上越線に乗って水上を出ました。さっき越えてきた谷川岳が見えます。「越えた」
というより、列車に乗ってトンネルを抜けてきたわけですが。
渋川駅で吾妻線に乗り換えます。30分ほどの待ち合わせなので、駅前を見るだけ。
特に何もありませんので、ベンチに座っていました。日差しが暖かいよ。
吾妻線に乗ると、通学の学生さんたちがワラワラといました。本当は終点の大前まで
乗ってコンプリートしたい気にもなったのですが、帰りの列車は10分後の折り返しに
乗らないと帰ってこられません。リアル乗り鉄ならばそうするのでしょうが、半日も
乗るだけで帰ってくる気にはならないので、途中の小野上温泉で日帰り湯に入り、
戻ってくることにしました。
しばらくは平野。
軽井沢にあるのとは違いますが、こちらも浅間山というそうです。
上越新幹線の下をくぐっていきました。列車が通ると絵になるけれど。。。
しばらく行ったら通りました。急いでシャッターと切りましたが、見えるでしょ^^
吾妻線は、吾妻川に沿って進みます。そぉ~だ、「あがつません」って読めました?
私は知ってたのに、つい切符を買うときに「あづません」と言ってしまって、駅員さんに
「あがつませんですね?」と訂正されてしまいましたw
小野上温泉駅に到着です。
すぐ近くに「ハタの湯」があります。立派な施設でした。
*HPより画像を転載。
帰りの列車まで約2時間半ほどあるので、ゆっくり入りました。内風呂、露天風呂、
サウナ、水風呂と十分に堪能。内湯で嬉しそうに湯舟の中をスイスイと移動している
ヲジーサンがいました。露天風呂に出ると、この画像の湯が出ているところにその
ヲジーサンは仰向けになり、お腹やヘソ下3寸にお湯を当てて鼻歌を歌っていました。
そのうちぐるりと回転して背中に受け、今度は足を上げて足裏にお湯を当てている。
こちらは熱くなってくると外のベンチに座って涼んでいたのだが、ヲジーサンはずっと
入ってる。そのうちようやく湯舟から出て歩いたら、俺の近くでヨレヨレと崩れ落ちた。
ほとんどスローモーション。へたりとなって座り込み、さらに倒れそうになったところに
駆け寄って支えた。口は開いて目は朦朧。少しのあいだ両手で抱えていて、なんとか
ベンチに座らせました。あんだけ入ってりゃあ俺でものぼせるよー。
先日のつるの湯もここも、80はゆうに過ぎている人たちがたくさんいます。いつ
倒れても不思議でないような人たちが歩いているとちと心配になります。まあしかし、
こんなところでパタッと最後を迎えるとしたら、それは鍵のついた施設や病院で
管をつけられて終わりを迎えるよりはずっとしあわせなのかもしれないと思いました。
あとでたっぷり酒を飲むので、ここはビールではなくソフトクリームにしておきました^^