冷たい雨の朝です
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、雨止みを狙ってそこらまでのお散歩です。
余りの寒さに、タバサねーちゃんはまた服を着てます
今日は一日室内犬です。
2020年4月の黒柴家族です。
お散歩コースに、桜が咲いています
今では、この桜は切り倒されてしまいました
七海ママは、末っ子達と昼散歩を楽しんでます
獅子丸は、道ばたのアブラナを食べてます。
獅子丸の影響を受け、てひめちゃんも道ばたのアブラナを食べるようになりました
もちろん茹でたアブラナも大好きです。
『桐生老談記』の本文のあとに、桐生家とその周辺の家臣団の名簿があります。
もしかしたら、この老談記の読者にとって、一番の関心はこの名簿だったかもしれません
桐生亦(又)次郎親綱家臣
桐生山城守 同 讃岐守 同 又兵衛 同 源三郎 同 彦三郎
同 小七郎 同 彦右衛門 同 源左衛門 谷右京之進 茂木馬之介
荒井主税之介 荒巻式部 同 新蔵 大谷勘解由左衛門 岩下織部
岩水彦太郎 常見隠岐之守 飯塚又五郎 籾山太郎左衛門 須藤帯刀
伴田久六郎 福田権三郎 箱島牛之助 森下作弥 佐下橋右京之介
風間将監 江原与右衛門 下山監物 鹿貫将監 津久井左京
片山重蔵 下山縫殿之介 中里若狭之守 彦部加賀守 斎藤丹後守
福島出雲守 峯岸志摩守 野田日向守 関口尾張守 小泉豊前守
伊藤右京 書上勘四郎 宮寺左近 稲垣源四郎 不瀬島勘解由
内田兵庫 堀越内蔵之介 木村縫殿之介 野村彦次郎 須永八郎
石原石見守 長井弥市 近藤源内 大津弁之助 加藤勘左衛門
栗原主計 薗田彦六郎 小林太郎助 平源三郎 土田左門
八次金弥 馬見田新八郎 高橋弥市郎 村上弥太郎 内田馬之助
布目弥次郎 水沼道仙 藍原左近 小泉豊前守 野口源四郞
稲垣主膳 清水磯右衛門 寺田万之助 上泉伊勢守 岩間平吉
川上主計 矢野太郎左衛門 岩見地半弥 中嶋藤助 上泉戸左衛門
岩下外記 根本半弥 丹羽頼母之介 木嶋沖之助 野中松之助
高野与市郎 森下長左衛門
本当かな?
第一印象です。
上泉伊勢守・上泉戸左衛門がいます。
上泉が名字の地だとすると、前橋市上泉町です。
ちょっと離れてます。
上泉は、新陰流の始祖・上泉伊勢守の故郷です。
桐生氏に仕えたという事はなさそうです
名字+ミドルネーム+ファーストネームと統一されているのではなく、「名字+ミドルネーム」と「名字+ファーストネーム」が混同されている感じです
山上氏家臣団の名簿と比べると、ちょっと不統一の感じがします
新里には、中世に上野国山上にいた山上氏家臣団の一覧なるものが残されています
「我が家は新里に700年もいる古いウチなんだ」と狂喜乱舞している人もいます
でも、専門家の先生によると、これは近世の創作です。
そして、「名字は当時ここらにいた人の名字、ミドルネームはそこらにいた人の名前でしょう」とのことです。
それに、桐生氏は実は佐野氏である事が分かったのは近年です
普通に考えれば、家臣団はもっと不明でしょう
やはり、実際に付近に住んでいる人の姓名が元になるのでしょう。
専門家の先生によると、「武士でなくとも、普通は名字を持ってた。使わなかっただけだそうです。」
初稿 2020.05.21
改稿 2025.04.01
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます