
嬉(うれ)しさは 何言ってるのよ 電気屋さん 貴方だからと 訳を聞くとき
昨日のKさんちでの話です。
Kさんちのお店(美容室)の壁に、
姿見の大きな鏡を息子と二人で取り付けました。
壁のクロスを少し剥がして、下地に専用の接着剤を塗ります。
強力な両面テープを壁に貼り、その上から大きな鏡を止めていきます。
もちろん、
上下の固定金具でしっかりと支えて、取付完了です。
もう一枚同じ大きさの物を、
玄関入った壁にも取り付けました。
ガラスです。
ピカピカの鏡です。
慎重に慎重に、作業を進めてまいります。
その作業を、
じっと見ているKさんに話しかけます。
『Kさん、いろいろご注文ありがとうございます。
とうとう今日は、鏡貼り職人になってしまいました』、
『本当は電気屋さんなんです。
何でもかんでも頼まれて、とうとう鏡貼りまで可笑しいですね』と問いかけますね。
そうするとKさんは、
「何言っとるのですか。建具屋さんでも鏡屋さんでも頼めば済むことですが、それがしたくないの」、
「電気屋さんに建具や鏡やリホーム頼む方が頼みやすいの」、
「電気屋さんの貴方んちだから、鏡貼り頼んだのよ」
Kさんちは、7月のころに初めてレンジをお買い上げになって半年の間、
次から次へと、ご注文やらリホームやら、いろいろなご用のご依頼なのです。
「この半年の間に頼んだ面倒な仕事、
アトムさんは自分でできる事はもちろん、連れてこられた大工さんや水道屋さんもムチャクチャ印象良かったわ」、
「電気屋さんを通じて、こりゃあリホームの仕事は頼みやすいわ。
細かいとこの相談もしやすいし」とおっしゃいますね。
鏡屋さんのような仕事まで電気屋がしてと恐縮したのですが、
Kさんはおっしゃいますね。
「電気屋さんの貴方だから、あれも頼もうこれもしよう、
鏡も取り付けてもらおうと思ったの」と、頼んだ訳を説明しニコニコ笑顔で満足ですね。