Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol.406:アラサー教員奮戦記(第1回) 新米教員の「初心」表明演説

2011年05月19日 | アラサー教員奮戦記
今月から新企画が登場です。
執筆陣が一人増えます。
本学に4月から教員として入職したハシモト先生です。

実はハシモト先生が青学の学生だった頃からの知り合いでして、当時から学
生離れした落ち着き、対人能力、論理的な思考力に一目置いておりました。

ハシモト先生は、大学院修了後に某シンクタンクに入社され、経営コンサル
タントを経験された後、本学にて教員をご担当いただくことになりました。

ハシモト先生のプロフィール

本学の学生教育だけでなく、本メルマガの執筆陣にも若いエネルギッシュな
先生を加えることができ、アラフィーのコガとしては本当にウレシイ限りで
す。これから月1回「人材開発」や「中小企業の経営」等についてコラムを
ご担当いただく予定ですので、よろしくお願いいたします。

>>>>>以下ハシモト先生より>>>>>

こんにちは。お初にお目にかかります、ハシモトと申します。
2011年4月より、不思議なご縁がありまして、コガさんと同じ職場で働き始
めました。

今月より、メルマガ内の一つのコンテンツを担当することになりました。よ
ろしくお願いいたします。

さて、コガさんより、「メルマガを書いてくれないか」とのオファーを受け
まして、すぐさま私のTODOリストであるwebサービスのtoodledo
()に入れていたのですが、先送りの連続になってしまっていました。
書こうとはするのです。書こうとはするのですが、すぐに、「はて、何を書
こうか」とキーボードを触る手が止まってしまっていたわけであります。

というのも、そうだ!民間企業から転職し、大学教員になったのだから、そ
のことを書けばよいのではないか。そうすれば、日々の授業からネタを出せ
るぞ!!
と思った際には、既に、同様の境遇である(コガさん曰く)戦場カメラマン
似のシバタさんが「ハイブリッド教員のふぁかるてぃ雑記帳」を書いていらっし
ゃるのです。読んでみると、さすがの文章であります。「戦略とは、戦を略
することだ」をモットーとしている自分としては、この路線はなしであります。

そうだ!メルマガのタイトルにもあるeラーニングについて書けばよいので
はないか!と思ったときもありました。何を隠そう、私の大学院時代の研究
テーマは、eラーニングでありました。まさにピッタリです。そこで、メル
マガの過去ログを見てみました所、「e-Learningの業界動向」というトピッ
クがありました。これはドンピシャだなと思っていたところ、
vol.390:”Who moved my e-learning”
e-LearningWORLD の10年(後編)
」という記事において、過去に自分で
書いた業界事情についての批判的な記事が紹介されているではないですか。
なんということでしょう。天に向かって唾すとは、まさしくこのことであり
ます。

とまあ、このような逡巡をしているうちに、気付けば締め切り間際となって
しまっているわけです。
いやはや、困ってしまいました。

学生のように、「先生、できませんでした」と言いたいところではあります
が、さすがに、一応(胸を張って申し上げられるほどのものではございませ
んが)、民間企業を経験した身です。そんなことはできません。

と、そんな時です。優柔不断なアラサー男子に光明が差してきたのです。キ
ャリアについても、ずっとドリフトしてきた身です。当然、助けは外部から
やってきました。

ある授業において学生より、「先生は、何で大学の先生になろうと思ったん
ですか?」という直球の質問をもらいました。自分の中では、さも当たり前
のような選択ではあったのですが、考えてみればアラサー程度で民間から大
学に来るというのは、「普通」ではないのかも知れません。ということで、
その質問に回答するような形で、背景にあります広い意味での「人材育成」
とか、「大学教育」というものを一つのテーマとして、語っていくことにし
ます。

また、「先生は、中小企業の話が多いんですが、中小企業が好きなんです
か?」という質問もされたのです。そうです。私「中小企業」が大好きであ
ります。余り露骨にやりすぎるのは良くないのですが、好きなものは仕方あ
りません。日本を救うのは中小企業だ!位に思っています。ただ、これ
も???な方も多いのではないでしょうか。そこで、また同様にこの質問に
答える形で、もう一つのテーマを「中小企業」にします。

というわけで、次回からは、広い意味での「人材育成」とか「中小企業」と
いうことをテーマとして、私の考えていることを述べていきたいと思います。

ここまで読んでいただいた方には大変申し訳ないのですが、この辺りで紙面
が尽きてまいりました。はっきり言って意味不明なまま終わってしまうので
すが、どうぞお許しください。お詫びといたしまして、次回の予告をいたし
ます。

次回は、「日本の大学生を採用する意味があるのか?」ということをお伝え
したいと思います。(文責 ハシモト)

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