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ゆったり4月が終わります

2016年04月30日 | 季節




 楽(たの)しみは   静かすぎます  五月こそ  五月蠅(うるさい)いほどを  期待するとき



少こ~し静かだった4月の景況も、
29日からのゴールデンウィーク突入で、さらに静か~さ一段深くなりました。

通りを走る車も滅相少なくて、
電話もポツリと「洗濯機を診てもらえませんか~」なんてあるくらい、ゆったり4月も終わります。

いつも感じます。
4月29日から5月5日までのゴールデンウィーク、世の中シーンと静かになってしまいます。

街の電気屋さんの商売人にとっては、
あまり有り難くない一週間ばかりの日々ですね。

私の子どもの頃は、学校でも会社でも土曜日は休みじゃありません。
祝日があっても飛び石連休が普通でした。

時々です。
祝日が土曜日か月曜日になって、土日とか日月の2連休があると、そりゃあ珍しものに巡り合ったと大喜びでした。

滅多にありませんが5月3日が土曜日の年は、
3日(祝)4日(日)5日(祝)の3連休で、ムチャクチャ珍しい大さわぎでした。

今では3連休など当たり前、4連休の年だってありますね。

そもそも、現在のゴールデンウィークが出来上がったのはいつの頃からの話でしょうか。
調べてみました。

戦前は「休日ニ関スル件・昭和2年勅令第25号」で祝日が決まってました。

1月3日元始祭、1月5日新年宴会、2月11日紀元節、3月春分・春季皇霊祭、4月3日神武天皇祭、4月29日天長節、3月秋分・秋季皇霊祭、10月17日神嘗祭、11月3日明治節、11月23日新甞祭、12月25日大正天皇祭の11回、11日の祝日です。

昭和23年に国民の祝日に関する法律として、新たに大改正です。

11日の祝日は皇室に関係するものばかりだと、バッサリ全部廃止です。
但し、名前を変えて残したものが5日あります。

春季皇霊祭→春分の日、天長節→天皇誕生日、秋季皇霊祭→秋分の日、明治節→文化の日、新甞祭→勤労感謝の日の5日です。

戦前の祝日も、戦後の祝日も、連休を想定するものはありませんでした。
ところがどうでしょうか、昭和23年の祝日法で4月29日から5月5日までの祝日です。

元日(1月1日)、成人の日(1月15日)、憲法記念日(5月3日)、こどもの日(5月5日)、敬老に日(9月15日)、の5日を新たに入れて年間10日の祝日でスタートです。(現在は16日もあります)

4月29日が天皇誕生日なのに、
それに近い所に憲法記念日(5月3日)と、こどもの日(5月3日)を持ってきてしまったものですから、ゴールデンウィークの始まりなのです。

昭和48年改正で、日曜日に祝日が来た時は月曜日を休むという振り替え、

昭和60年改正で、二つの祝日に挟まれた日は休日にする、これで5月4日は当たり前に休日に

平成元年改正で、天皇誕生日の4月29日は(みどりの日)に改称、

平成17年改正では、(みどりの日)を5月4日にして祝日に、4月29には昭和の日に改称する。
さらに5月3,4,5日の一つでも日曜日に当たったら、平日の5月6日は振り替え休日にする、

そんな連休を作ることばっかり考えて、
その上に、じわじわと新しい祝日も6日も増やしてしまったのです。

えらいことです現在は、
5月3、4、5、6日の4連休なんぞは当たり前なのです。

たまたま今年と来年二年間は3連休ですが、そのあと4年続けて4連休が来ます。
大型連休3連休が2年続き、そのあと超大型連休4連休が4年続くのです。ずっとです。

桜陽気

2016年04月05日 | 季節




 楽(たの)しみは   書くことなんも  ないほどに  桜陽気の  長閑(のどか)なるとき




ふるさとはもう春です

2016年03月13日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   荷物着いたと  息子から  家内ニコニコ  電話するとき



妙見の山肌の雪模様も、だんだんと細く薄くなってきました。
とても雪の少なかった今年の冬も、もう終わりです。

「どっちの箱のほうが大きい、どっちにしようかな」と尋ねます。
東京の息子に荷物を送る箱だと、ニコニコ笑顔で尋ねます。

思いついたように「今度の日曜日に着くかしら。なんぞ送ってやろうかな、送ろうかな」と、
東京に居る息子に食料品を送る思案です。

母親って、息子が何歳になっても、
何か送ってやりたいものなんですね。

どこにでも売ってるような食料品ですよ、時々は家にあるお餅とか、お菓子とか、作ったおかずとかありますが、
どこのスーパーにでも売っている普通の食料品なのです。

それを見繕って箱に詰めて送るのです。

宅急便の送り賃もそこそこします。
その分、高い食料品に違いありませんが、送ってやりたいのですね母親って。

リ~ンと家内の携帯に電話です。
「おお、そうかそうか。着いたか」と、いつものように同じ文句の会話です。

「今日わね、リンゴ送ったって。東京からリンゴを家に送ったって話してたよ」と、
気の毒になって、息子の方も何か送り返さなきゃならんとリンゴです。

春の陽ざしの日曜日、
「ちゃんと着いたか、ちゃんと着いた~」と、当たり前のことをニコニコ笑顔で電話です。

ガソリンも灯油も安いです

2016年02月13日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   ふるさと但馬  この冬は  ガソリン安く  暖かきとき



暖ったかいですね、
昨日も今日も、そして明日の予報も暖ったかですね。

ふるさと豊岡のこの冬は、なんという暖ったかさでしょうか。
普通、2月のこの頃のふるさと但馬は、里も山も雪に埋もれて真っ白で、
気温も最低気温が0℃、最高気温が7℃と言うところです。

今日は最低気温12℃、最高気温は17℃もありました。
明日の日曜日も、最低14℃最高18℃の予報と、まるで4月初旬の気温です。

冬の雪国の必需品暖房用の灯油も、1㍑45円(税抜き)と安いです。
ほんの一年前、二年前には70円も80円もしていた灯油が大幅値下がりしています。

ガソリンの値段です。
いつも利用していますM石油のスタンドは、1㍑91円(税抜き)と安いです。

但し3万円のプリカ価格なので、税込みの現金価格は101.5円です。
それでも東京や大阪、兵庫県の他地域に比べても10円以上安いです。

ガソリンの価格って、別に暖冬だから値下がりしている訳ではありません。
世界の原油市場のいろいろな情勢から、上がったり下がったりします。

当店が創業しました40年ほど前が、だいたい1㍑98円くらいのものでした。
東京都区部の1月のデータですが、8年前の平成20年のころや2年ほど前には1㍑150円前後の価格、今は40年前に値下がりします。

いずれにしても、安い灯油さえもそんなにいらない暖ったかさ、
雪道をブーブー吹かして走らなくてもよい春のような道を、全国一くらい安いガソリン燃して、スイスイ・スイスイ走ります。


(参考データ)
総務省調べの資料より             
都市 平成28年1月 円/㍑         東京都区部 1月 円/㍑
東京都区部 114                平成17年 2005年 118
名 古 屋 119                  平成18年 2006年 128
京 都 125                    平成19年 2007年 131
大 阪 122                    平成20年 2008年 154
神 戸 122                    平成21年 2009年 106
姫 路 119                    平成21年 2009年 106
西 宮 118                    平成22年 2010年 125
伊 丹 119                    平成23年 2011年 135             
鳥 取 117                    平成24年 2012年 141
                          平成25年 2013年 146
                          平成26年 2014年 157
                          平成27年 2015年 137
                          平成28年 2016年 114

立春大吉

2016年02月04日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   年内立春  あと四日(よっか)  朔旦(さくたん)迎え  春が来るとき



今日は、
暦の二十四節気第一の立春ですね。

立春を迎える玄関先には「立春大吉」のお札を貼って、
外から邪気が入るのを防ぐ習わしがあります。。

邪気は、節分で豆をまきます鬼は外の鬼です。

「立春大吉」を縦書きにして、真ん中から折り曲げると左右対称の字の形、
裏から見ても立春大吉と読めます。

鬼さんが、立春大吉のお札が貼ってあるお家に入ってきます。
入ったあと、ふっと振り返って後ろを見ますと、立春大吉の札が目に入ります。裏から読んでも立春大吉なのです。

おかしいな、わしはまだこの家には入ってなかったのか、
入り直そうかと、玄関から外に逆戻りします。そうして、鬼さんはこの家から退散してしまいます。

立春は、ほぼ2月4日と決まっています(東京オリンピックの翌年2021年は2月3日が立春)。
今日は旧暦の12月26日です。旧暦で言うと、今日はまだ2015年12月26日なのです。

旧暦の新年を迎えるまでに立春がやってくると「年内立春」といいます。
新年になってからの立春は「新年立春」と言うのです。

旧暦12月は29日が大晦日です。
なので、2月8日の旧暦2016年1月1日はお月様は新月真っ暗なのです。

1月1日朔日(旧暦1日)まではあと四日(よっか)、
あと四日で旧正月と言うことなのです。

指折り数えて四日(よっか)たてば、
めでたや新年1月1日正月は、お月様の元旦となります朔旦(さくたん)迎え、春がやってきますね嬉しいですね。

今年はうるう年

2016年01月19日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   うるうの年の  法律に  神武の紀元  今にあるとき



寒いですね~、

修理に伺ったUさんちの駐車場、
水溜まりには正午だというのに分厚い氷が張ってます。

ふるさと但馬は今年はおかしいですよ。

ふつう、この時期山も野も里も、雪にまみれて当たり前なのに、
今年は雪は降らずに空晴れて、日差しはさします明るくて、まるで太平洋側の都会のような晴れた天気の今日ですね。

配達の合間に、2月号のクイズやお話考えますね。

色々なネタを調べていて、当たり前のことですが今年はオリンピックの年ですうるう年、
2月はうるうの月で、4年ぶりの29日ってことに突き当ります。

今日はうるう年に関わる、ちょっと気づいたいい話です。

昔々のユリウス暦の頃は、一年は3月からスタートします。
今と違って、ひと月の日数は31日と30日が順番になっていましたね。

3月、5月、7月、9月、11月、1月が31日です。
4月、6月、8月、10月、12月が30日です。

31日×6ヶ月=186日、30日×5ヶ月=150日、365日の残り29日を 一年最後の2月に持ってきまして、2月は29日としていました。

そして、4年に一度2月を30日にします。
うるう年もちゃんと考え、規則よく並んだすっきりしたものでした。

ところが、
ローマの政治家が、各月に名前を付けようと相談になった時、

7月は、古代ローマの英雄ジュリアス・シーザーにちなんで、ジュライと付けた。
8月は、初代ローマの皇帝アウグストゥスにちなんで、オウガストと付けたそうな、

そこまでは良いのですが、
両者偉大な人物なのに、8月が30日ではアウグストゥスが劣っているようだと、いちゃもんが付いたのです。

そこで、2月から1日取ってきて8月を31日にしてもうた。
さらに、8月が31日になったので、次の9月は元々31日だったものを30日に変更、

10月を31日に変更、11月を30日に変更、
12月を31日に変更と、もう勝手放題にいじくりまわします。

結局、
8月に1日取られて、2月は29日だったものが28日になってしまいます。

現在のグレゴリオ暦につながる太陽暦は、
1月31日、2月28日、3月31日、4月30日、5月31日、6月30日、7月31日、8月31日、9月30日、10月31日、11月30日、12月31日という、

一見規則性のない、ひと月の日数となってしまったのです。

ドドっと月日は流れて、
明治5年(1872)11月9日です。

太政官布告337号ってな法律で、
明治5年12月3日を、西暦1873年1月1日にしますよ~。

西暦の1月1日に12月3日を合わせるため、ひと月近くをぶっ飛ばして、
明治6年1月1日ちゅうことに改めますよってことになりました。

天保暦(陰暦)から太陽暦に改暦する大騒動が起こります。

太政官布告337号では、
「一ケ年三百六十五日十二ケ月ニ分チ、四年毎ニ一日ノ閏ヲ置候事」と、4年に一度のうるう年のことも書いてあります。

うっかりしていました。
うるう年は、西暦を4で割り切れる年(ユリウス暦)のことしか念頭にありませんでした。

正しくは、
「西暦が100で割り切れる年はうるう年にしない、400で割り切れる年はうるう年にする」ってことなのです。

100で割り切れる、西暦1900年を2年後に控える明治31年(1898)にあわてましたな。
明治31年(1898)5月11日に、閏年に関わる勅令第90号を公布します。

その時の文面がこうです。
「神武天皇即位紀元年数ノ、四ヲ以テ整除シ得ヘキ年ヲ閏年トス、但シ紀元年数ヨリ六百六十ヲ減シテ、百ヲ以テ整除シ得ヘキモノノ中、更ニ四ヲ以テ商ヲ整除シ得サル年ハ平年トス」です。

神武天皇即位を紀元とする年数は、西暦と660年違います。
紀元2560年は、660年減した西暦1900年です。

100で割り切れても、さらに4倍の400で割り切れない年は平年とすると書いてあるのです。

1700年も、1800年も、1900年も、
100で割り切れるが400で割り切れないので平年だというのです。

明治33年、紀元2560年、西暦1900年はうるう年でなく平年だったのです。
間に合いました。

400年に97回のうるう年がやってくる、グレオリオ暦の法則なのです。

そのルールを我が国明治の人は、
「神武天皇即位紀元年数」なんてことを書く心意気なのです。

この勅令第90号は現在の法律文としても、
有効にして正式に残っているのです。

明治の心意気が、現在に法律として残ってるって凄いことです。
なにやら嬉しくなりますね。

豊岡の朝は物凄い霧、豊岡の午後は日本晴れ

2015年12月24日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   正午になっても  濃いい霧  豊岡盆地  あと晴れのとき



久しぶりに朝の濃霧です。

正午が目の前に迫っている時刻なのに、
写真のように、目の前真っ暗濃霧です。

子供のころは、
ふるさと豊岡の濃霧は凄かったですね。

大人から聞いたことがあります。
「霧のロンドンて言うだろ。ロンドンの次に霧が濃くて多いのは豊岡なんよ」なんて、

夏目漱石も書いていますが、
スモッグの濃い霧のロンドンはダメだと、現代の北京のような状態だったのですね。

それに比べて豊岡の霧は、
きれいなきれいな、本物の霧だったのです。

都市化のせいで、最近は霧の発生はやや少なくなりましたが、
今日の霧は、正午のころまで濃く残る凄いものでした。

天気予報では、「雨60%」なんて出ていましたが、
地元の者は信じませんでしたな。

濃いい霧が晴れると、ムチャクチャ良い天気になるって、
子供のころから教えてもらってました。

ズバリ、午後はムチャクチャ晴れてる快晴ですね。

大晦日まで残り十日、さあ元気よく

2015年12月22日 | 季節






 嬉(うれ)しさは   一陽来復  冬至の日  柚子湯に入り  カボチャ食うとき



昨年の今日、19年に一度やってくる「朔旦冬至(さくたんとうじ)」の日に、
我が家にかわいい女の子「ミオちゃん」が、お母さんと一緒に産院から帰ってきましたと書きました。

陰から陽に転換するとってもありがたい冬至の日、
そのうえ19年に一度の月の元旦・朔旦の日が重なって、さらにありがたい朔旦冬至のその日でした。

あれからちょうど一年になります。
そのミオちゃんも、立って歩いて大きな声だして、テレビに合わせて体を揺らし元気いっぱい育ちます。

次の朔旦冬至はミオちゃんも19歳の乙女です。
いいないいなそれまでも、柚子湯に浸かってカボチャを食べて、元気にミオちゃん見たいです。


今日から日の暮れ、ゆっくりゆっくり

2015年12月07日 | 季節




 嬉(うれ)しさは   節気は大雪(たいせつ)  冬なれど  今日を境に  日の長きとき



先月21日22日の頃です。
大感謝祭をやっていた頃です。

『えらい日が短くなって、
ちょっと天気が悪いと、5時にはもう真っ暗だわな』なんて言っていました。

天気もすぐれない日が多くて、
雨もよく降りました。

売出しの案内状を届けながら、エアコンのご注文もありました。
売出し当日のご注文もありました。

日は短く、天気も悪い冬のこのごろ、
エアコン工事が溜まりますと、とても焦ってまいります。

売出しの直後です。
「よそからもらったエアコンを取り付けてもらえませんか。古いのを外して」と、一見さんからご依頼がありました。

『天気が雨ばっかりでしょ、日がとっても短いでしょ』、
『本当に申し訳ありませんが、当店からお買上げの分の工事だけでも、手一杯なのです』と今年中は無理だとお断りしました。

本当に日の暮れるの早くて、
『日が短いな~、日が短くなったな~』とぼやいていました。

今日は、二十四節気の大雪(たいせつ)の日です。
9月の秋分の日から、寒露(かんろ)、霜降(そうこう)、立冬(りっとう)、小雪(しょうせつ)と、

じわりじわりと二十四節気の寒さは巡り、
今日はいよいよ大雪(たいせつ)ですね。

雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)のとおり、
いよいよ、ふるさと但馬の雪国は寒い寒い冬本番を迎えます。

また、今日は七十二候の「閉塞成冬」の日です。
「へいそくして、ふゆとなる」と字の如く、雪雲が空を塞ぐような真冬の季節が始まりますよ。

二十四節気の大雪の二週間後、次は冬至(とうじ)です。
一日の日が一番短いという日です。

人は誰でも、
夕刻の日の暮れが早いことをもって、日の暮れ早い日が短いと実感します。

一番日の暮れ早いのは冬至の日ではありません。
豊岡市の日の暮れ一番は早い日は、昨日でした。

昨日12月6日は、日の入り時刻は16時47分54秒ではありませんか。
今日からは1秒ずつですが、日の入り遅くて日が長い。

本日の日の入り時刻は16時47分55秒です。
ゆっくりゆっくり、日の暮れ遅くて日が長くなります。お天気さえ良ければ、仕事がはかどり助かりますね。