二方(ふたかた)かまぼこギフトをお届けします 2016年12月23日 | お客さま 豊岡市瀬戸の二方蒲鉾直売所 楽(たの)しみは 上等過ぎて 食べれんよ 言(ゆう)うてギフト ハイ渡すとき 10万円以上お買上げのお客さまに、 「二方(ふたかた)かまぼこギフト」を届けます。 ふるさと但馬では、 二方蒲鉾の竹輪やかまぼこは、とても高級なブランド品なのです。 創業95年の老舗、 二方蒲鉾の商品は、たしかに美味しく素晴らしい商品です。 家内が聞きます。 「二方のかまぼこギフトを届けていて反響どうだった。喜ばれてるかしら」と尋ねます。 若嫁さんが言います。 「二方のかまぼこってスーパーにも置いてあるわ。一枚が200円もするのよ、2枚入って100円のだってあるのに」と話します。 二方のかまぼこは、普通のメーカーよりもかなり価格が高めです。 それでも、とても美味しいのでしょうか、高級な味わいがあるのでしょうか、よく売れているようです。 『こんにちわ~。奥さん、高級な洗濯機お買い上げいただきましてありがとうございます。 ハイ、二方蒲鉾から取り寄せてきましたよ。詰め合わせのギフトです』と、手書きのお礼の言葉と一緒に手渡しいたします。 受け取ったIさんちの奥さんは、 「まあ~~、ありがとう、ありがとうございます。カニとは違うのですね」、 「カニも良いけれど、二方かまぼこの方が嬉しいわ。 二方のかまぼこなんて高いもん、買ってまでよう食べんわ」、 「上等過ぎてよう買わんの、 こんなに美味しい商品、もらってでないと食べられないわ」と、ニコニコ嬉しそうに笑顔です。 今日も二方かまぼこを届けに歩き、 本当に嬉しそうな「ありがとうありがとう。買ってまでよう食べんこんないいもん。もらってでないと口にできんわ」の声聞きますね。
何を頼むか思い出せないおじいちゃん 2016年12月12日 | お客さま 楽(たの)しみは いいですいいよ じいちゃんに 思い出したら 来ると言うとき 『こんにちわ~、Kさんいつもお元気ですね。 ハイ、今日はカレンダー持ってきましたよ』と、Kさんちのじいちゃんに手渡します。 西気公民館に蛍光管を配達した帰り道、 八代谷から竹貫にかけて、15軒ばかりカレンダーを届けに走ります。 一番最初に届けたおうちが、八代のKさんちです。 Kさんちのじいちゃんは、お年は90くらいになったかな。いつも、テレビの前に座って留守番が仕事です。 時には、軽トラックに乗って、 「リモコンの電池替えてもらえんか」と、店までやって来るお元気なお年寄りです。 『こんにちわ~』と玄関に入ると、 いつもと違って、奥のじいちゃんの部屋から出てきます。 「ああ、アトムさんかえ、いっつもお世話になってありがとう」、 「今日は何ですかえ、カレンダーですか」と、ニコニコしながらこちらに向かってきます。 「カレンダーですかえ」とお礼をいった後、 「え~っと、アトムさんを見たら頼まんならんもんがあった。え~っと何だったかな、頼みてゃあもんがあっわな」とおっしゃいますね。 「え~っと、何だったきゃあな、なに頼むんだったきゃあな」と首をかしげて繰り返されます。 『テレビの調子ですか?』、「いや違う」、『どっか電気つかんとこありますか?』、「いや違う」、 『ストーブですか?、コタツですか?、どこか水道止まらんとこですか?』、 「いや違う、いや違う」と、なかなか何を頼むのか、思い出せないおじいちゃんでした。 71の私だって、この頃ふっと人の名前が出てこんこともあります。 横のテーブルに置いておきながら「どこに行ったのか、ペンチあれへんあれへん」と、ポケットや机の上やら探しまくることもあります。 郵便局に寄って『クリスマス用の葉書500枚注文したかな?』、 「なに言っとんさる、アトムさんは先週金曜日に買って帰られたがな」なんて、勘違いをすることだってありますね。 90にもなったじいちゃんです。 何を頼むだったのか忘れてしまって、思い出せないのも仕方がありません。 『何か思い出せましたか?。リモコンですか?、テレビですか?』、 「まだ思い出せん。何だったか頼まんならんと、ここから出かけてるんだが、まだ分からん」と押し問答です。 『じいちゃんじいちゃん、ええから、もうええからユックリ思い出して』、 『私がじいちゃんちから帰ったら、ふっと思い出すから、いい、いいですいいよ。 思い出したらすぐ飛んでくるから、うちに電話して』と、言って笑顔で別れます。
お便りチラシやクイズで、とっても嬉しいコミュニケーション 2016年12月06日 | お客さま 嬉(うれ)しさは 記事に出てたよ うちのこと 笑顔ニコニコ お礼聞くとき ご来店のMさんは、 店に入ってくるなり「よかったわ~、届いたチラシ読んでて “あら~、うちのことが書いてあるわ~” って嬉しかったわ」、 「このお店は、お客さんちの仕事の記事をちゃんと丁寧に紹介されるのですね。 息子さんにお礼言っといて。良くしてもらって、記事にも書いてもらって」と、ニコニコ笑顔で話されますね。 毎月お届けする「街のでんきや便り」に、 リホームのご提案、暖房エアコンのご提案、パソコンのご提案のチラシも付けますね。 12月のチラシの一枚は「家のお悩み解消 こんなことをしました」、「ビルトイン食洗機取り替えました! 11月施工」と書いて、 初めて当店からお買い上げになった、Mさんちの食洗機の取り付け工事の様子を、記事に書いて載せました。 お買い上げになった経緯や、 きちんと工事が出来た喜びを、お買い上げに感謝の言葉と一緒に書きました。 息子が手際よく取り換え作業をする様子を、じっと見ておられたMさんちの奥さんも、 「凄いね凄い、立派な電気屋さんになって」と感心されていました。 その時の様子の記事を見て、 「あら~、うちのことが載ってるわ」と、またまた嬉しくなったと感じられたようです。 「ちゃんとして頂いた息子さんに、書いてもらった息子さんに、 嬉しかったわ~」とお礼言っておいてねとの挨拶されてお帰りでした。 自分ちのことをチラシに載せてもらって、 お客さまの「本当によかったわ~」の反応は今までも度々ありました。 クイズにいつもコメントを書いていただく、 Uさんちの奥さんを訪ねます。 『Uさん、今回は難しかったね。 答えは【ラウニコス】じゃないですよ。正解は【ニコラウス)なんよ』と話します。 Uさんは、 「難し過ぎるわ。私はパソコンで調べたりようせんし、分かれへんわ~」と言われます。 『Uさん、コメントいつもありがとう。 今度も “ふるさとの話、蓼川物語に胸をうたれています” って書いていただきありがとう』、 「いや~、電気屋さんはふるさとの色々な事、良く書けとりますわ。 懐かしい、いい話ばっかりでいつも楽しみなんですよ」と嬉しい会話が弾みます。 息子の書いてる「お客さまんちのお仕事の紹介記事」にも、 私の「クイズ」や、「ふるさとの話」にも、店とお客さまとを取り持つコミュニケーションに、大いに大いに役立ちますね。
感謝を込めて、蒲鉾(かまぼこ)ニコニコ届けます 2016年11月25日 | お客さま 楽(たの)しみは お礼の葉書き すぐ来たと 聞いて蒲鉾(かまぼこ) また渡すとき 「まあ、なんちゅう丁寧なあんたのお店は、 売り出しに行かせてもらっただけで、何にも買わせてもらってないのに、ていねいにハガキまでいただいて。 本当にありがとうございました。嬉しくて電話してしまいました」と、 お客さまからわざわざ電話です。 店にご用で寄られたお客さまも、 「すぐ来たわよ次の日に、ご来店ありがとうだってお礼のハガキが。 ていねいね~、案内の便りや来店催促のハガキだけでも物凄いのに、次の日に来たわよお礼のハガキが、 ようしんさるわ、丁寧過ぎるわ」と感心したと話します。 ずっとこれまでやってきたとおりです。 ご来店いただいた120軒ちょっとの、お客さまのおうちに届けた「ご来店ありがとう」のハガキのことです。 昔から同じような「よう丁寧にしんさるわ」の反応はあったのですが、 今年の年末大感謝祭の後は、電話やご来店での「ご丁寧にハガキまでいただいて」のお礼の返事がとっても多くて驚きますね。 本日は、二方蒲鉾(かまぼこ)に注文していました、 お客さまに差し上げる「かまぼこセット」を受け取りに行きました。 さっそく、お客さまへのお礼のメッセージを書いたノシを貼り付け、 届けに走ります。 「かまぼこセット」は、お買い上げが10万円以上と5万円以上の二つのランク、 1万円以上は、高級テッシュの「鼻セレブ」です。 Kさんちのばあちゃんには「鼻セレブ」です。 「まああ~~、そんなん、ちょっとしか買ってないのに。こんなんもらって気の毒だわ~」と、鼻セレブをなかなか受け取ってくれません。 Oさんちのばあちゃんも、同んなじことです。 「ひゃ~~、こんなんもらえますの~。売り出しにはようけ色々してもらって、それに次の日にはハガキ来てましたよ。 ちょっと買っただけで、こんなんもらって丁寧すぎるわ~、アトムさんは丁寧すぎるわ」とムチャクチャ恐縮されますね。 UさんにはAランクの「かまぼこセット」です。 「まあまあ、カニの代わりに二方の蒲鉾もらえますか。高級品の二方の。ありがとうありがとう。今晩すぐいただきます。ありがとうございます」と満面の笑顔で受け取られます。 NさんちはBランクの「かまぼこセット」です。 奥さんにお渡しします。もちろん「まあ、こんなのもらえるのですか。ご丁寧にありがとうございます」のお礼です。 店に帰って電話です。 Nさんちのご主人から電話です。 「先ほど帰って見ますといい物いただいて。ありがとうございます。 アトムさんは丁寧にされるんですね。かまぼこのお礼言いたくて電話しました」と最大限の喜びようでした。 そんな「鼻セレブ」のお届けいっぱいします。 「かまぼこセット」のお届け第一弾は12軒いたします。 こんな調子で年末までは、二方蒲鉾へ第二弾、第三弾、第四弾の注文をして、 ニコニコ笑顔でお客さまんちへ届けます。
あんたんとこ凄くええわ、よそに比べて 2016年11月22日 | お客さま 嬉(うれ)しさは とっても良いこと 聞いた後 よその評判 聞きおよぶとき お買い上げいただいた商品を配達しながら、 お客さまから、いろんなことを聞きますね。 初めてお買い上げになったCさんちのばあちゃんは、 「今まで買ってた電気屋さん、同んなじ街の電気屋さんなんだけれど、あんたのとこと大違いだわ」と話します。 「あんたんとこにみたいに、 ニコニコと、どこから買った電気製品でも、気持ちよ~修理しておくれる電気屋さんは、あんまりないわ」、 「なんでも頼めるし、なんでも修理してもらえるし、 それに優しく、愛想の良いのが凄いわ」と褒めますね。 店に帰ってきた息子が話します。 「さっき配達してきたXさんの奥さんが言うんだよ、 “あんたんとこの売り出し、物凄いにぎわいだったね、 今まで買ってた電気屋さんからも売り出しに来てと言われて、先日行ったのよ。 どうなん、おる間私ら一組なんよ、だ~れもお客さん来れへんの。居り辛ら~て居りずら~て” “あんたんとこの店は、人がうじゃうじゃだったね” と話すんだわ」と伝えます。 小型テレビをMさんちに配達します。 家内がおらん時に持って来てよ、内緒なんだから、 なんて言われていましたMさんち、「今持ってきて~」の連絡でお届けに伺います。 『ありゃ~、奥さんが目の前にいらっしゃるがな。 すいません、テレビ・・・・持ってきましたが』なんて、恐る恐る奥さんにもあいさつします。 天気は快晴気持ち良い、晴れ晴れ大きくあいさつします。 「あ~らアトムさん。いいよ、いいよ、主人が売り出しで一人勝手に注文したの、とうにバレてます。よろしいですよ」、 「それこそ、売り出しの案内状は息子さんが作られるの?、物凄く良くできてるね~、感心してしまうわ」と、 息子のチラシや、売り出しの時の賑わいや対応の爽やかさを、ガ~ンと褒めてほめて褒めますね。 「お父さんが書いてるの毎月の “ふるさとの話” 、あんまり出来が良いもんで綴じて大事に置いてるのよ」と、 チラシに載せます話やクイズを、凄い凄いとこれまたド~ンと褒めますね。 Mさんちも、半年くらい前からです。当店から買い始められたのは、 「売り出しの様子や、親切な仕事ぶり見てたら、今まで買ってた電気屋さんが魅力なくなってきたわ。 本当に、今までの電気屋さんからアトムさんに切り替えようかしら」なんて笑顔で話します。
若いもんに頼んだら、へんじょう(遍照)こんごう(金剛)言わあがな 2016年11月15日 | お客さま 楽(たの)しみは 耳の聞こえん ばあちゃんは アトムがいいと 上手(じょうず)いうとき 人間は耳が少し聞こえんようになると、 どうして好き勝手なことを言うようになるんでしょうか。 「もしもし~、もしもし~」、 「もしもし~、聞こえますか~。聞こえますか~」、 「テレビがどうだって、どうしたんですか。すぐに見に来てくれってSさんですか。Sさんですね」、 「Sさ~ん、言うばっかりで返事ないけれど、聞こえてますか~。聞こえてますか~」、 「分かりました。すぐに行きます。すぐ行かせてもらいます。Sさんちですね」と、 一方的に電話がかかってきたと、家内は伝えます。 「Sさんちのばあちゃんに違いないけど、こっちの言うことは聞かず自分の方からしゃべるばっかり、 テレビのリモコンが利かんそうよ。すぐに見に来てほしいって」と、私にすぐに行ってと伝えます。 少しかな?、随分ひどくかな?、 耳が遠くなったばあちゃんは、どこのばあちゃんでも電話は一方的に話すばかりで困ります。 『Sさ~ん、来ましたよ~。ばあちゃん来ましたよ~、テレビを診に来ましたよ~』と、 玄関先から力いっぱいの声で呼びます。 ばあちゃんは待ち構えていたのでしょう、 玄関入ってすぐのみせの間から、ひょこっと顔を出します。 ばあちゃんの奥の部屋に、廊下を歩いて進みます。 『ばあちゃん、テレビが映らんの?、リモコンが利かんの?』、 「・・・・・・・」、 『リモコン持つよ、ボタン押すよ。あらら、テレビ入らんね』と、 ばあちゃんの目の前で、何が悪いか症状の確認をいたします。 ばあちゃんは、それでも何(なに)とは言いません。 言わないくせに、一方的に「リモコンの電池かも分かれしません。電池ぐらいなら若いもんに見てもらったらいいんですが、 若いもんに頼んだら、へんじょう(遍照)こんごう(金剛)言わあがな」、 「なに頼んでも、若いもんは偉そげえしょうがな」と勝手にぶつぶつしゃべります。 『よろしいですよ、ばあちゃん。テレビのことはやっぱり電気屋さんに聞いてもらったらよろしいよ』、 『ハイ、これはね電池、電池が古くなってるの』、 『そ~れハイ、リモコンでテレビ映るようになりましたよ。よかったよかった、よかったですね』と、 ばあちゃんに説明しまして笑顔です。 Sさんちのばあちゃんは、これきし若いもんに聞いて見てもらう気もないくせに、 「若いもんに聞いても、へんじょうこんごう、へんじょうこんごう、五月蠅い(うるさい)だらあな。やっぱり親切なアトムさんがええわ」と、 家のもんに頼むより、遠くの電気屋に頼む方がよいと、 上手ばっかり言いますね。 耳の遠いばあちゃんは、どうして好き勝手な我がままになるのでしょうね。
アトムさんは、間違えとんさるわ 2016年11月12日 | お客さま 楽(たの)しみは 答えはそうね シチゴサン 用紙一枚 くれと聞くとき Kさんから「クイズの用紙を、一枚印刷して持ってきてちょうだいな」と電話です。 Kさんは、美容室をされておられるお方です。 『ハイ、クイズの用紙持ってまいりましたよ。どうされたのですか?』と尋ねます。 「アトムさんから届くクロスワードパズル、いつも楽しく解かしてもらっています」、 「今月号の答え、アトムさんは間違えんとんさるわと思ったのよ、 なので、解きかけた用紙グチャクチャとして捨ててしまったの」とお話しなのです。 『どうしましたか?、今月の答えは “シチゴサン” ですけれど』、 「あのね、解いていって5文字は上から “シ” “ン” “サ” “ゴ” “チ” ってなったの」、 「いろいろ並び替えて “シチゴサン” ってところまで並べられたのよ。11月15日のことだし、七五三に間違いないと思ったの」、 「だけどね、私は七五三(ひちごさん)は “ヒチゴサン” とばっかり思っていたの。 店のみんなにも聞いたのよ」、 「やった~、アトムさんがクイズ作るの間違えとんさるわ。 アトムさんはヒチゴサンのことをシチゴサンなんて、間違っておられるんだわ」と思ったと話します。 『ブ~~、Kさんの方が間違っておられます。七五三はシチゴサンで大丈夫ですよ。 店のみんなも勘違いですな。それで用紙を捨ててしまったの?』と、正解を話して笑います。 最近のテレビで、交差点のことをお爺ちゃんが丁(てい)字路って言ったの。 それはおかしいと笑った芸能人がいたらしいの。 その芸能人の方がおかしいと大炎上した話題、こんなこともあったのよ。 三叉路の事を「T(てぃー)字路」って言っても、今ではまあまあいいけれど、 甲、乙、丙、丁の「丁(てい)」で書いた「丁(てい)字路」の方が、使い方としては古くからある言葉で正しいのよ。 そんな言葉の読み方の勘違いって、ちょくちょくあるそうですよ。 七五三も「しちごさん」が正しいのです。 辞書には「ひちごさん」は載っていません。 「しちごさん」しか出ていません。 『クイズの用紙持ってきました。“シチゴサン” って書いて、売り出しの日に持ってきてね」と頼みます。
すみませんね~、電気屋さんにこんなん頼むの初めてよ 2016年11月04日 | お客さま 玄関入り口の壁に付けたフック 嬉(うれ)しさは 初めてですよ この仕事 言って型紙 切り進むとき 美容室をされてるKさんから、 「電気屋さんに頼みたいことあるの~、来ていただけるかしら」といつものように電話です。 いつものようにと言うのは、 この一年半ほどの間に、百遍くらい聞いた同じ電話なのです。 今日の電話は、 「玄関に付けてもらったフック、外から帰って来て傘でも買い物袋でも、引っかけて下げるの便利だわ。 最高の出来よ、もう一カ所増やしてほしいの」、 「それからね、以前にもやってもらってとてもよかった、型紙を切ってほしいの。 今度は玄関の生け花置いているとこ、ピタッと型紙切って作ってほしいの」と、最高の出来だ、とても良かっただと、おだてて褒めての依頼です。 Kさんちへは去年の7月に、初めて電子レンジをお買い上げいただきました。 お客さまからの紹介でした。 最初にお買い上げの時、 「私んちはね、親戚に電気屋さんがあったのよ。でも、今度初めてアトムさんから買ってとても良かったの」、 「たったレンジ一つのことですが、あんまり親切な応対に気持ちの良いご商売の仕方、 惚れ惚れしちゃったのよ~」とおっしゃいました。 それからです。 8月、9月、10月からずっとです。 何やら、かにやら、 よくもこれだけ次々にご用があるなと言うくらい、二日と置かずに「電気屋さんに頼みたいことあるの~」の電話でした。 最初のレンジをスタートに、お店や自宅の照明器具や、エアコン取り替えから台所のプチリホーム、 トイレのリホームや、何枚も何枚も姿見鏡の取り付けや、店に家にと細かい用事を次々と見つけて、二日と置かずに電話なのです。 昨年の7月からの半年で、なんと何と200万円に近いご用を承りました。 今年に入っても止まりません。 今日までの10カ月で、またまた200万円近くお仕事をいただきますね。 オール電化でもない、大型リホームでもない、細々細々(こまごま・こまごま)したご用で、一軒のお客さまで100万を超すことはとても珍しいのです。 何という事でしょうか、 一年半にわたって次から次からご用です。 「すみませんね~、電気屋さんにテーブルに敷くビニールを、ナフコに注文するために型紙切ってもらって。こんなん頼むの初めてよ」、 『こちらこそ、40年電気屋していて初めてですよ、この仕事」なんて話します。 本日は、 「フック一本増やしてよ。型紙一枚切ってもらえませんか」の、実にささやかなご用でした。
バカでかいサツマイモ 2016年10月29日 | お客さま 楽(たの)しみは クイズの答え サツマイモ 気付いてまたも 手に貰うとき Iさんは、いつも解答用紙にコメントを書いてきます。 「答えが難し過ぎる~、カキモミジ(柿もみじ)なんて言葉あるか~。もみじ饅頭なら知っとるが」なんて書いていました。 『Iさ~ん、こんにちわ~』と声をかけます。 『今月のクイズの応募ありがとうございました。お礼の賞品を持ってきましたよ~』と、作業場でお仕事中のIさんに声をかけます。 先月の賞品お渡しの時には、 「サツマイモあげるわ、持って帰り」と巨大なサツマイモをいただきました。 「ありがとう。毎月賞品いただいて、すまんね~。今月の答えはなんだったかいな」、 『9月号のカキモミジが、あんまり難しかったお詫びに、10月号は易しくしましたよ』、 『ヒントを読めばクイズ解かなくても分かったでしょ。“ふかしても焼いても美味しい” だもんね』、 『10月号の答えはサツマイモです』と話します。 Iさんの10月号のコメントは「簡単すぎる~、もうちょっとちゃんとしたクイズ考えてよ~」なんてか書いていたくせに、 答えのサツマイモのことなど忘れています。 『Iさん、サツマイモですよ。サツマイモ』、 『先月もらって帰った巨大なサツマイモは、包丁で切るのムチャクチャ大変でしたよ。 でも、とっても味は良かった。美味しかったですよ』と話します。 「おお、そうかそうか。ここに転がってるサツマイモ持って帰って、 なんぼでも差し上げるから」と、巨大なサツマイモを手に載せます。 近くに秤がありました。試しに重さを計ります。 なんと一個で2.5kgもあるではありませんか。 そんな巨大なお化けのようなサツマイモを、Iさんは2個も両手で差し出しますね。
フラっと気分悪くなったばあちゃんを、お医者さんへ運びます 2016年10月22日 | お客さま 嬉(うれ)しさは 何ともなかった ありがとう ばあちゃん座って 礼を言うとき 『どうでしたか、心配しましたがな。 O先生に診てもらってどうでしたか』と、玄関に入ってイの一番に尋ねます。 「どうもあれしまへんでした。たいしたこと何ともなかったです」と、 Kさんちの独り暮らしのばあちゃんは、「ありがとう。ありがとうさんでした」と床に座ってお礼です。 今日昼前に、テレビの調子を見てほしいと頼まれたKさんちを訪ねます。 訪ねたその時です。 近所のUさんやMさんが一緒になって、 「Kさんが気分が悪そうなの。三人で立ち話してたらフラっと立ちくらみされたようで、様子が変なのよ」、 「アトムさんいいとこ来てもらったわ。 車でO内科クリニックに連れて行ってあげてよ」と言う話です。 Kさんちのばあちゃん乗せて、 Uさんも同乗して、O先生に診てもらうようにと走ります。 午後3時ごろです。 元々頼まれていたテレビの調子を見に、 Kさんの体の調子も伺いに訪ねます。 『良かったですね、たいしたことなくって。 独り暮らしでお年だし、くれぐれも体気を付けてくださいよ』と話します。 結局、テレビの調子ってことは、 『はい、この緑の地デジってボタン押すだけ』、 『はい、押してみて』、 「あら、映ったわ」、 『テレビの画面が真っ暗になったら、 一度はこの緑の地デジを押してね』でテレビの調子も何ともなかった話です。
ばあちゃんは「4万時間経って壊れたらその時も頼むで」と言う 2016年10月17日 | お客さま 楽(たの)しみは LED照明 長持ちよ 次はわたしも 居ない言うとき 『あのね、このボタンで明るさ変えられるの、色もじわっと変わるでしょ』、 『あっ、余計なことせんでもよろしいわ。点ける時はこの黄色のボタン、切る時は横のこのボタン、これだけ押してな」と、 LED照明のリモコンも持って説明します。 ばあちゃんの寝室にLED照明を取り付けます。 「えっ、切るのはどれだったきゃあな、さっき聞いとって早や忘れましょうが。 年(とっ)寄(しょ)りちゃなもん、何べん聞いても覚えられませんや~な」とばあちゃんは応えます。 かなり簡単なリモコンのボタンですが、それでもなかなか説明に骨が折れます。 「アトムさん、球が切れたら取替に来ておくれんさるね」、 『ばあちゃん、LEDわな電気食わんし、球の寿命がとっても長いのよ。4万時間持つことになってます』、 『ばあちゃん今いくつ』、 「85です」、 『このベットの部屋、毎日10時間も点けますか?』、 「な~に、寝る前にちょこっと点けるだけですや~な」、 『あのね、このLEDはね4万時間持つことになってます。その時は器具ごと替えますからね』、 「へ~、4万時間て何年ですかえ」、 『そうね、ばあちゃんちのこの部屋なら10年か、それとも20年持つかもしれんよ。 なんせ毎日10時間つけても、4万時間は11年くらいになるからね』と説明します。 ばあちゃんは「わたしゃあ死んじゃっておりません。95も100までも生きとるか分かりません。 死んだあとはだれかにLED使ってもらって」と話します。 「もしも20年も持ったら、 天国からアトムさんに次も替え来て~と言うから頼むで」と冗談を言います。 『そんなこと言ったって、20年後の私生きとっても足腰立ちませんがな。 90まで生きるかもわからんですよ。ばあちゃんを追っかけて居ないと思うで』と応えます。
「あら~、こんなに立派なお店だったの」と安心したように 2016年10月07日 | お客さま 嬉(うれ)しさは 訪ね見た店 安堵して 思いもかけず お買いなるとき 「昼も休まず工事し終えて帰ったから、 Fさんのご来店に出合えたんよ」、 「Fさんだって話が出来たから、テレビ買われたんよ」と、 夕食時に息子が話します。 今日は、 Sさんちにエアコン2台の取り付け工事と、49型テレビとBDデッキの納品です。 2階と3階の部屋にエアコン工事、それも2台ですから、 『頑張らんと昼までに終わらんね、昼は近くで食べてからするか。終わるの夕方になるな』なんて、そのため、出来るだけ早朝から取り掛かります。 いっ時の休憩も取らずに息子は頑張りました。 でも、正午になっても2台目の室外機の配管が残っています。テレビの設置も残っています。 「え~い、もうちょっと続けよう」と息子は頑張ります。 Sさんちの奥さんも「あんまり一生懸命なんで、コーヒーも出すきっかけがなかったわ」と、 とうとう最後までエアコン仕上げて、テレビのネット設定と説明終えて午後の2時になってます。 休憩なしの、昼食なしの、午後2時までかかります。 店に帰って昼食します。 そこに近所のKさんちのばあちゃんから「テレビの画面がムチャクチャな色になって」と電話です。 ちょうど東京から帰っておられた長男さんは、3時頃に東京に帰るというのです。 長男さんは「もう10年以上の古いテレビです。修理せんでもよろしいから32型一台持って来てやって」と即決ですね。 2時にエアコン工事を終えて、 店に帰ってきたから間に合った話です。 店には、 この夏に初めてエアコンをお買い上げいただいたFさんご夫婦がご来店です。 何かのきっかけで、誰かのご紹介で、 初めてお客さまになっていただくことって多いですね。 Fさんちもご紹介でエアコンをお買い上げでした。 初めてですし、店がどんなのかもFさんは知りません。 だいたい、うちのお客さまで長年お取引している間柄でも、 まだ店を訪ねたことも、見たこともない方とっても多いのです。 店がどんなところなのか、少しは不安はあるでしょう。 そんなお客さまが、初めて当店にいらして店を見ての感想です。 ほとんど方は「まあ、なんちゅうきれいな、商品もきちっと並んで良いお店ですね」、 「こんな店から買っててよかった」、そんな安心したよな顔されますね。 Fさんも同じでした。 「アトムさんてどこにあるのかな。 車で走って、わしはこっち見るからお前はあっち見れよ」と言って探してきましたと。 「よく目立つ場所に、良く目立つお店ですね」と、 こんないい店からエアコン買ってと、安堵したような笑顔です。 息子が言います。 「Fさん、最初は安い32型を予定されたてたそう。説明しているうちに55型のテレビをお買上げされたんよ」と、 夕食の時に話しました。 「エアコン工事を昼も休まず2時に終えて帰ったからこそ、55型が売れたんよ」と話します。
この辺では評判、息子さんの評判凄いのよ 2016年10月05日 | お客さま 楽(たの)しみは 買うならアトム そう聞いて 電話をしたと わけを聞くとき 夕刻です。 『こんにちわ~、奥さんお帰りになっておられますか』とインターホンに声をかけます。 「アトムさんですか、どうぞ戸は開いてますからどうぞ」と返事です。 『二人で来てしまいました。洗濯機の配達で神鍋の方からの帰りです』と挨拶してMさんちを訪ねます。 初めての電話です。 キッチンに埋め込みの食器洗い乾燥機が、壊れて買い替えたいから相談に来てくださいと電話です。 玄関を二人で上がるなり、奥さんは叫ばれます。 「まあ~~、ええ息子さんになって、電気屋さん継いでらっしゃるのね」、 「うちの男の子と同級は、兄ちゃんだったわね。弟さんが電気屋さんを継いでおられるんですね。 かわいい二人の兄弟、小さいころよう知ってるわよ。弟さんは今評判の電気屋さんになって~」と、ムチャクチャ嬉しそうに叫ばれますね。 今まで買ってた電気屋さんとのつながりがあって、 当店から買われることはないMさんちでした。 このごろ、近所から聞くアトムの評判、アトムの店の若い息子によ~くしてもらった評判は、 いっぱい聞いていて「この辺では評判、息子さんの評判凄いのよ」と、Mさんはいつも気になっていたそうです。 何か買うものが出て来たら、 次はアトムからと気にしていたそうです。 先日、壊れた食器洗い機の修理をメーカーに頼まれたそうです。 「奥さん、何度か修理してきましたが今度の修理は部品の手配が無理になりました。 15年以上にもなります。申し訳ありませんが買い替えを・・・」とメーカーサービスマンが伝えたそうです。 仕方ないわね、 今度はアトムさんに頼んでみようかしらと奥さんは思ったそうです。 メーカーサービスマンが続けて言ったそうです。 「食器洗い機は何度も修理してきました。アトムさんの依頼の分もたくさんしてきました。アトムさんは食器洗い機よく売っておられますよ」、 「買い替えるなら、アトムさんに相談されたらどうでしょうか」と、 サービスマンは最後に話して帰ったというのです。 奥さんは、 心に「アトムさんで今度は頼もう・・・」と思っている矢先、「アトムさんに相談したら」とピタッと聞いたものですから、ビックリしたというのです。 そんな奥さんの、相談するための電話をするまでの訳を聞きつつ、 素晴らしい立派なキッチンにピッタリ収まる、埋め込みタイプの食器洗い機の相談進めます。