さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

メルクのドナウ川へ

2013年10月26日 | オーストリア・チェコ



修道院の裏にはきれいな庭園があり、入場のチケットは一緒になっておりました。

天気は良く、夏の盛りが過ぎて秋の気配を感じる最高の季節でした。



日本の田舎に行くと「過疎」、「高齢化」、「地場産業の衰退」、「車で行く大型
ショッピングセンター」なんてのばかりですよね。こういう景色を見ていると、
そういう殺伐とした問題点が感じられず、うまくほのぼのとやっているのかなあ、
などと想像してしまいますがどうなんでしょうね。。。



さてメルクの小さな街中に戻り、昼飯タイムです。ここはイタリア料理だったかな。
でもオーストリア産の白ワインをいつものように注文したら…。

これが不味い!葬式のときに匂ってくる「お香」みたいな???w(゜゜)w

「これおかしーんじゃねーの?」とか言いたくなりましたが、「こういうものなの!」
と言われたら自信もないので、しかたなく我慢するw



白身魚のムニエルは悪くなかった。



さてまだ帰るには早い。修道院裏手を行くとドナウ川に出るはず。その道のほうに
行ってみると、他の観光客もそちらのほうにパラパラと向かっている。



おー、10分余りでドナウに出ました。これがウィーンに続いている、とー。

メルクには桟橋があって、船でやってきた観光客が降りるのです。それで気が付いた。
メルクの駅ではほとんど列車を降りる人がいなかったのに、あの大きな修道院には
それなりに人がいました。その観光客たちは、こうやって船でやってきていたのです。

おそらく船を降りて修道院に行き、「2時間後に出発ね」てなことになっていたので
しょう。そういう優雅な旅もいいねえ~♪ ひとりじゃなきゃね。。。



空は青く、涼しい風はそよそよと吹いています。「美しく青きドナウ」が似合うのは
ウィーンではなく、こんなところですね~。 (=゜益゜):;*.’:;



ウィーンに帰ればまた酒。ワインの気分か、ビールの気分かで店が決まります。

これは「無濾過」。"Gösser Zwickl"と書いてあるので、「ツヴァイクル」と発音
したら誤解を招き、「ツウィックルだよ」と直されました。ドイツ語圏だとあたふたw



このカボチャのクリームスープは絶品でした! 肉や魚料理はちと重い気がしたので
つまみっぽいものだけにしたかったのですが、そういうのはないのね~www

なので夕食はビールのつまみに(?)スープだけ、という変な感じになったのですが、
これはこれでとてもよかったです^^



「〆」には"Dunkel"、すなわち「黒」でした。この3枚を並べてお見せしたのは、
うまいからです。味を変えるとエンドレスになるのです。灰皿もあるでしょ♪
最近はどこもかしこも「禁煙」ヒステリー。コーヒーや酒を飲んだら煙草でしょっ!

そりゃあ子供のいるところ、高級レストラン、ワインを楽しむところ、いろいろ煙草の
煙が大迷惑になる場所があるのはよーくわかります。

わたしのささやかな希望は、カフェや居酒屋の「一部」で、そういった嗜好品を
気兼ねなく楽しませてくれるところが少しぐらいあったっていいじゃないですか、
というくらいなのです。



コメントを投稿