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ミステリ専門書店(翻訳もの限定)
ワニと読むミステリ(九十歳の誕生パーティ )
![]() | 九十歳の誕生パーティ (創元推理文庫) |
レスリー・メイヤー | |
東京創元社 |
![]() | Birthday Party Murder: A Lucy Stone Mystery (Lucy Stone Mysteries) |
Leslie Meier | |
Kensington Pub Corp (Mm) |
読むと、年はとっても油断はしません。
(レスリー・メイヤー著)
元司書のミス・ティリーはもうすぐ90歳を迎えます。ティンカーズコーヴは町をあげてのお誕生祝いをしようとその準備に大忙しです。ルーシーもパーティの計画を練りますが、それとは別に加齢との戦いを開始する決心をします。目じりのシワにぽっちゃりお腹。しかしもっとも必要なのは強力なシワとりクリームのようです。
町のもっとも古い事務弁護士シャーマン・コブが死んでいるのが発見されますが、病気を苦にしての自殺と思われます。それに納得のいかないボブ・ゴールドマン(シャーマンのジュニア・パートナー)はルーシーに調査をしてくれるように頼みます。断りきれないルーシーは調査を約束しますが、犯罪の証拠を見つけることができるでしょうか。
ミス・ティリーのお世話をしているレイチェルの心配は突然現れたミス・ティリーの姪というシャーリーとその息子スネークのことです。彼らはミス・ティリーの家に住みつき、ミス・ティリーを誰にも会わせないようにしています。どうも怪しいと思うレイチェルはルーシーに助けを求めます。
ミス・ティリーは無事に90歳の誕生日パーティをお祝いすることができるでしょうか。
主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ第9弾です。もう9冊めなんですね。もう本国では新しい作品が出版されているようですので、このあともティンカーズコーヴのミステリが楽しめそうです。
今回はミス・ティリーが大変な目にあいますが、持ち前の不屈の精神と鋭い知性で闘うところはあっぱれです。
お話の中でボブが参加している南北戦争再現グループの解説が巻末にあり。今年はゲティスバーグの闘いから150周年記念ということで7月4~7日までゲティスバーグ郊外の国立軍事公園で6千人が参加して大々的に戦闘の再現がおこなわれるそうです。
■既刊
だんだんと子どもたちも大きくなり、思春期の難しい時期に入りました。
最初は通信販売の会社で臨時雇いをしていたルーシーは、今では週刊新聞『ペニーセイヴァー』新聞記者としての仕事が板についてきました。
メールオーダーはできません
トウシューズはピンクだけ
ハロウィーンに完璧なカボチャ
授業の開始に爆弾予告
バレンタインは雪あそび
史上最悪のクリスマスクッキー交換会
感謝祭の勇敢な七面鳥
はた迷惑なウェディング
主人公: ルーシー・ストーン(ミステリ好きの主婦)
場所: USA、メイン州ティンカーズコーヴ
グルメ: なし
動物: イヌ:クードー
ユーモア: 中
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