「邪馬壹由来記の初演は3月24日」
新作浄瑠璃「邪馬壹由来記」(やまとこくゆらいき)の初演は、来年3月24日(日)に阿南市富岡公民館で開かれる阿波古事記研究会のイベントになる。私が創作した現代文による物語を、目下、鶴澤友輔師匠が浄瑠璃芝居に合うように修正して床本の完成も間近となっている。来年1月28日の中村園太夫座定期公演が終われば、鶴澤友輔師匠の三味線による新作浄瑠璃の床本を太夫さんが語ったCDを貰い、本格的な浄瑠璃芝居の演出及び練習に取り掛かりたい。
新作浄瑠璃「邪馬壹由来記」は、2018年3月に初演した「天照って阿南生まれじょ」を加筆修正してバージョンアップしたもので、古事記のみならず魏志倭人伝も登場する。また、古代阿波が舞台となるので、若杉山遺跡や加茂宮ノ前遺跡など阿波ゆかりの名前もたくさん登場する。それから、古代日本の中心地が阿波だったということで、当時の都言葉は阿波弁との見解に基づき全編阿波弁で浄瑠璃は展開する。写真は、前作「天照って阿南生まれじょ」の練習風景である。