たまたまだが、日本の観客にとっては、とても良いタイミング。
『盲目のメロディ』劇場公開からほどなくして、主演アーユシュマーン・クラーナーの最近ヒット作『Article 15』〈インド憲法15条、2019〉が、本ブログでおなじみ Einthusan でリリースされた。
もちろん英語字幕つきで、だれでもいますぐ見ることができる。
アーユシュマーンが、『Article 15』本国公開前にネットメディア『The Quint』の取材に答えた、コンパクトな動画がある。
「スター!」というよりも「役者!」という押しだし。デビュー作からずっと見てきたが、スクリーンでのイメージと、オフスクリーンでのプレゼンスに、良い意味で、かなりのギャップがある。
ここでも触れているが、役づくりにあたって、インド憲法を起草した初代法務大臣 B. R. アンベドカル(B. R. Ambedkar)の著作をたくさん読んだと、多くのメディアで語っている。事前に「そうであってほしい」と思っていたが、押さえるべきことは押さえているところにも好感がもてる。
アンベドカル自身、いまでいうダリット(Dalit)=かつての不可触民の出身だった。
予告編に引用されているアンベドカルの言葉「Let’s be Indians. Firstly and lastly.」とは、バラモン(カーストの最高位)だとか不可触民だとか、カーストにアイデンティティを求めるのではなく、ただ「インド人」であるべきだという意味合いだ。
『盲目のメロディ』劇場公開からほどなくして、主演アーユシュマーン・クラーナーの最近ヒット作『Article 15』〈インド憲法15条、2019〉が、本ブログでおなじみ Einthusan でリリースされた。
もちろん英語字幕つきで、だれでもいますぐ見ることができる。
アーユシュマーンが、『Article 15』本国公開前にネットメディア『The Quint』の取材に答えた、コンパクトな動画がある。
「スター!」というよりも「役者!」という押しだし。デビュー作からずっと見てきたが、スクリーンでのイメージと、オフスクリーンでのプレゼンスに、良い意味で、かなりのギャップがある。
ここでも触れているが、役づくりにあたって、インド憲法を起草した初代法務大臣 B. R. アンベドカル(B. R. Ambedkar)の著作をたくさん読んだと、多くのメディアで語っている。事前に「そうであってほしい」と思っていたが、押さえるべきことは押さえているところにも好感がもてる。
アンベドカル自身、いまでいうダリット(Dalit)=かつての不可触民の出身だった。
予告編に引用されているアンベドカルの言葉「Let’s be Indians. Firstly and lastly.」とは、バラモン(カーストの最高位)だとか不可触民だとか、カーストにアイデンティティを求めるのではなく、ただ「インド人」であるべきだという意味合いだ。