「貴方の出番はきっとくる」
本日の不法投棄ゴミ除去イベントの開会式が桑野公民館で行われ、任期あと僅かとなった表原市長が駆け付けて挨拶を行ってくれた。折しも、早朝の津波対応のための対策会議があって遅れたとの話であったが、仮に本当に津波が阿南市まで到達して甚大な被害が発生した場合、国・県等の財政的支援や人的支援は当然あるとしても、細やかなサービスを市民に提供するためには阿南市独自の自己資金の有無が明暗を分ける。
本来、表原市長が蓄えてきた内部留保資金はこのような大災害等に使用すべきであり、たちまち災害がないから全部使ってしまえという訳にはいかない。治に居て乱を忘れず、これこそ政治の要諦ではないのか。
韓非子のいうとおり、政治は法(制度)である。目先の人気に迎合することなく、20年、30年先を見つめて市民のための条例を作る政治家の出現が待ち遠しい。表原市長にはその資質があると思う、だから貴方の出番はきっとくる。そう自覚して、市長を退いても研鑽を積んで貰いたい。最後に、4年間ご苦労様でした。