さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

桂浜から浦戸大橋を徒歩で渡る 18

2017年03月31日 | 四国・中国地方



高知をブラブラする1日。観光地らしきものはすべて行ったことがあるので迷う。
桂浜もなあ、と思いつつ、その近所に「日本サンゴセンター」がある。こちらの
名産品なのです。今年の夏か秋にチェングォがお母さんを連れて日本に来るかも
しれないのです。中国人は赤いサンゴが大好きなので、お土産にひとつ買っておき
ますかー。小笠原諸島で中国船が強奪したものではなく、ちゃんと買ったやつを
なあ(^益^)w



というわけで、5年ぶりの桂浜。午前中なので人も少ない。



この人、動乱の時代に身の危険を顧みず、権力争いや武力闘争に突っ走る連中を
説得して、広い視野から世の中を良くしようと奔走した人ですね。いつも不思議に
思うのですが、群れをなして権力の拡大そのものが目的となっているような、
私利私欲に全力で走っている政治家たちに限ってこの人の名前を出したりします
よね。そもそもこういう人に憧れる人たちは政治家にはならない気がするのですが。



さてここから浦戸大橋を渡って東へ向かいます。バスはないし、タクシーは嫌いだ。
というわけでまた歩いていくぞ~。



誰もいない散歩道、静かでいい。



いったん山の上に出るわけだな。



西へ向かう国道は交通量が多いようだ。



しばらく歩くと浦戸大橋に出た。これって歩いて渡れるの?ここまで来ちゃってから
また桂浜に戻るのはやだよー。

以前に東京・お台場のレインボーブリッジを徒歩で渡ったことがあります。そのときは
車道と離れた余裕のある歩道があったので、景色を見ながら「歩くのもいいね♪」と
お姫様のような女性と散歩を楽しんだのですが、そんな思い出を浮かべていたのが
甘かった。



歩道はあるにはあるが、狭い!トラックが列をなして行き交う。横を大型トラックが
耳をかすめて疾走してゆく。足元が揺れる。音がすごい。風がすごい。

ぐおおおおおおおん!
   死にそう。。。

こんなとこ、歩いて渡るやつは滅多にいないだろう。すれすれを飛ばしてゆく
運転手も嫌だろなー。



2月下旬だというのに、額から汗がしたたり落ちる。トラックがひっきりなしに
爆音を立てて数十センチ横をかすめてゆくので、ハンカチを出してぬぐう余裕も
ない。足元を揺らす轟音が近づくたびに、足を止めて横の手すりをつかむ。悲しい
ことに、この修羅場、「大橋」という名の通り途方もなく長いのだ。先に見える
頂上が中間地点だろう。ううう、まだ先だ。



ここが橋の「頂上」あたり。すごい高さだよね。ほとんど山登りなんだよ。



ううう。ようやく下りになってきた。明らかに寿命が縮まったよ。

ところで、橋のたもとにたどりついたとき、橋の反対側の歩道を歩いて行く人がいた!
それは若い白人女性のバックパッカー。「やめとけー!トラックがほっぺたかすめて
行くぞー!死にそうだぞー!」と呼びかけてやろうと思ったのに、2人の間には次々と
トラックが轟音を立てて行き交っており、声をかけてやる間もなく彼女は行ってしまい
ました。新聞で観光客がトラックにひかれたというニュースも見なかったので、無事
渡りきれたのでしょう。しかし、この歩道はあんまりだよ。。。



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