黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

県境を越えて妻沼聖天様(花輪彫刻師集団の活躍)

2020-07-01 21:11:31 | 埼玉県

昨夜の激しかった雨も、朝には止みました。

ひめちゃんは、小次郎パパとお散歩です。

お散歩に出る前、小次郎パパは七海ママのサークル前で、猛烈に「ナナちゃん愛しているよ」とシッポを振ります。

ママは16才になっても、まだ恋の季節が続いています。

ちょうど、小学生の通学時間です

ちょっと緊張ひめちゃんです。

あれ、パパが変

ママにラブラブの余韻でしょうか

すぐに収まりましたけど、じゅうぶんな注意が必要です。

ひめちゃんは、出血を自分で処理しています。

ママは、今回はさすがにあるがままという状態で、新品の夏用ベッドも洗濯が必要です

 

 

聖天様(しょうでんさま)本殿の彫刻見学です。

前回のガイドさんから、「修理に13億あまりかかった。江戸時代中期にこの本殿を建造したときには、利根川の水運で栄えていた。このあたりまで大きな舟で運んで、ここから小さな舟に移し替えて運んだ。」というような話を聞きました。

そして、「彫刻師は黒川谷の花輪(はなわ)の人達だった。」とも聞きました。

日光東照宮の造営が終わった後、彫刻師達は黒川谷の花輪(桐生市黒保根町)に住んだそうですね。

そして、たくさんの後世に残る寺社彫刻を残したのです。

 

さて、ガイドが始まってます。

同行させていただきます

南側の彫刻です。

見事ですね

南の面は、4匹の猿が支えているようにみえます。

ガイドさんは、「南・西・北の3面で、12匹のはずですが実は13匹の猿がいます。どこにいるでしょうか、探してください。」

猿の下には、元気な子ども達です

なんと凧揚げのひもも木で彫られたものだそうです

おおらかな子ども達です

 

南面から西面への角です。

西の面も、やはり猿が支えています

 

北側の面です。

有名な吉祥天様と弁財天様のすごろくの場面です。

詳しく説明がありました。

 

ここで、13匹の種明かしがありました

一番右のお猿さんは、赤ちゃんを抱いたママなのでした

ママさん猿が注目されるので、ちょっとすねているお隣のスネオくんです。

黒川谷の山中に、こんな光景があったのかな?

 

北側の遠景です。

 

廻りを西回りで戻ります。

今回のガイドさんの説明で強調されていたのは、庶民の力でこの聖天様の本殿は建立されたということでした

権力者ではなく、庶民の力(浄財)で建立されたということでした

 

本殿前面でもう少し説明です。

ここで初めて、「ここの龍は、若き日の関口文治郎さんの作品です。」

花輪の彫刻師集団の関口文治郎の名前がでました

鯉が柱にくっついてます。

鯉は激流を上りきると龍になるそうです。

 

ここで、今日のガイドさんとお別れです。

流ちょうな説明で、最後に自然と拍手が起こりました。

ありがとうございました

 

さて、本殿前右の狛犬の向こうが気になってました。

初めて行ってみます。

 

鐘楼堂です。

気のせいか、ちょっと地味かな?

 

おや、夫婦の木(めおとのき)ですって

ケヤキとえのきがくっついて絡み合った大木です。

 

不動明王です。

すいぶん、ひっそりとおいでです

 

弁財天堂です。

弁天様は外においででした。

 

赤い橋の向こうは、平和の塔だそうです。

 

表参道ではなく、かなりマイナーな道を通って、貴惣門に到着です。

紫陽花の貴惣門いいですね

もう一度行きたい史跡もいっぱいあるけど、また今度にしましょう

コメント
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