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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

初体験。11月6日手続きスタート。

2018-11-06 13:18:53 | 私の雑感あれこれ
大型の茶封筒に入った郵便物が届いた。
株式配当の連絡でもないし、優待券かしらとも思いながら、開封。

入っていた書類は、株式公開買い付けの手続き書類とその説明書でした。
私が優待品を目当てにもっている某社の株式なのですが、経済紙で見聞きするあのTOBということです。

自分のところに届くのは初めての経験。
じっくり書類を読まないといけません。まだ期間はありそうなので、北陸から帰ってきてから考えることにします。

ちょっと手を出しておきながら、関心が薄くて、株価が下がると近寄らない、軟弱者です。

仮想通貨の盗難騒ぎに巻き込まれたのも、今年の年初。最高値よりも下の価格での賠償でしたが、購入価格よりも上回っているので、損失はありませんでした。

今回は持ち株がTOBの対象。

これも経験、賢明な対応をしたいと思います。

今日は、長距離バスで3時間半の移動です(バスに乗るまでが1時間強はかかる)。
「できるだけ荷物は軽く」なのですが、読み始めようとする本『空海の風景』、活字の細かい文庫本にするか、ハードカバーにするか、思案です。


11月6日、さて、書類に目を通す。 

ネット証券を利用しているから、証券会社の担当者がいるわけではない。

TOB取扱い証券会社に電話。
自分の証券会社のNISA部門に電話。

あれをして、次これをして、と何段階かの手続きが必要なことがわかった。
勿論期限はある。

書類のやり取りが必要なのか、ネットでOKなのか、ひとつひとつ確認して、そして聞いたことをメモしておいた。

TOBに参加しないで、今のうちに処分してしまう、という方法もあるけれど、まだ期間があるから、段取りにしたがって手続きを進めてみようと思う。
ウン万円の損を承知で、売却してしまうのが一番簡便かな、という気持ちを押し込めて。苦笑

速やかに手続きが完了したら、そのウン万円を自分へのプレゼントとして、使おう。







知らないことを知る。

2018-11-06 06:41:35 | 私の雑感あれこれ
―(それは)自分が知らなかった(だけ)ということを知る―

 今の私の心境です。いくつになっても、知らないでいるより知れたことはいいこと、私、そういう考え方です。


バスの中の時間は、ついついネット検索してしまう。便利。

旅行の話。城の話。歴史の話。などもした。社会科の教師であった弟嫁さんは「アラッ、それは○○さん(私のこと)歴女だね~。城ガールだね」となって、そういえば、そんな言葉もあるのか、ということから、バスの中で暇に任せて検索していると、


「天下普請」という言葉に行き当たった。
そういうことだったのか~、です。

先日読了した「樅の木は残った」(1660年代)でも、仙台藩は幕府から命じられた小石川(?)の堀の普請の進行具合が出てきていました。
二条城も家康が西国の藩主らに築城を命じたと記憶している(調べたばかりなのにすぐに抜けていく)。
築城初期はまさしく豊臣方の反乱を抑え、かつ取り潰したい、外様の藩主たちの国力を削ぎたい、という思惑があったことでしょう。3代将軍家光のころに完成。家光は徳川の威を示すために30万の隊列で江戸から京に上ったとあった。

そして名古屋城も天下普請とのこと。1610年から西国の大名らに築城を命じたと。
1610年はまだ、大阪冬の陣、夏の陣(1615年)の前で、大阪城の豊臣方に神経を使っていた時代。
大阪城を取り囲むようにして、たくさんの城郭が整備、拡張、築城されていき、名古屋城もそんな役割を担っていた一つだった、と解説を読んだりすると、いかに知らなかったのか、という自分を知る。

その400年後にあたる年(清州越し※があった年)に、その城下を私は友人と名古屋城の城下ができてから400年だね、なんていいながら散策したものです。戦々恐々としていた400年前に比べると、すっかり平和で豊かな時代です。
※清州城から名古屋城への城下の町ぐるみの引越し

宝暦の木曽川の治水工事も、天下普請ということになる(杉本苑子著「孤愁の岸」は、幕府から命じられた薩摩藩は、いかに難事業を乗り切ったかが描かれている)。

私のザルのような記憶力(苦笑)であっても、歴史に触れることは心を揺さぶる。
そのときその時が、最善と考えて選択された結果が、今につながっているのだから。

今月下旬の京都行がますます楽しみになってきた。ぜひ是非二条城にも行ってみたいものなのだけれど、さて、洛南の2寺を見終わって時間があるかどうか、です。