Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

小さい一言だけど…

2008-05-30 00:47:31 | Everyday Life
小さい言葉。
自分が言ったことすら忘れているような、小さな言葉。
そんな言葉を、ずっと母が覚えていて励みにしていたなんて、知らなかった。
しかもその言葉を、14年ぶりにまた母に言った。
『駄目だと思ったら、そこでダメになっちゃうんだよ』

昨日、半年振りに実家に帰った。
10年前に行った、股関節の骨切り術の経過観察だ。
もうこっちはほとんど問題なし。

この大学病院から実家はそれなりに近い。
心配性の母を安心させるためにも、
年に1回のことだし、診察帰りには実家によって泊まることにしている。

実家での会話は、軒並み昔話になる。
でも、その昔話が苦ではなくなったのは、
あたしもそれなりに年をとったということかな…む~

母が5年ほど前から一緒に行きたがっていたイタリア、
なかなか機会が巡ってこない。
今年は妹がもうすぐ出産だから、また行けないだろう雲行き。
とうとう母が、『お母さんはもう行けないから』と言い出した。
そのためにとっておいたお金を使って、あたしとダンナだけで行けと言うのだ。

あたしは、
『来年でも再来年でも、行けるときに行こうよ』と言った。
あたし達は自分のお金で行けるから、と。
母は膝が痛いとか、飛行機に長時間乗るのが辛いとか渋ったので、
『駄目だと思ったら、本当にダメになっちゃうんだよ』とこのセリフ。

母は14年ほど前に体を壊し、一時うつ状態になったことがある。
当時既に社会人だったあたし、役所勤めの父、大学生の妹、
この3人で手分けして、外に行くときは連れ添って行った。

姉は義兄の転勤でアトランタにいた。
体を壊す前までは、母はアトランタに行くことを楽しみにしていた。
でも、体を壊した後行くことをためらっていた。

そこであたしが言ったらしい。
駄目だと思ったら、そこですべてダメになると。
うーん、覚えていないなぁ。
でも、その言葉で母は立ち直ったと言うのだ。
まぁ14年前のまだ若造のあたしが、何を偉そうに…って思うけれどね。

しかも、今も言うことがほとんど変わっていないのだ。
結局三つ子の魂百までということか。
シピリチュアルブームのだいぶん前から、心の力を信じていたのだなぁ。

すべては自分の心次第。
『できると思えば何でもできる!』
単純だけど真理なのかな。
ということで、母と父と(なぜか増えた)あたしとダンナ、
4人で来年はイタリアへ行くことになりそうだ。

唐辛子は季節を知っている

2008-05-27 22:41:45 | Green Fingerになりたい
PCですぐ世界とつながり、何でも買えちゃう今日この頃。
寒いのが嫌いなら、すぐ海外にだって行けちゃうし、
海外からのお取り寄せもしたい放題。
ま、金額が許す範囲でだけど…
そんななんでもありの昨今でも、植物たちは自分のサイクルで生きている。

3月半ばに蒔いた唐辛子の種。
ようやく、ようやく、芽が出たぁ
去年ハワイ島で買ってきた唐辛子の種を外して冷蔵庫で保存。
それを3月になってから蒔いたのだけど、苦節2ヶ月半で芽が出た。

カモミールやセージは蒔いてすぐ芽が出てきた。
でも唐辛子ちゃんはさっぱり…
もう駄目かな~って思った矢先に芽が出てきた。
発芽温度は26度くらいなのだろうか?
ここ数日、最高気温が26度を超える日が続いたからかな。

出てきたと思ったらグングン伸びる。
朝見たときと夕方見たときでは、すでに背丈が違っていた。



家でハワイから来た唐辛子を栽培!

ホワイトセージもだいぶん大きくなった。
本当にホワイトセージの香りは格別。
このまま梅雨も乗り切って欲しい。



それにしても、植物たちは自然のサイクルに従っているから、
人間があーだこーだと心配しても仕方がないことを実感する。
寒いのが嫌だなんて、あたしもよく文句を言うけれど、
本当はそのサイクルを楽しむ方がより人生を味わいつくすコツなのだろう。
寒ければ寒いなりの楽しみ方、暑ければ暑いなりの楽しみ方。
最近、その自然のサイクルからどんどん離れていることが怖くなってきた。
直感を鍛えるためには、まずBack to nature。
そんなことをうちの植物たちは無言のうちに教えてくれるのだ。

教えるということ、その資質

2008-05-25 23:54:17 | つぶやき
最近【人に教えるということ】がブームのような気がする。
そしてなぜか、【リーダーシップのある人】がもてはやされる。
しかし、船頭多くして船山に登るという言葉が示すとおり、
リーダーばかりでは世の中成り立たない。
技術に長けた人、裏方仕事が得意な人、様々な人がいてこそ世の中は成り立つ。
そんなことを、一昨日友人と話した後から考えている。

スピリチュアルブームの昨今、スピリチュアルな仕事で稼ぐためには、
色々ワークショップをやるのが手っ取り早いのだろうか?

本当のリーダーだと、あたしが思う人が2人いる。
小嶋さちほさんと、フラを教えるmさんだ。
あたしはこの方たちが人をジャッジしているのを聞いたことがない。
すべての人に好意的なのに対し、誰かに迎合することもない。
何か問題が持ち込まれたとき解決策を示すのではなく、本人に解決を促す。
これは実際やってみるとなかなか難しい…

世の中様々なスクールがあり、教える立場の人がたくさんいる。
しかし、自分にとって教師と思えない人の下についてしまった場合、
これは学びと思うのが一番だろうなぁ
まさに反面教師ってヤツかもね



だから、いつも目を曇らせないようにして、
自分の直感を信じられるようにしておかなければ。
結局、反面教師を選ぶのだって自分自身だしね。

海と共に、海のために

2008-05-19 22:32:32 | Hokule'aの教えてくれたこと
死をも覚悟して冒険に乗り出した人が次世代に向けて残す言葉。
何故、こんなに胸に響くのだろう。
どんなに霊視やチャネリングができても、スピリチュアルに詳しくても、
この言葉に敵うものはないだろう。
いや、死を覚悟して大海原に乗り出したとき、
その人の魂は深くスピリチュアルに目覚めたのかも知れない。
それをご本人が気づいたかどうかは兎も角として。

約10ヶ月ぶりの海洋大学越中島会館にて。
そんな言葉に出会えた。
本日開催されたのは、
【海洋普及推進委員会設立記念フォーラム -日本の海洋教育を考える-】
様々な海洋学の著名人、計7名が講演した。
でも、心に残ったのは、お役所の方や大学教授の言葉よりも、
海に深く関わって生きている海洋ジャーナリストの内田正洋さん、
海遊びの仕掛け人で日本初のサーフィンの世界チャンプ、ドジ井坂さん、
海洋冒険家(とご本人は言われたくないらしい)の白石康次郎さん、
このお三方の言葉だった。



教育なんて大げさなことを言わなくても、
海を畏れ敬う中で海に関わる精神は育っていくということ。
そして、次世代のその海に関わるチャンスを奪っているのは、
ほかならぬあたし達大人だということ。

その中でも一番『ハッ』とさせられたのは、白石康次郎さんの言葉だ。

『自然破壊、自然破壊って言うけれど、自然は破壊されたことなどないのです。
自然破壊と言いながら、いつも破壊されているのは人間文明。』

『いくら海の上で頑張ったって、海は評価しない。
ただ滔々とそこに流れているだけです』

『海の上ではひたすら自分と向き合う。自分の心がどこにあるか確認する。
今の子供たちは情報をたくさん持っていて賢いけれど、
自分と向き合う時間がない。
だから感性が出てこないのです。』

なんて重い言葉だろう。
生死をかけて海の上にいたからこそ出てくる言葉。
昨今のスピリチュアルブームにおけるどんな霊能者の言葉より、重くて深い。
ホクレア号ナビゲーターだったナイノアさんがひたすら謙虚なのも、
自然の前では人間の地位とか肩書とか、
そんなもの何の役にも立たないことを知っているからだ。

教育とか、子供を教え導くとか、そんなの幻想かも知れない。
大人だってまだまだ知らないことがある。
でも、大人が夢中で学ぶ姿勢を見て、子供も安心して学ぶのかも知れない。

ドジ井坂さんが、
『事故があれば臨海学校が中止になる。
子供はそんなの望んでいない。
大人も海遊びができないのに、子供にできる訳がない。
まず、大人からやらなくちゃ。』

自然に親しんで真摯に向き合ってこそ、ありがたさや怖さが分かる。
最近のロハスブームの気持ち悪さは、自然に向き合っていないからだろう。
やはり、何かを成し遂げた人の言葉は、重い。




すごい米!

2008-05-18 21:21:10 | Everyday Life
結構クジ運が良いのが小自慢
今月2つ目のお届けもの。



北海道産ブランド米【ななつぼし】と、お米を炊くための土鍋。
サッポロビールのキャンペーンで当たったのだ。
お米は可愛い俵に入っている5kgのお米。

両親の口癖は、『うちはクジ運が悪い』。
だからあたしも、ずっと自分はクジ運が悪いと思っていた。
ある時、ダンナがあたしに言った。
『Saraはクジ運が良いなぁ!』

思い返してみると、結構色々当たっている。
サッポロビールのタイ旅行、世界ふしぎ発見のクリスタルひとしクンが大物で、
それ以外もちょこちょこ。
友達のパーティのビンゴや@cosmeのプレゼントとか。
意外とクジ運良いじゃんって思ったら、細かいものが当たりだした。

やっぱり、人間、思いこむとそれを引き寄せるのね
今月1つ目はマカダミアナッツオイルだった。



これからロミロミを本格的に始めるあたしには、うれしい限りだ。

Alohaの心

2008-05-15 22:34:34 | つぶやき
A:ala 用心深く警戒すること
L:lokahi 調和をもって働くこと
O:oiai'o 真の誠実さ
H:ha'aha'a 謙遜
A:ahonui 辛抱強く耐えること

Alohaはハワイ語のあいさつ。
Alohaは愛。
だけど、もっと深い意味があるもの。
あいさつが「愛」なんて、素敵だなぁ。

Alohaの意味はまだまだ理解できていないけれど、
日々近づきたいと願っている。
しかしあたしには【自分自身と周囲に対する許しと調和】という、
大命題が与えられている…ふぅぅ~

先日、13人のグランマザーのクララさんのお話し会でのこと。
筆頭世話人のおふたりは、昨年からお付き合いのある方だった。
会場についてあいさつすると、とてもそっけない
一瞬、ちょっと悲しい気持ちになり、その方たちを批判しそうになった。
でも、ちょっと待てよ。

その方たちの立場になって考えてみたら、
大事なお話し会をきちんと運営する大事なお役目の時に、
にこやかにみんなにあいさつして回るなんてできるかしら…
あたしだったらできないかも知れない。
そう考えたら、自分の身勝手さに気がついたのである。

今は彼女たちに批判の目を向ける時ではない。
Alohaを送る時だ。

案の定お話し会が無事終わった後、彼女たちとにこやかに話すことができた。
肩の荷が下りて、晴れやかな表情の彼女たち。
あたしも成長したなぁって自画自賛
Ken CarlsonさんのKaua'i Healing Essenceのお陰かも知れない。



パトゥル・リンポチェが、
『私は仏教を理解できているとは思いません。
でも、仏教の教えが好きなのです。』
あたしもまだまだAlohaの心が理解できているとは思わないけれど、
Alohaの心に一歩でも近づけるように、様々な機会をありがたく受け取ろう。

こうやって少しずつ、なりたい自分になっていくんだろうなぁ。

強いぞ!Tiちゃん

2008-05-13 22:49:30 | Green Fingerになりたい
去年鉢植えにしたTiちゃん達6鉢のうち、2鉢がダメになった。
日本の冬の寒さに耐えられなかったのか、
冬眠中なのに水を与え過ぎたか…
1鉢は完全にアウトだったけれど、
もう1鉢はダメになりきる前に葉っぱを切り、水に差しておいた。
それが3月半ばのことだった。

ずっと緑色を保っていた葉っぱもだんだん枯れてきて、
さすがにここから発根は無理かも…って思っていたのだけれど、
本日、無事に発根しているのを発見!
強いなぁ。

TiはHawai'iでは魔力の強い、厄除けの植物とされている。
Hawai'iではKi(キ)という発音なのだけど、
Ti(ティ)という呼び名の方が一般化している。

家の生垣にしたりするので、Hawai'iでは本当によく目にする。
Hula Kahiko(古典フラ)では、これをPa'uにしたりする。
Leiにもよく使われる素材で、乾燥に強くてとても丈夫な植物だ。
繊維も丈夫なので、紐の代わりに使われたりする。

Hawai'iで聖なる木と言われる植物たちは、とにかく強い。
Kukuiも強いしTiも強い。
そして、実用的なのだ。

Hawai'iというとハイビスカスやプルメリアのイメージが強いけど、
実はこれらのものは外来種。
マンゴー、グアバ、パパイヤ、パイナップルも外来種。
Hawai'i固有種を見分けるのはとても簡単。
Hawai'ian Nameがあるかどうかを調べればOK。

さて、このTiちゃん。
もう少し根っこが伸びたら鉢植えにしよう。
ということで、6鉢中5鉢は無事だったことになった。
よしよし。


13人のグランマザーたち

2008-05-12 22:04:07 | Everyday Life
昨年暮れくらいから、
13人のグランマザー】という団体の名前を聞くことが増えた。
どんな人たちなんだろう。
実際の彼女たちの活動について、ほとんど知らない。
でも、何となくその名前が耳に残った。

昨日、その中のおひとりである、
クララ・シノブ・イウラさんのお話し会に参加する機会を得た。
どんなひとなのだろう、どんな活動をしているのだろう、
会場の正満寺へ楽しみにしながら行った。

クララさんは日系ブラジル人のシャーマンで、
日本でこのくらいのお歳の方におばあちゃんと言ったら怒られそうな、
そんなお歳に見えた。

13人のグランマザーの国際評議会は2004年に、
地球環境の悪化を食い止めるために組織されたそうだ。
地球のために祈り、世界各国を回って地球環境の改善を訴えている。
やっぱり、スピリチュアリティとエコロジーは、シンクロするのだ。

グランマザーたちは、地球環境だけでなく女性を取り巻く環境や、
自分自身の中の神性に出会うことも訴えている。
そんなお話を笑いを交えながら聞いた。

そしてクララさんのお話を聞いている最中に、
隣の部屋でお話し会を終えたチベット僧のパトゥル・リンポチェがやってきた。
精神性の高い人は、精神性の高い人が分かるらしい。
クララさんに向かってありがとうと言い、
私たちにはブレッシングをしてくださった。
チベットは、今あたし達が避けて通れないものらしい。

地球環境、人権問題、女性問題、民族間の紛争…
今、あたし達が抱えている問題は山のようにあるけれど、
これらは解決できない問題じゃないんだなー。
ひとりひとりがこれらの問題の解決を、心にしっかり描いていくこと、
他者への愛を深めていくこと。
2010年、13人のグランマザーの評議会を日本で開くかもしれない。
そのときにあたし達は胸を張って言いたい。
たくさんのことを地球のため、生きとし生ける物のために行ったと。


Mahaloの法則

2008-05-09 22:34:40 | Everyday Life
最近マイブームの【引き寄せの法則】。
人は、自分の意識に浮かんだものを引き寄せているというヤツである。
だから自分の欲しいものを思い浮かべて、
たくさん引き寄せちゃおうっていう、欲張りな法則である。

実際、日常生活を細かく観察していると、
良いことも悪いことも大小それぞれ、結構引き寄せていることが分かる。
不安な時は不安な状況を、楽しい時は楽しいことを引き寄せている。

その引き寄せの法則の変形バージョンというようなものを、
ハワイ島でAuntie Mahealaniから教えてもらった。
その名は【Mahalo Kanawai】。
Kanawaiは、ハワイ語で法律とか法則とかいう意味である。

何か自分が引き寄せたいものがあるとき、
それを既に手に入れた気になって、
『Mahalo(ありがとう)』と宣言するのである。
たったこれだけだけど、相当な効果があるのだ。

腰痛持ちのあたし。
今週は特にひどく、2日間ほどひどい状態が続いた。
寝返りもうてないくらい痛みがひどかった夜のこと、
困り果てたあたしは、『この痛みから解放してくれてありがとう』と言ってみた。
それから眠りについたのだが、翌朝はかなり痛みが軽減されていたのだ!

これは使える!
Mahalo!!Auntie!

さてさて、これからたくさんのものを引き寄せようっと。

マナカードは知っている…かも

2008-05-06 22:25:26 | Hawai'ian Mana Card
いつも通り、自分にとって何か大きなイベントがある時は、マナカードを引く。
今回もロミロミWSの前と後に引いた。

ハワイに行く当日に引いたのは、【PU'OLO】。
解放がメインテーマのカードだ。
精神的な重圧を背負っていたりする時に出やすい。

帰ってから、この旅で得たものを聞いたら【MANO(白サンゴ)】。
リーダーシップ/欲望がメインテーマのカードだけれど、
白サンゴが上の場合は、無謀な欲望に注意しろって意味だ。

ハワイに行く数日前から、PU'OLOが立て続けに出ていた。
何か解放しなくてはならない感情を抱えていたのだろうか。
でも、それが何だったか、今ははっきり分かる。
解放しなくてはならないのは、あたしのリーダーシップに対する感情だ。

他人をコントロールしたいと明らかに思っていなくても、
確かにあたしにはその傾向がある。
他人をコントロールするというよりは、状況をコントロールしたいという欲求だ。
状況をコントロールするということは、少なからず他人をコントロールする。
でも、そういう自分に辟易し始めていたことも事実だ。

自分自身に自信があったら、ひとりでどっしり立っていられる。
ひとりで立っているのも怖くて、だけど他人にすべてを明け渡すのも怖い。
だからコントロールしたくなっていたのかも知れない。

そろそろすべてを手放して、自分自身と周囲への許しと調和を実践する。
そんな時期に来たのかも知れない。


ありがとう、Hawai'i

2008-05-05 22:33:58 | 
内面を見つめるつらい旅だったけれど、
心洗われる様々な風景や出会いもあった今回のHawai'iの旅。
昨年8月は、【もー、めちゃくちゃ楽しい!!】
って気持ちだけでBig Islandを回ったけれど、
こんな厳しいこともHawai'iの風景の中でなら学びとなる。
日本でだったら逃げ出していたかも。

【Kaua'i Healing Essence@Kaua'i】
あたしのハイヤーセルフと会話して、
一番最適なエッセンスを選んでくれたKen Carlsonさん。
その時抱えていた課題をずばりと言い当てたのには脱帽。
『自分自身と周囲に対する許しと調和』

あたしはこのエッセンスを選んだ理由をKenさんに尋ねながら、
何故かとても『許された』という感覚を覚えて、
また涙が止まらなくなった。
んー、あたし、こんなに泣くことなんてないんだけど…

そのフラワーエッセンスをブレンドしていただいた後、
好きなだけKenさんの素敵な庭で過ごさせてくれた。







本当に心地よい海風と、びっくりするくらい大きなクリスタル。
ずっとここに居たいくらいだった。

【Kilauea Volcano@Hawai'i】
前回も来たKilaueaだけど、3月下旬からHalema'uma'uが噴火しているためか、
国立公園の入り口付近からとても強いPeleのエネルギーを感じた。

午前7時までなら、入場無料!
日の出前にHalema'uma'uへ到着。
その後Volcano Houseで朝食を取っていたら、Halema'uma'uから虹が。



なんとも幻想的。

それから人気の少ないLava Tubeへ。





Another Lava Tubeでは、たくさんのたまゆらちゃん達に会った。

【Hanapepe Town@Kaua'i】
世界で一番有名なSmall Town。
何故かは知らないけど…
敬愛するBlues SingerのTaj MahalがKaua'iに移住後作ったアルバム
【Hanapepe Dream】を聴いてから、耳に残っていたその名前。
実際に行ってみて、その街の美しい佇まいに一目惚れ。







通りのベンチに座って空を眺めていたら、夏休みの子どもの気分。
ここに住みたいな…とさえ思ってしまう、美しい街。

【Warm Pond@Hawai'i】
4月20日の満月の日に行った、ハワイ島東部の聖地。
海岸線に温泉が湧き出して、ぬるま湯に浸かっている気分。

夕方、海から上がる満月を見て、とっても神聖な気分になった。
聖地の周りにはたくさんのたまゆらちゃん達。



【LakaのHeiau@Kaua'i】
LakaはHulaの女神である。
(Hi'iakaをHulaの女神とする説もある)
そのLakaを祀ったHeiau(古代Hawai'iの神殿)の跡地。
いまだにたくさんのLeiが捧げられていた。

もともとは許されたHalauのメンバーのみが入れたらしい。
でも、Lakaはとても陽気な女神みたいで、
あたし達が行った時もとってもWelcomeな空気で迎えてくれた。



【Sleeping Giant@Kaua'i】
カウアイ島に住むという不思議な小人たちMenehuneのお友達。
小人と巨人の組み合わせが面白い。
本当に眠っているみだいたけど、神話上死んでしまっていることになっている。





ありがとう、Hawai'i。
また6月に来ます。

いくつかの象徴的なできごと

2008-05-04 22:16:09 | 
8ヶ月ぶりにハワイへ上陸してきた。
今回は、テンプル式ロミロミ(ロミロミ・ヌイ)を学ぶためだ。
4月15日~4月22日までハワイ島でロミロミWSレベル1、
4月22日~4月29日までカウアイ島でロミロミWSレベル2、
そして、4月29日~5月1日まではひとりでカウアイ島をいったりきたり。

4月15日~29日は、ロミロミ・ヌイを学ぶあたしを含めた7人と、
ティーチングを学びに来た計8人が一緒だった。

ロミロミ・ヌイというハワイ伝統のボディワークを習得しようと思ったのは、
マナカードのリーディングに来る方たちに、
より深い解放を体験して欲しいというのが発端だった。
しかしこのコース中に、あたし自身が解放しなければならないもの、
あたし自身の課題を見せつけられることになった。

浄化するには、浄化すべきものを認識しなければならない。
それは、普段蓋をして目を背けていることだから、
見つめ直すには相当な痛みを伴う場合もある。
ヒーリング・アイランドとも言われるカウアイ島は、
そのパワフルな浄化の力によって、ぐいぐい迫ってきた。
だから、あたしはしばらくカウアイ島には行かないだろうと思う。
だって、まだまだ今回のことを消化しきれていないから。
これをきちんと消化しないと、つらいだけの体験で終わってしまう。
消化したら、またこの島の懐に飛び込んでみようと思う。

ところで、このコース中にいくつか象徴的な出来事やビジョンを見た。
ハワイ島でお会いしたチャネラーのAuntie Mahealani。
彼女のチャネリングによると、この8人はムーの時代に一緒にいたのだとか。
相当近い関係で、同じ研究所の科学者だったんだって。
Auntie Mahealaniがあたしを指さしてこう言った。
『彼女がチームのリーダーだったわ。』

あたしは最近、リーダーや指導者の孤独を考えていた。
甘えても良いのに甘えられない。
間違えても良いのに間違える姿を見せるのが怖い。
変なプライドで意固地になる。
そんなことを考えていたのだった。
このコース中にあたしについたニックネームは、【雑学のデパート】。
あたしがリーダーだったってことに、みんなが納得した。

しかし結局、研究者たちの努力も虚しく、ムー大陸は沈んだとされる。

そしてカウアイ島でも。
カパアにある【Angelin's Mu'olaulani】という
ロミロミやソルトスクラブができるサロンでみんなでスクラブしていた時。
ベッドに素っ裸で寝て、みんなにソルトスクラブをしてもらっている時、
急に過去生と思われるビジョンを見て、涙が止まらなくなった。

ムーの時代なのか、大昔なのか別の星なのか分らないけれど、
とにかく今と違う異次元にいたときに病気になったあたしは、
みんなに体をさすってもらって病気を治したことがあるようだ。
病気を治すのは薬やマッサージではなく、
みんなの手のひらから出る【気】や【愛】だった。
それを思い出したとたんに涙が止まらなくなり、
しゃくりあげると鼻から塩水が入ってきてむせて…大変な状態になった。

さらに、ロミロミの練習台になっていたときに見たビジョン。
ソルトスクラブで見たのと同じくらいの時代は、
体のメンテナンスは魂を外して行っていたようだ。
魂は、体のメンテナンスを幽体離脱した状態で眺めていた。
だから医学が進歩したといわれるこの時代よりも、人々は長生きだったようだ。

コースの最終日に見たビジョンも象徴的だった。
大きな鳥、'ioかiwaになったあたしはハワイ諸島の上を飛んでいた。
ある島の渓谷に着陸すると、白髪のハワイアンのおじいさんに会った。
彼はこう言った。
『ハワイアンの魂の色は、すぐに見分けられるようになる』
これは何を意味しているのだろう。

これらのビジョンやチャネリングの意味を、今はまだまだ消化できていない。
あたしが付きつけられた課題を解決してくれるものなのかも。
でも、すべては繋がっているのだから、きっといつか答えは見えるだろう。

More than enough is...too much...

2008-05-03 09:32:17 | 
新しい人に出会うとき、あまりに自分の鏡写しで驚くことがある。
良いことも悪いこともそっくり。
その人の一部が自分の反映だったりもする。
そこに自分の課題を見ることもあるし、全体性の中で見ることもある。
あまりにパワフルな気付きに、疲れきって辟易してしまうこともしばしば。
今回も、そんなことがあった。

あたしは基本的に疑い深いのだ。
スピリチュアルな教えとされているものだって、
自分なりに納得できなければ受け入れない。
だからこそ、聞いたものをすべて受け入れるのではなく、
直感が拒否しなかったものを追いかけていくことにしている。

はず…なのだが…
もしかしたら、どこかでそんな基本姿勢からずれてしまっていたのかも。
そんなことを改めて考えさせられた。

いるかが見えたのは、【アタシタチヲ】祝福するためだ。
ハレマウマウが噴火しているのは【アタシタチニ】意味がある。
今の時期にいるはずのない鯨が見えたのは、【アタシタチニ】会いに来たのだ。
彩雲がかかったのは、【アタシタチヲ】祝福しているからだ。

本当にそう?

いるかは常にそこにいる。
いるかは人間、ましてあたし達だけを癒すために存在するのではない。
常にいるのに、たまたま気がつく心の余裕があったのだ。

ハレマウマウだって、噴火している間にどれだけ多くの人が見たのだろう。
あたし達だけが見たのではない。

鯨は4月には本当にいないの?
水温の関係で4月にカウアイ島近辺にいることだってあるはず。

彩雲だって、たまたま気がついただけ。
それは、あたし達に空を見上げる心の余裕があったから。

いるかも虹も火山も鯨も、彼らなりの理由で存在する。
それを美しいと思える心が、調和を生むのじゃないだろうか。
常に起こることに対してあるがままに受け止めるのではなく、
いちいち理由を探すことに疲れきってしまった。
そして、意味を探すことは無意味だとひとりで主張すれば、
意味を探したがっている人たちの中では、どんどん孤独に陥ってしまう。

自分の主義でないものをどう受け止めて受け入れるか。
これが4月15日~29日までの、
ハワイ島~カウアイ島でのあたしの学びだったのだろうか。

起こることすべてに意味を探すのではなく、ただそこにいることに感謝すること。
それを最近忘れていたのかも知れない。

そして、現在のスピリチュアル好きにありがちな、
『スピリチュアル的には正しいけれど、人を平気で傷つける説教』を、
平気でするようになってしまっていたのかも知れない。

出会う人は自分の鏡写しである。
なんとも残酷な法則である。