故郷の幕末史

ふるさとの讃岐に誇りを。
気づいたことや、発見したことを幕末史に限らず書いていこうとおもいます

目には青葉 と オランダおイネの誕生

2013年05月06日 17時05分40秒 | 幕末史

今朝も丸亀城まで歩いてきた。4日でお城まつりは終わったが搦め手の入り口はまだそのままだ。

 

三の丸から見た市民広場付近のテントもそのまま。

 

三の丸を1周して、本丸へ。天守閣を見て降りる。

 

堀の外に出てみて。丸亀城の木々も緑に覆われてきて、方向によっては天守閣や石垣が見えなくなってきた。「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」という俳句がある。この5月には青葉、ホトトギス、かつおの美味い時期だとうたった俳句だと思うけど。正しくは「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」だって。青葉、ホトトギス、かつおと3つも季語が入っているというかわった俳句。「目に青葉…」ではなく、正しくは「目には青葉…」とは、トホホ…。江戸時代の俳人・山口素堂という人の作だと。俳句の苦手な私は、知らなかったなぁ~。 

 

帰りに蓮池を歩いてみた、桜の木も青々。

 

今日は、楠本イネ(オランダおイネ)が生まれた日だ。文政10年5月6日(1827)シーボルトと楠本瀧の間に生まれた。日本人女性で初めて産科医として西洋医学を学んだ。日独混血なのに“オランダおいね”の異名で呼ばれたのは、オランダ政府に雇用されていたシーボルトが幕府に対し自分をオランダ人と偽っていたためである。

父シーボルトは文政11年(1828)、国禁となる日本地図、鳴滝塾門下生による数多くの日本国に関するオランダ語翻訳資料の国外持ち出しが発覚し(シーボルト事件)、イネが2歳の時に国外追放となった。    イネは生涯独身だったが、石井宗謙との間に儲けた娘タダがいた。彼女は宗謙に半ば強姦されて産まれたとする説もあるが、真相は不明である。

長男家族が帰った後は、ミキばーちゃんとの2人だけの元の生活。家の中はし~んと静か。ミキばーちゃんは少々お疲れ気味、私はマイペースで・・・。そんなんで今日はこの辺で、じゃ~またネ。



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