日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ああ、30年前!

2009-11-30 07:26:06 | 私の雑感あれこれ
期せずして、30年以上前に住んでいたところを見てきました。
25歳の時の新婚時代の夫の赴任地。
社会人スタートした土地。
4階建ての集合宿舎で、子育てが始まった3年間。
覚えています、覚えています。
建物は2棟そのままありました。
ここの4階に入居して、赤ちゃんが生まれる前に、空き室になった2階に移ったのだった。
空き地に割り当てられた歌壇にコスモスを植えて、敷地の周りに、ひまわりを植えたり(オホホ、勝手にネ)。
日曜日、人気もなく深閑としていました。
あの頃は、幼子の声があちこちから聞こえたいたような・・・。
隣接した一戸建て3棟は、当時から古かったことから、既になく、5階建て1棟が建てられて、後は駐車場に変身。
そうです。
あの頃は車を持ち始める人が増え始める頃、今は全員車アリ、でしょうからね。
あそこはoさん宅、Mさん宅、Kさん宅・・・。
Sさん宅の子供たち、Kさんたちの子供たち、どうしているだろうなー。

運転していってくれた弟には少ししか話題に載せなかったけれど、
あの25歳から3年間の思い出を語りはじめたらきりがない。

二人の子供が生まれて、自分の時間が取れないきりきり舞いの時だったけれど、
背中の幼子は、「ユーキヤ、コンコンコン」と、覚えたての歌を口にするものだから、ユーキヤコンコン、霰やこんこん、と歌いながら、雪道を歩いたことが懐かしい。
2歳のお正月頃には、いろはカルタの言葉を全部暗誦した娘。
「ね、寝る前におやすみなさい お母さん」
「き、きりんさん 動物園で みてみよう」
ウフフ、お母さんも若かったから、まだ覚えています。

車から出て、ほんの一時歩いてみただけでしたけれど、懐かしい一時でした。






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まいった、まいった、この既視感!

2009-11-25 15:32:48 | 私の雑感あれこれ
先日の土日、箱根で一泊しました。
天気に恵まれた箱根路。
雪を頂く富士山も満喫。
ロープウェーを乗り継いで、さて宿へ到着。

別荘棟の中のホテル。
箱根、強羅温泉、別荘地
なんて言うと、お楽しみ度も膨らんでいたのです。

ところが、
案内された部屋に入ると・・・。
なんだか、旅先の宿ではなく、誰かの住居みたい。

不思議なものです。
普段は記憶喚起することもないのに、そこにある家具調度に見覚えを感じるのです。
この既視感!
この低めの椅子のテーブルセットは、○○に住んでいた頃の、Uさんのお宅にあったのに似ている。
このLDKって、賃貸マンションの感じ。
子供が小さかった頃、尋ねたことのある、何軒かのお宅の雰囲気。
そうそう、借上げ社宅族が多かったから、みんな狭い部屋をやりくりして使っていた。
懐かしいーー。
自分が若返ったみたい、に思えるほど、かつての風景でした。

洗面台のシンクは、5,6年前にリフォームした我が家の以前と同じ。
あっ、トイレのペーパーホルダーも、先日のリフォーム前のものと一緒!

壁の照明のスイッチは、我が家と同じもの。

ホテルって、どこか小じゃれていて、
「わっ!ステキ!」の非日常があるものだと思っていたけれど、
うーーーむ、ない。

タイムスイッチを押して、20年前を訪問したみたいでした。
ああー、でも、見ている私までを若返らせてはくれません。
まとわりつく子供たちもいません。
あのころの賑やかさが妙に懐かしく、・・・でした。

旅行会社もコスト削減で、こんな宿をチョイスしているのです。

今度は、もちょっと、非日常を感じて、リフレッシュ!といきたーい。







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山本周五郎著「日本婦道記」を読んでいる。

2009-11-19 06:49:25 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
長らくやっている読書会の次回課題図書。
欠席がちだったので、推薦者はだれか知らない。
こんなことがないと、生涯よむことがなかったであろうから、他薦図書を読む機会があることはいいことです。

山本周五郎氏は、「赤髭診療譚」などを読んだくらいの記憶。映画化されたものをみたことも。
さて,この本は昭和18年頃、婦人雑誌掲載用に書かれた物語とか。よって、短編集。
昭和18年です。
戦時下。
言論統制もあった頃かと思いをはせます。
後日書かれた物語で、平和主義をくちにするだけで拘束される時代、とか読んだこともあるし。
検閲がある時代、その時代に表現者であることは、どんな意識になるものか、想像したりしている。

で、この本、タイトルもそのとおり、武士道ならぬ婦人道を説いている。
登場する女性はみな芯があって強い。
徳川時代前期のまだきな臭さが残っている江戸幕府の殿様の下級武士の家がよく出てくる。
夫は主君のために戦にかり出される。その留守家庭をいかに守るか、夫亡き後、家名を貶めずに子供を立派な跡継ぎにするために、いかに窮乏に絶えて頑張るか。
留守家庭に、いかに夫の親族といえども、敵味方になるかもしれないときは、夫留守の間も自分の夫の立場を守り、交わりを絶つか。

夫は主君と家のため。
妻は夫と家のため。
嫁は自分を捨ててでも姑の意に沿うようにあるべし。
何よりもお家断絶にならぬように、立派な後継ぎを育てるのが良き嫁。

わかりやすい道徳本。
どんな人たちがこの手の本を読んだのだろうか、と思いめぐらす。
戦争中、本当に食うや食わずの人は本を買う余裕もないでしょう。
すこし余裕のある女学生も読んだのかしら。
ウチの母は女学校時代風船爆弾を作る工場に学徒動員だったらしい、とお隣さんから聞いたことがある。
戦時色一色の時代。
あるいは、これから国民総動員へと結集させようとココロしていた時代だったのだろうか。
戦後うまれだから、昭和の16年と18年、そして20年の違いは判らない。
けれども、「銃後の守りを堅くするべし」の流れに沿うように書かれた物語だと判る。
ああ、その時代はこんな話が、こんな思考の形が溢れていたのだと推測すると、出征する夫や息子を見送る時の姿勢にも自己コントロールが働くのだろうな、と思ったり。

ああ、そのような本の出版から幾星霜。
今は溢れるように婦人向けの本も出版されている。
出版が自由になったからといって、かつての本よりも、今が格段に上とは言いがたいのは確か。
自由は手放したくないけれど、自由であれば軽薄にもなるということを今の私たちは知っている。



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あっ!老眼鏡、阿川さん。

2009-11-16 21:57:21 | 私の雑感あれこれ
久しぶりに「TVタックル」をみたら、阿川さんが、チェーン付きの眼鏡。
あっ、同じ!
50歳ぐらいの彼女でも、お世話になっているのだから、
私が使うのは当然のこと、なのでしょう。
時々使い、から、段々眼鏡を探すようになって、
先日、チェーンを2本買って来ました。百均で。
自宅用と仕事場用。
通勤中は、細めのケースに入る眼鏡を使っている。
仕事場でチェーンをつけて使うのは今日はじめて。
デビューです。(笑)

先日、伊勢で奮発して買った黒真珠のイヤリングをしているのに、眼鏡チェーンが百均じゃーねー、と思うけれど、
両方とも百均じゃ、満足できないんだろ、と夫。

だね。
アクセサリーって自己満足の部分もあるから、
まっ、これでいいか。
と、思うオバサンであります。笑

そんな一日だったので、テレビにチラッと映った阿川さんのチェーンがついた眼鏡が、アッと私の目に飛び込んだのでありました。
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助成金を受けたプロジェクトって・・・

2009-11-14 09:10:43 | 私の雑感あれこれ
2年前、あるNPO団体にボランティアとして関わっていたことがあります。
その団体は、支援者の会費と寄付金で成り立っています。
活動の一つとして独立行政法人Jから助成金を受けて、10年間の海外プロジェクトを行なっていました。
この団体企画だったのか、独立行政法人J企画だったのか、その詳細は分かりません。

広報活動のボランティアだったので、そのプロジェクトの内容についても、担当者にアレコレ質問をする機会もありました。
10年間も、その国にかかわり、年に何ヶ月もその地域に滞在し、それはご苦労も多いことだろう、とも思いました。
でも、彼の口から、出てきた次の言葉に、唖然としました。

毎年独立行政法人Jに190頁を超える報告書を書いているんですよ。大変なのです。
…だから会報原稿を書く時間がない…という、言い訳を言いたかったのです。

ええっ!
190頁って、相当の分量です。
助成金を出している独立行政法人Jの人って、その報告書に目を通しているかしら。
数千万円の助成金です。
こんな金額の助成事業って、独立行政法人Jには数多くあるでしょう。
受領印は押されるかもしれないけれど、パラパラとめくってお終いじゃないかしら。
「延々と報告書を書く」という仕事に、彼の給料が支払われているような気がしないではありません。
事実、助成金の過半は彼への給料になっているのですし。

実際、そのプロジェクトが終了したら、彼の給料は半分以下に。

基金とか、財団って、その相当部分が構成メンバーの人件費になっていると、前の記事に書いたけれど、助成された、その行き先でも、担当者の人件費になっているというウェートが多いのではないでしょうか。

これって、しょうかないのかな。
でも、190頁にしかまとめられないって、ちょっと、どうかな?と思うのです。
読んでもらうには、読んでもらえる工夫も必要だとおもうのだけれどなー。
しかし、それを聞いた人は「それはそれは大変ねー」という言葉がでても、
私のように感じる人は、見当たらなかった・・・トホホ。


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助成金10億円を配るのに、コストが5億円!

2009-11-13 07:22:56 | 私の雑感あれこれ
連日行政刷新会議のメンバーによる公開仕分け作業がテレビニュースに流れている。
「公開であること」はすごい力を持つ。
私たちは、討議の雰囲気を、口調を見聞きすることができるのです。
ああ、文明の利器の有効利用、そのものです。
だって、折角の民主主義であり、税金は国民の財産なのですから。

その財団は10億円の予算の執行をしていると、実は数ヶ月前話題にしていた。
どんなしごと?多分助成金を出しているのであって、団体そのものでは実働はしていないのではないか?
ということも、私たち夫婦の話の中に出ていた。

で、昨日の夕刊のトップでずばり、ニュースに!
映像の中の仕分人
「10億円の助成金を配るのに5億円(の費用)かかっているのですか?」
答える当事者、資料を確認しながら
「いえ、…5億円弱です」
仕分人
「10億円配るのに、5億円弱かかるのですね」
と。
やり取りが目に飛び込んでくる。
先日ウン十年ぶりに会食した夫の旧友の組織のハズです。
(会食の誘いのメールでは、食事代は折半にとの断り書きが書かれていて、当日も先に彼が折半額を支払った、と)

組織の中にいる人にとっては、先輩の後に自分にあてがわれたポスト。
そのポストで、先輩がしてきたことに劣ることなく、日々を送っている、真面目に。
そうしている自分が責められることは、理不尽に思えるのだろうか。
それとも、自分の俸給が、仕事内容に余りあるということに、実は気づいているのだろうか。

組織があって、誰かが座るポスト。
あてがわれたポストに、異を唱えるということは、去ること。
どんな判断をなさるのだろう。

昔。
今はこの俸給をもらえるけれど、将来、ボクが年をとったとき、さらに多くの俸給を支給されるようになったら、ボクはそれを受取ることはできない。
この種類の仕事は、仕事量においても、その責任と負担感についても、若手も年配も俸給の差に匹敵するほどの差はない。
しかし、年配者に支給される俸給額は、ボクにはどう見ても、多すぎるから、将来その立場になったら、ボクはそれをもらうことはボクの主義に合わず、ボクはもらえない。
その職業をやめる理由のひとつとして、そんなことを挙げた夫でした。
そんな理由を挙げる人、いますか?
やめてから25年程。

彼の大学の公務員になった仲間は、世に言う天下りメンバーです。
世の中すっかり変わって、天下りバッシング。
自分の仕事に見合った収入だったら、堂々と胸を張って受取れる。
仕事に見合うのではなく、そのポストだからといって、あてがわれる立場にはなりたくない、
夫の論理に、今、光が当たってきた、そのように思えます。

世の中に、彼の同類いるでしょうか。
いたら、私、興味深い。

友人達と、茶飲み話をしていると、何故か、しばしば「ウチの夫も同じ…」なんて、言う人が多いのです。
話題をさえぎることになるので、敢えて否定もしませんが、なんで軽々とそんな表現がでてくるのか、不思議です(笑)。世の中こんなものですが、私よくあります。ウチも同じって、言い方されるの。

私には、天下りがこんなに多い世の中なのに、そんなに、収入の多くなるのを拒絶する夫達がいるとは思えません(こんな考え方の夫の話題したことないから、判らないのももっともなんだけど)。

私だけが知っている。
夫の感覚ってレアケースだと思うのだけれどなー。

仕分け作業は、まだ始まって2日目。
今後どんな展開になるか。
無血革命なんだなー、
こんな風な流れになることもあり、なんだ!
そういう思いでニュースを見守っています。






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アメリカテレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」シーズン7をみている。

2009-11-10 21:53:26 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
有料テレビ番組から話を引っ張っていくテーマなので、極めて個人的な話題です。
スルーしていただいてかまいません。
個人的に、こんな巡り合わせもあるのかという思いを味わったので・・・。

「ザ・ホワイトハウス」をシーズン1からずっと見続けて、次回が最終回らしい。
NHKで放送されているときに観て、以降番組の追っかけで、有料放送を視聴しています。ビデオ屋さんに、レンタルないですか、と注文にまで行ったくらい。今はどうか知らないけれど、その当時はまだなかった。カウンターのお兄さんが、ドラマのことを少し知っていて、有名な人が大統領役ですよね。と会話ができたことだけですら、嬉しかった。
因みに、マーチン・シーンがバートレット大統領役です。

現在放映しているのは、民主党のバートレット大統領の任期8年目。
先回は次期大統領の選挙日の選挙に尽力してきたスタッフたちの模様がメインだった。
選挙参謀的立場のジョシュ。若手スタッフと比べると随分シニアに見える。
私が見始めた頃は、バートレット政権の任期初めは、ロースクール出身の頭脳自慢の若者だったのに。
アメリカは、民主党と共和党、結構政権交代する。
政権交代時に、大統領をサポートするメンバースタッフが大統領府のメンバーにも組み込まれる。
若きロースクール出身者、国政に関わることに意義を感じ、そのメンバーにならんと名だたるロースクールで知力に磨きをかけ、その能力発揮のために全力投球する様をドラマで見ながら、日本の年功序列の公務員であるキャリア官僚が代議士の使い走りのように使われて、キャリア路線から逸脱するのを気遣って、卒なく仕事をこなすのではなく、アメリカのように能力による抜擢主義にならないものか、と心中思ってきた。
シーズン1から今シーズン7.
その間に時代の変化が日本の政治にも起こって、官僚依存からの脱却を掲げる民主党が政権をとった。
行政刷新会議、とか国家戦略室が、コンパクトで横並びでなく、民主党政権独自のイニシアチブを、と旗揚げした。

そんなある日、電話が。
ちょっと相談、と。
パートナーが、行政刷新会議のスタッフに声がかかったのだけれど、
明日まで返事をしなくてはならない、

えぇっ!
擬似体験の路線だけれど、アメリカのホワイトハウスの政権内部を描いたドラマのファンで、いつしか日本も、若手精鋭スタッフがドンドン中枢部に入っていったらいいと、そう思っていた、そして、民主党政権になって、その可能性が出てきたね、と思っていた矢先の話です。

おいおい、なんと娘よ。
お母さんは、「ザ・ホワイトハウス」の大ファンで、録画してみてきた番組を消去するのも、もったいなくて、ビデオラックにかさばるのに、ドンドンビデオしていたのです(放映日を書き込んで、今も持っています)。

見始めた途中から、日本にもロースクールができて、司法試験合格者の中には、弁護士を目指すばかりでなく、優秀な人材は、アメリカのような働き方もいいな、と思っていたのです。

オイオイ!
なんという電話が、今かかっているのだろう!
おしゃべりお母さんは、いかに自分が、アメリカのテレビ番組フェチであるかに終始したようにも…トホホ。
でも、話は極めて真面目、真剣な決断が求められているのです。

そっち、については、
まず、本人が決めること、
そして、相談を持ちかけられた、二人で判断してね。
といって、幾つかの、もし自分だったら、の立場を話して終わりました。

どちらの返事をするか、は、ともかく

繰り返しますが
論理的な台詞のやり取りが行き交う「ザ・ホワイトハウス」フェチとしては、こんな電話が飛び込みで入ってきたこと、
まさしく、驚きでした。

いろんなことがあるものです。

翌日、お断りしたと、メールがありました。
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オバサンは引っかかるの図(笑)

2009-11-03 10:28:00 | 私の雑感あれこれ
先の記事に少し書いた、伊勢行きでのエピソードを一つ。

一泊した翌朝、伊勢神宮に向かおうと、列車でとにかく宇治山田駅に着きました。
伊勢神宮の内宮は駅から直ぐ近くだと、私メ早合点をしていました。
で、バスで向かうことになり、バス時間を見ていると・・・。

自分もそちら方面に向かうので、よかったら自分の車に乗りませんか。
とのお誘い。
時間の節約になるし、しめた!
資料館の肩書きが入った名刺を示して、自己紹介なさったのだから、心配要らないハズ。
オバサン三人だから、危ないことはないだろう。

そんなアレコレが頭を巡り、多分友人二人も似たり寄ったりの思い。
で、便乗させてもらいました。

車の中には、街の観光地図が入っているし、名刺の勤務先のヒトであるのは確か、なのだけれど、
伊勢の賑わい、混雑加減の情報、真珠の話、など話題は豊富で話上手。

で、神宮の直ぐ傍の資料館に行き着いたのは、正しかったのですが・・・
次がいけない!
資料館に隣接して、真珠の卸というか、アクセサリー製造販売の店舗がありました。

ちょっとだけみていってごらん、と、窓越しにみた真珠の粒の大きいこと!
えぇっ!
一般客相手ではないのです。
と、言われて、
よく皆さんがデパートで買われる値段と同じ物が
ここでは、・・・。

という流れになって、

つい、つい、中に入ってしまいました。

「これって、私たち、引っかかっているのかしら」
という、会話をしながら。

「ま、記念の旅行なのだから、引っかかっても、いっか」
と、なり、

三人とも、クレジットカードを使ってしまいました。オホホ。

あのオジサン、きっと、この手で駅前の観光客をこのお店に連れてきているんだ、とも、思います。
バックリベートをもらっているのだろうか。
とも。

でも、いいじゃない。
デパートで買っても、途中でいろんなマージンが加算されて、膨らんだ値段になっているんだものね。

そうも思いながら、商品は各自のバックに納まった。

娘用にも、一粒の大粒真珠のネックレス(ペンダント?)を買った。
そういえば、私が持っている真珠のイヤリング、
両親が、我が家へやってきて、ついでの伊勢旅行の帰りのお土産だった。
もう、20年以上前のこと。

期せずして、母がやってくれたことと同じことをやっている自分に、フフフと思う。
今日の午後に届くはず。
気に入ってくれるといいのだけれど、さて、どうだろう。

もう一人の娘には、ネックレスを贈ったことがあるので、別のもの(笑)。

どう考えても、あのおじさんの駅前での営業成績はすごいでしょうね。





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てんやわんやの週末事情

2009-11-02 07:21:15 | 私の雑感あれこれ
1ヶ月ほど前から、長年の友人3人で初めての1泊旅行を企画していた。
お互いの仕事の調整をしながら、決めたはずが、途中参加になるか、という事情が発生したりして、テンヤワンヤでした。
そんな、いつもと違う週末を前に、もう一つ、娘からの電話。

「土曜日にハロウィンパーティーがあるから、私和服を着ようかなと思うので、お母さんの着物を送って」と。
ーハロウィンって、仮装したりの?というイメージがぼんやりあったものだから、和服小物一式を揃えるのも面倒だし、親に拵えてもらった着物を仮装の衣装にするのは…、という気持ちもあって、一旦断ったのだけれど、

まま、まてよ、和服の晴れ着を持たない娘が、母親の着物でもいいから着てみたい、という電話、なのだから、その思いを受け止めて、忙しいけれど、頑張ってみるか、という気持ちになりました。

ウン年ぶりに和ダンスの中の畳紙に包まれた和服、長じゅばん、帯、などを引っ張り出す。
箱に入ったままの草履に足袋、和装肌着類・・・。
着物関係の装備品は何にも持っていないのは知っているから、
このバックは必要?
この着物に、どっちの帯がいい?
草履はこんな感じに色あせているけれど・・・。
と、携帯メールで確認しあいながら、荷物を箱詰めする。

荷物は金曜に配送トラックに載って、娘に届くのは土曜午前。
それから、土曜日のパーティーに着て行くのだから、
阿吽の呼吸じゃないといけません。アハハ。

そして、金曜土曜は私は、やっと叶った伊勢方面への一泊旅行。
伊勢神宮の玉砂利を踏む大勢の人たちの中に、和装のひとが二人、三人。
七五三の子供とその付き添いのお母さん。

ああ、そういえば、今日、私の訪問着を着るという娘の三歳の七五三の時に、その訪問着を着て宮参りをしたっけ、などと想い起こしました。

電話一本から、テンヤワンヤしましたけれど、都会のパーティーで、あの訪問着に出番があったなんて、不思議なものです。



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かつて岸洋子さんが歌った歌「希望」のあらためて歌詞に接して

2009-11-01 09:37:39 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
朝日新聞の土曜版が取り上げていた、「希望」という歌の歌詞を口ずさんで、
感慨深い。
勿論、随分昔から歌われている曲であることは知っていたけれど、紙面の文字を眺めながら口ずさむと、その歌詞に、すごい!と感想を抱いている自分がいる。

そんなの、言葉だよ、と言われてしまえばそれまでだけれど、こんな詩が生まれる、こんな思いに共感を呼ぶ多くの人たちがいる、いた、ことに、ヒトっていいな、と感動する私メなのです。

超音痴なのですが、夫の口笛で、紙面の歌詞を眺めながら、口ずさんだ朝でした。

YouTubeで、彼女の歌も聴ける世の中なのですね。
すごい!


でも、私としては、もう少し、気取りを控えて、フォークっぽく歌ったほうが好きになりそうです。
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