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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

熱海の~夜~♪

2019年07月04日 | 関東甲信越



さて熱海の町にくり出すぞー。
ん? 「ふらちな会」・・・? 温泉宿で不埒なことをするのかー? (=゜益゜):;*.’:;

すみません、「ふさちな」でしたか。。。 俺のよこしまな欲望が読み間違いをさせたと。

ん?「ラッキング」? "Lack"って、「足りない」ってことか? オツムの足りない
人たちが来てるの? 「しばり首の台」みたいな意味かと思っていた
"Rack"を調べて
みたら、「拷問台にかける; 苦しめる;
〈小作人を〉搾取する; 〈小作料・地代を〉
しぼり取る」って出てるけど・・・?


これも調べてみたら、「保温、保冷の目的で配管に断熱材を被覆すること」なんだって。
そういう業界の人たちが来てたのか^^;



熱海銀座。ひと昔前と違って、人が歩いてる!



さて我々が向かうのは、このような裏町の飲食店街。こちら名物の干物が旨いという
居酒屋に電話をしたら、なんと開店5周年でパーティーをやっており、料理が出ない
ということであきらめたのです。



どこかいい飲み屋がないかと物色。



それなりにあちこち店はあるが。。。



「男の料理 錦」に決めました。



地元の人が集うような店で、浴衣を着た温泉客もやってきて、一時は満席。
こちらは「黒はんぺん」。静岡おでんですねェ。



茄子の揚げ出し。これって材料はシンプルだけど、自宅で作るとなると結構面倒。
居酒屋が大好きだったおっ母さんも、「座っているだけで出てくるから嬉しい」と
よく注文していましたなぁ。



「ひれ酒」を発見したので即注文。ちと寂しい大きさだったけど、この店はすべてが
庶民的お値段なので、それもまた^^;



客が減ってきたら、なんとマスターがギターを抱えてショウタイム!

この店のオリジナル曲、「錦の歌」からスタート。
歌っていたら、カウンターの向こうで奥様が見事な高音で合わせるデュエット!
このご夫婦、もうすんごく寄り添ってる感で当てられましたぞ。



歌詞カードも頂きました^^;

その後リクエストを聞かれ、「熱海に来たなら当然・・・」と言ったところで
マスターも同時に「熱海の夜でしょう!」と意見が一致。「焔、湯煙消えるもの、
知っていたのに燃えました…」イントロのサックスが印象的な曲です。
熱海とくれば不倫かい~。

お父っつあんが酔っ払って「あたみの、よォ~るぅ~♪」と歌っていました。
ちなみに我が両親の新婚旅行は熱海でした。出発の朝、お父っつあんはパーマを
かけていて、髪がクリクリだったそうです。「笑っちゃわなかった?」と聞いたら、
おっ母さんは、「恥ずかしくって、そんな、顔なんか見られなかったわよ!」と
言っていました。純情だったのですねェ。

宿はがらんとした部屋の真ん中に火鉢がひとつ。お父っつあんはすぐにふらりと
何も言わずに部屋を出て、何時間も帰ってこなかったそうです。あとで聞いたら、
「パチンコ屋に行っていた」そうです。

すごいですよね!お父っつあんは、きっと照れてどうしていいかわからず、逃げる
ように部屋を出たのでしょう。そんな人でした。おっ母さんも出て行かれてどうして
いいかわからず、ずっとひとり火鉢の横に座っていたそうです。ひどすぎるw

でもまあなんとか、私は3人兄弟だし、仲良く夫婦生活を過ごしてくれて目出度し!