Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

純粋な悪って…

2008-03-31 22:03:49 | Everyday Life
大好きなJoel&Ethan Cohen兄弟の最新作、【No Country】を見に行った。
原題は【No Country for old man】。
年寄りの出る幕はない、とでも言う感じだろうか。
2時間超という長丁場の映画だが、さすがは鬼才コーエン兄弟、
まったく飽きることもなくあっという間に終わった感じ。

キャッチフレーズは、【純粋な悪に飲み込まれる】。

人は人間社会で生きている以上、その属する社会のルールに従って生きている。
従い方の多少はあれど、まったく無視して生きられるものではない。
でも、そこにルール無用の人間が現れたらどうなる?

ルールを壊したいとか、壊すことに快感があるとかではない。
そのモンスターには、自分以外のルールは存在しないのだ。

映画のストーリーから察するに、この話の舞台は1980年のようだ。
この頃から、常人の理解できない犯罪というのは存在したのだろう。
誰かを殺したいとかなんて理由ではない。
まったく読めない殺人動機。
それほど恐ろしい、身の毛のよだつことはないかも知れない。

それにしても…
コーエン兄弟って本当にすごい!
【バートン・フィンク】からほとんど見ているけれど、
コメディも撮ればサスペンスも撮る。
しかも外れがない。
この監督作品だけは、映画館で見ないと気が済まないなぁ

帰依の戒

2008-03-30 21:53:09 | Everyday Life
桜の花も満開の美しい日だった昨日、
来日中のチベットの高僧、ゲンドゥン・シェラプ大師のセミナーに参加した。
あたしは仏教徒ではないけれど、
この日は一般セミナーで、仏教徒である必要はなかった。
最近縁の深いチベットの話を、直に聞いてみる良い機会だと思って参加した。



ゲンドゥン・シェラプ大師は来週沖縄にいらっしゃる。
ちーこさん達にターラのマントラを伝授するご予定でもあり、
まったく縁がないという訳でもない
あたしも伝授を受けに行きたかったけど、4月半ばからのロミロミWSに向けて、
フォーカスをシフトして行くために沖縄行きは止めた。

昨日は【帰依】についてのお話が中心だった。
あたしは仏教については、ほとんど知識はないけれど、
最近色々な方のお話を聞く機会をいただいていた。
でも、帰依の戒を受ける意味をきちんと聞いたのは初めてかも知れない。
理解できたとは思わないけれど、
聞く機会を与えていただいたことが、まず第一歩だろう。

途中で、大師が帰依の戒を授けてくださることになったのだが、
正直、『えぇぇぇぇええええーーー』と思ってしまった。
あたしは今のところ、仏教徒になるつもりはない。
まだひとつの宗教を信仰することに恐怖心があるのだ。
その恐怖心は、やっぱり周囲の目とか、本当に教義を実行できるのかとか、
様々な要因によるのだと思う。

でも、帰依の戒を受けただけでは、仏教徒ということにはならないようだ。
それは、仏教の教えを学ぶ入口に立つというだけの意味で、
仏の心を得る、悟りを得る準備ができましたという宣言のようなもの。

それでも、やっぱり仏教に縁があるのかも知れないと思ったのは、
戒の最後に『私は三宝に帰依します』と心の中で宣言するのだけれど、
その時なんだか涙が出てきてしまったのだ。
そして、『帰ってきたんだぁ』っていう強い感情が起こった。
そして、咳。
咳は浄化の時にも出ることがある。

大師が、『ここにいる人たちは仏教徒ではなくても、
仏教に縁の深い過去生を持っているのでしょう』とおっしゃった。
確かに、最近それを思い出したんだった。
大師はゲシェ(チベット仏教の博士の称号)ではないが、
結構型破りな修行をしてこられたらしい
だからこそ、三宝に帰依することの意味を深くお考えなのかも知れない。

空の考え方も、立石和尚様に【一元化】の話を聞いてから、
何となく掴める感じがしてきていた。
以前はそれこそ空を掴む感じだったもの。

こうして、ひとつひとつ様々なことを学び、
自我を手放すことができたら、それは至福なんだろうなー



有栖川公園の水面に映った空。
外側の世界は、自分の内側の鏡写し。
自分の内面が至福なら、外側の世界も至福だろう。
そんな心境になれる日を夢見て。







法螺を世界に響かせる - マナカードで振り返る

2008-03-27 14:05:40 | 
【3月23日(日)】
今日、沖縄を離れる。
いやぁ、あまりに濃い日々だったから、早く帰りたいような、
帰るという感覚がおかしいような不思議な感じ。

朝、支度をしなきゃいけないのに、またまた雑談。
過去生の幼なじみ同士は、すぐ話し込むようだ。

またそこで和尚様からメッセージ(というか注意事項?!)をいただいた。
『あなたは頭の回転が速すぎるからね。
今の生活のスピードの、3分の1で物事をやらないとね。』
これって、2月にてるちゃんにブレンドしてもらったエッセンスの効能と一緒。
こわっ
そう、あたしはゆっくり生きていきたいのである。
それを実行する時期に来たんだろうな。

和尚様からはこれ以外に、
『生まれつき狩人の目を持っている』という意味不明なことも言われた

別れを惜しみつつ、八角堂を出発。
なえちゃん、りかちゃん、あたしの3人を車で送ってくれるちはるちゃん。
この後、和尚様がなえちゃんに伝えるメッセージがまだあったらしく、
一回戻ることになるのだが…

りかちゃんの過去生の重要な場所、玉城に寄った。
ちはるちゃんとなえちゃんが、誰かの声を聞いたと言うが、
あたしとりかちゃんは聞いていない。
もちろん誰もいなかった。
玉城の神様だろうか?

その後、一回八角堂へ戻り、再度那覇へ向かう。
ちはるちゃんの取り計らいで波の上宮へ
朝拝を外から拝み、拝み終わったとたんに雷。
その後大雨に見舞われた。
風の浄化に始まり、雨の浄化に終わる。
すごい日々だったなぁ。



それからできたての博物館や、おいしいすば屋さんを回り、
美栄橋駅からモノレールに乗り、今回の旅は終わった。

しかし、まだまだこの日々が消化できない
4月のロミロミWSまでに、なんとか消化して新しくスタートしないとなぁ。

=====さて、そこでマナカードで振り返ろう=====
出発前に、マナカードにこの旅の意味を聞いてみたら、
【LAMAKU】と【POHAKU】が出た。
【LAMAKU】は、悟りや啓発を表す知恵の松明。
【POHAKU】は、過去生からの深いつながりを表すこともあるカード。
この時点では、縁の深い人たちと会えるのかなぁって思っていたら、
たくさんのメッセージもいただき、本当にこのまんまだった。



帰ってきてから、この旅で得られたものを聞いてみたら、
【POLI'AHU】だった。



この山頂から流れ出る2つの溶岩の流れ、
ぱっと見た目が流血に見える…
まさに大流血はあったなー
あはは。

でも、それだけではない。
何がどう転んでも動じない精神力の強さ、
何でも1人でやろうとしてしまうところを諌めるメッセージ。
そんなものをたくさんいただいた。
マナカードはそんなこともちゃんと教えてくれている。

それにしても、まさにカムナガラ。
いつもカムナガラのちーこさんも、今回の流れはびっくりだったようだ。
次回はどこで法螺を響かせることになるのか、とても楽しみだ

法螺を世界に響かせる - 護摩焚き

2008-03-26 18:26:24 | 
【3月22日(土)】
またまた6時起床。
めちゃ眠ぅ。

がしがし顔を洗って、みんな揃って玉城城址へ朝日を拝しに出発。
冬至以来の玉城だ。
りかちゃんがここで何か魂の記憶を思い出したらしく、涙を流していた。
あたしも、ナバホのシャーマンだった過去生を見たとき、
悲しくも嬉しくも楽しくもなく、全く感情の動かない状態だったのに、
なぜか涙が溢れたことを思い出した。
魂が何かを思い出すときは、涙が自然と出てくるのかも知れない。

そして玉城でも、朝日に向って法螺を吹いた。



法螺☆Girls、めでたく結成の図。
Girlというところからして法螺だというのがコンセプト。



鳳凰のような雲が空に浮かぶ。

玉城の神様にご挨拶し、八角堂へ戻って朝食の準備。
朝食の準備をした後に軽くメイクをしようとしたら、
何とポーチの中の剃刀を握ってしまい、大流血。
こういう時、ついつい周りに迷惑をかけたくないために黙ってしまうのだけど、
さすがに血が止まらない…
和尚様に止血していただいた。
さすが、山岳信仰の修験者だ
後で和尚様に、『これから大事な局面が来るかも知れないよ。
その時は、きちんと大局を見なさいってメッセージだからね。』と言われた。
はいぃっ!

朝ごはんを食べてみんなでまったり。
さすがにここ2日間ヘヴィ過ぎた。
お昼過ぎまで自由時間となり、八角堂の縁側でお昼寝。

をしていたら…
ちーこさがむくっと起き上がり、『Mさんが八角堂に護摩焚きに来るって』。
※Mさんとは、【アマテラス】や【ガラスの仮面】で有名な漫画家の方。
みんなではね起き、護摩の準備。
やばい、1時間半しかない!

和尚様の指示で、護摩焚きの場所を掃除したりお供えを作ったり…
その時和尚様が突然過去生を思い出したみたいだった。
『過去に修験の村で幼なじみだったなぁ、俺達みんな。
昨日の夕方、酒を飲みながら歌ってた時に覚えがあってねー。』
その言葉を聞いたときに、
着物姿の幼いあたし達が川で魚を獲っているビジョンが浮かんだ。
うわー、御縁って本当にあるんだー

なんとか場を設え、Mさん達をお迎え。
護摩焚きが始まった。
法螺を吹き般若心経を唱え始めたその時、金色の光があたりに満ちた。
何かなーと思っていたら、一面稲穂のイメージが。
そうか、ここから実りが広がって行くんだ。



たった3日間で2回も護摩焚きを経験するなんて。
後片付けをし、Mさん達としばし談笑。
その後、みんなで【さしきの湯】へ。
ゆっくりお風呂につかりながら、色んなことをシェアした

晩御飯をいただき、八角堂で音魂瞑想。
最初に、八角堂の真ん中に大きな樫の木が生えていて、
天窓から空に伸びているのを、みんな一緒に見ているイメージが浮かんだ。
それから、その樫の木から紫や青色の蝶がたくさん飛び立ち、
青い龍が八角堂の空から地面を行ったり来たりしるのが見えた。
そうしたら、ちーこさんが最近夢の中で『蒼龍』という字を見たと言うのだ。
たくさんのシンクロ。

今日も濃い1日だったなぁ。
石垣から参加のターラ姉妹であるマルちゃんが、今日で帰宅した。
別れを惜しみつつも、またすぐ会えるんだろうなぁと思う自分がいたりして。

縁ってそういうものだからね

法螺を世界に響かせる - 八角堂again

2008-03-25 23:49:34 | 
【3月21日(金)】
春分後の朝日を見に行くため、眠い目をこすりつつ5時半起床。
顔を洗って出発。
向かうは昨日の護摩焚きの場所、東のクマヤ洞。
昨日の風がまるで嘘のように治まって、海面はとても穏やか。
やっぱり、昨日の風は浄化の風だったのだ。

雲が少し出ていて、地平線から上がる朝日は見られなかったが、
雲のおかげで、美しいJacob's Ladderを見ることができた。



和尚様、ちーこさん、なえちゃん、りかちゃんは洞穴の上へ登って行ったが、
ビーサンで行ってしまったあたしは、登るのは無理と判断し、
いすずっちとビーチクリーン。
漂着するゴミはほとんどがMade in KoreaかMade in China。
んー

それから再び洞穴に入り、ご挨拶後、法螺の奉納。
昨日よりうまくなってる
昨日よりましな法螺に、たくさんのたまゆらが喜んでくれたみたいだ。



朝ごはんをいただき、伊平屋島をお暇乞いして出発。
目指すは3か月ぶりの八角堂。
ここでターラ姉妹のかおりんとりーちゃんが合流。

ここではまず法螺について、修験道についての座学。
そして香功(しゃんごん)の練習。
香功の練習の時、立石和尚様にあたしだけ『掌が弱い』と指摘される。
指が開いているのかな、何か不備があるのかしら…
後で和尚様に聞いてみたら、とっても今のあたしに必要なメッセージだった。

『あなたはひとりで何でも完璧にできる人間。
だけどここにいるってことは、人のぬくもりを欲しているってこと。
それなら、もっと柔らかく手の内を見せなさい。』

うわー、これって最近あたしが気付きだした今生の課題と一緒。
あたしは今生の課題は、人とのコミュニケーションだって気が付いたのだ。
やっぱり正しかったんだ。

この後も和尚様からいくつもメッセージをいただいた。
立石和尚様は普段は冗談ばっかりおっしゃっているけれど、
締めるところは締める方のようだ。

法螺も一通り練習し、みんなで夕食を作り、わいわいいただいた。
それからヤハラヅカサへ移動し、法螺を奉納。
あたしはずっと頭の中に回っていた【E Ho Mai】を謳いたくなって、
ひとりでE Ho Mai。





数時間後には満月になるお月さまの周りにも、たまゆらが。
あたし達の法螺も、捨てたもんでもないのかな。

それにしても、どうも何かに動かされている感じが物凄くする。
ヤハラヅカサはアマミキヨという琉球の神様が上陸した地だけれど、
ここに行くことにはなっていなかった。
急にみんなで行こうということになって…
何があたし達を動かしているのかな。

八角堂に戻り、みんなで話をしているうちに午前2時に
あぁ、また寝不足のワークだ。
八角堂の天窓から、月明かりがどんとの祭壇に当たってとてもキレイ。
どんと、いつも見守ってくれてありがとう

法螺を世界に響かせる - 伊平屋島へ

2008-03-24 22:48:16 | 
【3月20日(木)】
今日は春分の日。
ちーこさんいわく、『陰と陽が入れ替わる日』なのだそうだ
今日を境に、昼間の時間が長くなる逆転の日。

朝8時過ぎにいすずっちが宿の前まで迎えに来てくれる。
いすずっちはいつもみんなに気を配り、手を差し伸べてくれる。
まるでターラのような女性だ。

那覇市街地から北部の運天港まで、車で約1時間半。
ちーこさんと立石光正和尚、
お弟子さんの玉置さんと合流しフェリーで伊平屋島へ。
北部はめちゃくちゃ風が強く白波が立っていて、波高は5m以上あったと思う。
船には慣れているあたしもちょっと気持ちが悪くなったが、
同行の4人は全然平気みたいだった…

港につき、なんとかみんな車に収まり、宿泊する田名公民館へ。
婦人会の方々が作ってくださったお昼御飯を頂き、東のクマヤ洞穴へ移動。
ここは天照大御神が姿をお隠しになったアマノイワト伝説の岩。
どこに行くかも知らず連れられて行った状態だったけど、
なぜか写真を撮らなくちゃって思って撮った1枚。



左はじに写りこんだ白い光は龍なのかな。
ここがアマノイワト伝説の場だと知るのは、この3時間後くらい
すごいエネルギーの場だ。

それにしても、すっごい風!
まともに風に向かえない。
砂粒が足や顔に当たって痛いのなんの…

そんな中、師となる立石和尚の指示でせっせと祭壇づくり。
富山の宮司さんの大祓で場を清め、ちーこさんの竜神祓と続き、
立石和尚の護摩焚きが始まった。



初めて口にする般若心経がめちゃくちゃ心地よい。
先日15年来の友人が護摩行の話をするまで意識もしていなかった護摩焚き。
それにいつの間にか参加する流れになっていた。
ひゃー、本当にビジョンの実現化が早くなっているよ…

それにしても砂粒が痛い。
火も風も大荒れ。
そして、無事護摩焚きが終わった。

ちーこさんに連れられてクマヤ洞穴に入る。
外の荒天など関係ないかのように、静かで清浄な気が満ちていた。



母の胎内というのはこういう場所かも知れない。
ここから出るのは勇気がいる。
出たら大荒れだって魂が知っているから。
でも、出ていかないといけないのだ。

ここで少し法螺を吹く練習。
まだまだへたくそだから、神様は迷惑がっていたかも…

午後便で来るマルちゃんとちはるちゃんと港で合流し、
伊平屋の聖地を少し廻った。
名護博先生曰く、伊平屋は他の島と違って2億年前にできた島なんだそう。
確かに本島などとは植物相が違う。
なんたってヤシの木がないのだ。



宿について一息。
夜は地元の方たちと交流会。



あぁ、長い1日だった…
この時点では、さらに濃い2日間が待っていることなど露知らず

法螺を世界に響かせる - 再び沖縄

2008-03-23 23:56:57 | 
【法螺を吹く】
本来の意味は、如来の説法を一切衆生に行き渡らせることなんだそうだ。
決して大げさに言ったり、嘘をついたりすることではないんだって。

2月7日の旧正月に始まった法螺の旅が沖縄へと続き、
ここから更なる始まりへ。
心を開いて飛び込めば、自分の課題と向き合える。
これがありがたいと思えるなんて、あたしも成長したなぁと自画自賛。

【3月19日(水)】
今回の沖縄への旅の始まりは、熊野だった。
熊野へ行くきっかけが沖縄だったから、
その時点で始まっていたとも言えるかも知れないけれど。
とにかく、'OLEに導かれて再び沖縄へ。
折しもまた満月を挟んだ日程。
季節の変わり目ごとに、沖縄で満月を拝むことになるのだ。

夕方、飛行機で沖縄へ。
初めて乗るスカイマークは、飲み物などのサービスは良いが機内が狭い…
しかし値段はめちゃ安。





那覇に着くと、珍しく雨が降っていない
これは何とも珍しい…なんて思っていたら、翌日は風の浄化を受けた。

前回の沖縄~熊野で、久しぶりに安宿の醍醐味を思い出したので、
今回はゲストハウスに泊まることにした。
だんだん年を取り、安宿を敬遠しだしていたけれど、
あたしの旅の原点は貧乏旅行だもの。



明日に備えて近所を散策し、夕食。
愛する沖縄そばを食べに行く。





雨も上がり、風も穏やか。
今回はゆったりワークショップを終えそうだわ…
このときはそんな甘いことを考えていたのだった。


人は、何故人を支配したがるのか

2008-03-16 15:34:18 | つぶやき
チベットのラサで暴動が起きている。

ネットなどのニュースによると、
3月10日に僧侶のデモ行進があり、それが中国公安当局と衝突し、
3月14日には死傷者を出す暴動という事態に発展したようだ。
現在、チベットは無理やり中国に併合されていて、正確な情報は分らない。

もうすぐ北京オリンピックのこの時期に、こんな悲惨な事件が起きてしまった。

何故、人は人を支配したがるのか。
長い人類の歴史の中で、戦争のない時代はない。
宗教だったり領土だったり原因は様々だけれど、
常に侵略され、侵略し、国境が変わっている。

中国もかつては欧米列強に支配される恐怖を味わったはずなのに。
暴力で支配しようとすれば、必ず報復される日が来るのに。

もう、恐れから出た暴力での支配は何も生まないことを、
チベットが身をもって示してくれたのだろうか?

経済発展という甘い汁で、欧米や日本は中国に引き寄せられていた。
人件費が安いという理由で、工場はどんどん中国に進出して行った。
その結果が冷凍餃子の事件であり、今回の暴動なのか。
そろそろ安さや武力だけにおもねる時代は終わりだと、
中国もチベットも身をもって示してくれているのだろうか。

共生。
他者とともに生きること。
地球は肌の色や経済状態で分断できるほど、大きくはない。
どうしたら共に生きることができるかを考える時期に来ている。
2012年まであと少し。
あたし達みんなの意識が変われば、新しい世の中が来る。
それまでに恐れを手放し、共生する道を真剣に探すこと。
それが必要なのだ。

ヒプノセラピー受講開始

2008-03-14 22:13:00 | Everyday Life
今日からヒプノセラピーベーシックコースを受講し始めた。
場所は桜木町のハートランドというNPO法人だ。

マナカードリーディングを、
お友達の好意でやらせてもらうようになり早半年が過ぎた。
そこで思ったのが、体と心は一体だということ。
当り前のようだが、意外と実感できていなかったのだ。

例えば、責任感が強く完璧主義の人は、肩と首が凝っている。
逆に、肩と首を解放してあげると、気分も楽になる。
これは首と肩だけでなく、全身に言えることだと思う。

マナカードで心理状態は読めても、それを解放してあげる手段がない。
こんなジレンマに陥リ始めた。
ううーむ

やっぱりトータルに提供できる技術が欲しい。
そこで、ロミロミとヒプノセラピーに思い当った。
Yogaも良いけれど、あたしは足の大手術を経たため、
Yogaインストラクターにはなれないのだ。

朝は雨がパラッと来たけど、始まりの日に雨が降るのは浄化の雨。
祝福の雨
あたしを入れて3人の、こじんまりとした講座。
アットホームで良い感じ。
簡単に催眠状態や暗示を体験したりした。

催眠状態の感想を言った時、先生が
『Yogaをやっている人は、身体感覚が繊細だね』とおっしゃった。
『でも、それをすべての人ができると思っちゃいけないよ』とも。

ドキッ
先生、あたしのことどこかで見てましたか?!

そうなのだ。
あたしは、自分ができることは他人もみんなできると思ってしまうのだ。
そしてできないと、いらっとするのだ。
逆に他人ができることを自分ができないと、恥ずかしくなるのだ。

できることは人それぞれ、それが個性。
人との違いを認めること。
これが今のあたしには必要だ。

それにしても…
学びたいと思ってそしてすぐその環境が与えられる。
何と贅沢で幸せなことだろう




鳩の足あと
かわいい。

ご近所散策

2008-03-11 22:31:41 | Everyday Life
急に春が来た
季節の移り変わりって大体がこんな感じだけど、
2週間くらい前までは首をすくめて歩いていたのに、
今日はコートなしでも大丈夫なくらい暖かかった。

ちょっとぶらっとしてみよう…と思い立ち、築地本願寺へ。
築地はうちからも自転車でも頑張れば行ける距離で、
かつ、以前勤めていた会社があった場所。
場所に対する馴染みは深いのに、本願寺は行ったことがなかったのだ。

さてさて久しぶりの築地へ。
市場の移転で揺れる築地。
なぜこのままにしておかないのか。
政治家の考えることは不思議だなぁ。

それはさておき、目的は築地本願寺である。
通称は築地本願寺だが、
正式名称は【浄土真宗本願寺流本願寺築地別院】だそうだ。



この古代インド仏教様式の寺院のおかげで、
築地の街というのは一種独特な空気を醸し出している。
魚市場と築地本願寺、銀座のレトロな空気。

境内にひと株だけ早咲きの桜があった。



春だなぁ

本殿の前に、狛犬ならぬ狛獅子(?)がいた。
背中に羽が生えている。



本殿の中には椅子がずらっと並べられ、教会のような雰囲気。
正面にご本尊の阿弥陀如来様がいらっしゃらなければ、
教会と言ってもおかしくないくらいだ。
きちんと調った空気。
何人かの方が、ずっと座って合掌している。

本殿入り口のすぐ上には、ドイツのワルカー社のパイプオルガン。
これも不思議な空気を作り出すひとつの要因だろう。

しばらく座って空気を楽しんだ。
なぜか右の方に体が引っ張られる感じがした。
次々に人々が訪れて、お焼香していく。
あたしも書いてある作法に従ってお焼香をあげて本殿を出た。

境内の片隅に、面白いものが。
【Cafe de Shinran】という名前のCafeだ。
どんなものをサーブするのだろう。
今度入ってみよう。



ご近所だって意外と知らないことだらけ。
少しずつ探検してみるのも面白いかも。

Living in the Material world

2008-03-09 21:36:41 | Everyday Life
3月8日はうお座での新月だった
新月にはアファーメーション。
だけど今回は02:15に新月になってから、
04:03~23:22まで長いボイドタイムがあった。
仕方なく02:30頃に目覚ましをかけて起き、
アファーメーションを書いてから再度寝るという手段に出た。
今年の新月は直後から長いボイドタイムに入ることが多いみたい。
あぁ、結構大変。

タイミングよくモモさんからオーラソーマのボトルを買ったので、
昨日の新月後から使用開始。
今回は昨年のコンサルテーションで3本目に選んだ
【19:物質界に生きる】だ。

最近、この言葉の意味が少し分かってきた。

あたしもそうだけど、
多くのニューエイジに興味がある人が陥りがちなのは、
恐らく【上と繋がりたい願望】だろう。
上の存在からのメッセージを受けたい、未来を教えて欲しい、など…

しかし最近、この時期この日本に生まれてきたのは、
本当はとても得難い経験であり、選ばれたんだということが分かってきた。
この地上に人間として生を受けたこと自体が素晴らしいことなのだ。
私たちは肉体を持ったこの物質界でしか学ぶことができないらしい。
その学びを得る機会を与えられたのだ。

そして最近始めたShadow Yogaのコンセプトは、
【自分の陰の部分に光を当てて解放する】ことなのだが、
このボトルはそれを助けてくれるらしい。

さてさて、このボトルが終わった時に何を学んでいられるか、
とっても楽しみだなぁ。


Empowerment

2008-03-07 22:51:15 | Everyday Life
今日は臼井式レイキ3rd.のアチューンメントを受けに【マナ・ブリス】へ。
マナ・ブリスは久我山から荻窪にお引越しして、
うちからは行きやすくなってニッコリ

レイキの2nd.で伝授された3つのシンボルを使いこなしている自信もないけれど、
なぜか3rd.に進むタイミングは3月上旬と決めていた。
モモさんと日にちを約束してから色々大浄化があり、今朝の気分はどんより…
でも、人生ってうまくプログラミングされているんだよなぁ。

3rd.で伝授されたマスターシンボルはとても強いエネルギーだった。
これを恐る恐る使ってみたら、本当に気持ちが良い。
全身が光に包まれる感じ。
最近の色々な浄化の仕上げは、これだったのかと納得。
マスターシンボルを使った瞑想も本当に気持ちがよくて、
頭頂部と肩甲骨のあたりがビリビリする。
過去は背中に宿る。
過去が浄化されやすくなるのかも知れない。

モモさんと遠隔の練習をしていた時に、モモさんが見たビジョンは、
チベットのようなところで人々に教えを説いているあたしの姿だそうだ。
高僧という感じではなく、民間に教えを説いていて、
また人々から恵みをいただいて生活している姿なんだって。
これって、理想の姿だよなぁ。
教え教えられて、支えあって生きていく。
この気持ちがなくなると驕りとなり、自我で自分を見失っていく。

また、あたしが瞑想中に受けたメッセージは、
『人の本質はみな同じ、神の子である』というもの。
すべての人の本質は善であり、それを見失わないように生きていくのだろう。

最近の浄化は、あたしの中の奢りや高ぶりに原因があるんだろうな…
それらのものを手放すように言われているのだろう。
だから、最近それらをいやと言うほど見せつけられていたのだろう。
人生ってうまくプログラミングされて、きちんと気付くようになっているのだ。

アチューンメントが終わってから近所でランチ。
安くておいしいフランス料理とパンをいただき、大満足

それから荻窪白山神社へ。



先週の数霊講座で白山神社とご縁ができたのが、まだ続いているみたい。
こじんまりとしているけれども美しく保たれた境内は、
気もきちんと調えられて凛としている。



片隅にはこんなネコちゃんもいたりして。



久しぶりの中央線散策は、良い気に包まれて楽しかった。
自宅そばの駅に着いた途端にポツリポツリと雨粒が。
家に着いたとたんに雷鳴轟き雷雨となった。
ここしばらく乾燥していたし、
黄砂が降ったりして空気が澱んでいたから大気も浄化が必要だったみたいだ。



大浄化の季節

2008-03-06 23:40:36 | つぶやき
2月中旬からの風邪が長引いている…
くしゃみと鼻水が止まらない。
とうとうあたしも花粉症か?!と思ったけれど、昨日から治まってきた。

そして昨日。
昨日のカードは【Ti】。
メインテーマは浄化。
昨夜ダンナと言い争いになり大泣きした。
今考えると大した内容ではなかったけれど、急に涙が出てきて止まらなくなった。
今朝は瞼が重かった。

そして今日。
今日のカードは【NALU】。
メインテーマは黙想。
4月に受けるロミロミコースの講師から、突然内容変更のメールが来た。
変更自体は特に問題ではないのだが、メールの書き方にカチンと来た。
それについてメールを送ったら、さらにカチンと来るお返事が来た。
で、あたしもプチッっと来てしまい、ガーっと文句を書いて送信。

あ~あ、やっちゃった…
自分でも分っているのだ。
あたしの怒りのツボは、『馬鹿にされているんじゃないか』っていう怖れ。
これをやられると、プチッとなる。
あ~あ…
後悔先に立たず。

2月にてるちゃんにフラワーエッセンスをブレンドしてもらってから、
色々浄化が起こっているのかも知れない。
花粉が飛び始めた頃に治まったくしゃみと鼻水、
大したことでもないのに大泣き、
怒りのメール。

要らないものをどんどん出すように促されているみたい。
怖れも手放さないとなぁ。
馬鹿にされたって良いじゃないか。
あたしの本質は人が判断することではない。
あたしの中には神の本質が眠っている。
あたしだけじゃない、どんな人にも神が宿っているって、
深田先生がおっしゃっていた。

夕方、気分転換に行ったYogaスタジオで、急に頭に浮かんだメッセージ。
『教えを授けてくれるのは教師だけではない。
人に憎まれる人、その役割を負っている人からも学びがあるのだ。』
そうか、憎まれ役って言うのは、大変な役回りを負ってくれているんだ。
感謝しなくては。

今日は気分のUp-Downで疲れた
浄化の嵐が早く過ぎ去ってくれますように。

The card of March

2008-03-05 22:10:45 | Hawai'ian Mana Card
今朝の明け方に見た夢。
『ハワイの(ハワイで、ではない)仕事をするなら、
あの神様にご挨拶に行かなくちゃ。』
そういう思いから、とある神様のところにご挨拶に行った夢。
あたしは四角い箱をその神様に差し出していて、
受け取っていただいたところで目が覚めた。
神様は人間と同じ格好で、着ているものも普通の洋服だった…

さて、3月になったが、三寒四温。
暖かくなったぁと思ったら、また寒かったり。
この、暖かい日の次にくる寒さがキツイ。
ちょっとずつ良くなっているけれど、いまだ風邪を引きずっている。

さて、3月のマナカードを引いてみたのは3月1日。
飛び出して来たのは【HUNA】と【PUEO】。
本来のカードの意味で読んでみると、
スピリチュアルな導きがあるかもっていう感じなのかな。
でもこの2枚、並べてみると対照的な絵柄なのだ。



PUEOはトンネルの向こうが明るく、『こっちにおいで』と言っているみたい。
HUNAはトンネルの向こうは立ち入り禁止。
シチュエーションも夜の色だ。

3月は、もしかしたら進むべき道とそうではない道、
それがはっきりするのかな。

同時に3月1日のDailyのカードも引いたのだけど、
これは【Ka Wai A Ka Pililiko】だった。
数霊講座に出るから、何か心静かに考える日になるのかと思ったら、
なんとキーワードは【11】という番号の方だった。
光源寺の十一面観音についてのお話を聞かせていただいたのだ。
そうか、数霊だから、カードの本来の意味より数字の方が重要だったのだ。



2月も振り返ってみよう。
2月のカードは、【HULU】だった。
やっぱり飛行機に関するあれやこれやが多かったかな。
熊野行きの飛行機に乗ったら3月の沖縄行きが決まり、
4月はハワイ島~カウアイ島でのワークショップが決定。
月末には6月のマナカードマスターコース決定の情報が入った。

そして、引き寄せの力も強かった。
小さなものから大きなものまで、まるでヤンマーのCMのごとく。
もっともっと素敵なものを引き寄せようっと

カードはシンクロする

2008-03-04 18:50:01 | Everyday Life
どうもあたしは、カードリーディングとの相性が良いらしい。

マナカードはもちろんんこと、去年秋に入手したGoddess Guidance、
最近入手したThe Cryustal ally cards。
この2種類は自分のために使っている。

2月下旬のこと。
何気なくGoddess Guidance Oracle Cardsを引いた。
出てきたのはMENETONAという女神で、メインテーマはSacred Space。
Sacred Spaceというテーマのカードはマナカードにもある。
何となく気になった。

翌日、
『Sacred Spaceとは、
自分のセッションルームを持ちなさいってことなのかな』と思い、
明確な答えを出してくれるように、カードにお願いしながら引いた。
出てきたのは、観音とグリーンターラ。

ん?
MENETONAが出てきてくれたら分りやすいのになぁ…
なんて一瞬がっかりしたのだけれど、次の瞬間、

これほど分りやすい答えはないことに気がついた。



昨年末にターラ菩薩のWSを受けた後、
チベットサポートグループの存在を知った。
まだ見ぬ自分のセッションルームに飾るためのターラのタンカ(チベット仏画)を、
そのサポートグループにお願いしようと思っていたのだ。
何かチベットの役に立ちたい。
伝統芸能に援助できるし、自分も素晴らしい絵を入手できる。
そんな思いからだった。

しかも、お願いしようと思っていた尊像はホワイトターラだった。

あちゃー
ターラは観音様とともに出てきて、
『決めたのならさっさと行動しなさいな』と言っているのだ。
セッションルームを持つことはもう決まっているから早く作りなさい。
タンカには、ホワイトターラだけでなく、
観音様を中心に置き、グリーンターラも一緒に描きなさいと。

翌日、さっそくチベットサポートグループKIKUに発注。
早速ご担当の方から『1年待ちですが良いですか?』とメールが来た。
1年でも待ちますとお返事すると、
必要な時に必要な人のところへ行くんですよとのこと。
そのころにはもっと、ターラの如く人々へ寄り添うようにいられるのだろうか?

観音様の涙より生まれたる21の姿を持つターラ。
必要な人のもとへ必要な時に素早く現れるという。
自分のセッションルームの話をしている段階ではなく、
決めたことはさっさと行動することの大切さを教えられた。

カードはやっぱりシンクロする