「我は海の子」
生まれてしほに湯浴みして 浪を子守の歌と聞き
千里寄せくる海の氣を 吸ひてわらべとなりにけり
これは、唱歌「我は海の子」二番の歌詞にあたり、私が特に好きな歌詞だ。田んぼと山に囲まれた場所で生まれ育った私は、このような情景を肌身で実感することができない。しかし、この唱歌は漁師町や海辺の生活というものを美しい日本語で教えてくれる。こうした先人の日本語に対する感性の深さと表現力の豊かさに感嘆せざるを得ない。写真の北の脇海水浴場は、今年、開設中止ということで閑散としている。それでも、寄せ来る浪は永遠の時を刻み続け、人が生きることの存在の意味を浪音でかき消しているみたいだ。
生まれてしほに湯浴みして 浪を子守の歌と聞き
千里寄せくる海の氣を 吸ひてわらべとなりにけり
これは、唱歌「我は海の子」二番の歌詞にあたり、私が特に好きな歌詞だ。田んぼと山に囲まれた場所で生まれ育った私は、このような情景を肌身で実感することができない。しかし、この唱歌は漁師町や海辺の生活というものを美しい日本語で教えてくれる。こうした先人の日本語に対する感性の深さと表現力の豊かさに感嘆せざるを得ない。写真の北の脇海水浴場は、今年、開設中止ということで閑散としている。それでも、寄せ来る浪は永遠の時を刻み続け、人が生きることの存在の意味を浪音でかき消しているみたいだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます