「朝鮮半島の儒教文化」
今日から、呉善花氏の「韓国を蝕む儒教の怨念」(小学館新書)を読み始めた。写真のとおり、これまでに呉善花氏の著作を何冊か読んできたが、最初は「スカートの風」に代表される比較文化論に興味があった。が、次第と朝鮮半島の歴史や文化を通して現代の日韓問題を考察するという呉善花氏の姿勢に傾倒していった。
現代の韓国や北朝鮮に関わる諸問題を解く鍵は、李氏朝鮮時代の政治文化とその根底にある朱子学への洞察にあると常々考えている私にとって、呉善花氏の著作は多くの示唆を与えてくれる。北朝鮮が重要視するものは何か、儒教というフィルターをとおして分かることがあるのではないか。日朝交渉も、拉致問題も、これまでと違うアプローチの方法が見つかるかもしれない。
今日から、呉善花氏の「韓国を蝕む儒教の怨念」(小学館新書)を読み始めた。写真のとおり、これまでに呉善花氏の著作を何冊か読んできたが、最初は「スカートの風」に代表される比較文化論に興味があった。が、次第と朝鮮半島の歴史や文化を通して現代の日韓問題を考察するという呉善花氏の姿勢に傾倒していった。
現代の韓国や北朝鮮に関わる諸問題を解く鍵は、李氏朝鮮時代の政治文化とその根底にある朱子学への洞察にあると常々考えている私にとって、呉善花氏の著作は多くの示唆を与えてくれる。北朝鮮が重要視するものは何か、儒教というフィルターをとおして分かることがあるのではないか。日朝交渉も、拉致問題も、これまでと違うアプローチの方法が見つかるかもしれない。