
嬉(うれ)しさは ド~ンと寒けりゃ 暖房の エアコン買うと 電話あるとき
首都東京の今朝は、
観測史上初めての、11月の積雪を記録したとテレビが伝えます。
ふるさと但馬も今朝は寒かった、
朝陽に照らされる西の峰々は、真っ白に照り輝いています。
ラジオから聞こえるコマーシャルは、
「さあ、クリスマスがやってきました。USJのクリスマスツリーが皆さんをお迎えします」と、なんとも気忙しいことです。
土日の大感謝祭ではたくさんのお買い上げをいただき、
配達に工事にと気忙しく走り回っています。
ところがどうでしょう、感謝祭を終えた後も「エアコン買うわ、よ~くぬくもるエアコン付けてよ」と、
エアコンのご注文が次から次へと電話です。
今日の話は「晦日(みそか)」です。
あの12月31日の大みそかの晦日(みそか)です。
晦日って毎月の月末のこと、
正確には、旧暦の月末で29日か30日の日のことですね。
地球の周りを一周する間に、地上から見た月は満ち欠けを繰り返します。
一日目は、朔(さく)月とも新月とも言って真っ暗け、
二日目は、既朔(きさく)月、
三日目は、三日月(みかづき)、
7~8日目は、上弦(じょうげん)の月、
13日目は、十三夜(じゅうさんや)、
14日目は、小望月(こもちづき)、
そして15日目は、望(ぼう)満月(まんげつ)になります。
16日目は、十六夜(いざよい)の月、
17日目は、立待月(たちまちづき)、
18日目は、居待月(いまちづき)、
19日目は、寝待月(ねまちづき)とも臥待月(ふしまちづき)とも呼びます。
20日目は、更待月(ふけまちづき)、
22~23日目は、下弦(かげん)の月、
そして29~30日目が、晦(つごもり)あるいは三十日(みそか)とも晦日(みそか)と言いますね。
お月さまは地球の周りを29.5日で一周します。正確には29.530589日で一周します。
なので、旧暦の一か月は30日と29日がおおよそ交互に繰り返されるのです。
月の最後の日(30日だったり29日だったり)を、月が隠れてしまうので、月隠り(つきごもり)と言い、そこから晦(つごもり)、
その日を晦(つごもり)の日で、20日は二十日(はつか)、30日の読み名で三十日(みそか)、晦日(みそか)って言うようになったそうです。
今月11月28日は旧暦の10月29日の晦日(みそか)です。
今の太陽暦でも、一応月末のことは晦日(みそか)って呼んでいいそうです。
そして、一年最後の12月、12月31日は最後の晦日なので「大晦日(おおみそか)」というそうなのです。
シャンシャン・シャンシャンとクリスマスソングが町の商店街に響きます。
晦日だ大晦日だと、年末はすぐにやってきます。
エアコン工事や、いろいろなお買い上げ商品の配達で、
一年で一番忙しい季節です。
一年で一番、気忙しい季節がやってきます。