Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

いつか、花が咲く日に

2007-01-25 23:08:27 | No music, No life!
敬愛なる、Bette Midlerさま

あなたの存在を初めて知ったのは、映画【The Rose】を見たときでした。
当時、あたしは10代半ば、毎日毎日Rockを追いかけていたときでした。

友人から、Janis Joplinがモデルになっている映画があるよ、と教えられ、
ビデオをレンタルして見たときに、あなたの歌声に圧倒されました。



映画【The Rose】は、若くして死んでいったミュージシャン達の半生を、
継ぎ足して1つにまとめたようなストーリーだった。
Janis JoplinやJimi Hendrix、Jim Morrisonというような、
若くして亡くなった伝説のミュージシャンがモデルになっているのだろう。
まぁ、ストーリーは少々陳腐かな…という感は否めないのであるが

でも、この映画を見て、初めてBette Midlerの存在を知ったのは、
大きな収穫だったのだ。

この映画のサントラの最後に収められている、その名も【The Rose】は、
昨年、平井賢さんがカバーしたものがCMで使われていたので、
知っている人も多いかも知れない。

この歌は、今でもへこみそうな時、静かに心を慰めてくれる。

壊れることを恐れる心は、ダンスを学ぼうとしない
覚めることを恐れる夢は、チャンスを掴もうとしない
与えることをしない者は、得ることはない
死ぬことを恐れる魂は、本当に生きることを学ばない



この歌のテーマは、【愛】であると思う。
自分への愛、家族への愛、大切な人への愛。
そして、最後には大きな花が咲くことを信じて。


漂泊への郷愁

2007-01-22 23:59:57 | Everyday Life
あたしには、前世で住んでたんじゃなかろうか?と、思う土地が3つある。

1つ目はHawaii。
今までOahuだけなのだけれど、8回訪れている。
8年前に訪れたときは、帰りのチケットを破り捨てて3ヶ月住みついた土地。
ブランドショッピングもせず、観光もせず、ひたすら海に通った3ヶ月。
ガイドブックを持たず、有名レストランで食事もせず…
生活者としての目線で見ることができた日々。

2つ目はNew Orleans。
こちらは3回。
Dexi Land Jazz、そしてDown to earthな空気感。
すべてがしっくりくる。
自分が街角に立っていることだって、偶然ではなく仕組まれたことだと思うくらい。
写真を撮ったら、多分パズルの1ピースのようにあたしが写っていることだろう。

3つ目はMalta Island。
ここは1回だけなのに、裏通りの石畳や海の見える坂道、
そいういった全ての景色に見覚えがある気がした。

これらの土地への共通の思いは、
『遠く離れていても、あなたの娘を見守っていてね』という思いだ。

旅に出て、知らない土地を歩いてみることも大好きだけれど、
母なる地でゆっくり羽を休める。
そんな気持ちになるこれらの地。
芭蕉のように、【旅を住処】とできたらどんなに素晴らしいだろう




昨日、黒井健さんという画家の個展(@銀座松屋)にダンナと出かけた。
そこで見つけた画集がこれ。



黒井健さんが、黒井さんの英会話の先生のTimothyさんと、
ミシシッピ川を30日間カヌーで下ったときの様子を、
簡単なエッセイと絵でまとめた本。

思わずミシシッピという文字に反応して買ってしまった。
ミシシッピはNew Orleansの象徴のような川だから。

でも、この本に書かれている旅は、Lake ItascaからSt. Louisまでで、
New Orleansの随分前で中断してしまったようだ。


それでも、見ていてとてもワクワクした。
30日も川をカヌーで下り、川沿いでキャンプして星空の下眠り、美しい空の下で過ごす。



これを幸せと呼ばずして、何を幸せというのか。

確かに、雨も降れば風も吹き、大変な思いもしたはず。
でも、自分の小ささをきちんと実感できるなんて、とても幸せなはずだ。
大自然と小さな自分。
黒井さんはとても幸せだっただろう。
それは、黒井さんがこれを本にしたことからも分かる。
とても、やさしくてあたたかい絵。

この本を手にして、あたしがなぜ女性に生まれたかをはっきり悟った。
もし男性だったら、一生をこんな旅に費やしてしまっただろうから。
そしてどこかで野垂れ死にしていたことだろう。

神様は、ちゃんと見ているものなのだなぁ。



たまのお肌の救世主

2007-01-20 22:27:49 | Cosmetixx Maniaxx
いつも使うわけではないのだけれど、IGNISの乳液は常備しているものの1つ。
特に乾燥のひどくなる季節は、切れると不安になる。

すっごい乾燥肌って訳ではないのだけれど

さすがに30代半ばになってから、肌を乾燥させるのが怖くなってきた。
そして、あたしの大人のニキビは、どうも脂分によってできる訳では
なさそうなことも判明…
原因は未だ不明だけど。

IGNISはデパートブランドではなく、化粧品専門店ブランドなので、
買いに行くのがちょっとメンドクサイのが、玉に瑕。
でも、なぜか心惹かれる。

インドから帰って、また謎のニキビたちに悩まされていたので、
リカバリィミルクのお出ましとなった。
劇的に肌質改善とまではいかないけれど、
ないと困る縁の下の力持ち



実は、海外のボタニカルを売りにしているスキンケア物って、
テクスチャーが苦手だったりする。
乳化の技術があまりよくないのか、あまり肌に浸透していかない感じ。
例えばロクシタンとか、ジュリークとか。
1度は使ってみたけれど、多分もう使わない。

その点、コーセーやアルビオンのグループであるIGNISは、
あたしの勝手な製品への信頼が高いのだ。

ということで、何本目かのリカバリィミルクである。

青春の終わりを受け入れること

2007-01-15 22:54:28 | つぶやき
今日、仲の良かった男友達からハガキが来た。

【昨年○月×日に結婚しました】

7~8年前に働いていた会社の同僚で、同期入社そして同い年。
なぜかウマが合った。

あたしは結構『天然毒舌系』。
ヤツは『癒し系毒舌』。
まぁ、2人とも毒舌なんだけど

ここ1年くらいこっちからも連絡せずにいたし、向こうからもなかった。
あたしが転職し、別々の会社になってから、
常につるんでいるという訳でもなかった。
だから気にせずにいたら…

『結婚しました』のハガキ。
ハガキを見て『おめでとう』と思うのと同時に、一抹の喪失感、みたいな。

別に好みではなかったし、恋愛対象にはならないことは断言できる。
なのにねぇ。
ふーむ、不思議な感じ。
自分の青春時代の終わりを受け入れなければならないからなのか。

まぁ、幸せにやっているなら良いかな。
とりあえずメールでも送っておこうか。



左上には針のようなお月様。





第2のツラの皮

2007-01-13 21:06:07 | Cosmetixx Maniaxx
もう、これ以上ないくらいの溺愛アイテム。

それは、MACの【MINERALIZE SKINFINISH】
使うことではなく、持っていて幸せを感じる。
そう、あたしのコレクター魂をくすぐるのである。

これは年に1~2回、MACから限定発売されるフェイスパウダー。
最後に焼成するらしく、大量生産できないのだとか。
焼成するためか、質感が他のフェイスパウダーではあり得ないくらいステキ

今年1月2日に発売されたのは、こちら。


左:LIGHTCASPADE(ピンク、イエロー、モーヴ、オレンジなど…のマーブル)
右:GLISSADE(明るいブラウンとゴールドパール)

そもそも、出会いは2年前。


左:PORCELIN PINK(明るいサーモンがかったピンクとゴールドパール)
右:SO CEYLON(紅茶色とゴールドパール)

PORCELIN PINKは、ほとんど色はつかないけれど、顔色がさえない日は大活躍。
SO CEYLONは紅茶色で、テラコッタな感じ。

この子達と出会い、コレクターに豹変。

基本的には全顔にはたけるけど、チークとして使っているものもある。


左:STEREO ROSE(ローズがかった赤に黒のマーブル)
右:PETTICOAT(濃いモーヴとローズとゴールドパール)

パール感が華やかな感じにしてくれる。

そして、全体的に夏にぴったりな色が多い。

左:SHOOTING STAR(ゴールドパールがかなり効いたブラウン)
右:GOLD DEPOSIT(大粒のゴールドパールの入った明るいブラウン)

そして、シルバーパールのものもある。

左:NEW VEGAS(ゴールドとシルバーパール)
中:SHIMPAGNE(ブラウンとシルバーパール)
右:NAKED YOU(大粒のシルバーパールの入ったブラウン)

手持ちは全11色。
1色だけ持っていない色がある。
ブラウンがあまりに濃すぎて使えなさそうだったMETAL ROCKを持っていない。

それでも、この量だもの…使い切れないのは分かっているのだ…
でも、愛さずにはいられないの。
これを眺めているだけで、幸せな気分になれるあたしの必須アイテム。


TOKYO DAWN

2007-01-11 23:16:34 | Everyday Life
まだまだ日の出の遅い今の時期、晴れている朝は日の出が見える。

今朝の朝日。
とてもキレイだったので、カメラを持ち出してパチリ。



朝は空気が澄んでいるからだろうか。
紺色とオレンジのコントラストがはっきりしていてキレイ。

夢の国から現実の朝へ映る瞬間。
まだまだ街も寝ぼけマナコ。



【DELTA DAWN】という美しい歌がある。
あたしはBETTE MIDLERが歌っているのを、CDで持っている。
美しいカントリーソング。

DELTA DAWNを口ずさみながら、さぁ今日も始まりのとき。
新しい再生の朝。

竜神の浄化??

2007-01-06 23:23:46 | つぶやき
【Spiritual】とか【Psychic】とかって言うと、
どうしても胡散臭いイメージが付きまとう。
万人に見えるわけではないので、科学的に実証が難しいからじゃないだろうか。
でも、完全に否定もできない。
そういう『もやもやした感じ』が、胡散臭さを醸し出すのかな。
しかも、霊感商法とかって見えないことを悪用する人もいちゃったりするし。

でも、聴覚に関わる仕事をしていた6年間、
正常な聴力の人には、聞こえている音は存在を認識できるけれど、
聞こえない人には、その音は存在していないのと同じであるということを、
身をもって知った。
これは聴覚だけでなく、視覚もそうだろう。
もっと言えば、英語が理解できない人には、
英語で書かれた言葉は存在しないのと同じなのだ。
だから、自分が見えないからといって否定してはダメなのだ。

昨年、心惹かれるままにマナカードを手にし、
リーディングを学んでみようと思った頃から、
Spiritualな方やいわゆる『見える(感じる)方』達とお話をしたり、
またお話を聞いたりする機会が増えてきた。
あたしは見えない側の人間である…
だから、何かのインスピレーションを得る手段として、
マナカードを手にした。
けれど、これは占いではない!と思う。
どちらかというと人生哲学。
地球に生きる人間として、また、コミュニティに属する人として、
行動の規範を教えてくれるものだと思うのだ。


ま、それはおいといて…
今日も『爆弾低気圧』の中、Psychicである方のお話を聞きに出かけてきた
爆弾低気圧とは、24時間で24hPa以上急激に気圧が下がる低気圧のこと。
豪雨や強風などの危険な天候をもたらす低気圧である。

あたしは、ものすごーく雨オンナなのである
昨年10月の小笠原では台風2つに直撃され、
昨年4月のミネアポリスでは、雹が降って飛行機に2時間閉じ込められた。
パラオでは10年に1回の台風に直撃されたこともある。
御蔵島でもフェリー欠航で、ヘリで帰ってきたこともあるし。
正直、数え上げたらキリがないのだ…

そんな状況を、その方に尋ねてみたら…

なんと、【竜神の浄化】なんですって
わー、ステキ

確かに、悪天候に見舞われるのは旅の前半。
その後は快晴であることが多い。
今まで単純に『運が悪い』と思ってきたけど、
竜神様のご加護だと考えると、嬉しくなる。

大気が動くと嵐が起こって、本当にご苦労なさる方や怪我をする方、
最悪の場合は命を落とすようなこともあるので、単純に喜んじゃいけないけど。

一昨年末から昨年半ばまで、辛いことが連続して起こり、
人のせいにしたことも多数。
でも、色々な方の話を聞いて、
『今の自分は過去の自分の結果』であることが理解できた。
自分自身が作ってきたのだということを。

今日も帰りは雨が上がって星が見えていた。
またひとつ、竜神の浄化を受けたのかも知れない





家系図って…なんで必要なの?!

2007-01-03 22:42:54 | 夫婦別姓という道
年始は、ダンナの実家とあたしの実家にご挨拶に行くのが恒例行事。
ダンナの両親とは、正月くらいしか顔を合わせないのだ。
なぜかって?
義父が苦手なのである。
話が逐一合わない。
向こうも合わせようとしない。
それならば、顔を合わせる機会を減らした方が賢明である、という考えなのだ。

本日ダンナの実家へご挨拶に行ったとき、突然義父が、
『戸籍謄本を取ってきて』
言い出した。

はい

実は、あたし達2人が夫婦別姓のために、昨年事実婚という選択をしたことは、
ダンナの両親には言っていない。
団塊の世代よりちょっと年上の世代には、理解しがたいことだと思ったから。
しかも、義父は自分が世界標準だと思い込んでいるような人なのである。

だから、戸籍謄本と言い出したときの驚愕って言ったら…

なぜ戸籍謄本と急に言い出したのか、
恐る恐る理由を聞くと、なぜか突然家系図を作り出したらしい。
数年前のルーツ探しのブームが、記憶の底から蘇った…

なぜか、日本中で【自分探し】が大ブームである。
家系図作りはその一環として、数年前からブームだった。
でも、なぜ4~5代くらいしか遡れないのに、家系図なんて作るのだろう。
しかも、日本の家長制度の場合、
その家に嫁いだ女性のルーツはその家系図からは読み取れない。

まるで、女性は子供さえ産んでいれば良いとでも言うかのように。

話は飛躍するかも知れないけれど、
あたしは少子化は、この日本の男子優先の風潮にも、原因の一端があると思う。
女性も一人の人間であることを、社会が認めていない。
女性にも、今までの生きてきた足跡があるのに、
日本の戸籍制度の中では埋もれてしまう。

女性の大学進学率も高くなり、
女性にも知性があり教養があることは立証されたはず。
そんな中で、子供だけ産んでりゃいいって一体どういうこと?

会社に勤めても、今のところ姓が変わる不便さを味わうのはほとんど女性。

どうせ、廃藩置県で与えられただけの姓に、なぜそこまでこだわるのか?
種族を残すことに必死になるならともかく、
大した価値もない家系図を残すことに必死になるなんて、馬鹿げている。

家や姓ではなく、個人として独立したいと思う意識を育てられる国作りを、
政治家の方々には目指して欲しいのである。