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7月5日はなぜ暑い

2011年07月05日 | 季節(夏)
 
(厚さのある文字で「アトム電器」の看板を取り付けました)


 
(「あなたの街の電気屋さん」と「アトムのマーク」と「店名」の初お目見えです)


 
(アトムの看板鮮やかに、どこから見てもこの店「アトム電器」に間違いありません)

7月5日はなぜ暑い、7月7日はもっと暑かった。14年前も同じこと今年と同じで暑いです。・・・・・・・・、と云う書き出しで書き始めましたが、ちょっといろいろ手間取って時間がないですすみません。今日はアトムの看板取り付けたその写真だけで済ませます。

《お疲れか 旨く配置も 書けもせぬ》

日暮れが遅い毎日ですね

2011年06月29日 | 季節(夏)

(純白の紫陽花もまた綺麗です)

本日夕刻7時を過ぎてまだ明るい、なんちゅう日の暮れ遅いこと、仕事の出来ます一日が長いったらありません。
九州南部は昨日ですか梅雨が明けたとニュースです。ふるさと但馬も梅雨の雨、それほど降らずに陽が照るばかり毎日暑くて敵いませんね。
エアコン工事が毎日続く日の暮れ遅くて助かりますが、朝から夕刻遅くまで延々仕事を続けると体がもたない疲れます。
一年一番昼間が長い夏至は6月22日でしたが、それから一週間たった今日でも日の入り遅い、なぜか疑問に思います。
豊岡市日高町のわが町の、東経、北緯を調べます。日高町は東経134度46分、北緯35度28分の位置にある、そのポイントの日の出日の入り計算式がちゃんとあります便利です。ただし海抜ゼロメートルで地平線まで真っ平らの、理論上の日の出日の入り時刻のために、ふるさと但馬の山並に隠れるお日さま少しは早い、それでもいいです計算します。
今日の日の出日の入り計算します。
本日6月29日はですね、日の出が午前4時49分52秒ですなかなか早く夜が明けますね。日の入り調べて驚きますね、日の入り時刻は午後の7時21分03秒となりますとても遅いです。
一週間前、夏至の日は日の出が午前4時47分45秒、日の入り午後7時20分18秒でしたから日の暮れるのは今日の方が45秒遅いです(但し、日の出が2分7秒も遅いため、差引昼間時間は1分22秒短い)。
明日の30日の日の入りも、今日と同じです午後7時21分03秒と、一年中で一番遅い夕暮れですね。

一昨日の新聞に出てました。地元の神社です豊岡は、九日市上町(ここのかいち・かみのちょう)の女代(おみしろ)神社では、大きな茅の輪を境内にこしらえて無病息災を願っての輪くぐりの行事、「夏越(なごし)の大祓(おおはら)い式」のニュースです。
1年365日のちょうど半分過ぎる6月末の行事です(一年のちょうどド真ん中は、7月1日正午となるが)。
半年無事に過ごせた感謝と、残り半年無事過ごせますようにと、氏子の皆さんは茅の輪をくぐり抜ける、一年一番日暮れの遅いふるさと但馬の日が暮れますね。

《無事過ごす 半年感謝 明日からも》

蒸し暑い一日

2011年06月24日 | 季節(夏)

(SF映画、インデペンデンス・デイに出てくる直径24kmの円盤のような黒い雲)

昨日ほどに気温は上昇していませぬが、とても暑い、暑すぎる一日の始まりでした。
カラッと晴れてる青空ではありません。薄っすら雲が空を覆っていますが日差しはきつい、きつ過ぎますね梅雨の空、めっきり薄くなった私の頭に刺さる光線は、ヒリヒリ痛くって敵いませんな。
昨日ご来店のKさんなんぞ、「私の頭はまだ毛が多いですよ、そりゃ~アトムさんは強い日差しは応えるでしょう。帽子を被ってください、帽子をね」とおっしゃるね、「社会を明るくする運動」の豊岡保護司会のプレート届けに来られます。

Kさんは菜園作りの名人でして、広い畑で精出されます。
昨日の暑さの挨拶に、『Kさん、親戚や子供さんのために野菜作りもいいですが、この暑さです。畑で熱中症なんてことにならないで下さいよ』とお話します。
毎年毎年届けてもらう保護司会のプレートには、「大丈夫、笑顔で君を、待ってるよ」の標語で、犯罪・非行の防止を地域の力で支えようと、家族のイラストバックに書いてます。
家族は社会の基本です。家族があって地域があって、社会は成り立つみんなの力、お互い支える心がですよ国の力になりますね。

午前中から蒸し暑い、午後になっても雨降らず、ムンムン蒸すばかり、
近所の方の葬式に、消防団の一員として参列しました息子が昼過ぎに帰って言いますね。「立っているだけなのに、上着までもびっしょり汗で濡れてしまった」と、昨日の暑さに輪をかけた蒸し暑さ抜群の午後でした。

空を見上げてビックリします。
西の空は晴れてる明るく青い、東の空から真っ黒ぶあつい、とっても分厚い円盤が青い空をかき分け迫ってきます。
物凄い蒸し暑い梅雨空に、突如現れた円盤雲はまるでアメリカのSF映画、インデペンデンス・デイに出てくる直径24kmの円盤のような、黒い雲です大迫力でした。

そのうちバラバラ大粒の雨が降りますそのためでしょう。豊岡の気温は昨日の36℃台に届かず35.9℃、本日暑さの日本一はほとんど関東ですね、熊谷・館林・前橋方面に、それも6月最高気温、観測史上の記録を更新したそうですね。
梅雨のこの頃この暑さ、それに輪をかけ蒸し暑い、もう体が持たぬ気がします。

《節電で エアコン止めて 店暑い》

豊岡は日本一の暑さに挑戦、アトムは日本一の安さに挑戦

2011年06月23日 | 季節(夏)

(ふるさと豊岡日本一、暑さはどこにも負けません)

午後のエアコン工事はKさん宅です暑さに負けずに頑張りますね。
『奥さんところのエアコン工事、今日の午後に行きますよ、東側なので午後は陽が射さないでしょ、なので午後に予定しますよ』と電話をしましてKさん宅へ向かいます。
あいさつ一番、『なんちゅう暑いのですかえ、今日の気温はどうなっとるの、昨日(きのう)は道路の電光温度計が33℃でしたよ見ましたよ、豊岡の気温はどうしてこんなに暑いのですか』、奥さん応えて、「そうね今日も暑いですね、今日の予報は確か豊岡が34℃でしたね、それにしても蒸し暑いですね」と返事です。
帰ってビックリネットで見ます。本日の豊岡市の気温は日本一の暑さです。

午後のエアコン工事は、ちょうど2時にスタートいたします。
取り付けます現場はお陰さま、直射日光当たらないです東側、少しは楽です日陰のために暑さを凌いでエアコン工事、取り付け場所の方角調べ朝が良いやら午後が良いか、よ~く考えいたします。
息子が室内機から取り付け始め、私は地面を整地で水平測(はか)りブロック置いて室外機、サクサクどんどん取り付け準備をいたします。
壁の配管きれいにします。もちろん化粧カバーで仕上げます。
外の配管取り付け作業、息子が仕上げるその間専用コンセント工事を進めます。いつもの通りの配管仕上げ、ドレンホースも同じことシワ一つない完璧仕上げで出来ました。
試運転しながら、『奥さん説明しますよ、このリモコンの冷房はこのボタン、温度調節これですね、風量風向このボタンですよ、外の仕上げも説明します』、息子に丁寧工事の説明させて工事を終了いたします。

『それにしても暑かったですね、今日の気温はどうだったのかな?、34℃はいったかな?』、それくらい暑さがこたえた一日でした。
ただ今アトムはエアコン祭り、エアコン工事すまして帰ると次々と「エアコンの相談に来てくださいと、Mさん宅から電話だったよ」、「Nさん宅の2階のエアコン冷えないんだって、買い替えようかと電話があったよ」と、暑さ到来正直ですね、エアコン祭りに合わせて注文どんどん入ります。

ただ今アトムはエアコン祭り、全国全店900店が競ってエアコン売りますね。
アトムは一年中です商品決めて、季節に合わせてキャンペーンします。今の季節は5-8キャンペーン、5月から8月までの4ヶ月間は冷蔵庫とエアコンを売った商品ポイント決めて、競って全店頑張りますね。
目標ポイント達成すると9月に行きます豪華な旅行、全国各地の超最高級のホテルや旅館に夫婦で泊る、当店予定は新潟県の月岡温泉超がつく、最高級のホテルは「華鳳(かほう)」に宿泊します。それがなんと無料です。

そんなこんなで頑張りますね、暑さに負けずにエアコン工事、お客さまに説明します『アトムはどんな大きな量販店にもエアコン絶対負けません。アトムは日本一の安さに挑戦します』、
お客さまはおっしゃる、「豊岡の暑さ寒さは凄いとこ、暑さは格別ですね、豊岡は日本一の暑さに挑戦ですねアトムさん、なんでも日本一は気持ちがいいですね頑張ってちょうだい」ですよ。
梅雨の半ばのこの頃も真夏の8月初めの頃も、ふるさと豊岡毎年ですね暑さは日本一です凄いです。
日本一の暑さの当地でエアコン売れなきゃおかしいですよ。豊岡で頑張るアトムの店は、仕上げは最高、安さお得の値段は日本一、買われたお客様は嬉しくてビックリされますほんとです。アトムのエアコン買ってお得で嬉しくて、日本一の暑さも吹っ飛ぶ街ですね。

《日本一 値段も暑さも 豊岡だ》

今年の父の日

2011年06月19日 | 季節(夏)

(6月18日です。「一日早いけれど今日渡します」と若嫁さんから父の日のプレゼントです)

昨夜のことです。東京の長男から、「父の日のプレゼント、お父さんの希望の品まだこれから用意します。明日の父の日には間に合わなかったけれど送ります」と電話です。
ずっともう何年も前から父の日の定番です。毎年毎年、夏の仕事着にピッタリのTシャツをプレゼント、汗をよ~く吸ってくれます綿のシャツです。とても重宝していましたもう何十枚も、送ってもらい一日3回も4回も汗をかいたら着替えます。
もう一週間くらい前に聞いてました。「今年のプレゼントは何が希望なの?」と聞かれて嬉しい、でもちょっと照れます云いにくい、家内に電話させます。『何年も何年も送ってもらったシャツはありがとうさん。今年はズボンのベルトでも・・・』と、それで昨夜の電話です。

電気屋してます次男の息子、若夫婦からは毎年ですね素晴らしいシャツをいつも頂きますね。
6月18日です。「一日早いけれど今日渡します」と、若嫁さんから父の日のプレゼントです。
二人の子供からのいつもの母の日、いつもの父の日感謝の気持ちのプレゼント、贈られ貰って本当に涙が出るほど有り難いです。
私が子供の頃はです。まあ、なんちっうか流行りものはとても無頓着な家庭に育ち、「母の日」ってものはプレゼントしたかどうかはあまり覚えがないが、あることぐらいは知っていた、ところが「父の日」なんて言葉もなにも知りませんでした。大人になって成人しても親不幸ですな~、私はあまりしたことないし親も話題にしませんでした。
最近ですね父の日にプレゼント自分の子供たちからプレゼント、本当に有り難いことですね、嬉しいですね。

そもそも「母の日」はカーネーション贈り、母に感謝のならわしも、「父の日」感謝のプレゼントそのならわしも、外国から伝わり広がることですね。
「父の日」は100年ほど前にアメリカで、育ててもらった父にです、母を亡くした6人の子供たが、男手一つで育ててもらった父にです、6人が成人した後亡くなったお父さんに、心からの感謝をこめて教会でお父さんの誕生日の6月に、父を讃えてお祈りし父親の墓前に白いバラを供えたそのことからと伝えます。そしてアメリカ記念の日へとそれから世界に広まって「父の日」となりました。
別に日本も6月の第3日曜にする理由(わけ)ないが、まあ外から入ってきます習慣やお祝い事はすぐ真似る、いつの頃からしたものか知らないが「父の日」は6月の第3日曜となりました。
世界は広い「父の日」は、1月も2月も3月も国によります一年中にバラバラあります「父の日」ですね。

今日の日曜忙しい、息子と二人で一日中アンテナ工事のハシゴです。
と云うのは、3軒走ったアンテナ工事どれも日曜指定です。それに仕事を進めるうちに「これして、あれして」仕事が増える、予定がずんずん遅れます。
結局ですね、午前も午後も一日中ですアンテナ工事、帰る車中で云いますね。「今日の日曜出勤気にしなくていいよ、父の日のプレゼントと思っといて」、息子は優しく云いますね。

《父の日は 感謝込めての プレゼント》
 

相談はゼロでした

2011年06月18日 | 季節(夏)

(地デジ臨時相談コーナーのノボリを立てて待ちましたが・・・・・・・?)

7月24日の完全地デジ化まであと35日となりました。
7月24日の正午になりますと、アナログ放送の画面はブルーバックになり、アナログ放送終了のご案内文字が出まして放送画面は消えますね。そして、それから12時間後の深夜の零時に画面は消えて砂嵐になり、とうとうアナログ放送の終了ですね。
まあ、およそこの10年間の長きにわたって云い続けましたね、『買うならデジタル放送がご覧できるハイビジョンテレビを買ってください』と、大きな重たいブラウン管のハイビジョンワイドテレビをおススメしました。
そして5年くらい前からは、『どうせ買うならこの薄型液晶テレビにしましょうね、今はアナログ放送しか映りませんのできれいでないが、BS放送見るとこんなにきめ細かいですこれが液晶テレビで見るハイビジョンテレビなの』ととても高い商品思い切ってお買い上げ、
「38万円もしたのに、今買ったら10万円よりずっと安くなったがな~、早く買ってえらい損をした~」と、どれほどお客さまから云われたことか、それが今では今日もです液晶テレビはどんどこどんどこ売れますが、値下がり激しく大変でした。
この10年来の、『何年後はデジタル放送になりますよ、アナログテレビは見られなくなりますよ』と云ってたことが、ついにです、ついに目の前世紀の瞬間目の前にやって来ましたすぐですね。

あるお客さんが、「2011年7月24日の深夜零時のテレビの画面、どんなふうになるかこの目で確かめます。世紀の一瞬を見届けたいのです」なんておっしゃって、古いテレビをそのまま見るといいますね、
『そんなこと確かめなくてもよろしいですよ、どうしてもというならば、デジタルテレビでもアナログ放送を見られるようにチャンネル設定しておきましょうか』なんてお話しいたします。
いよいよその瞬間の7月24日です。アナログ放送止まります。国を挙げてのこの事業です国の威信をかけての地デジ化事業です。
その日になって、「テレビが見られない~、どうしてくれるの電気屋さんよ」なんて云われぬように、街の電気屋真面目です。総務省の最後のお願い大キャンペーンです。全国各地に毎日ですよ日曜祭日お盆もですね、地デジ化過ぎた一ヶ月も先の8月26日までの毎日ですよ「地デジ臨時相談コーナー」を開設いたします。

今日は当番当店も、豊岡市役所日高支所のロビーに地デジ臨時相談コーナーのノボリを立てます机を出して、地デジアドバイザー2名と街の電気屋2人して、4人が待ちます相談を受付じっと待ちますね。
今日は土曜日支所休み、支所を訪れる人はありません。子育てセンターやら図書館へパラパラ入る親子連れだけで、ほとんど人は来ませんですね。
街の電気屋当番は、午前に2人と午後2人、2班に分かれ4時間交代いたします。私は午前の当番でとうとう4時間一人も来ない、もう暇ったらありゃしない何もしないの大変でした。
豊岡市役所と日高支所とを次々と、代わる代わる開催しますそれが今月15日スタートしまして、8月の月も下旬の26日までも土日も休まずお盆もですよ休まず開催いたします。
街の電気屋どの店も真面目ですねずっとです。10回前後も当番で相談コーナー出る予定です。
ああ、今日は相談来る人ゼロでした。この先どうする不安です。

《地デジ化は 誰も知ってる 聞きにこん》 

ふるさと水無月(みなづき)雨の中

2011年06月12日 | 季節(夏)

(植村直己記念スポーツ公園は木々の緑が鮮やかにしっとり濡れます梅雨の雨)

午前中は、Yさん宅へテレビの配達いたします。                                                                                                                                                                                                       「勤めが休みの日曜日に、2台共一緒に納品していただけますか?」とYさんは、お年を召したお父さんへ大きなテレビを見てもらおうと、親孝行ですね嬉しいですね。                                                                                                                                                                                                            「アトムさんから買っていませんが、茶の間のこのテレビはプラズマなのです。裏を見ると420Wなんですよ」、「うちのおじいさんは一日中テレビなんですよ、それに6月の今日でもコタツに電気を入れて、それが400Wも食ってます」、「テレビとコタツで、もうやたらと電気代がかかります」とYさんおっしゃる、                                                                                                                                                                                                                            横で聞いてたおじいさん(Yさんのお父さん)は、「そんなこと云っても足が冷えるもん、それにテレビしか楽しみないがな」と応えます。                                                                                                                                                  『今日持ってきたおじいさん専用のテレビ、一人用ですが32型なんですよ。最新型のLEDアクオスって云うのよ、電気を食わんよ、たったの60Wなんよ』、                                                                                                                                     『このテレビとっても明るくきれいに映るでしょ、おじいさん専用で一日中見られますよ、よかったですね』と説明します。                                                                                                                                            テレビの画面は、「今日の天気は曇りのち雨」と予報を映していますね気温も低い、蒸し暑かった昨日と変わって暑くない、おじいさんの足の冷え込み守るため、今日もコタツがいります電気を入れる、大きなプラズマ消しまして、気兼ねいらずのアクオス見ます。                                 

午後は店を閉めます休みます。                                                                                                                                                                                             「日曜日に休むんですか~、電気屋さんは?」と、時々そんな苦情も聞きますが、うちの店は昔から『ああでもない、こうでもない』と試した末に、隔週ですが日曜日休んでいますね半日だけを、今日の午後は休みです。                                                                                                        家内と二人でドライブします。たったの2時間それもです。町内巡って山を越え、ぐるっと走って行くだけの実にささやかドライブですね。                                                                                                                                                                 ちょっと寄ります蕎麦屋さん、美味しいソバを食します。                                                                                                                                                                               「今日は二人でお休みドライブですね、今日もこの後お風呂に行きますか?、ブログのネタが見つかりますね」とあいさつ受けて、                                                                                                                                                                 『蕎麦屋さんのブログはご家族みんなの協力が、とても素晴らしいですね」と返事する、なんとつつましい事ですか。                                                                                                                                             予報の通りに梅雨の雨、シトシト降りますふるさとは、水無月(みなづき)六月涼しいですね。                                                                                                                                                        ドライブ走ってそのあとは、「但馬ドーム」や「神鍋道の駅」、ぶらりぶらぶら寄りますね。                                                                                                                                                    どんどん神鍋奥へ行く、山越えしまして竹野町、竹野と云っても海ではないです山の中、とてつもないほど山の中、床瀬に抜けますくねくね道を緑ばかりの景色です。                                                                                                 

ところで6月どうしてでしょう、月の呼び名が水無月(みなづき)なんて、雨が降ります梅雨なのに水が無いとはおかしいですね。                                                                                                                                           日本の言葉は凄いです。季節や月日を呼ぶ時に実に妙味なものですね。                                                                                                                                                                          「穀雨」、「立夏」、「小満」、「芒種」と節季が続き、「芒種」過ぎて数日で梅雨のはしりの呼び名は「入梅」でして昨日入梅なりました。                                                                                                                                                                           月の呼び名も凄いです。一月睦月(むつき)に、二月は如月(ささらぎ)、三月弥生(やよい)で四月は卯月(うづき)、五月は皐月(さつき)と云いまして、今月六月水無月(みなづき)ですね。                                                                                              水無月って呼ぶのに水がある、6月シトシト雨が降る、その訳調べてこうでした。                                                                                                                                                     十月は神無月(かんなづき)と云いますね。神様が出雲に集まってしまうために、出雲以外は神様がいなくなるから神無月とも云うそうですが、本当は別の説もありますね。                                                                                                                  神無月の「無」と云う字、これは「の」と読みとると書いてある、なので十月は「神の月」です神様のいらっしゃる月ですこれホント、                                                                                                                         同じように、水無月の「無」も「の」に置き換えて「水の月」、水の無い月と書いても水が無いわけではなくって、6月は田に水を引く月であるから水無月と云うそうな、なかなか季節や月日の呼び方妙ですね。

《ふるさとの 水無月みどり 雨の中》

 


エアコンとるかテレビにするか

2011年06月06日 | 季節(夏)

(高性能型のそれも20素子の大きなアンテナでバッチリ映る)

いよいよ近づく7月24日、云わずと知れたアナログ電波の止まる日です。
『家の中には4台も5台もあるテレビ、一年に一台ずつでも買い替えましょう』とオススメしてきたこの4,5年の間、「そうね、一番のオススメはどのテレビ、ふ~ん40型が普通なの」なんて素直にお買い上げ、あっさり買っていただいたそんな素敵なお客様、シャープの展示会やアトムの個展、開催するたび売れました。
でも、どんなに説明地デジ化中身、説明しましてお願いしても、「まだもうちょっと、もうちょっと先で、ギリギリになったら買わせてもらうがな、辛抱するんだギリギリまで」と、本当に我慢強いお客様、
エコポイントが付こうがどうかも無頓着、どんな特典付けようがジタバタしないお客様、そんなお方も多かったです。

ところがいよいよ、いよいよですね、今年に入っていよいよですね、テレビの売れ行き凄いです。
「40型と22型ちょうだい」とか、「19型を2台に46型を1台持ってきて~」とか、とにかく2台、3台のお買い上げが続きます。
去年の今頃だって地デジ化控えて一年前の、ワイワイ宣伝しましたエコポイントも付いた、とってもお得な時でした。なのでテレビは売れました。
ところが今年はこんなもの、去年と比べてさらにです。よく売れますね~、ほんとです。
当店だけではないでしょう、全国どこでも同じ事、今年の台数凄いです。
ちょっと数字を揚げますよ。昨年と今年を比べれば当店は、一月2.6倍、二月6.0倍、三月1.1倍、四月1.3倍、五月2.9倍も台数ですね。
「ギリギリに買うがな、いっぺんにまとめて家中のテレビを買うがな、買うっちゃ、アトムさんから」と、云ってた人です押し掛けまして、本当に買っていただきますね凄いです。

アトムの「900店突破セール」の前売りや、その日に売れたエアコンの事、テレビの売れたとガッチンこです。
エアコンは工事が必要手間かかる、ちょっと少しはまだ暑くない、『エアコンは待ってもらおうか?、先にテレビの配達をしよう』となりまして、どうしてもテレビ・テレビの毎日ですね。
今日は天気がとても良い、『あまりに待っていただくと、断られるぞ』と、本日午後はエアコン工事です。
店の中には配達控えてテレビが山積みなってます。エアコン倉庫で盛れています。
息子にこんなこと話します。
『どうしよう、エアコンは今年になって早めに買ってよ下さいよと、云ったからかなのか知れないが、去年の1.5倍も売れている、6月、7月の暑い夏、この調子でテレビとエアコンがガッチンこしたらどちらを断ろう、エアコンとるかテレビにするかどうしよう』と話します。
息子は応えて意欲満々に、「エアコンもテレビも断らんでいいよ、エアコンは私が付けに行くから、テレビはお父さんに任すわ、46型とか大型は手伝うからな」と云いますね。
普段の暑い夏でもですよ、二人でエアコン工事で汗びっしょりで、クタクタヘトヘト痩せるのに今年の夏はどうしよう、目が回って倒れないかとそれが心配なりますね。

《アナログが 止まってそして 息止まる》

えらい天気の大売出しだ

2011年05月29日 | 季節(夏)

(台風が近づいて来ますと防災無線、招き猫も雨空見上げてヤキモキします)

「900店突破セール」の二日目は、雨足は激しくザーザー降りの、台風来襲ピッタリ合わせえらい日にちになりました。
店の前の公民館の防災無線が叫びます。「台風2号は足摺岬の洋上を55キロの速さで進んでいます。豊岡に一番近づくのは夕刻6時頃になるでしょう」とスピーカーの大音響、聞いてしまってえらいことテントを閉まってノボリもたたみ店の前を片付けました。
昨日(きのう)に続いてお客様、雨が降るのに次々と売り出し袋を持ってです「来ましたで~、畑もできんしこの雨降りじゃ~ね、ここに来るしかしゃあ~ないですがな」と、ニコニコしながら来店ですね。
昨日(きのう)も今日もありがたい、テレビが売れるエアコンがどんどん売れますありがたいです。
大売出しのご案内を持って配って挨拶するときは、『何~にも買うものなくってもいいですよ。この袋だけを持って来ていただければそれでいいですよ』、『売り出しはいつものお礼、お礼ですよ、店に遊びに来てください待ってます』と云いますね。
そう云いながらも売り出し前に、テレビにエアコンいるものは気前良くお買い上げです景気良く、当日行けぬとお買い上げ本当にありがたいことでした。
昨日(きのう)も今日も店の中、溢れんばかりにご来店です。台風襲来天気が悪い、そんな時に大売出しを雨にめげずにご来店、本当に本当にとてもありがたいことですね。

《売り出しは 雨にも負けず よいお客》

一週、半月、ひと月と、巡る日々

2010年09月08日 | 季節(夏)
(豊岡病院の通路の並木、一雨浴びて秋模様です)


歳(とし)を取ったせいでしょうか、月日の過ぎるのがとても早く感じます。
電気屋さんの仕事って、一年中同じようでも季節によって変わります。
昔から、暑い夏はエアコンが、寒い冬は暖房機、年末年始はこんな品、春には秋にはこんな品、季節ごとのキャンペーンや、売出し続けてまいります。
アトム電器になる前だって、何かと考えやりました。
ところがアトムに入って気がつきました。月初めの社長会の巡るひと月の早いこと、その理由が分かります。
1月から始まって、2月3月ずっとずっと12月まで、毎月続く本部の進めるキャンペーンや、季節ごとの売り出し感謝祭、今月が今日が一息息つく休みという日は無いのです。
たとえば、1~4月の1・4(いちよん)セール、終わればエアコン祭りに5・8(ごうはち)セール、エアコンシーズン終わって一息つかぬ、すぐのキャンペーンは住設キャンペーン、加えてすぐに年末AV(えーぶい)キャンペーンと、毎月毎月目が回り、あっという間に月日が過ぎる、ぼやっと漫然と過ごす仕事振りしてた昔に比べ、アトムの濃い中身がそう感じさせるのでしょうか、とにかく月日の過ぎるの早いです。
全国840店のアトムの店は、毎週水曜日、今日です今晩、本部に店の売り上げ報告します。先週の報告してから一週間なんて、一瞬に過ぎ去ってしまいます。早いです。

今日は、秋の気配も濃くなって、野や畑の草や野菜に露が宿ると云われる「白露」です。
二十四節気の小暑は確か7月7日、その頃からジワリと暑くなり、7月23日は死ぬほど暑い大暑でした。
それから半月過ぎる8月7日の立秋も、ムチャクチャ暑い猛暑日で、少しは暑さも和らぐはずの処暑は8月23日、しかし真夏と同じ猛暑日続く、9月に入って秋の節気の白露になって、台風が運んだ雨によりやっとのことで猛暑日脱出、
小暑、大暑、立秋、処暑、白露、の節気でなくって、今年は大暑、大暑、大暑、大暑、白露の感じです。
毎週水曜すぐ来ます。半月毎の節気も早い、そして毎月過ごすなにかのキャンペーンあっという間に社長会、一週、半月、ひと月と、巡る日々が早すぎますね。

《やっとこせ 猛暑日脱出 白露です》

この暑さ、この空気、もう敵(かな)ワン・ワン

2010年09月07日 | 季節(夏)
(Uさん宅のワンちゃんは、この暑さでぐったりしてます)


Uさん宅に、「アトム特選品カタログ」を届けます。
玄関は開いていますがあいにくのお留守、上がり口には回覧版に届け物、並べて二つありますね。当店のカタログも、そばに置いて帰ります。
玄関横の犬小屋からは、大きなワンちゃん「ワンワン・ウ~」と吠えますね。
本日曇りで日差しは無いが、なんとも云えぬ蒸し暑さ、台風9号のせいでしょうか、ムアァ~~っとした空気の蒸し熱さ、カンカン照りでもないのにシャツはビッショリ、夏バテ気味も加わって、ちょっぴり体がだるいです。
ワンちゃんも、人間以上に暑いでしょうね、吠える「ワンワン・ウ~」も元気が無いです弱いです。顔をそむけて、「この暑さ、もう敵(かな)ワン・ワン」と、だらけた格好見せてます。

エコポイントの相談にご来店のYさんは、「台風が雨を持ってきてくれないと、畑はもうカラカラ、野菜なんて全然だめだわ」と、なげき節です可哀そう、
Yさんは、ほんの小さな畑を芸術品のようにきれいに手入れし、色々作っておられます。
「自然の雨なら乾いても地割れしないのに、人間が水をやった畑は乾くと地割れするの、自然の力は凄いよ」とお話なのです。
『台風に頼って雨を望むって、せっぱ詰まればリスク大きなものでも当てにするね』と話します。

東京・大阪街頭演説、なにやら怪しい「小沢コール」の大合唱、
本日為替は83円半ばに円高進行、政府・日銀も手をこまねく様を、足元見透かすように円買いとっても激しいですね。
家電エコポイントの延長だとか、雇用支援の対策するとか、何かチマチマ小さいですね。
現実主義を執らねばならぬ現職総理に比べて、「マニフェスト完全実施~」と叫び、「2兆円の経済出動なんでせんのか~」と勇ましい、攻めるほうが格好良くて小沢コールになりますね。
せっぱ詰まれば台風だって来ればよいと思ってしまう、雨がほしいと思っていても畑ごと流す台風なのに、「いっぺん小沢さんにやらしたら」なんて、一年前も聞きました。やらせた政権交代の「いっぺんやらしたら」の学習効果も何のその、同じ過ちそんな空気が怖いです。

《代表選 尻目に今日も 円高く》 

八代川の草刈り

2010年08月29日 | 季節(夏)
(炎暑の中で、八代川の堤防を草刈りします)


八月も残り三日の本日も炎暑が続く豊岡は、最高気温が36.8℃と報じます。
暑い中での草刈りは、円山川支流の八代川その堤防での作業です。
もう20年以上になりますね、毎年毎年6月初めに刈り取ってもう一度は炎暑の8月にすること決めてます。
大目橋からJR鉄橋までの両岸約4kmの距離、その堤防は草ぼうぼうの斜面です。
約4kmを6つの地区が割り振って、数百メートルの作業です。
草の背丈は2mを越して、草刈る人も隠れてしまい、ツタの絡まるジャングル状態、本当に危険で疲れます。
どうしてこんな草刈りを、田舎の人は真面目にやるの、地域の美観を保つため本当に凄い作業です。
午前8時に集合します。ところが真面目な人ばかり、30分前には集まって草刈り機の手入れをします準備をします。
本日、池上区の人数は草刈り慣れた20人ですね。
対岸の堤防は、竹貫区の少人数が一生懸命やってます、ご苦労さん、6月の涼しい作業、草も短く楽だった、本日8月末になりますと、草も伸びますジャングル状態、倍の手間がかかりまして2時間過ぎても終わりませんね。
猛烈な暑さと戦って、熱中症を心配し30分おきに休憩します。
用意の飲み物足りません、買い出し急いで走ります。「ガリガリ君」や冷たいお茶を大量買い込み、全身汗の身中に命の水を注入します。
本当に今日の草刈りは、口をそろえて「死ぬかと思った」、そんな炎暑の作業でした。

《帰っても ぐったりします 起きれない》

一日に5回も着替える暑さです

2010年08月19日 | 季節(夏)
(小学校のグラウンド芝生は、青々と元気に成長中)


何回も取り上げて恐縮なのですが、今年の暑さはメチャクチャですね。
『明日は朝一番から取り付けさせてもらいます』と、昨日返事のTさん宅へ、2階の部屋へのエアコン工事です。
お盆休みを明けてからも、エアコンのご注文が続きます。
屋根から眺める、山の木々も真下の田圃の稲の葉も、ピクリとも揺れません。
『おいおい、無風だね、完璧な無風だよ』、とっくに35度を越す暑さの上に、肌にまとわり付くような物凄い湿気、なんともいえない蒸し暑さです。
額から噴出す汗が目に沁みる、腕からボタボタ畳に落ちる、なんともいえない噴出す汗に、全身から水分が抜けていくよな気がします。
『昼までに終わったね』と、車のエアコン噴出す風が、ベショベショのシャツを冷やして気持ちが悪い、
店に帰って、シャツも上着もズックリ濡れて脱ぎ難い、ズボンにパンツまで全身全部着替えます。

午後一番はMさん宅へ、エアコン修理に伺いますね、その後Tさん宅へ冷蔵庫の修理、途中に2,3ヵ所用事を済ませてぐるっと回って帰ります。
またもやパンツの下までづく濡れ汗で、全部着替えてしまいます。
すぐに今度はTさん宅へ、又々エアコン修理に伺いますが、午後の4時になってもむせ返るような暑さ、一軒行っただけでシャツはべしょ濡れ、「一日に何回洗濯機を回せばいいの」と家内の声を聞きながら、又々シャツを着替えます。
綿のシャツで汗をよ~く吸ってくれるのですが、着替えで脱いだシャツを持ってビックリします。
『汗を含んでズシッと重い』。

乾きたての綿のシャツの着替える気持ちの良いこと凄い、今朝から4回目の新しいシャツですね。
夕刻近くになってから、留守宅Tさん宅へ、工事の残りのアースを2ヵ所、裏山から飛んでくる蚊に刺されながら、狭いところで作業です。
又々汗がどっと吹き出る堪りませんね。
一日に何㍑の水分取るか、梅干、塩飴塩分とって、頑張る親父の夏なのですよ。
アース工事を済ませた後は、やはり2,3ヵ所へ片付け用事、一日中走り回り日報の上から下までぎっしり埋まる、感心するほど訪問します。
帰って、『びしょびしょで気持ち悪い~』と云いながら、5回目の着替えをいたします。
「まだ出かける用事あるの」と尋ねる家内に、『もう辛どくって無理、店の中の用事するわ』と云いますね。

今日の豊岡、気温は何度か知らぬが、外も中もムッとするよな熱気の空気、それに蒸し暑さがムチャクチャでしたね無風の一日、
エアコン修理のMさんは、「今年の日本は熱帯ですよ、畑の草の育ちようを見て感じたよ、ジャングルのような感じで草が生えてくる、こんなこと知らんよ」と。

《豊岡の 今年の夏は 亜熱帯》

65回目の終戦記念日

2010年08月15日 | 季節(夏)
(ラジオから聞こえます「黙祷~」と、正午の時報から一分間の静寂です)


お盆の休みです。墓参りも済ましたし、家内と二人でちょっとぶらりとドライブします。
出掛けるとなると、なかなか準備に手を取られスッと出来ないのがいつもの癖で、私はエンジン掛けて、エアコンで車を冷やして待ちますね。
ラジオから聞こえます。「黙祷~」と、大きな声の合図です。
すぐにプップップッ~と正午の時報、少しの静寂の後でアナウンサーの声、「戦没者追悼式が行われています日本武道館です。7,000人の参列者は起立し黙祷です」、それからもラジオの静寂が続きます。
熱いハンドルを握りしめ、頭を垂れます、黙祷します。
空を見上げると、青空と雲のまだらですが間違いなく真夏の空、照りつける日差しは真夏の正午の強さです。

65年前の玉音放送も、同じ真夏の暑い正午のことだったのでしょう。
「日本の一番長い日」というタイトルの映画もありました。そんな風に呼ばれています一日は、昭和20年8月9日であったり8月14日であったり、15日であったかもしれません。
7月26日にポツダム宣言が発表されてから、8月15日までの20日間は日本にとって毎日毎日が「日本の一番長い日」だったことでしょうね。
雑誌S誌9月号に掲載の、「迫水久常氏(さこみず・ひさつね 元鈴木貫太郎内閣書記官長)の知られざる講演テープを発掘!!」の記事によりますと、昭和20年8月9日の「日本の一番長い日」の貴重な証言が書いてありますね。
歴史に残る、昭和天皇の御聖断を仰いだ宮中の防空壕の中での御前会議の様子です。
ポツダム宣言の回答を、ソ連の仲裁の返事を待ってからにするという立場で、「ノーコメント」とした筈が、翻訳段階で「黙殺」となり、それを「拒否」と受け取られてしまった結末、
8月6日には広島に原爆投下、御前会議の準備が整った8月9日の午前2時に、ラジオが伝えるソ連の参戦、
仲裁の返事を待つの、日ソ不可侵条約がどうのなんて、弊履のごとく打ち破るメチャクチャな事態、追い打ちかける長崎への原爆投下、そんな中での午前10時の閣議です。
陸軍内部への深い深い理由から、阿南陸相の戦争終結への反対で鈴木内閣崩壊の危機なのでした。
とうとう天皇陛下の御聖断を仰ごうと、深夜は11時45分からの御前会議の凄い状況の告白なのです。

詳しくはS誌の内容をご拝読されたらと思いますが、陸軍の森近衛師団長を斬殺するクーデター騒ぎや、御前会議の後の阿南陸相の自決など、大混乱の「日本の一番長い日」だったのです。
そんな辛苦の中から生まれた玉音放送、それも8月14日にしないで8月15日にしたのです。
65回も、その日を繰り返し繰り返し迎えることも、わが故郷の斎藤隆夫の言葉ではないが、「本当に死んでいった310万の戦没者に、顔向けできる日本を築いているか?」の問いかけを、真剣に考える私たち自身の終戦のけじめの日なのでしょうね。

《平和な日 想う昔の 辛苦な日》

盆施餓鬼

2010年08月14日 | 季節(夏)
(高屋の霊園にお墓参り、曇り空に百日紅の赤い花)


7年前、平成15年夏に、お盆の様子を都会に住む兄、姉たちに便りしました。
気温は違いますが、故郷のお盆の様子は昔も今も変わりません。

「暑い夏はどこに行ってしまったのでしょうか。涼しい夏は名古屋も、大阪も、加古川も同じでしょうか。お兄さん、お姉さん、お盆はいかがお過ごしでしたか、どこかに行きましたか。
但馬のお盆は、暑さなどちっとも感じられません。季節は真夏だと言うのに、雨の降る朝夕など涼しさを通り越して寒ささえも感じられます。どうしたことでしょうか、日本の四季は少しおかしいですね。
六月二十九日は、お母さんの七回忌の法事に来ていただきご苦労様でした。沢山お供えを戴きありがとうございました。いつも遠いところをお参りしていただき、私も〇〇子(家内)も二人して兄さん、姉さんたちに心から感謝をしています。
心配かけました、わき腹から背中に痛みの走ったヘルペスも、あれから松岡の北見医院で薬をもらい一週間ほど飲みました。水泡も少しですが出ました。痛みはその後も少しずつ有りましたが一ヵ月くらいで完治しました。心配した割にはたいしたことも無く収まり有難かったです。〇〇(息子)も帰って仕事を一緒にしてくれることだし、これからは無理をせずに体をいたわって気をつけます。本当に心配をかけ申し訳ありませんでした。

長楽寺は宗教法人です。信徒檀家の長楽寺護持会があります。檀家総代、副総代、会計や常任委員などの役員があるのです。
八月十日は盆施餓鬼の準備です。朝は八時から集まり午前中かかりました。しとしと降る雨のため山のお寺は涼しいこと、例年と大違いでした。
長楽寺は真言宗です。但馬には多くの真言宗の寺院がありますが、豊岡、日高周辺を城南結衆というグループで付き合っていて長楽寺の盆施餓鬼には当寺を含めて六ヶ寺からお坊さんが集まり、全部で六人の読経で進められます。盆施餓鬼の日時はそれぞれの寺で決まっていて、長楽寺は毎年八月十四日午後二時です。
私も役員であるため、お盆の中日の十四日、施餓鬼会に出席しいろいろとお世話をしたり、拝んだり、無事終われば後片付けと一日仕事です。
毎年、暑くて暑くて汗をふきふきですが、今年は涼しいこと、扇風機もいらないし、冷たいジュースより熱いお茶が出されるし、行く夏を急ぐように、鳴くセミの声もジャンジャンと聞こえず、シャンシャンと心細いものでした。
施餓鬼の申し込みは全部の檀家から受付けます。我が家も、〇〇家先祖代々の為として施餓鬼供養をしてもらいました。

施餓鬼とは餓鬼道に落ちて、いつも飢えと渇きに苦しんでいる亡者を救う法要です。
長楽寺の正面に施餓鬼壇を設け、四隅には五如来(仏様)の名を記した五色の施餓鬼幡(旗)を立て、中央には、欲界、色界、無色界の三つの迷いに溢れた世界の霊である、「三界万霊」の位牌を安置して催されます。
六人のお坊さんが詠みあげた読経の中にも出てきましたが、「阿難」というお坊さんが初めて施餓鬼会をしたそうです。
阿難は、お釈迦様の十大弟子の一人で阿難尊者といいます。ある時森の中で真夜中、突然餓鬼に会いました。餓鬼は口から火を吐きながら「三日後、お前の命はなくなり、われわれと同じ餓鬼道に生まれ変わるだろう」と言いました。
驚いた阿難はお釈迦様に相談したところ、「観音菩薩よりさずかった真言を七回唱え、加持すれば少しの食べ物もたくさんになる、これを餓鬼達に与え、腹いっぱいにさせなさい、こうして供養すれば餓鬼は苦身を逃れ、天上に生まれ変わるでしょう、施主は寿命が延び、仏の道を悟るでしょう」と教えられて供養したのが施餓鬼会の始まりだそうです。
供養された施餓鬼塔婆と小さな竹に付けた五色の旗を各檀家に配りそれをお墓にお祀りするのです。

お兄さん、お姉さんたちと皆でお参りした盆施餓鬼は、お母さんが亡くなった次の盆、平成十年でした。お母さんの亡くなった夏も暑かったが、施餓鬼の夏も暑かった、あれから早五年になりました。
だんだん年をとり長楽寺に歩いて上がることができなくなると心配していましたが、今年の法事のとき皆で通った道が出来、本当に助かります。
兄さん、姉さんたちには、ふるさとの夏の思い出たくさんありましょうが、なんといっても盆でしょう。今日はお盆の長楽寺の様子を書きました。
ふっと、ふるさとの情景を思い出してみましょう。懐かしい昔日の国府の夕焼けを思い出してみましょう。
おおぜいの兄弟が肩寄せあって過した、我が家の夏を思い出してみましょう。夏のお父さん、お母さんの姿を思い出してみましょう。
そして、今年もお盆がやってきました、また来年もやってきます。そんな時、みんなで食べたお母さんの盆だんご、なつかしいお母さんの味を思い出してみようではありませんか。」

平成15年8月14日

《セミの声 さびしくひびく長楽寺 涼しき中の 盆施餓鬼(ぼんせがき)》