晴れるでもなく、でも一応雨の心配のない朝でした。
堀之内を北に出ようとしましたけど、ひめちゃんはどうしても西に行くと主張します。
案の定、黄色い帽子の集団と遭遇です
小学校は本来ならば、もう夏休みのはずですけど、コロナの影響で今年はまだのようです。
震えながら、通り過ぎるのを待ちます
結局、南に下り庚申塚古墳を通って帰ります。
赤城山は、その姿を雲の間から覗かせているという感じです。
ひめちゃんは、双体道祖神の前で、道草を食います。
ひめちゃんの願いは、早く夏休みになって
紫陽花の寺・真光寺、奥に進みます
石造物がいっぱいです。
その中に、説明板のあるお地蔵様がありました。
一つの石でできたお地蔵様です。
全体の高さは150センチとあります。
そういわれれば、そのくらいかな。
ここは、万日堂北側墓地というのですね。
万日堂北側墓地にもう一基説明板付きの石がありました。
木暮足翁(こぐれそくおう)の墓です。
説明板をみてビックリです。
医学は、あの華岡青洲(はなおかせいしゅう)に学んだんですか
『華岡青洲の妻』、読みました
華岡青洲は、日本で(世界で)最初に全身麻酔を用いた手術を成功させた人ですね。
紀州まで行ってきたんですね
天然痘の予防接種までしていたんですか
高野長英に蘭学を学んだのですね
いろいろ検索していると、足翁は脱獄後の高野長英を匿ったとも伝えられているそうです
高野長英は、水沢藩(岩手県水沢市)の人で、水沢にいる母を頼って落ちていくときに寄ったとか、寄らなかったとか。
大学時代の友人に水沢の人がいました。
とても誇り高い人でした。
何となく彼女の人格に今納得です
説明板の向きが正面だと思うのですけど?
反対側に、お供え物がありました
仰々しくない人柄の表れた墓石なのでしょう
それでは、万日堂に参拝です。
県内でも有数の古い寺院建築ですか
確かに装飾性豊かな建造物ですね。
個性豊かな霊獣たちです
来世の極楽往生を願う民衆の信仰を集めたんですね
万日堂の隣は洪鐘(梵鐘)堂です。
第二次大戦中に、供出を免れたんですね。
音色を聞きたいものです。
更に奥は墓地だけなので、東の石造物や堂宇の方に向かいます。
現代的な、でも美しい聖観音です
おや、お隣のお地蔵様も変わった表情の方です
その後ろは、石灯籠のようです。
でもよく見ると、中腹にお地蔵様がいます
朱の後が残ってます。
真っ赤に塗られていたのかな
後ろを向くと、こちらにもお堂があります。
失礼します。
閻魔大王がおいででした。
閻魔堂だったんですね、合掌
(つづく)