「賀上氏の行政文書公開請求について」
令和5年5月12日付けで賀上文代さんが大阪府公安委員会に提出した「反論書」のきっかけは、令和4年12月1日付けで賀上さんが大阪府警察本部長に対して情報公開請求したことにある。その公開請求書には、「私の息子・賀上大助は、平成13年12月23日に大阪市で失踪し、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者として捜査調査いただいております。失踪日から令和4年11月30日までに大阪府警で作成した「本部長事件指揮簿」のすべてについて公開請求いたします。」(写真左)とある。
ところが、大阪府警察本部長は今回の「弁明書」にもあるとおり、賀上さんの公開請求内容を「平成13年12月22日、夜、大阪府淀川区の社員寮を出た後、行方不明になっている賀上大助は、現在、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者として捜査、調査をしていただいております。大阪府警が所有する賀上大助に係る捜査状況がわかる文書の開示を請求いたします。」(写真右:第2 1関係行政文書の公開請求)と変更が加えられている。
審査請求を審議する大阪府公安委員会には、このような変更が許されるものかということについても審議して答申書に反映してもらうことを要請したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます