goo blog サービス終了のお知らせ 

日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

正しく心配したいのだけれど。

2017-07-05 20:03:32 | 社会問題
北朝鮮がアメリカの独立記念日にあたる7月4日にまたまたミサイルを打ち上げた。
排他的経済水域内に落下した。日本漁船などがいなかったので被害はなかった、などと報じている。

よく考えてみれば(当たり前のことだけれど)、日本の排他的経済水域というのは、無断で侵入してはならない水域?にあたるのではないだろうか。要するに日本漁船専有の操業エリアだということ。

そこにミサイルが飛んできては困る。
日本政府の専門家は責任もって対応しているのだと思うが、内閣官房の発表はいつも「日米韓が協議して対応を考えている」的スタンスです。
日本に飛んできているのに、日米韓が、、、です。
隣国の韓国は、きっともっと切実で、日米韓と、日本も交えて協議しています、とは言っていないような気がする。
米韓で威嚇のためのミサイル反撃をしたと。

日本の米軍基地が狙われて、でも標的がずれて被害が出るのは日本です。もちろん米軍基地に落ちるのも絶対困ります。

官房長官発表をきいているだけでいいのだろうか、と思ったりする。
なにもできるわけでもないし(政府広報で「ミサイルが飛んできたら堅固な建物に非難する。頭を低くして守る」とアナウンスされているけれど、そんなので大丈夫なのだろうか。

意思疎通がかなわない国との交渉はコレなんですね。
怖いから吠える、という一般則なのでしょうが、百戦錬磨のプロの知恵で対応がなされていることを願っています。

先の戦争の時、ラジオは意気揚々と戦争を伝えていました。正しい内容ではなく、国民の耳に心地よいようにアレンジがなされていました。そんな二の舞はしたくありません。

外交のプロ、防衛のプロの皆さんの周到に対応されていることを期待して、普通に生活していきます。


防衛大臣が彼女ではなんだか~~な気分になりますけれど。

映画『プライドと偏見』をみる。そして、最終シーズンの「ダウントン・アビー」のことなど。

2017-07-05 10:13:18 | 映画・テレビドラマ・音楽
ジェーン・オースチン原作『高慢と偏見』を映画したもの。何度も映画化されている。
今年はジェーン・オースチンの没後200年にあたるとかで、NHKの「100分de名著」でも取り上げていた。
名前は聞いたことがあるけれど、それだけでした。
先日来、たまたま映画でジェーン・オースチン原作の「マンスフィールド・パーク」を見て、さらに「エマ」を見た。
で、「100分de名著」で「高慢と偏見」が取り上げられていたので、専門家の解説にも興味を持った。
で、それなら映画も、ということで、「プライドと偏見」も見ることにしたといういきさつです。

いながらにして、好きな映画をネットサーフィンするがごとくに、チョイスして視聴できる環境!!!
ありがたいです。

200年前のイギリス貴族(?)。主人公一家は豊かではないながらも館を持っていて、使用人側ではない。
5人の娘を身分の高いお金持ちに嫁がせたい、それが母親の最大目的。というかそうしないと夫が死んだあとは、生活基盤がなくなってしまうのです。土地の相続権は男子(それも長男)だけというルールがあって、未亡人母娘は路頭に迷うのです。
結婚相手探しはドライ。そういう世相だったのかと社会勉強です。
「エマ」の中でだったと思いましたが、裁縫が得意であっても、そうでないふりをしたほうがいい、というシーンがありました。
今回も、お金持ち貴族に食事を提供するシーンで、「美味しいわね。あなたが作ったの」と目の前の娘たちに言うと、母親は「いいえ、いくら我が家が貧しいからと言っても、料理人を雇うお金ぐらいはあります」と割って入ります。
お裁縫やお料理は使用人の仕事であり、ピアノがうまい、絵が上手、ダンスやオシャレで目立つことが大事だったのです。
いいお婿さん(身分の高いお金持ち)を見つけるためには。

そういえば、食事中は数人の給仕が壁に張り付くように立っていましたね。
社会風俗を知ることができます。

それから100年後の時代を描いているのは、ドラマ「ダウントン・アビー」です。
第1次世界大戦から時代が下って、貴族が貴族の暮らしを維持していくのが困難になってきている様を描いています。
伯爵ロバートは、貴族が大勢の使用人を雇とうことで彼らの生活を支えているから、貴族の存在は大事だ、と言っていたのはシーズンも初めのころ。今は最終シーズンも残り少なくなってきたようです。
シナリオが盛りだくさんで、時代考証が丁寧で、登場人物それぞれに、さもありなんという展開を設けているから、見ごたえありました。
一滴の水が巌も穿つように、旧時代が終わりを告げようとしている、そのありようを見せてもらいました。

私の友人たちは、たまたま英国旅行をしています。一人は帰国、今もう一人も夫婦で旅行中。

わたしだけが取り残されて、映画とドラマでのお付き合いです。苦笑
もし、イギリスに行ったら、「「ダウントン・アビー」と「刑事フォイル」のファンでした」といいたいと思っています。
誰に?アッハハ

両方とも、大ヒットドラマだから、見ている方が多いかと。

でも、それ以上にデリケートな内容を語れないのが残念(語学ができず)。

私自身が、メジャーなドラマである朝ドラも大河ドラマも「見ている?」と聞かれたら、見ていないのですから、共感を語る相手を探すってのは、難しいものかも。












知恵で活性化。

2017-07-05 09:49:34 | 社会問題
2016年の「ふるさと納税」の統計が出たそうだ。

総額2844億円。この制度が始まって今年で4年目ですが、去年の1.7倍とのこと。
一番多額の寄付金が集まったのは、九州の都城市で73億円。次は長野県の伊那市で72億円。
うなぎ上りに拡大しています。

返戻金目的での寄付はいかがなものか、という御仁もいらっしゃるそうですが、いいではないですか。
どんな特産品があるのかなとチェックするのも楽しいです。

あまりにも加熱したので、今年の9月(?)からは、お礼の品が寄付額の3割以内にとか、お達しがあるそうですが、そんな目くじらをとは思います。ま、3割でもOKですけれど。

仮に2844億円の3割として、853.2億円の特産品が寄付者へ送られる、ということは、市町村が地元の特産品業者に853.2億円の注文をしているということです。
旅行客が来なくても、アンテナショップに出店しなくても、特産品に注目して日本中から寄付が集まるのです。
特産品業者は市町村が注文主ですから、代金回収は楽ちんです。市町村も7割は残るのですから、自治体の財政も潤います。

問題は、ふるさと納税されて、税収が減る市町村です。納税額が多い層が多く済むエリアの自治体が影響を受けるのでしょう。
そこは、知恵を使って反撃に出たらいいのです。待機児童ゼロ対策をアピールするとか、住みよい待ちにするために、皆さんの税金がぜひ必要だ、と。税金はオカミが決めたルールだから、もらうのは当たり前とジャブジャブ支出にもブレーキがかかるでしょう。

自分の街もふるさと納税の寄付金が集まるように特産品アピールを行政と民間業者がタイアップしてがんばるのもありかと思います。

今や、ふるさと納税のポータルサイトは特産品見本市です。

去年の寄付金をポイントで貯めていて、先日注文した品が届くのを待っているところです。