さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

那須・烏山の古い喫茶店 5

2015年03月05日 | 東北シリーズ



「馬頭」という街からしばらく車を走らせると、「烏山」という街がありました。
すると意外にも電車の駅がありました。地図を見てみると、宇都宮から出ている
烏山線というローカル線のターミナルなのでした。

電車のパンタグラフのところをご覧ください。この路線は「蓄電池駆動電車システム」
といって、充電して走る電車なのでした。鉄っちゃんが写真を撮りにくるのかしら。



NTTの古い建物がしぶいですね。左手前にある蔵もカッコいいなあ~。



さて駅の近くに古い感じの喫茶店がありました。「アルバトロス」だって。
裏にある小さな家も趣があるので一緒に撮影^^;



さて入ってみると、うおっ!という感じでしょう。モノがあふれています。
カウンターとして全く機能してない?



すげーな、こりゃ。80過ぎのマスターが出てらっしゃいました。メニューはあるの
かな、と思っていたら、「コーヒーでいいですよね?」と勧められる。昼飯でも
食えるかな、という考えは吹き飛んだ。



珈琲を飲んでいると、マスターが話しかけてきました。こちらのレジェンド感あふれる
喫茶店は、何度も映画などの撮影に使われたそうです。「寅さん」にも使われたとか!

マスターはなんと横浜出身で、十代でバーテンになり、その頃のお給料、ゴルフ歴、
その他長い長い人生の思い出話が続くのでした…。店の外はほとんど人通りがあり
ません。たまにくるお客には、歴史を伝えるのが仕事なのかもしれません。



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