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は~るが ち~た は~るが ち~た~

2017年03月16日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   (糸)い~と~まきまき  はとポッポ~  ミオちゃん身振り  して唄うとき



「お父さん、ミオちゃんちょっと見て居って。
保育園にケンちゃん迎えに行って来るから、ちょっと相手して見てやって下さい」と若嫁さんが頼みます。

息子は配達で出かけています。家内も買い物にスーパーです。
店内で、電機商組合臨時総会資料を作成中でした。パソコンから手を放して、リビングに向かいます。

『ミオちゃんや、賢しこうお留守番しとこな。かあちゃんは兄ちゃん迎えに行ったかね。
じいちゃんと遊んどこか』と、マフラーのような大きな布を首に巻き付けたミオちゃんの手をつないで、ソファーの前に行きます。

『ミオちゃん、なにして遊ぼ。ブロックか?、テレビ見るか?、
えっ、歌を唄うか。ミオちゃんの好きな歌を唄ってみようか』と話しかけます。

ミオちゃんに『ミオちゃんいくつになった。ミオちゃんは?』と聞くと、
「(三)みっちゅ~」と指を三本見せたあと、すぐに「(二)ふたちゅ、ふたちゅ~~」と言い直すクセがあります。

本当は、
2才と3ヶ月ばかりの女の子です。

小さな太鼓に付いている、
おもちゃのマイクを持って唄い始めます。

『ミオちゃん、なに唄う』と聞く間もなく、手を前でクルクル、クルクル回しながら、
「い~と~まきまき い~と~まきまき ひいてひいて トントントン」、「い~と~まきまき い~と~まきまき」、マイクでタイコを叩きながら「ひいてひいて トントントン」と唄います。

『上手、上手。ミオちゃん上手に歌えたね~』と褒めてやると、
何回も何回も「い~と~まきまき い~と~まきまき」と、手をクルクルと回します。

そのうち調子に乗って、腰もフリフリ踊りだしました。
『ミオちゃん上手に歌が唄えるようになったね。凄い凄い』と褒めてやると、それからが大変です。

「うたえるよ~、ミオちゃんうたえるよ~」と言って、
次々に唄い続けます。

「ぞうさんぞうさん おはながながいのね そうよ かあさんもながいのよ」、
字に起こせば普通ですが、実際には書きようがないほどかわいい、小さな女の子の発音発声なのです。

「もっとうたえるよ~」と、
「ぽっぽっぽっ はとポッポ~ ま~めがほしいか そらやるぞ みんななかよくたべにこい」と、延々と繰り返します。

「は~るがち~た は~るがち~た どこ~にきた や~まにちたさ~とにちた のにも~ちた」と、
これも何度も何度も繰り返して歌います。

ミオちゃんの発音発声を、そのまま字に起こして書けたら、
それはそれは楽しい可愛いものなんですが、なかなか上手く書き留められません。

知らぬ間に、
2才のミオちゃんは、いろいろな歌が可愛く楽しく唄えるようになりました。

5文字のヒントは、ピカピカの一年生

2017年03月14日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   ヒントで答え  ピカピカの  一年生で  すぐ分かるとき



『赤二重枠の5文字で完成する言葉は?って、分かるだろ。
ヒントの “ピカピカの一年生” で分かっちゃうだろが』と若嫁さんに話します。

街のでんきや便りに付けます4月号のパズルが出来ました。
試しの解答をやってもらうために、家内と若嫁さんに渡します。

あっという間です。
5分もかかりません「ハイ、お父さん出来ましたよ」と、若嫁さんが解いてしまいました。

「5文字の答えは “(〇)(〇)(〇)(〇)(〇)” でしょ。
簡単だったわ」と答えます。

「5文字はすぐ分かったわ。でもヨコの(3)の、
相撲界では、このことをタニマチ(谷町)と言いますの、先頭の文字は分からんかったわ」と話します。

答えの5文字には関係ない所だったのですが、
全部埋めるためには知ってほしかったのです。

『先頭の文字は “(ゴ)” が正解です』と話します。

つけ加えて、
『そもそも、5文字の答えはクロスワードを解いていく前から、 “ヒントはピカピカの一年生” ですぐ分かっちゃうね』と笑って正解褒めますね。



「街のでんきや便り」から、4月号のパズルです。
二重枠の5文字で完成する言葉は?「ヒント “ピカピカの一年生” 」
赤文字のヒントの答えは、ふるさとの話の中にあります)

タテのヒント    ヒントの〇〇は漢字です。

1 競技の記録表。
2 どこに片付けたか知らんか~。
4 夏なのに粒になって降ってきました。
5 長靴のような形。
6 トウモロコシ。
10 正月の飾りを燃やしました。
12 パスタの形状がいろいろあります。
14 昔の結婚式のテープ、早めにDVDに。
15 NTTサービス「117」。
17 入門して師匠の〇〇になります。
19 昔は米を入れました。今は回転寿司屋の名前です。
21 唐橋があります。


ヨコのヒント    ヒントの〇〇は漢字です。

1 鳥取市の、なんぼでもある特産?。
3 相撲界では、このことをタニマチ(谷町)と言います。
7 オスの子牛。
8 再び、三度の次は。
9 首相。
10 無理が通ればこれが引っ込んでしまいます。
11 フランスの24時間レース。
13 地べた。
16 4月は進学、就職で家族に見送られます。
18 チャーミングね。
20 恋の始まりは、好意のこれから。
22 日本海側の晩秋に吹きます。
23 津居山、間人のブランド蟹の足に。

誤字脱字の点検、早よ~して~よ

2017年03月13日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   ふるさとの話  読む家内  笑いこらえて  先行かぬとき



「ふるさとの話」㉖四月号が書けました。
一枚試し刷りして『読んでみて~。誤字脱字がないか点検して~』と頼みます。

家内は原稿の点検をする係です。

読み始めたのはいいのですが「なに、これ~。 “でゃぁ~こん(大根)” て笑っちゃうね」と、
自分の生まれた但馬弁だのに、クスクス、クスクス笑ってしまいます。

「 “あぶにゃあ~、あは~たれ” って、可笑しいわね可笑しいわね」と、
クスクス笑いをこらえて読んでます。

『一行読むごとにそんなに味わって笑っていたら、進まんがな。
ちゃんと誤字がないか点検してよ』と催促します。

それでも家内は、
「可笑しいて可笑しいて、笑っちゃうわ。こんな言葉このごろ使わんわね」、

「昔だって、国府の方だけじゃないの、
こんな面白い但馬弁喋ってたのは、あんただけじゃないの」と笑います。



ふるさとの話㉖四月号

先月号の但馬弁の答えです。
何百何千もある懐かしいふるさとの方言、但馬弁のほんの一部です。
今月は、ちょっと楽しく昔懐かしい但馬弁の一言です。

クイズのヒントも隠れています。

弁当忘れても・・・

うらにし(晩秋のころ北西の風)
うらにしの季節だな~あ。傘忘れるなよ。

ええもん(お菓子)
かあちゃん、なんぞええもん買ってえ~。

にどいも(じゃがいも)
にどいもや、でゃぁーこん収穫したで。

とっちんば(いなご)
あぜ道でとっちんばをようけ捕まえた。

ばんがた(夕方)
ばんがたになってさむ((寒)~なってきた。

ばんげ(夜)
ばんげに、よりや~(寄合)にいかんならん。

もんずき(おむつ)
川いとで、もんずき洗ってくるわな~あ。

りこもん(利口な子)
留守番しとったんか、りこもんだな。

わがめ(自分)
わがめの車、え~の買ったんだにゃ~きゃ。

おしべり(ゴザ、上敷き)
花見に、おしべり持っていけ~よ。

ばんし(見張り)
ハエがたからんや~に、ばんししといて。

ぼいやこ(鬼ごっこ)
ぼいやこせ~へんか。

みんなずれ(みんな)
同級生のみんなずれ~に会いました。

きんのう(昨日)
きんのうも今日も、雪がよう降るな~あ。

きび(トウモロコシ)
きびがようけでけた、焼いて食わ~や。

ながたん打って・・・

ながたん(包丁)
ながたん打って、嫁さん帰っちゃった。

すくも(もみ殻)
すくもで炊いたご飯はおいしいわ~。

かどっこ(角)
かどっこを曲がってめ(見)~る家だがな。

うちげ(私の家)
いっぺんうちげにもき(来)んせ~な。

こって(オスの牛)
おんなめじゃあなかったわ。こってだわ。

だんじぃ(イタドリ 植物)
鉄道の脇にようけだんじぃ生えとったで。

ふご(わらで編んだ入れ物)
ふごに入れて、冷めんようにしとか~で。

えぼ(竿や棒の先)
えぼの方を持ち上げてくれ~や。

かみげ(髪の毛)
かみげが伸びたんで、散髪行ってくるわ。

がんど(大きなノコギリ)
このがんどはよ~切れるで。

ふたかわめ(二重まぶた)
ふたかわめは、がっせ~かわいいな~。

へこきむし(カメムシ)
今年は、ようけへこきむしがおるな~あ。

あだ(地べた 床の上)
大事なもんだで、あだに置かんといてな。

あてもん(当てもの クジ)
初午のあてもん、かすしか当たれへん。


あぶにゃあ~、あは~たれ・・・

ふまいつぎ(踏み台)
用心してな、ふまいつぎあぶにゃあで~。

なつべる(片付ける)
どこになつべたんか知らんか~。

しょうはいめし(炊き込みご飯)
しょうはいめしは、うみゃあ~な~。

こどもえらぁ(子供たち)
まあじき、こどもえらぁが来るで。

あい(魚のアユ)
土居の大川であい釣りが始まったで~。

かんとだき(おでん)
今夜さぶいで、かんとだきにしょうかな。

おどろ(小枝 たきぎ)
山にようおどろを採りに行ったな~。

おとんぼ(末っ子)
七人兄弟のおとんぼが末雄って言うの。

おかいさん(おかゆ)
腹がいてゃ~から、おかいさんたのむわ。

ありこ(蟻 アリ)
庭にようけこと、ありこさんがおるで~。

あはたれ(馬鹿もの)
迷惑かけて、あはたれしとったらあかん。

いちんちはさみ(一日おき)
定年退職で、いちんちはさみに出てるの。

がっこういき(生徒 学生)
もうがっこういきになっとんさるの。

かみいさん(美容師)
かみいさんでパーマ当ててかわいげ~に。

(但馬方言辞典を参考に書きました)

クリスマスイブまであと3日

2016年12月21日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   一陽来復  冬至の夜  ケンちゃんサンタを  見て祈るとき



車のラジオから「クリスマスまであと4日(よっか)」と聞こえます。

店のクリスマスツリーが、キラキラと光っています。

一陽来復の冬至の夜、はしごのサンタに灯がともります。

『ケンちゃん、サンタさん見て何をお願いしたん』と問います。

『ケンちゃんケンちゃん、
サンタさんはね、今夜はまだ来ないの。あと3回寝たら来るんだよ。カレンダーの2と4の夜に来るんだよ』、

『ミオちゃんは2才になったね。ケンちゃんは4才、
何かな~、サンタさんは何をプレゼント持ってきてくれるかな~』と話します。

ケンちゃんは、
「ミオちゃんにはお人形さんがいいな。ケンちゃんは図鑑がいいな。じいちゃんやばあちゃんは何がいい」と答えます。

『じいちゃんやばあちゃんには、サンタさんはプレゼント持ってこんよ。
じいちゃんらはサンタさんに渡して “賢しこうしているミオちゃんケンちゃんに、プレゼント持っていってやって” と頼んどくよ』と話します。

小さな子供らにとって、
クリスマスだ正月だと、楽しいことが続きます。

名古屋の姉と私の息子

2016年12月17日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   遠き姉より  似てるよね  息子に会ったと  電話あるとき



私より八つ年上の姉です。
名古屋近郊に姉夫婦は住んでいます。

その姉に電話します。
『ありがとう。今日は息子に会ってくれたそうだね。ありがとう』、

『先ほど息子から電話があったよ。名古屋駅の近くで久しぶりに会って、3人で食事をしてとても良かったって。
それに、息子にお祝いしてくれたそうでありがとう。ありがとう』と話します。

息子は東京にずっと、かれこれ19年ほど住んでいました。
会社の転勤で、つい最近より名古屋にいます。

『近くに来たんだから、名古屋の伯母さんにも会って挨拶するんだよ』と言っていたところです。

「6年ぶりになるね、会ったよ。電気屋やってる弟の結婚式以来だね、兄ちゃんに会ったのは。
よう似てるね~お前に、横顔の印象なんてソックリやな~」と姉は話します。

姉はずっと昔から名古屋に住んでいました。
私が社会人になったころ、大阪からよく姉のところには寄りました。

その頃の若かった私の印象に、
息子がソックリだと言うのです。

息子の嫁さんは、出産のため遠くに里帰りです。
いや、予定より少し早く1週間ほど前に可愛い子が生まれました。

名古屋で会ったのは、姉夫婦と息子と3人だっのです。
子の誕生のお祝いもあったのでしょう。遠くに離れていた私の息子と、私の姉夫婦が久しぶり会ったというのです。

50年以上前に、20才になったかならない頃に、姉夫婦は就職先の大阪から来る私に会って、
とても懐かしく、嬉しかったと言って、何かと良くしてくれました。

あれから50年後の今日です。
「横顔の印象なんてソックリやな~」なんて思いながら息子を見て、さぞかし昔々の懐かしさがこみ上げてきたのかもしれません。

今日の電話で「よう似てるわ、やっぱり親子だわ、よう似てるわ~」と、何回も何回も聞きますね。

かあちゃんの書いたのはどれ

2016年11月05日 | 家族


   〈 二人で楽しめば  倍楽しい   二人で悲しめば  半分になるよ 〉

 嬉(うれ)しさは   イラスト旨い  文章も  己書(おのれしょ)文(ふみ)を  眺め見るとき



明日は「国府ふるさとまつり」です。
当店の前の国府地区公民館の駐車場にテントを張ったり、ホールでは作品展の準備が忙しく行われています。

家内と二人で、明日は長楽寺の日帰り旅行に出かけます。
残念ですが、ふるさとまつりを見ることは出来ません。

夕刻です。

作品展を見ようと、
ケンちゃんを連れて、すぐ前のホールに向かいます。

『ケンちゃんケンちゃん、リス組の作品 “みのむし” が飾ってあるよ』、
『上手に出来たね。ほら “けんと” って書いてあるよ』と、保育園児の作品を見つけます。

その隣には、うちの若嫁さんも習っている「己書(おのれしょ)」の作品が展示されています。
どの作品にも、お地蔵さんのイラストも旨く、書いてある己書の文章もなかなか上手に書けてます。

「じいちゃんじいちゃん、かあちゃんの書いたのはどれ、どれなん」と尋ねます。
『う~ん、これこれ。このサインはかあちゃんの「恵」だわ』と、ケンちゃんに『上手いこと書いてあるなあ』と話します。

どの作品も、
味のある文が、独特のかわいい己書でしたためられています。


二人で楽しめば 倍楽しい  二人で悲しめば 半分になるよ

ゆっくりゆっくり 歩いて見よう  見えなかったものが 見えてくるから

雨の日には 雨に楽しみ  晴れた日には 晴れをよろこぶ

喜べば 喜びごとが 喜んで  喜びあつめて 喜びに やってくる

あなたがいるおかげで しあわせなんです



いいですな~、上手いですな己書は。