三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「蝉が鳴いている」

2022-07-25 12:55:05 | 日記
「蝉が鳴いている」

 庭のケヤキの木には、毎年、夏になると沢山の蝉が止まって朝から鳴いている。子どもの頃は、夏休みになると蝉を捕まえて遊ぶのが恒例だった。しかし、大人になって蝉の寿命のはかなさを知ってからは指一本触れることがなくなった。蝉は、諸行無常と鳴いているのだと思う。



「お大師様の出番」

2022-07-24 22:59:54 | 日記
「お大師様の出番」

 私が、昨年、阿波遍路恋唄の粗筋を考えたとき、最初から弘法大師にご登場願うことを前提にしていた。それは、四国遍路とお大師様が切っても切れない関係であるというだけでなく、私自身お大師様が大好きであるからだ。
 弘法大師が開いた四国遍路は、今もなお四国の風土や文化、そして人々の人生に大きな影響を与え続けている。そのような背景を浄瑠璃芝居の中でどれだけ表現できているか、いつかこの外題を観る機会があればそんなことも視点に入れてもらえれば幸いである。



「上々のデビュー」

2022-07-24 15:31:14 | 日記
「上々のデビュー」

 今日で2日目となる阿波人形浄瑠璃の夏期大会において中村園太夫座が上演した阿波遍路恋唄は、孫娘のデビューとなった。舞台の袖から観ていた限りでは、破綻もなく落ち着いて自分の役目であるお梅の脚を動かしていたと思う。上々のデビューだ。
 今年で76回となる夏期大会は、コロナ感染の急拡大という要素を差し引いても多くの観客が詰めかけていたとはいえず、長年の課題を克服したとは言い切れない。そのことについては、改めて論じたいと思う。写真は外題の冒頭の部分、真ん中でお梅の脚を受け持っているのが孫娘になる。



「あれから10年」

2022-07-23 23:31:08 | 日記
「あれから10年」

 これは中村園太夫座のユニホームだが、このユニホームが出来上がったのは今から10年前になる。平成24(2012)年7月に“漁業のまち気仙沼を私たちの恵比寿舞で励ましたい”と銘打って宮城県気仙沼市に慰問公演に出かけてから10年になる、その時に作ったものだ。
 東北の地では馴染みが薄い阿波人形浄瑠璃を、被災された気仙沼の皆さんが楽しんで元気になってもらえるのかとずっと心配していたが、公演後に嬉しそうな笑顔をたくさん頂戴し、企画と交渉を担当した私も嬉しかった。
 ユニホームはまだ日は浅いが、中村園太夫座の歴史は文化2(1805)年ととても古い。明日の24日には旧県郷土文化会館で阿波人形浄瑠璃の夏期大会があり、新作の阿波遍路恋唄を上演する。このユニホームは、明日初舞台を踏む私の孫娘のために新調したものだ。



「四国最大の恐竜化石発見の町勝浦町」

2022-07-22 19:23:12 | 日記
「四国最大の恐竜化石発見の町勝浦町」

 妻が“ひなの里かつうら”という道の駅まで買い物に行きたいというので、しかもお昼ご飯をご馳走してあげるとの甘い言葉に釣られて運転手を務めた。勝浦町は、県内有数のミカンの産地であり、毎年2月頃になるとビッグひな祭りが開催されることで有名である。しかし、最近は写真のように“四国最大の恐竜化石発見の町勝浦町”として売り出し中である。これも何かのご縁であるので、私からもPRしておきたい。