三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「蓄電池を設置する」

2022-07-07 22:00:01 | 日記
「蓄電池を設置する」

 七夕の日、我が家に蓄電池がやってきた。深夜電力を蓄電池に取り込み、昼間は太陽光発電と蓄電池で賄う。大量に電気を消費する家電製品などを使用したときは電力会社から電気を買うことになるが、ほとんどの場合は蓄電池と太陽光発電で電気を賄えることになった。また、余った電気はあと四年くらい売電することになる。この先、電気料金がどう推移するかは分からないが、電気料金が高騰したり、ホワイトアウトと称する事態に陥ったとしても、その影響を最小限度に抑える準備はできたと思う。



「ダブルスタンダードでは誰も信用しない」 

2022-07-07 16:39:25 | 日記
「ダブルスタンダードでは誰も信用しない」 

 有田芳生参議院議員が、平成29年1月20日付けで提出した「政府の「拉致問題が最優先課題」とする姿勢に関する質問主意書」(質問第7号)に対する答弁において、政府は「政府としては、御指摘のいわゆる「ストックホルム合意」に基づき、拉致問題をはじめとする日本人に関する全ての問題の解決に向け全力を尽くしている。また、北朝鮮との関係に関する政府の方針は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、国交正常化を実現していくというものである」との方針を明らかにしている。
 ところが、その20日後の3月10日付けで中山恭子参議院議員が提出した「政府の拉致被害者救出に向けた施策に関する質問主意書」(質問第50号)に対する答弁において、政府は「安倍内閣としては、北朝鮮による拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、政府の最重要課題の一つと位置付け、全ての拉致被害者の一刻も早い帰国の実現等に向けて最優先で取り組んでいるところである」と答えている。
 この答弁の矛盾に関し、有田議員が同年5月15日付けの「北朝鮮との関係に関する政府方針に関する質問主意書」において、「そこでお尋ねしますが、ストックホルム合意に明記されている「日本人に関する全ての問題」の中で、政府が最優先で取り組んでいるのは拉致問題ですか。」と質したところ、政府は「政府としては、御指摘のいわゆる「ストックホルム合意」に基づき、日本人に関する全ての問題の解決に向け全力を尽くしている。これ以上の詳細については、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えは差し控えたい。」と、ストックホルム合意に基づき公平な解決を目指すことを明言している。
 同じ安倍内閣で、しかも同じ会期中(第193回国会)の20日間に、政府から「ストックホルム合意に基づく解決」と、「拉致問題が、内閣の最重要にして最優先」との2通りの方針が示されているのはダブルスタンダードとしか言いようがない。何の成果も出していない政府がその事実を糊塗するためにあちらこちらで美辞麗句を並べ立てる、こんなことでは誰からも信用されなくなる。
 7月10日の参議院議員選挙の投票日まであと3日、選挙期間中、拉致問題が話題にならないことを一番喜んでいるのは政府の皆さんではないかと私は疑っている。黒い猫でも、白い猫でも、拉致問題に真剣に取り込む良い猫を選びたいと思う。

令和4(2022)年7月7日

救う会徳島 代表 陶久敏郎