三笑会

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「ストックホルム合意を検証する」その12

2022-02-21 22:19:19 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その12
日朝政府間協議:合意文書
平成26年6月4日
外務省

更問2:よど号事件についても、北朝鮮側が行う調査の対象となっているとの理解でよいか。
・調査はすべての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を実施することになっているが、同時によど号犯は、ハイジャック又は拉致という重大犯罪の被疑者として逮捕状が出されている者たちであり、他の日本人の問題とは自ずと性格が異なるものと考える。

更問3:拉致の疑いが排除できない行方不明者の方々のリスト等を渡すということもあるのか。
・日本側としては、従来から、拉致の疑いが排除できない行方不明者の方々の問題についても北朝鮮側に対して提起してきているところである。
(要すれば)
・これ以上、今後の先方とのやりとりについて予断することを述べることは適切でないと考える。

更問4:拉致被害者の消息について、事前に北朝鮮側から情報の提示や示唆はあったのか。
・そのような事実はない。拉致被害者の消息といった情報については、今後、調査の中で明らかにされるべきことであると考える。

更問5:調査の具体的進展を含め、何らかの条件が整えば、安倍総理が訪朝することはあり得るのか。
・安倍総理の訪朝について、現時点で検討していることはない。
・いずれにせよ、拉致問題の解決は、安倍政権にとって最重要課題の一つであり、引き続き全力で取り組んでいく考え。北朝鮮の前向きな行動を引き出すために最も効果的な方法は何かという観点から引き続き今後の対応を検討していきたい。

~続く~