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そこまで言って委員会

2009年08月09日 | 世相雑感
                (神鍋高原の天文台とヒマワリの花)

今日は一日中ドシャ降りの雨模様、あと少しでお盆というのになんという天気でしょうか、
きのう数時間だけ入道雲を拝んであとは雨ばかり、恐ろしい夏になりました。
頭をスッキリとするため近くの散髪屋に行きました。
普段ほとんど私一人なのに(お客がちょっと少な目のお店)、一人待ちでお願いし、そのうち二人がご来店、今日は日曜の雨降りなのでしょうか散髪屋さんも大にぎわい、これでスッキリお盆です。

後ろに映るテレビには、「たかじんのそこまで言って委員会」が、ギャーギャー、ギャーギャー、とっても騒いでいるのです。
すぐに興奮される店主のハサミ、テレビに反応手が止まります。
こちらも刺激を出さぬため、『ウンそうですね、フンフンそうね』と、最小限の受け応え、テレビもハサミも盛り上がり気味、とっても怖いことでした。

やしきたかじんと辛坊治郎が司会する、この番組とても議論が盛り上がる面白い内容なんですが、三宅久之、田嶋陽子、鈴木邦男、田母神俊雄、桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえと云う、一癖二癖のゲストの皆さん、わざとでしょうか本音でしょうか、意見が極端すぎてかないませんね。
本日のテーマは「愛国心」と「核兵器は廃絶可能か」と云う、とっても堅い内容でした。

四書のひとつ、中庸に書いてあります。「君子は中庸す、小人は中庸に反す。」と、
同じく論語にも載ってますね、「中庸の徳たるや、それ至れるか、民鮮(すくな)きこと久し」と。
意味はすぐ分りますね。
君子や大人は、何事においても中庸を旨とするが、小粒な人間ほど極端に走る、
論語では、中庸は最高の徳であるが、普通の人々は長いことそれを忘れている、と云うことですね。
「中庸」の「中」とは、偏(かたよ)らざること、不偏(ふへん)の意、「庸」とは、易(かわ)らざること不易(ふえき)の意、
朱子は、これを「中なる者は天下の正道なり、庸なる者は天下の天理なり」と解説しています。
司会のたかじんさんや辛坊さんが、辛抱出来んほどの無茶苦茶な意見、面白おかしく番組を盛り上げるにしても、ちょっと変ですね「そこまで言って委員会」。