さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

沙流川歴史館

2024年10月15日 | 北海道シリーズ


昨日に続いて二風谷に歩いてきました。国道の東側には萱野氏の資料館、反対側の
西には町立の二風谷コタンがあります。今日はこっち側を見物。


アイヌ伝統の家々が復元されています。「コタン」とはアイヌの「集落」とか「村」
とか訳されることがありますが、一軒でも、大きな町でもそう呼ばれます。


さすが町立のものはきれいだな。


昨夜は「平取豚」だったので、「平取牛」のカレーを食べました。コタンの景色を
眺めながら食事が出来る観光客向けの食堂です。


さてアイヌの博物館を見る前に、その奥にある「沙流川歴史館」から見てみる。
国土交通省 北海道開発局 室蘭開発建設部という、役所感がプンプンするところ^^;
入場無料。


ガランとして金がかかっていそうなところがいかにもデジャブーw


ダム建設の際に掘り出された発掘物。この他、特に写真に撮る気にならなかった
ダムの役割の説明(工場用水のために建てられたが、その工場は出来なかったという
話はもちろんない)、鮭が登る道はダムの横に確保してある説明(あの汚くなった
ダム湖に鮭が上るのか?)などがありました。


いま流行りのシマエナガ。この近隣の自然についての紹介もありました。ダムは
見事に自然破壊なんですが。。。


平取の昔の写真。こんなのは見て面白かった。


バスで二風谷小学校を通過しました。明治時代、初めて小学校が出来たときは
萱葺きだったのですね~。


それが木造校舎になったと。


このあとボタンを押して上映されるビデオを見ました。「沙流川の自然」系よりも、
「アイヌの神様の伝説」が面白かった。人間界に降りていく神様の代表を決めるとき、
立候補した神様が、「笑わなかったら行ってよし」という試練に挑戦します。
どんな笑い話、おふざけ芸にもムスッと通した神様ですが、最後に男女の痴話喧嘩を
見たとき、そのあまりのくだらなさについに笑ってしまい、逆ギレするという内容
でした。やっぱり最後は下ネタですよねェ~(^益^;


裏のテラスからは沙流川が・・・あまりよく見えなかったぞw