黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

湖底の温泉に想いを(八ッ場ダム湖)

2020-10-29 20:56:05 | 北毛紀行

今朝も、良い天気です

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

小次郎パパとタバサねーちゃんがやって来て、追い越して行きました。

久しぶりに、岩神沼に到着です。

さざ波が立っているせいか、逆さ赤城は出現していません。

すぐ上の摩崖仏にも、ちょっと寄ります。

阿弥陀三尊、穏やかな秋の日を浴びています。

おや、桜の木でカラスが柿を食べています。

すぐ上にも、もう1羽います。

ちょっかいを出さずに、待ってます。

あれ、上の鳥は白い所があります。

カケスかな?

 

 

ひめちゃんちのおとうさんは、その昔吾妻(あがつま)に居たことがあります。

そして、そのあたりはよく歩き回ったそうです。

 

23日は雨でした

予定していた仕事ができません。

「そうだ、どこかへ行こう。八ッ場(やんば)ダムに行ってみよう。どうなっているかな?」と、おとうさん。

だけど、誰が運転していくの?

それは、おかあさんです。

ひめちゃんちでは、お出掛けのドライバーはおかあさんなのです。

 

八ッ場ダムの道の駅ふるさと館をナビに入れて出発です。

国道17号線を白井で降りて、吾妻に向かいます。

途中までは何度か行った事があります。

でも、八ッ場は遠い。

だんだんかなりの山道になり、長いトンネルです

確かナビは「出口は、1.7m先です。」と言ったと思います

ええ、怖い

気も抜けない時間が続きました。

やっとなんとか無事で出られました。

 

帰りも通るのは嫌だな

 

そのまましばらく進んで、やっとやっと「道の駅八ッ場ふるさと館」に到着です

ここは、群馬県吾妻郡長野原町(あがつまぐんながのはらまち)です。

 

あれえ、駐車場がいっぱいだ。

雨の金曜日なのに、いっぱいです

観光バスや他県ナンバーの車もいっぱいです

こんな山奥に、みなさんどうして?

運良く出る車があって、その後に駐車できました

 

初めての八ッ場ダムです。

この湖の下に沈んだ温泉がありました。

その温泉・川原湯温泉(かわらゆおんせん)に、沈む前に家族で泊まったことがあります

そこは若山牧水(わかやまぼくすい)が泊まったという旅館でした。

たしかムササビが居たと思います。

 

おとうさんは、感慨ひとしおのようです

さっさと、湖の方に歩き出しています

初めて見る八ッ場ダム湖の景色です。

あの左端にみえるトンネルを抜けてきたのです。

 

上流の方を見ると、丸い岩が見えます。

八ッ場めぐりの地図によると、あのあたりに11月「八ッ場湖の駅丸岩」ができるとあります。

 

橋を進みます。

この橋は、不動大橋です。

 

下流の眺めです。

橋(八ッ場大橋)は見えますけど、ダムは見えません。

 

橋の途中に、「不動大橋からの景色」の説明があります。

川原湯温泉は、向こう岸に移転したのです。

この右上辺りですね。

 

橋の反対側に滝が見えます。

 

橋の向こう側にある不動堂に参拝です。

2012年(平成24年)11月、ここに移されたのです。

中を覗いても、不動明王のお姿は拝めません。

まあ、とにかく合掌

 

滝を見ながら戻ります

 

おや、松の説明板です。

子守り松ですか

三つ葉ツツジが幹から生えているのですか

 

不動の滝の説明もあります。

若山牧水も訪れたのです

おのが身の さびしきことの思われて 滝あふぎつつ 去りがたきかも

 

もっと近くまで行ったのでしょうね

 

不動大橋からの不動の滝です。

結氷してなくても、十分迫力あります

紅葉の不動の滝もいいものです

 

上流の眺めです。

木々はたくましく、岩の間から生えてます

向こうの橋は丸岩大橋です。

 

道の駅に戻ります。

 

「吾妻川」の表示があります。

ここは、吾妻川をせき止めたダム湖だったのです。

 

道の駅には、ちょっとお疲れだけど、長野原町マスコットキャラクター「にゃがのはら」です

 

さて、道の駅で少しお買い物です。

 

さっきのトンネルはきつかった

不動大橋を渡って帰ろう

 

移転した川原湯温泉を脇目に、帰ります。

少し行くと、ありゃあトンネルだ

こちらも1キロ以上あったと思います。

でも、慣れたせいか、さっきより楽です

つつがなくトンネルを抜けて、ひめちゃんたちの待つむーはうすへ帰れました

片道約2時間、がんばりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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