだ。
こんなところでHula Work Shopとは珍しい。

Hula暦の浅いあたしは、他のKumuのワークショップは初めて。
Kumu Punaは、たくさんの時間をかけてHulaの話をしてくださった。

一番心に残ったのは、
『Kumuとは上に立つ人ではない。
一番上には生徒達がいて、それをKako'oが支える。
Kako'oをKokuaが支えて、Kokuaを支えるのがKumuの役目だ』と言う言葉。

Kumuは上に立つのではない、下からみんなを支えるのだ。
こういう考え方の出来る学校の先生や企業の管理職って、
いったいどのくらいいるのだろう。
そしてあたしも、部下に接するとき、上からモノを言っていないだろうか…

うちのHalauのAlakaiは、
いつもどんなにみんながひどい踊りをしても最初に必ず褒める。
そして、『こうしたら、もっと良くなる』という指導をする。
これも上からものを言うのではなく、
生徒達を支えるための指導の方法なのだろうな。

そしてKumu Punaは、Hulaに関わる文化もたくさん教えてくれた。

やっぱり、Hulaのようなスピリチュアルな踊りは、
その背景にある文化や伝説、成り立ちや人々の信仰を知らないと、
いくらきれいに踊っても意味がないのだと確信した。

キレイに踊れる人を今までたくさん見てきた。
Hula Auanaは美しい調べに乗せて踊るけれど、自分で踊りたいと思わなかった。
でもHula Kahikoを見たとき、
その原始的で力強いチャントと踊りに衝撃を受けた。

Hulaの真髄は、【Oneness】だと思う。
踊り手たち、踊りと音楽、そしてチャント、神。
これらと一体になるのがHulaの真髄だ。

Aiha'aという言葉には、謙虚なという意味もある。
深く膝を折って、自分を生かしてくれる大きな存在に対して謙虚でいること。
Kaua'iでは太陽が真上を通るため、Aiha'aはそれほど低くないらしい。
Kaua'iから離れれば離れるほど、Aiha'aは低くなるんだって
だからうちのHalauはいっつも『もっと低く』って言ってるのね。

ひとつびっくりしたこと。
HulaにとってPahuはとても大事なもので、
Hale Pahuに保管して絶対に他人に触らせないという話だったけど、
振り付けを教えるのに夢中になったKumu Punaが、
自分のPahuを足で蹴っ飛ばしたのだ
我に返ったKumu PunaがPahuをなでながら、
『これは私の父であり母であり、兄弟姉妹であり、Kako'oであり、
Kokuaであり…』と謝っていたけど


AUMAKUAを考察してみた

2007-07-06 23:17:50 | Hawai'i
Aumakua、それは祖先の神のこと。

古代のHawai'ianたちは、
先祖の霊は動物の姿になって現れ、
個人や家族を守ってくれると信じていたようだ。
Aumakuaは、守護霊のような存在なのだ。

今でもこの考え方は、Hawai'ianの間では浸透しているように思う。
Hokule'aのクルーのKimoさんも、
『オレのAumakuaはMano(鮫)だ』って言っていた。

代表的なAumakuaは、Kimoさんの鮫以外にも、
Pueo(Hawai'iのフクロウで、昼行性)や、Mo'o(とかげ)、
その他様々な鳥や魚などがある。
祈祷により、PELEをAumakuaにした人もいるらしい

それだけ、Hawai'ianにとってAumakuaっていうのは大事なんだなぁ

【AUMAKUA】は、【AUM】と【AKUA】という言葉から出来ている。
AUMはSanscrit語の【OM(オーム)】で、この世のすべてを表す。
AKUAはHawai'i語の【神】。
つまり、完全な存在ってこと。

この話を知ったのはだいぶん前だけれど、
何となく、あたしのAumakuaは
【Mo'o(とかげ)】なんじゃないかなーって気がする。

まず、旅行に行くと必ず遭遇する。
トカゲのみならずヤモリにも合う。
大きなものから小さなものまで、あたしの行く手に現れる。

そして、トカゲの形が好き。
小学生の頃、トカゲやカナヘビを捕まえて飼っていたこともあるくらい。
母はめちゃめちゃ嫌がっていたけどね

そして、大きなトカゲは龍の化身、もしくは使いと言われる。
今年の初めにお会いしたSpychic Healerの方に、
『あなたの行く先々で大雨が降るのは、龍神の浄化だから』と言われた。
だから、何となくMo'oであることを確信した。
Mo'oのKino Lauは、激しい雨や濃い霧などの悪天候の場合もあるらしい。

Mo'oは、Hawai'ianに畏れられると同時に、邪悪なスピリットでもある。
何だかそれが、いかにもあたしらしい。
Mano(サメ)のように強くもなく、
Pueo(フクロウ)のように清らかでもない。
人を騙すけど、同時にAumakuaともなり得る。
この二面性が、いかにもあたし。

ソロバン勘定の得意な現実的な面と、目に見えるもの以外も信じる面。
Mana Cardで色々なものを読み取る力と、噂レベルのものは信じない部分。

もしあたしがHawai'ianだったら、絶対AumakuaはMo'oだなぁ


楽園って何だ?

2007-06-21 22:37:46 | Hawai'i
【地上の楽園】などと形容されることの多いHawai'i。
年中温暖で、海が美しい。
文明もあり、自然も豊か。

多分、楽園はこんなイメージ。
バカンスに行ってお買い物して、気分リフレッシュー!

もともと、そんな旅には興味のないあたしが、ここまで惹かれるHawai'i。
何かあるのだろうと思っていた。

今日、その答えのひとかけらを受け取った。

【楽園写真展-ハワイアンスピリッツ-】という写真展が、
三越日本橋本店で開催されている。
あたしはこのPhotographerの方を存じていなかったが、
お友達が招待券をくれたので行ってきたのだ。



【楽園】なんて気軽に使っているのだから、たいしたことないでしょー!
なんて、気軽な気持ちで行ってきたのだが、写真を見て打ちのめされた。

Hawai'iが何故楽園と呼ばれるのか。
神々と一緒に生活している島だからって言うのはよく言われる。
そんなこと、わかってるつもりだった。

でも、それを写真で切り取って表現している人がいた。
まざまざと見せられる、Hawai'iの本質に近い部分。

Kaua'i島の海に向かってHulaを奉納するKane Dancerたち。
その視線の先には、Double Rainbow。
Ipuを抱えて、天に向かって大きな声で歌うKumu Hula。
Kilaueaから流れ出る溶岩。
あたしは、その写真の前で思わず涙を流した。
そして、心の中でずっと『生きている、生きている、生きている』という
言葉が自然と繰り返された。

全てが生きている。
死ぬことさえ、ここでは生きている。

溶岩で燃えて倒れたOhia Lehuaの木。
でも、その足元からは新しい芽が、溶岩の間から顔を出している。

何故、美しいのか。
それは、すべてのものが連鎖しているから。
他を尊重しているから。

このときあたしの心をよぎったのは、柳澤桂子さんの
【生きて死ぬ智慧】の中の一文。
『…無常の中で暮らしながら 楽園を発見し…』
『苦の中にいて 苦のままで 幸せに生きることができるのです』

買い物天国でも、Surfing天国でもない、真の楽園。
艱難辛苦さえも甘んじて受け入れ、自分の中で昇華させる。
あたしは俗物だから、こんな境地に達するなんてあり得ないけど

Hawai'iはただ癒しを与えてくれる場所ではない。

自分から与えること。
これだけが、受け取るための資格なのである。


半分瞑想状態

2007-06-03 23:46:04 | Hawai'i
LeiはHawai'ianにとって、とても神聖なもの。
Fresh Flowerで作ったLeiは、しおれてきたら大地に還さなくてはならない。
2月にカーネーションで作ったのだけれど、
還すべき大地の場所探しに苦労したなぁ。
改めて、アスファルトやコンクリートに囲まれて生活していることを実感。

そして、Leiの還し場所に困ったあたしは、
最終手段として、夜中に近所の公園の植え込みにそっと置いてきた。

昼間にしおれた赤い花を撒いていたら、絶対変に思われるでしょ

最近、友人達の間でLei作りがブーム。
LeiはLeiでも、リボンレイ。
手芸用のリボンを編みこんで作るLei。
これはしおれる心配がない。

手作りものをあげたりもらったりすることが苦手なあたしは、
面白そうだなーとは思いつつ、手を出さないようにしていた。

結局、みんなが楽しそうにやっている姿に抗えず、
手を出してしまったのが2週間前

色々な編み方がある中で、スクエアノットという編み方を教えてもらい、
ようやくひとりで最初から最後まで作ってみたのが↓



これはリボンレイというより、リボンレイ型のストラップだけど。

久しぶりに、単純作業を一心不乱に集中してやってみて思ったのは、
『まるで瞑想みたい…』。
気を抜くと網目がバラバラになるので気を抜けないし、
そして、考えるのは目の前のLeiのことだけ。
ここ数ヶ月、心の修養のために毎日短い瞑想を行っているのだけれど、
リボンレイ作りはまさにうってつけ。
これに呼吸を組み合わせれば、たくさんのManaを得ることができそう。

そう言えば、小さい頃って手作りが大好きで、
セーターや手袋も編んだりしたなぁ。
意外と手先が器用なのだ。
近々Mana Card Readingを本格的に始めようと思っているのだけれど、
Clientとして縁のできる方に、これを差し上げようかなーなんて
目論んでみたり。

でも、そうすると、今のうちにたくさん作っておかなくちゃ
なんて、取り越し苦労かもね。

Get Luck, Be Happy

2007-05-31 22:26:22 | Hawai'i
英語では【Hawaiian Good Luck Plant】と呼ばれることもあるTiの木。

1月にダンナが社員旅行に行ったときに切り株を買ってきてもらい、
4月上旬に、説明書どおりに水に浸けたけど、なかなか芽が出なかった

そんなとき、5月30日の夜(つまり昨日)
Mana Card Academyで【Ti栽培講座】があると知り、思わず参加。
いやぁ、タイムリー
なーんて思いつつ、参加申し込み。

しかし、この講座に申し込んでから、気候のせいかちょっと芽が出てきた



おやおや、ようやくお目覚めですか

まぁ、芽は出てきたけど、
講座ではK子ちゃんやお久しぶりのSさんなど、
お友達にも会うことができた

Tiの木は、Hawaiianにとって馴染み深く神聖なもの。
この木は浄化と保護を表し、周囲の空気を清浄にすると言われている。
特に、人の集まるところに置くと良いそうだ。
第4のチャクラ(ハートのチャクラ)と、
第7のチャクラ(クラウンチャクラ)に対応するんだって。

日本でよく飾られている『幸福の木』の仲間なのだ。
丈夫で長持ち、ほっといても枯れないらしい

葉っぱはLeiにしてPELEに捧げたり、
油分が多いのでKukuiと一緒に火を点したりしたらしい。
浄化には、Tiの葉に涙と同じ濃度の塩水を振り掛けて使ったりもするらしい。

Mana Cardの17番目のカードは【Ti】。
このカードも出ると嬉しい1枚。

そして衝撃の事実。

何と、Tiの切り株は、横にして水に浸けるらしい…



もともとうちにあったコは、縦に浸けている…
ま、強い熱帯植物だもの、大丈夫でしょー
入れ物は、そこらにあった納豆のパックで取り合えず。

講座の最後に、Ti用の素焼きの植木鉢に自分でペイント。
とにかく丈夫に育ってね


Exciting Night with HAPA

2007-05-02 23:59:37 | Hawai'i
またまたHAPAのステージをダンナと見てきた。
昨日の話だけれど。

HAPAは今一番好きなHawaiian Music Duo。
ウクレレではなくスラックキー、癒し系ではなくスリリング。
そしてコーラスの美しさ。
全てがオリジナリティ溢れる彼らの音。

昨日はお初の【Cotton Club】にて。
丸の内再開発でできた、おしゃれな小屋。
ロビーで、お友達5人と遭遇。
Hawaiiを愛する輪の仲間なので、当然誰かに出会うのである。

自由席のテーブル席なので、少々早めに受付。
お陰で最前列を確保。
この日はChantのChrles Kaupuはいなかった。
BarryとNathanの2人のみ。

この日のセカンドステージということもあり、
最初はちょっとだるそうだった彼ら。
次第にのってきて、旧HAPAの【Pride】なんかもやってくれた
この曲は、もともとU2のヒット曲で、本当にカッコイイ。
こんなのをHawaiianにしちゃうんだから

ラスト近く、【Ka Uluwehi O Ke Kai】のとき、
Barryが何か客席に向かって話している。
何と、あたしのお友達2人に、HULAを踊らせようというのだ
えぇー

ステージに上がって踊る彼女達。
ずーっと物凄い笑顔。
こんな笑顔、子供でもできない

まるでサクラ客のようだけど、別段そういうわけでもなく…

そして、終了後のサイン会。
2人だけだからか、とてもくだけた様子の2人。
思わず買ったCD以外のマナカードケースにも、サインをお願いしてしまいました。
えへ

本当にHAPAサイコー







Bright Breeze

2007-04-30 19:47:48 | Hawai'i
本日は縁あってお知り合いになれた方の写真展へ。
Hawai'iの写真を撮っている方で、
独特のフレームワークや被写体の選び方が、本当にステキ。

開催場所は、伊勢丹吉祥寺店。

吉祥寺は大学時代、うちの学部の人間は相当入り浸る場所だった。
卒業してからはあまり足を運ぶことがなかったけれど。
10数年前に比べたら、少々一般大衆化したきらいはあるものの、
それでもやっぱり吉祥寺は吉祥寺だった…

写真展では、そのフォトグラファーご本人とはお会いできなかったけれど、
マネージャーを勤める奥様とたくさんお話できた。
あまりに写真が独特の色なので、
失礼とは思いながらもフィルターで色を変えているのか聞いてみたら、
フィルターは使っていないとか。
しかも、連写はしないので、ほぼ一枚撮りのものばかりらしい。



最初は買わないでおこうと思ったのだけれど、
見ているうちにどうしても欲しくなってしまった
ここの会場では、サイズ変更を受け付けてくれるというので、
思わずお願いしてしまった…
早く届かないかなー
それと、Puakenikeniのフレグランスも購入。
これも、会場にお持ちのものは売切れてしまっていたので、
入荷次第送ってくださることに。

その後、ダンナにとってもあたしにとっても懐かしい街=吉祥寺をぶらぶら。
まず、【蒼龍唐玉堂】という坦々面屋さんで食事。
あたしは超辣坦々麺という激辛の坦々麺を食べた。
かなーり辛いもの好きなあたしでも、いつものペースでは食べられない辛さ。
でも、辛いものって後を引くのよね
特に唐辛子の辛さって本当に堪らない





口の周りを真っ赤にしながら、井の頭公園へ。
新緑の中、たくさんの人が思い思いに時間を過ごしていて、
本当に気持ち良さそう。
もっとHawai'iみたいにこういう公園がたくさんあれば良いのになぁ。



そして、【はるばる屋】を覗く。
今でも好きだけど、高校生~大学生の頃、
アジアンテイストな雑貨や服が本当に好きで、ここで色々調達していた。
本当にJnis Joplinみたいなカッコばっかりしていた。
今でもお店を覗くとワクワクする。
あの頃と違うのは、値段が安く感じること
だいぶん財力が付いてきたということなのかな。



それから、お気に入りのケーキ屋さんの【Lemon Drop】でケーキを買った。
以前はシフォンケーキがおいしかったイメージだけど、
シフォンケーキは紅茶のみだった
あらー、シフォンケーキがイメージなんだけど。
まぁいっか。



そんなこんなで、のんびりしたGWの一日。
まさにBright Breezeを感じながら。

Beauty 2連発!

2007-04-06 22:49:29 | Hawai'i
今日は午後の仕事はお休み。
先日の休日出勤の代休
それで、前から行ってみたかったLOMILOMIサロンへ行ってみることに。
LOMILOMIは前から興味はあったものの、どこが良いのか分からなくて、
melleちゃんが行ったという恵比寿の【まうまくあ】に行ってみた。

途中、『おっ』と思うイタリアンレストランに遭遇。
そこでランチをいただいた。
ひとりでイタリアンって、何だか優雅な午後のひとときって感じ


恵比寿東口 【Partenope】

そして【まうまくあ】。



ここが日本とは思えないくらいキレイに飾り付けられている店内。
バックに流れるのはエルビスのハワイアン。
一瞬、ここどこ?と思ってしまうくらい。

最初のinterview:
ま「どこか気になるところは?」
S「腰痛と足のむくみ!!」
ま「肩は?」
S「んー、特に凝ってないですねぇ」
という会話を、ハイビスカスティーをいただきつつ、
フットバスに足を突っ込んだ状態で交わす。

実際、肩こりではないと思ってた。
いつも気になるのは、足のむくみと腰痛。
リフレクソロジーに行っても、バカの一つ覚えのように、これを繰り返す。

が!終わってから言われたのが「全身バリバリですよー」。
肩こりななんかも、認識できないくらい麻痺状態になっちゃってるらしい…
確かにすべて腰痛が原因らしい

そして、肝心のマッサージと言えば、ホント気持ち良かった!!
途中爆睡。意識不明。
多分、イビキかいてた、っていうか自分のイビキで目が覚めた…
ハワイで観光客むけのところに行くより、
きちんとした日本のサロンに行く方が、良いなぁと再認識。
また行きたいと思わせる、良いサロンと巡り会えた。感謝。

で、ここのサロンの部屋番号が【801】。
ハワイですねーと、お友達のネタをパクっておく。

その後、Estee Lauder Groupのファミリーセールへ。
毎度のことながら、すごい人人人…





恐れていたことが起こった。
案内状に、Estee Lauder、Clinique、BOBBI BROWN、AVEDAしか
ブランドの記載がなかったのだけれど、出展がこれだけだった
MACもARAMISもORIGINSもなし。
STILAはGroupを離れたから、なくても仕方ないけれど…
何だか言葉は悪いけれど、年々しょぼくなっていく気がする。

商品数も少なくなった。
と言いつつ、それなりにゲット
色モノの販売がほとんどなかったので、珍しくスキンケアものが多い。



今日かなり完売になってたので、明日はほとんどモノがないでは



何だかとっても優雅なひとときを過ごしたような、午後でした

Aloha Spirits from HAPA!

2007-02-04 21:08:25 | Hawai'i
ずーっと見たかったHAPAのライブを見る機会ができて、
今日、ウキウキ気分でClub Ikspiari@舞浜まで行ってきた。
今日は暦上は立春といえど、北風の冷たいまだまだ冬の1日。
でも、心はHawai'iへひとっ飛び

HAPAは98年ごろかな、【In the name of love】というアルバムで
一目惚れならぬ一聞惚れ。
もともとUkuleleよりもSlack key guitarの音色を愛するあたしは、
このContemporary Hawaiianの音に魅せられた。
そのアルバムの中に収められている、U2の【Pride】のカバーも、
本当に素晴らしい出来栄えだった。

そして、何よりもCharlesのChantingが心に残った。

HAPAの音楽を生で聴きたいと願いつつ、ずっと機会を逃してきたけれど、
今回お友達のYさんからいただいた情報によって、ようやく見ることができた。
メンバーはKeli'iからNathanに変わっているけれど。

果たして、今日のライブもCharlesのChantingをfeatureした、
『Haleakala』から始まった。
もう、その瞬間、鳥肌がーーー
祈りの圧倒的なパワーとでも言うのか。



途中、もう既に日本に馴染んでいるらしいBarryの駄洒落などを挟みつつ、
和やかに進行していく。
そして、『E hele ana e』でライブは終了。
約1時間。物足りない

みんなでアンコールを催促する手拍子を送ったけれど、
どうもアンコールはなさそうなので、会場を出ることにした。

そして、ロビーで目にしたのが、サインを待っているらしい人たちの列。
えーまじ
CDを売っているスタッフに聞くと、サインしますよという返事。
早速、買いそびれていたアルバムの【MAUI】を買い、列に並ぶ。
まさか、握手をする機会までもらえるなんてー

Nathanの手は体の割に小さく、Barryはヨーロッパ人らしく洗練された感じ。
そして、Charlesの手は大きくてごつくて温かかったー

一緒に写真をとっても良い?と聞くと、Charlesが『Sure, You can
その、You canという響きに、
この人のChantingが人々に多大な希望をもたらしていることが、
一瞬で理解できたのだ。



Nathanの温かい『Aloha』の言葉も嬉しかった。
いやー、ホント大興奮
今年はハワイ島に行くつもりだけど、マウイ島も是非行かなくちゃー