Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol.500.300~500号からを振り返る(私的思い出のメルマガ記事十選)

2014年03月17日 | 振り返り


過去節目の号では、それまでの100号(もしくは200号)のメルマガを振り返
るという企画をやってきました。

vol202:eラーニングドーナッツトーク2006報告
(創刊から200号までの振り返り)
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/m/200611

vol.300:200~299号を振り返る
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/e/0415079804654ace2b39bd40be15b34d

しかし、400号の時は、大震災のためやっていませんでした。
ということで、今回300~500号を振り返り、自分として思い出に残っている
10記事を選択し回想してみました。

Vol.323:ピザ屋を呼んだら、そのまま帰すな!(2009-10-11)
思えば、よくメルマガを配信する時にポカミスをしていました。その中で最
大級と思われるのが、この書評を配信するときにヤッテしまったミスです。
なんと2週連続でこの書評を配信していたのです。しかし、この書評も含め、
マツモト1.0の書評はどれを読んでも味があります。読みたくさせる素材の
切り取り方は天下一品でした。だから2回送っても許されるという訳ではあ
りませんが、、、

vol.343:対極的な2つの学習の場(2009-12-21)
コガが知っている中では最も講義が上手な寺崎昌男先生と最もスリリングな
ワークショップを行う上田信行先生のセミナーを同じ週に受講した時のコラ
ムです。私の解釈では両先生の授業とも「高次のアクティブラーニング」で
す。

vol.369:『ニュース探求ラジオ Dig』(2010-07-12)
書評担当のナカダ君は、本学に入職する前は某eラーニングのベンチャー企
業に、さらにその前は某有名私立大学に在籍していました。教育一筋のキャ
リアです。さらに何の因果か、彼の前職および前々職の上司は、コガの以前
からの知人でした。世間は狭いのです。

そして彼が入職する時、二人とも彼の事を「いい奴ですよ」と評していまし
た。しかし「いい奴ですよ」の後に「ちょっと変わっていますが・・・」と
いう囁きが二人の表情から聞こえたような気がしています。そんなナカダ君
なので、書評も一筋縄ではいきません。本コラムで映画を取り上げたのも彼
が最初だったと記憶しています。そしてラジオ番組まで取り上げてしまった
のがこのコラムでした。

vol.385:行政刷新会議「事業仕分け」で「大学生の就業力育成支援事業」が廃止に!(2010-11-23)
本メルマガで政治的な事に物申した最初で最後の記事です。ちょっと前に採
択を伝えるコラムを書いたばかりだったので、なんともやるせない気持ちで
文章を書いたのを覚えています。当時、「就業力育成支援事業」「事業仕分
け」で検索すると、この記事が検索結果の上位に表示されたため、Blogの閲
覧数が桁外れに多くなったのを覚えています。ちなみに本学では仕分け後も、
「就業力プログラム」という進路の決まった4年生向けのプログラムを継続
して実施しています。

vol.400:東北に捧ぐ(2012-03-14)
今から3年前、400号を迎える際に「Sanno Learning Magazine400回突破オフ
会」を企画しました(当時のブログhttp://goo.gl/j6vjPF を参照のこと)。
その開催日程はなんと3月11日でした。当然ながらオフ会は中止となりまし
た。そこで500号では何も企画しませんでした。思えば3年は早いものです。
でもあの時の記憶を忘れないようにと今回震災当時の記事を選んでみました。

vol.449:ルンバフルな4月1日(2012-04-01
ちょうど4月1日配信の記事だったので、ウソがつきたくなって書いたコラム
です。すると、この記事を読んだ知り合いの読者の一人が、「ルンバを買お
うと思ったけれど、もうすぐ新しい機能がつくみたいだから待とうかな」と
いった事をfacebookに書き込んでくれたではありませんか!あの時は騙され
てくれてありがとうございました。

vol.467:ハイブリッド教員のふぁかるてぃ相談室 第3問(2012-11-18)
シバタ氏のコラムがいつの間にやら人生相談コーナーに変わったのは2012年
の9月のことでした。シバタ氏が「中島らも」を敬愛していたからなのか?
それともシバタ氏自身が人生に悩みを多く抱えていたからなのか?本当の理
由は分かりません。しかし、彼の絶妙な回答は、読売新聞の「人生案内」の
回答者にも匹敵する出来栄えでした。中でもこの号は研修業界に大きな波紋
を与えたことでも有名です。風の噂では、この号以降、ワークショップ型の
研修において「ともぴょん」や「まーくん」といったニックネームで呼び合
うことが激減したと聞いております。おそるべしシバタ節。

vol.467:ポスト準則主義下における大学改革(2012-11-18)
ちょうど田中真紀子さんによる大学の不認可問題は絶頂の頃に書いたコラム
です。今読んでも、真面目なテーマに真摯に取り組んでいるなあと昔の自分
を褒めてあげたくなる内容です。自分へのご褒美ということでチョイスしま
した。

Vol.481:「投げたブーメランが返ってくる」(2013-06-16)
ハシモト先生の「アラサー教員奮戦記」のコラムです。彼は、学生にも自分
にも厳しく仕事をしています。両方に甘いコガは彼の爪の垢でも煎じて飲ま
なければいけません。
さて、実はBlogにバックナンバーを掲載する際、記事に関連するおもしろい
静止画像も入れようと密かに頑張っていました。この週はブーメランだった
ので、「ブーメランストリート(西条秀樹)」のシングルジャケットをあし
らってみたのですがいかがでしょうか?

vol.482:椿説弓張月をめぐる冒険(2013-07-01)
コガの父は口癖のように「優秀な遺伝子は世代を経るごとになくなってい
く」と言っていました。あまり信用したくない説ですが、コガの家系に関し
てはかなり当たっています。上記記事を読んでいただければわかるのですが、
コガの父方の祖父は勘亭流という歌舞伎の文字の第一人者でした。さらに、
真偽のほどは定かではありませんが、母のひいお婆ちゃんは名字を「竹中」
と言い、今大河ドラマでやっている「軍師官兵衛」の黒田官兵衛と共に両兵
衛として知られる竹中半兵衛の末裔だったと言うのです。もし本当だとした
ら、子孫の不甲斐なさに嘆いていることでしょう。

以上駆け足で200号を振り返ってみました。
バックナンバーの置いてあるgooのBlogサイトがいつまでも続いてくれるこ
とを祈っております。(文責 コガ)

vol.303:200~299号を振り返る その3 269~300

2009年05月16日 | 振り返り
創刊300号突破を記念し、過去の100号を振り返る企画の第三回目となります。今回は269号から300号、時期で言うと筆者が大学教員になった後のメルマガを振り返ってみたいと思います。

メルマガ休刊中
昨年の4月から8月までメルマガを休刊しておりましたが、実はこの間もポツポツとBlogに記事をUPしておりました。この時期のBlogで個人的に気に入っているのは、下記の2つです。

世界で最も多くの人が受講したeラーニングコンテンツ

有名なランディ・パウシュ先生の「最後の授業」です。当時YouTubeにUPされた彼の授業を見た人は推定600万人と言われてましたが、最近では一番アクセス数が多かった映像だけでも970万回を越していました。筆者の中の「日本eラーニング大賞外国作品賞」です。

ティーチング・ポートフォリオワークショップセミナー参加記

筆者が今までの人生で参加した研修会やワープショップの中で、最も影響を受けた研修と言っても過言でないのが、このティーチング・ポートフォリオワークショップセミナーです。これに参加していなかったら、後期の授業で潰れていたかもしれないなあ。本当に参加できてよかったです。

メルマガ復活
9月になってメルマガを復活したのですが、実は10月末に開催されるワークプレイスラーニング2008の宣伝をするために再開したというのが本音です。まあきっかけが何であれ復活することができてよかったです。リンク先が復活号「ワークプレイスラーニング2008のお知せ」です。


Beatセミナー「プロジェクト学習(PBL)が大学を変える!」

教員になると、自分の授業を休む訳にいかず、なかなか平日に開催されるセミナーやシンポジウムに参加できなくなりました。この記事は9月の初旬でまだ夏休み期間だった頃に参加できたセミナーについて書いたものです。自分自身PBL風の授業を担当し、四苦八苦していたため、藁をもつかむ思いでセミナーに参加したのを記憶しています。

vol.272ちょっとやってみませんか?

上記のティーチング・ポートフォリオワークショップセミナーでお知り合いになった三田地先生にお願いしてオブザーブさせていただいた研修会です。特別支援教育に関わる先生方対象の研修会ということで大変印象に残っています。研修内容もさることながら、特別支援教育という世界に初めて足を踏み入れたことがとてもよい経験となりました。

vol281:第一回初年次教育学会全国大会(その1・その2)
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/e/c5f265414d4d806878cf939997370066
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/e/c5f265414d4d806878cf939997370066
筆者が現在やっている仕事(授業)に最も役立つ 領域の研究・情報発信を行っている学会です。昨年第一回の全国大会が開催されました。発表はどれも大変興味深く、示唆に富むものばかりでした。

vol.286:そろそろ授業の話しをしましょう---その1「チーム学習ゼミ」

ちょうど後期の授業が一段落ついたので、自己の振り返りの意味も含めて、自分のやっている授業をBlogで公開してみました。しかし「その2」「その3」を続けることができなかったのを反省しております。

vol.295:カーネギーメロン大学のENHANCING EDUCATION 

ひさびさに挑戦した翻訳モノです。授業改善を考える上で使えそうなので、今後引き続き翻訳作業を続けたいと思います(書いてしまえば有言実行)。

いかがでしたでしょうか?かけ足で2006年11月から2009年4月までのメールを振り返ってみました。この次400号記念で振り返ることができるよう、これからも日曜の夜の苦しみを続けたいと思います。

vol.301:200~299号を振り返る その2

2009年05月02日 | 振り返り
メルマガ300号到達記念の第二弾ということで、前週から引き続き、今回はvol.234~268の記事を振り返ってみたいと思います。
vol234:eラーニング戦略研究会に参加して
デジタル・ナレッジの小林さんが中心となって設立したeラーニング専門の研究所です(http://study.jp/esri/index.html)。eラーニングのテクノロジー、マーケット、教育効果などについての調査・研究活動を通じて社会に貢献することを目的としているとのことです。当時は定期的に研究会を開いたりホワイトペーパーを発行したり精力的に活動をしていたのですが、去年から所長の小林さんが関西に異動となった関係もあり、東京近郊での活動がやや沈静化してしまいました。しかし、大阪では頻繁にセミナーを実施している模様です。ちなみに小林さんには、今度筆者の授業に遠隔講義でゲスト出演していただく予定となっております。m(__)m

vol239:シンプソナイズ ミー
シンプソンズのキャラクターと自分の顔を合成できるこのサイトは、2年以上経った今もよく活用しています(下記が合成後のイラスト)。筆者が大学で使っているパワーポイントには必ずこのキャラクターを活用しております。そろそろ他の合成キャラ作成サイトがないかなあ~と思っているところであります。


vol241:ワークプレイスラーニング2007シンポジウム-参加報告記
思えばこれが安田講堂プロジェクトの第一弾だったんだよなあ。シンポジウム当日は台風が東京に上陸して大変な事になったのを覚えています。普段は競合関係にある教育団体が一致団結し、シンポジウムを開催できて本当に嬉しかったです。ちなみに今年も10月30日(金)に開催予定ですので、皆様今の内から予定に入れておいて下さいね。

vol242:ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
この頃よく引用に用いていたチャン・キム氏のブルー・オーシャン戦略。この本に事例として取り上げられていたシルク・ドゥ・ソレイユには3月に行ったし、同じくイエロー・テイルのワインもちょうど昨日買ったばかりだし、ちょっとブルー・オーシャン漬けな生活かも知れない。これでQBハウスで髪を切れば完璧?

vol242:教育システム情報学会第32回全国大会-参加報告記
この年の大会では、最終日のパネルディスカッションに指定討論者として参加しました。確かディスカッションの最後の方でフロアにいた学会の重鎮から鋭い質問が飛んできて、ハラハラドキドキした記憶があります。また翌日お参りに行った善光寺が、翌年北京オリンピック聖火リレーであんなに騒がれるとは思ってもいませんでした。

vol246:「Learner Centricな人体実験」番外編~給付金の申請~
ちょうどこの時期に大学院を修了し、教育訓練給付制度の支給申請に行きました。自分自身初めての経験だったので、迷った部分も中心にまとめてみました。いまだに多くの人がアクセスするページとなっているという事は、もともと申請手続きがわかりづらいことの証明?

vol250:著者が語るセミナーシリーズ1「京都花街から学ぶ人材育成」
ここ数年で聴いた人材育成系の話しの中で最も面白かった講演です。筆者は「お茶屋と置屋」という育成の組織構造について、単に花街だけでなく、人的サービス業の人材育成の仕組みとしてある程度普遍的なものではと考えておりまして、FD等にも適用できないものかと思っております。

vol252:Kindleはデジタルブックの未来を拓くか?
これを書いた時は「絶対に失敗する!」と思っていたのですが、どうもアメリカでの売れ行きは絶好調で、Kindle2まで発表になった模様です。http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/02/10/22387.html二代目は初代の半分の薄さ。しかも内蔵メモリが増えたので1500冊まで書籍を保存できるようになったそうです(初代は200冊)。日本ではコンテンツが揃いそうもないから無理だろうなあ。

vol.256:2007年の暮、山形で風邪ひく夜
出張先のホテルで病気になるほど悲しいことはありません。ここ数年の中で一番悲しくなった夜のエピソードです。皆さんも注意しましょう。

vol.257:ホームベーカリーとeラーニング
この時購入したホームベーカリーは今も使っています。あれ以来ほとんどパン屋さんでパンを買っていません。だいたい3日に一度、夜寝る前にパンを仕込むのが私の日課となっています。女房は「あんたが買ったんだから責任をもってやんなさいよね」と言うだけで、一切ホームベーカリーに触れようともしません(-_-;)。

vol.260:ユニバーサルデザインチェックツール
富士通さんが開発され、フリーでダウンロードできるスグレモノソフトです。また、学生にコンピューター上の色指定について教える時も結構便利なツールなので、役立っています。

vol.265:企業内教育の予算調査結果の調査
おそらく本メルマガのバックナンバーBlogのうち、一番累計アクセス数が高いのがこのページです。他の会社ではどのぐらい研修予算使っているのだろうか?等を調べていると、きっとこの記事にヒットするためと思われます。

うーんなかなか終わらないなあ。
次回はその3 267~300号をお伝えします。

ではまた来週。
皆様からの200~300号の感想・コメントも引き続きお待ちしております。

vol.300:200~299号を振り返る その1

2009年04月29日 | 振り返り
ついに300号に到達しました。
途中何度か中断したり、隔週配信になったりしましたが、こうして続けてこれたのも読者の皆様の励ましのお陰です。あらためて御礼申しあげます。

話しがやや飛びますが、最近内田樹先生が「Googleが本の20%のプレビュー」を実施する問題に対し、下記のような意見を述べています。
内田樹の研究室  Googleとの和解」より
つねづね申し上げているように、私には「言いたいこと」があり、それを「一人でも多くの人に伝えたい」と思っている。別にそれが特段世界にとって有用な知見だからと思っているわけではない。「ちょっと思いついたことがあるので、誰かに言っておきたい」というだけのことである。
それはガリ版にこりこりと鉄筆で個人的なニューズレターを書いて、自宅で印刷し、自費で友人たちに配布していた中学生のときからの私の変わることのない姿勢である。
私がいまブログにあれこれ書いているのは、「ガリ版」の直接的な延長であり、テクノロジーは進化したが、書いている当人のモチベーションは中学生のときと同じである。
手をインクで黒く汚してガリ版刷りをしている中学生の私のところにある日Googleがやってきて、「これこれ、そこの少年よ、君の著作物を電子的にデータベース化して、世界の読者の閲覧に供して差し上げようではないか」と申し出たら、私は熱いハグでお応えしたであろう。私の場合は、テクストを書くことで「一円でも多く金を稼ぎたい」ということより「一人でも多くの人に読んで欲しい」ということの方が優先する。

筆者も「言いたいこと」があり「一人でも多くの人に伝えたい」という思いからこのメルマガを続けてきました。幸いにして物好きな読者の皆様(?)に購読していただいたお陰でここまでやってこれました。そして「まぐまぐ」という無料のメールマガジン配信サービスがなかったら一人で執筆・読者管理・配信など到底できなかったと思います。まぐまぐにも感謝です。

当初、このメルマガは「教育の情報化メールマガジン」という名称でした。その後Sanno e-learning Magazineとなり、現在はSanno Learning Magazineと変更しました。また、時代の移り変わりとともに、メルマガで取り扱う内容も、事例紹介からオススメ本の紹介へ、ハードな内容からソフトな内容へ、様々変化してきました。

しかし、筆者の創刊当初からの変わらぬ思いは「eメールで情報を配信する行為それ自体がeラーニングである」ということです。筆者のつたない300号の文書のどれか一つでも、皆さんのアタマに引っかかり、それが皆さんの「学び」のきっかけになってくれていたら、これ以上の喜びはありません。

さて、とはいうものの、筆者は一度配信したメールやブログはあまり読み返すということはしてきませんでした。そこで今回から3号に渡り、200~299の軌跡を振り返ってきたいと思います。今回は200~233回を取り上げます。

と、たかが34号分と思っていたら、1回あたり3~4コラムぐらい書いているので、この期間だけでもBlogのバックナンバーで124記事もありました。我ながらよく書きました・・・ホントに。その中から独断と偏見で12記事セレクトしてみました。自分で自分のコラムに感想を書くというのも変ですが、まあお付き合いください。なお、読者の皆様もコメント等ありましたらぜひお送り下さい。

ちょっと一息ハンマー投げ(vol.201)
このコラムで取り上げた「クマー」によるハンマー投げオンラインゲームは本学きっての2ちゃねらー松本2.0号が99mという記録を打ち立てたのを覚えています。久しぶりに観たら懐かしくなって何度も挑戦してしまいましたが、長距離のでない身体になっていました(-_-;)。

2006年私家版eラーニング十大ニュース(vol.207)
そういえば一昨年ぐらいまでは、このように年末に十大ニュースをまとめたり、年明けに今年の予想をしたりしていました。eラーニングに関する重大なニュースが少なくなってきたので十大ニュースは終わり、今年の予想は毎年ハズレばっかりだったので止めてしまいました。ちょっと悲しいですね。

正月早々ノロウィルスとかiPhone登場とか(vol.208)
2007年の正月にノロウィルスにやられたのを思い出しました。最近あまり聞かなくなりましたが、正月の豪華料理を前にしてあれは辛かったです。

MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方(vol.209)
当時はとても感動して読んだのを覚えています。最近になって冷静に考えると、ミンツバーグ自身が手がけている大学院、IMPM(国際マネジメント実務修士課程)の宣伝が主だったのかなあ?なんて思ったりします。しかし、ミンツバーグの用いる比喩は何度読んでも説得力がありますね。

オートバックス様eラーニング視察記(vol.212)
この頃人財ラボの下山さんと一緒に日本eラーニングコンソーシアムの活用事例委員会というのを担当しており、3ヵ月に1度ぐらいeラーニングをうまく活用している企業や大学を訪問していました。その一つがこの記事です。でも視察に応じてくれたIさんは残念なことに、昨年オートバックスを退社されてしまいました。だからこれは貴重な記録かも?

龍安寺の謎とWindowsVistaの関係(vol.214)
この年から3年連続で毎年2~3月に家族で京都へ旅行に行ってます。今年旅行した際、なんと嵐山に向かう電車の中で、eラーニングを担当していた時にお世話になっていたE社のTさんに偶然お会いしました。日本は狭いです。さて、それまで筆者は庭なんて全く興味がなかったのですが、このコラムで取り上げた龍安寺に行ってから日本の庭が大好きになりました。庭には日本人の空間に対する繊細な感性が宿っているんですよねえ。

「SecondLife奮戦記」(vol.215、216、217)
ScondLifeってなんだったんだでしょうね。最初にあの島に入った時の感動ったら、そりゃもうスゲーもんが現れたとブッタマゲて、ブックオフのヴァーチャル店舗やバーチャル龍安寺とか毎晩のように足繁く通ったものです。ということで久しぶりにSLの世界にログインしてみましたが人がいないなあ~。

eラーニングに疲れたら・・・(vol.216)
この頃よく行っていたのが自由が丘の「あつまり」という立ち飲み屋さんでした。今も健在で、あの激安メニューを続ける中、黒字化しつつあるとのことでした。生ビール350円素敵です。

Vol.222:スローターハウス5(vol.222)
大好きだった作家カート・ヴォネガットJr.氏がお亡くなりになりもう2年以上経ちました。ちょうど同じ頃、40代の飲み友達が心不全で急逝しました。昨日、その三回忌で飲み友達と献杯をしたところです。飲みに行く前に残された奥さんと2人の娘さんにご挨拶にうかがいました。3人とも元気に暮らしており何よりです。残された飲み友達も、ガンマGTPが増えたとか、3ヵ月で10キロの減量に成功したとか健康談議に花を咲かしながら飲んでました。こうやって淡々と時は過ぎていくのだなあと思った次第です。

早稲田大学eスクール成果報告会参加報告(vol.225)
早稲田大学eスクールが卒業生を輩出した2007年の春を、筆者は日本のeラーニングにとってのターニングポイントであったと考えております。eラーニングが実験対象から実践対象へと変わったことを、卒業生を輩出することで明確に宣言したからです。しかし上記成果報告会での、すがやみつる氏(ゲームセンターあらしの作者、eスクールの初代卒業生)の発表はとても印象的でした。

可聴周波数域チェッカ(vol.228)
筆者にとって「老い」を実感した瞬間の一つが、この可聴周波数域チェッカの結果を確認した時でした。それまで高い音が聞こえないとは思っていませんでした。しかし音だけでなく、色々な事を察知できなくなっているのではないかと最近思っています。それは年のせいです。きっと。

将棋とeラーニング(vol.229)
「ウェブ進化論」という本の中に載っていたITが棋士の育成をアクセラレイトしている話しから始まり、効率的な学習だけが果たしてよいのだろうか?といったことをまとめたコラムです。個人的には200号から233号の中で一番うまく書けていると思ったのですが、自画自賛ですね・・・。

ではまた来週。
皆様からの200~300号の感想・コメントもお待ちしております。