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昭和39年、東京オリンピックの晴れた空

2015年10月11日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   秋の爽やか  祭り空  51年前を  思い出すとき



今朝、朝刊を取りに外に出て、
『え~っと、体育の日は昨日10日じゃなかったな。そうそう今日だわ』と勘違いして、日の丸を店先に掲げます。

それから朝刊を開いて、
一面上段に祝日のしるし「日の丸」が載ってないことに気付きます。

『あれっ、国旗を揚げたけど今日は祝日・体育の日じゃないわ~。いかんいかん』と、
慌てて日の丸を外します。

ずっと昔から、国民の祝日・体育の日は10月10日が当たり前でした。
10って数字見ただけで体育の日、オリンピックの日って頭に染み込んでいるのが、昭和の人間の普通なのでした。

昭和39年は、私が社会人になった19歳の年でした。
51年前の昭和39年10月10日は、東京オリンピックの開会式の日です。

東京オリンピックといっても、2020年のことではありませんよ。
5年後の開会式は7月24日と言うではありませんか。

この異常気象の続く21世紀になってからの、7月最後の週なんて言う頃は、
もう異常も異常の、真夏日を二つくらい飛び越す猛暑日も猛暑日、超猛暑日が想像される時季ですよ。

蒸し暑い、ムチャクチャ暑い開会式が思いやられますね。

昨日は特に爽やかな秋晴れでした。
今日だって、ちょっとはイワシ雲が流れる秋空でした。

昨日の宵宮も今日の秋の祭り当日も、とても爽やかな秋の空でした。

51年前です。

実況するNHKのアナウンサーが、飛行機で空に描いた大きな五輪のマークを見ながら、
「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」と放送したのが、昭和39年の10月10日の空でした。

前日9日は台風の接近で大雨の東京、
日本中の誰もが心配する、次の日の開会式の天気でした。

それが奇跡のような秋の青空です。

そもそも、10月10日は晴れの特異日だからオリンピックに決まったとかいう話がありますが、
本当は、晴れの特異日でも何でもないようなのです。

10月10日と言う、
ぞろ目の分かりやすい数字の日が、本当の理由のようです。

そんな10という日は、頭に染み込んだ東京オリンピックの日、
なので、10という日は体育の日、10月10日が体育の日と誰もが普通に思っていました。

なのにややこしい、国民の祝日「体育の日」が、
10月第2月曜日なんて日になってしまった。なんとも哀れで寂しくなりますね。

一年で一番大きな満月です

2015年09月28日 | 季節




  嬉(うれ)しさは   今宵スーパームーン  十六夜(いざよい)の  雲間に月を  チラリ見るとき



「くもでみえんな~、あっ、ちょっとみえたみえた~」とケンちゃんが叫びます。

昨日は十五夜、中秋の名月でした。
今日は十六夜、十六夜(いざよい)の月と呼びます。

夕刻六時を過ぎたころ、十五夜よりも30分以上ゆっくりと、
ためらい(いざよい)ながら、東の空にあがってくるはずです。

全くその気配はありません。
分厚い雲にさえぎられて、十六夜の月の出は拝めませんでした。

八時を過ぎたころに、月はだいぶ天高くにあります。

『ケンちゃん、楽しみの満月は出てるかな。見てみようか』と言うと、
ケンちゃんは、壁のカレンダーを指さして「まんげつ、まんげつ。ここか、ここか」と、28日の月の形に飛びつきますね。

日差しが暑かった分、ひんやりとした夜の空気が心地よいです。

『ほらほら、明るいとこ、あそこにお月さんが隠れてるんよ』、
『ケンちゃん満月見えんな、惜しいな~、楽しみだったのに』と、ケンちゃんと天を仰いで話します。

「くもでみえんな~、ぶあついな~くもが」とケンちゃんも残念そうです。

じっと明るい雲の流れを見ています。

「あっ、ちょっとみえたみえた。じいちゃんまんげつがみえたよ~」、
「くものなかから、ちらっとみえたがな~」と大喜びです。

今日は、
今年の満月で一番大きく見える「スーパームーン」の夜です。

月は地球の周りを、おおよそ29.5日で一周しています。
月までの距離は、38万キロと子供のころに覚えました。

月は地球の周りを楕円形で回っています。
遠くで約40万キロ、近くで約36万キロの楕円形なのです。

同じ満月でも、
36万キロの距離から見る月が、一番大きく明るく見えるってことは誰でもわかります。

その日が、今日の旧暦8月16日の今宵です。

せっかくの「スーパームーン」も、チラリと見える心残りの月見です。

中秋の名月

2015年09月27日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   慰労会終え  夕暮れの  十五夜明かり  背に帰るとき



3年ぶりです。

いつも、9月最後の週はアトムの旅行に出かけます。
そのため運動会には出ることが出来ませんでした。

今年は違います。

本日、秋の好天の下で国府地区公民館の「ふれあい運動会」がありました。
朝一番の開会式もラジオ体操も出席して、午後の閉会式までいましたね。

もちろん、午前も午後も楽しい競技に参加です。
運動会を終えた後は、みんなワイワイと慰労会をいたします。

好天の暑い中での運動会でした。
慰労会では、飲めないビールもいただきました。

慰労会を終えて、池上公民館を後にするは日暮です。
秋の日暮れの冷たい空気が、疲れと酔いを醒まします。

東の空には中秋の名月、秋の十五夜が煌々と輝いています。
月を背に、月明りの夜道を急ぎます。


彼岸花

2015年09月23日 | 季節




 楽(たの)しみは   葉見ず花見ず  曼珠沙華  燃える花見て  墓参るとき



彼岸は、
20日の彼岸の入りから、26日の彼岸明けまでの一週間です。

その真ん中が彼岸中日と言って、
暦では昼夜同じ時間の秋分ですね。

その真ん中彼岸の中日は、先祖に感謝しお墓に参る、
残り6日は、悟りの修業のために、「六波羅蜜」と言う徳目を、1日に1つずつ学ぶ日とされてます。

この季節、
ブログを書いていて使う写真はやっぱり「彼岸花」です。

仕事であちこち走っていて、
『田んぼのあぜ道に一列に咲いてるな』、『土居の鉄道のそばにかたまって咲いてるな』、
『日高振興局の裏手にも、宿南の道路沿いには沢山咲いてたな』と、どこかできれいな写真を撮ろうと気にします。

ニュースで見るような、何万本も彼岸花が咲いている所は、ふるさと但馬では見かけませんね。

この季節、
彼岸花の写真を撮るのに苦労です。

『あまり一列で写しにくいな、パラパラ散らばっていて写しにくいな』なんて、
撮影の下手を棚に上げて、『なかなか彼岸花のきれいな所見つからないな~』と悩みます。

今日は我が家の墓参りです。
来て驚きました。結構彼岸花が群生しています。

結構絵になるほどの咲き様ですね。
あらためて、曼珠沙華の花をじっくり見てみます。

燃えるような、炎のような姿。
持って帰ると火事になるという迷信も、なるほどという姿です。

地面から茎がそのまんま伸びて、
すぐ花というちょっと奇怪な咲き様は、いかにも仏様宿る墓なんぞにピッタリなものですね。

冬を迎えるころに、やっと葉っぱが付いてくるというのは、
「葉っぱを見ずに咲いてくる花、花を見ずに伸びてくる葉っぱ」と、なんと悲しい巡り合いでしょうね。

我が家の草ぼうぼうの墓の周囲に、見事な彼岸花の群生でした。

防災の日

2015年09月01日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   9月ついたち  ドシャ降りの  防災の日も  無事過ぎるとき



我が国はなんと自然災害の多い国なのでしょうか。
台風の暴風、水害、土砂崩れ。地震の激震や津波に、数多くの火山まで噴火が続きます。

毎日のように、日本のどこかに被害のニュースが流れます。

今日9月ついたちは、大正12年(1923)9月1日に関東大震災が起きました。
物凄い災害でした。

その日の災禍を忘れないように、いつ起こるともしれない自然災害に備える事から、
今日9月1日は防災の日と決まりました。

ここ3~4日は、とても天気の悪い雨模様の日々でした。

今日は午後のひととき、物凄いドシャ降りです。
一気に、円山川も泥水の濁流です。

しかしです。
台風直撃の九州南方の島々、噴火の心配な桜島や、そのほか数え切れない各地の災害の様子、

それに比べれば、
なんと穏やかな、ふるさと但馬のこの地です。

新聞に出ていました。
日本地図に噴火や地震の恐れが、ぐるっと取り巻いて書いてあります。

でも、
近畿から中国地方は、割合にやや割合に少ないのですね。

防災の日に、
ふっと、災害がややですが、
やや少ないわがふるさとを、有難いことだと感じます。

梅雨明けしたのでしょうか

2015年07月21日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   梅雨明けしたの  そう言えば  切れ目の空の  青さ澄むとき



蒸し暑いですね。
いや、蒸し暑いうえに曇り空から刺す熱線が、ビリリと熱い暑さです。

エアコン工事が、とっても暑くてバテそうです。

でも、
ニュースでは関東から、ソロっと梅雨明けしたように伝えます。

だけど、
本日まだまだ、空はうっすら雲で覆われています。

ほんの時々ですが、ポツンポツンと雨粒が荷台の工具を濡らします。
本当に梅雨は明けたのかいなと気になりますね。

夕刻です。
エアコン工事の帰り道、雲の切れ目から見える青空が澄んでいます。

ふふ~ん、
その小さな切れ目の青さだけは、梅雨明け真夏の爽やか青ですね。

一年真ん中帰り道、西の空は真っ赤に茜色

2015年07月02日 | 季節




 楽(たの)しみは   トンネル抜けて  西の空  半夏生(はんげ・しょうず)の  茜色のとき



今日は、
アトムの社長会でした。

たっぷりと、役に立つ情報聞いて帰ります。

今日は、
一年の真ん中の日です。

1月1日~7月1日まで足すと、
182日なのです。

今日7月2日は置いといて、

7月3日~12月31日を足すと、
182日なのです。

一年365日を真ん中から分けると、
182日+1日+182日となります。なので、今日7月2日は一年の真ん中の日ということですね。

夏至から一週間ほど経ったころが、
一番日の暮れ遅いと書きました。

まあ、6月29日、30日が一番日の暮れ遅いが、
今日だって同じようなものです。とっても夕暮れ遅くて日が長いです。

アトムの社長会を終えて、
ビュンビュン走って、丹波と但馬の国境(くにざかい)、ふるさと但馬へ遠坂トンネルを抜けますね。

もう夜です。
7時26分になりました。

トンネル過ぎて、
左に粟鹿神社の森を見ながらまっすぐ道路、ちょうど真西に向って走ります。

7時30分になろうかという時間ですが、
空は明るい雲朱(あか)く夕焼け空です茜色、どえらい日長を感じます。

今日は一年365日のど真ん中、
七十二候は半夏生(はんげ・しょうず)と言う日です。

半夏生(はんげしょう)咲くころ

2015年06月30日 | 季節




 楽(たの)しみは   半年過ぎて  半夏生(はんげしょう)  夏の到来  目の前のとき



Mさんちに、お願いに行きました。

『あさっての7月2日、アトムの社長会なのです。午後6時の水門のカギを閉めるころは、大阪からの帰り道です。
お願いです。代理で午後6時にカギを閉めてもらえませんか』とメモと一緒に頼みます。

おばあちゃんが応対です。
「いつもご苦労さんですね。朝の6時はよろしいのですね、息子にちゃんと伝えます」、

『ところで、玄関先の庭の “半夏生(はんげしょう)” とてもきれいに咲いていますね』と尋ねます。

「そうよ、半夏生は1隣保のUさんからよ。
お茶花にといただいて、庭にも植えておいたのよ」とお話でした。

半夏生の花咲く6月最後の日、
夏越(なごし)の茅(ち)の輪くぐりではありませんが、帳面終えてブログを書き書き、半年分の家内安全、商売繁盛の感謝・感謝をいたします。

夏至からおおよそ十日後は、
暦の雑節で言います「半夏生(はんげ・しょうず)」です。

半夏生は、半夏(はんげ)と言う薬草(烏柄杓:からすびしゃくとも言う)が生えるころなので、
半夏(はんげ)生(しょうず)と語呂合わせ、

あるいは、
ズバリ、葉の半分が白くなり半化粧ともいわれる、半夏生(はんげしょう)の花から由来とも言われています。

あさって7月2日は、半夏生の花咲く暦に載ってる「半夏生(はんげ・しょうず)」の日です。

さあ、明日は7月季節は真夏、街の電気屋待望の暑~い季節の到来ですね

一年で一番日の暮れ遅いです

2015年06月29日 | 季節




 楽(たの)しみは   夏至を過ぎての  七日目は  日の暮れ遅し  月昇るとき



えらい涼しかった昨日と打って変わって、
今日は暑い一日でした。

日の暮れもとっても遅く、
七時をずっと過ぎても空は明るくきれいです。

東の峰から天空中ほどに、昇った十四夜のお月さまが明るく照って見下ろしてます。

朝の四時ごろ起きて新聞配達でもする人ならば、
空が白む4時のころや、朝日の昇る4時50分ごろに、夏至の日長を感じることでしょう。

でも、100人のうち朝の4時ころから起きて活動のお方は、10人かそれ以下の人数でしょう。
ほとんどお方は夕刻ですね。

夏至って6月22日でした。
夏至は昼の時間が一番長い日です。

ふるさと豊岡その中の、
日高町の我が店の、緯度、経度、標高から割り出した日の出日の入りを計算します。

夏至の22日は、日の出午前4時47分10秒、
日の入り午後7時20分41秒なのです。

昼間の時間は、14時間33分31秒もあります。
一番長い昼間です。

ところがどうでしょうか?、
夏至を過ぎてもしばらく夕暮れが遅いように感じることってありませんかね。

実は、夏至を過ぎてもまだ少し遅いのです。

本日です。
本日の日の入りは午後7時21分25秒と、夏至から七日経って29日は44秒ばかり遅いのです。

日の出が午前4時49分17秒と、夏至の時より2分7秒も遅いので、
昼間の時間は、夏至の日より1分23秒も短いのです。

夏至を過ぎても日の暮れは、1分よりちょっと少しですが遅くなる。
それが夏至を過ぎて一週間の、夏の夕暮れの感じです。

本日晴れてるその上に、夕暮れ遅くて外の仕事がはかどりますね。

夏至も過ぎて

2015年06月23日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   春夏秋冬  夏だけは  夏至(げし)と濁音  なぜ思うとき



昨日は二十四節気の10番目、昼間の一番長い夏至ですね。

2月の立春から始まって、
雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種と来まして、昨日は10番目の夏至でした。

一年を24に分けます。
360度の円で描けば、立春から15度刻みで二十四の季節の言葉は続きます。

ちょっと前のブログで、
特に重要な中気にある夏至と冬至を二至と言う。春分と秋分を二分と言う。

併せて、二至二分と言います。
360度の円を上下左右に分ける、重要な節気と書きました。

読み方です。

春分(しゅんぶん)、夏至(げし)、秋分(しゅうぶん)、冬至(とうじ)と読みます。
誰でも昔から読んでる当たり前です。

春夏秋冬はどう読みますか?。
春夏秋冬(しゅん・か・しゅう・とう)と読みます。

どうしてでしょうか?。

春分、秋分、冬至は、素直に春(しゅん)、秋(しゅう)、冬(とう)を頭に読んでいるのに、
夏至だけは、夏を夏(か)とは読まずに、夏(げ)と読みます不思議です。

春分(しゅんぶん)と同じに読むなら夏至(かし)でいいものを、
何で夏至(げし)と濁音に読むのでしょうか。

昨日は夏至でした。
今日もムシムシ梅雨空で、夜には土砂降り激しいですね。

夏至をどうして「げし」なんて読むの、
そんな不思議を想うて寝られぬわ、

暑いせいだけではありません。不思議を想うと寝られませんね。


夏(なつ)は、
漢音の発音で「か」、呉音の発音では「げ」です。

そこまでは分かっているのですが、なぜ呉音の「げ」を使っているのかが分りませんね。

家内に聞きます。
『夏至はなんで「げし」って言うの、夏を「げ」ってなんで発音するんかな。知っとるか』、

「何言ってるの。そんなこと私知るわけないがな」で終わりです。

栗花落(つゆり)さんはお元気でしょうか?

2015年06月08日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   エアコン工事  終えた後  しとしと梅雨の  雨が降るとき



今日は東海・関東甲信越地方が、梅雨入りになったそうです。

関西地方も3~4日前から梅雨にはなっていたようですが、
毎日のエアコン工事も雨にも遭わず、梅雨って感じはしていませんでした。

今日の天気予報は「激しい雷雨」のはずです。

『予定どうりにNさんちの工事しようか、何とか天気もってくれればいいのに』と息子に言って、
取り掛かったエアコン工事はピッタリでした。

午前中でエアコン工事は終了、そのあとです。
午後からは本格的なザーザー雨です。夕方になってっも夜になっても、梅雨本番のしとしと雨が降り続きます。

「梅雨(つゆ)」って、
何んで「梅の雨」と書くのでしょうか?。

調べてみますと、何のことはありません。

「梅の実が熟するころに降る雨」だから、梅雨って書くのだって。

もともと、中国からこの季節の雨の呼び方が、
「黴雨(ばいう)」って書いて伝わりました。

黴雨(ばいう)の「黴(ばい)」は、
バイキンの「バイ}なのです。

ジメジメしたカビが繁殖しやすい季節の雨なので、
黴菌:カビの字を当てて、「黴雨(ばいう)」と言ったそうです。

日本人は偉いですね。

自然のいやな事柄でも、きれいに表現する知恵があります。
「黴(ばい)」と言う音読みを、季節の梅の実に置き換えて「梅(ばい)」と書き換え、

さらに、梅(うめ)の雨をしとしと降る雨の露(つゆ)と見たり、
梅の実が熟して潰(つぶ)れることから、「潰(つ)ゆ」と読み替えたりして、「黴雨(ばいう)」⇒「梅雨(ばいう)」⇒「梅雨(つゆ)」となったそうですね。

今日のブログの題の、
「栗花落(つゆり)さん」てなんじゃいな、

実は私が若かりし頃、大阪でサラリーマンしてる大きな会社で、
「栗花落(つゆり)」さんと云う方がおられたのです。

物凄く読み方が難しい苗字だなと、その頃も今も思っていました。

栗花落さんに名前の由来を聞きましたね。

栗の花は、梅雨に差しかかった頃、
今頃ですね、梅雨の頃に落ちるのですって。なので、栗(くり)花(はな)落(おち)って書いて、栗花落(つゆり)って読むのだそうです。

その栗花落さんが言いましたね。

大阪と兵庫の県境あたりに、栗花落(つゆり)神社があります。
摂津国第一の美人のお姫様・露姫さまが、栗の花の落ちるころに亡くなったそうです。

その霊を祭って、栗花落姫、栗花落神社と呼んだそうです。

その日が五月七日で、ズバリその日の読み方も、
「五月七日(つゆり)」っていうそうなんよ。

会社の栗花落さんは教えてくれました。

栗花落さんと別れたのは昭和43年9月です。
もう47年にもなります。

栗花落さんはどうしてるかな、
栗花落(つゆり)さんはお元気でしょうか。

梅雨の季節になりますと、そんな昔を想います。