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ワニと読むミステリ(九十歳の誕生パーティ )

九十歳の誕生パーティ (創元推理文庫)
レスリー・メイヤー
東京創元社
1,008円(価格は変わる場合があります)

Birthday Party Murder: A Lucy Stone Mystery (Lucy Stone Mysteries)
Leslie Meier
Kensington Pub Corp (Mm)


読むと、年はとっても油断はしません。
 
(レスリー・メイヤー著)
 元司書のミス・ティリーはもうすぐ90歳を迎えます。ティンカーズコーヴは町をあげてのお誕生祝いをしようとその準備に大忙しです。ルーシーもパーティの計画を練りますが、それとは別に加齢との戦いを開始する決心をします。目じりのシワにぽっちゃりお腹。しかしもっとも必要なのは強力なシワとりクリームのようです。
 町のもっとも古い事務弁護士シャーマン・コブが死んでいるのが発見されますが、病気を苦にしての自殺と思われます。それに納得のいかないボブ・ゴールドマン(シャーマンのジュニア・パートナー)はルーシーに調査をしてくれるように頼みます。断りきれないルーシーは調査を約束しますが、犯罪の証拠を見つけることができるでしょうか。
 ミス・ティリーのお世話をしているレイチェルの心配は突然現れたミス・ティリーの姪というシャーリーとその息子スネークのことです。彼らはミス・ティリーの家に住みつき、ミス・ティリーを誰にも会わせないようにしています。どうも怪しいと思うレイチェルはルーシーに助けを求めます。
 ミス・ティリーは無事に90歳の誕生日パーティをお祝いすることができるでしょうか。

 主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ第9弾です。もう9冊めなんですね。もう本国では新しい作品が出版されているようですので、このあともティンカーズコーヴのミステリが楽しめそうです。
 今回はミス・ティリーが大変な目にあいますが、持ち前の不屈の精神と鋭い知性で闘うところはあっぱれです。
 お話の中でボブが参加している南北戦争再現グループの解説が巻末にあり。今年はゲティスバーグの闘いから150周年記念ということで7月4~7日までゲティスバーグ郊外の国立軍事公園で6千人が参加して大々的に戦闘の再現がおこなわれるそうです。

  ■既刊
  だんだんと子どもたちも大きくなり、思春期の難しい時期に入りました。
  最初は通信販売の会社で臨時雇いをしていたルーシーは、今では週刊新聞『ペニーセイヴァー』新聞記者としての仕事が板についてきました。

メールオーダーはできません
   トウシューズはピンクだけ
   ハロウィーンに完璧なカボチャ
   授業の開始に爆弾予告
   バレンタインは雪あそび
   史上最悪のクリスマスクッキー交換会
   感謝祭の勇敢な七面鳥
   はた迷惑なウェディング


主人公: ルーシー・ストーン(ミステリ好きの主婦)
場所:  USA、メイン州ティンカーズコーヴ
グルメ: なし
動物:  イヌ:クードー
ユーモア: 中
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