桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

久しぶりのおでんですよ〜

2016年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム
11月8日(火)

野菜の高騰は、なかなかなおらない。
スーパーのレジに並ぶ人のカゴを見ても、必要最限度の青物しか入っていない。
今年の天候の変化の激しさが原因しているとは言え、なんともため息の出る事である。

最近、目立つのは小袋に入れた刻み野菜の売り場。
じいっと眺めて、やおらカゴに入れる人が増えてきた。
私はそうしてまで買おうとは思わない。綺麗に処理して、そのまま食べられる様だが、やはり、何となく嫌なのだ。
そういう神経質な考え方は、外食の場合を考えると矛盾しているのだが。

ここのところ、おでんが食べたくてたまらなかった。
コンビニのおでんを見ると、ますます、食べたくなる。
でも、残念ながら、私は自分で煮たおでんが食べたいのだ。
それも、特に大根と小芋が…特に。
野菜払底の時には、大根さえ姿を見せなかった。
と、言う訳で、おでんとは長いお別れだった。

最近、エスカレーターの脇に大根が並べられているのを発見。
何時もより細いけれど、食べられそうな大根である。
早速、おでん種を買って、大根を手に入れる。

大きい鍋を用意して、おでん種の説明書き通りに種類を入れる。
前もって茹でた大根を入れ、更にもっと増やしたい種を入れる。
適当な小芋はなかったので、少しばかり気になるが次の機会には入れる事にしよう。
何時もより細い大根は、結構、食べられた。
やはり、おでんは日本の味ですね。

若い頃、たまに、屋台のおでんを食べた事がある。
家庭では使わない物も具材にすると、結構、美味しく感じられた。
また、新橋の有名なおでん専門店では、マグロとネギを挟んだ串が美味しくて注文したものだ。
そうそう、銀座の裏通りの小料理屋を、時々、覗くと、馴染みになった女将さんが「もう少し待ってね。大根を入れたばかりだから、まだ、味がしみていないの」と言われた。

お酒はあまり飲まなかったが、そうした経験が、私の味作りの元になっている。
だから、おでん種についている既成の出し汁はあまり好きではない。
勿論、’おでん種も一つずつ選ぶ事にしている。

先日、近所の大型スーパーへ出かけて、太い大根を見つけた。
重くて荷物になるけど、これを見逃す訳にはいかない。
野菜払底の今日、何と言う幸運。
よーし!これを使って、おでんだけでなく、いろいろ作ってみよう!

やっと手に入れた太い大根に、夢は弾む(なんと言うおおげさな!喜びよう!)

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昨夜、あの大根を使って、大根なますを作った。
なんとなく歯触りが固い。
やはり、しばらく売らずに、取っておいた大根かな?だから、大根特有の水気払底か?

それとも、包丁の切れ味が良くない所為か??
若しかして、私の技術の所為かな?

「この前の細い大根の方が美味しかったよ」と言われた。
矢っ張り、私の所為じゃあァ、無いんだと思うんだけどね_
今年の野菜って、どこまで、消費者をがっかりさせるの??